現在をうろうろ(950)
日本貧窮者経済新聞
 バンドンでの安倍総理の演説の内容は・・・?(2)

 さて、前回の続きです。さて、日本の誓いなんってタイトルが付いた部分ですね。

 【日本の誓い】

 その中で、日本は、これからも、できる限りの努力を惜しまないつもりです。“侵略または侵略の脅威、武力行使によって、他国の領土保全や政治的独立を侵さない”“国際紛争は平和的手段によって解決する”。バンドンで確認されたこの原則を、日本は、先の大戦の深い反省とともに、いかなるときでも守り抜く国であろう、と誓いました。

 そして、この原則の下に平和と繁栄を目指すアジア・アフリカ諸国の中にあって、その先頭に立ちたい、と決意したのです。60年前、インドの農家と共に汗を流し、農機具の使い方を伝え、スリランカの畜産者たちを悩ませる流行病と共に闘うことから、私たちはスタートしました。


 ふむ、これは・・・中国はとりあえずOKで、韓国は・・・?日本は、先の大戦の深い反省の中身ですね。ただ・・・変な文だね?例によって私の頭が変なだけだと思うが・・・

 まず・・・このパラグラフの冒頭の、その中で・・・「その」は何を指す?テロとか、1国だけでは太刀打ちできない事についてか?・・・できる限りの努力をする。

 次の“侵略または侵略の脅威、武力行使によって、他国の領土保全や政治的独立を侵さない”“国際紛争は平和的手段によって解決する”・・・いかなるときでも守り抜く国であろう、と誓いました。

 悪くないですが・・・過去の反省の具体的な内容が無いから、韓国は納得しないのではないかと・・・ただ、この1年の発言内容からすると・・・過去には確かに誓ったけど、果たして今後もその誓いを破らないと言えるのか?というのがね・・・例えば、着上陸奪還・・・これを叫んでも、中国ではそれほど問題ないと思いますが、韓国にとっては・・・日本領だと主張している所に人を置いて実効支配していますから・・・こりゃ、怖いと思いますがね。隠岐とかで演習をやったら・・・懸念心配どころか・・・力による現状の変更の恐怖ですね。

 どうやら・・・中国は多少は理解したのか・・・首脳会談では釘を刺されていましたが・・・どうやら、反省+意思の確認の形が基本的に必要な文化という事なのではないかと・・・

 日本が再びと武力侵略をしないことの確証としての、かつての植民地支配と侵略行為の反省の言葉・・・このセットを文化が要求していると言う事ではないかと・・・植民地支配と戦争を広げ侵略を行った事の認識・・・あのときやってしまった事は元に戻す事はできない、その事を意識し、再び植民地支配や戦争を広げて侵略を行う事は絶対ない!侵略国家から平和国家へ変わった!今後、平和国家であり続ける・・・多分ね・・・周恩来の要讓我寫自己的歴史,我就寫我的錯誤・・・我々は侵略戦争や植民地を二度と欲しない、平和国家と脱皮し、平和国家として生きる。我々は、侵略戦争や植民地を欲した。これは、間違った歴史だから。という事ですかね・・・事実認識による強い決意・・・そうじゃなきゃ信用できない。我々の文化はこのような確約のスタイルを要求しているから・・・なんとなくね。ごめんなさい、二度としません・・・だけじゃ駄目なんでしょう。

 まあ、やっている事の問題がありますから・・・しかし、いつになったら、国内向けの発言と国外向けの発言の差が無くなるかね?これでは、信用されないね・・・確かに、文化の差を意識して使い分けているとも言えなくはないが・・・それでも、違和感がありますからね。

 しかし・・・まさかとは思いますが、なんとなく東條英機の真面目さが戦争を引き起こした気がして・・・その裏で暗躍したのが木戸幸一・吉野信次・岸信介・・・とするならば、戦前から戦後に一貫して流れを生みだす事が可能になる者たちですからね。戦争の恐怖を盾に日本の権益を守ろうとしたが、欧州での本気の戦争の勃発・・・東條英機の登用で、東條英機の真面目さが戦争の火をつけてしまった・・・戦争が起こったのでは商売にならない連中との思惑の差とかね。従って、戦争犯罪に問われるが、それをすりぬけて・・・歴史の審判を受けずに・・・彼らには戦争は終わっていないとか?

 新聞社もそうですが、戦前と戦後に一貫して存在していた物ってのが気になりますね・・・戦争は終わってないと言うより、戦争とは関係なく動いて来たきた連中かね?それならば、反省は無く、より巧妙さを求めて暗躍・・・これって、ちょっと興味深い・・・

 インド・スリランカの協力は何かね?スリランカの畜産者を悩ませる流行病か・・・熱帯医学研究所に関連しそうですね・・・・畜産関連・・・日本脳炎だっけ?インドは・・・昭和30年代だと・・・杉山農園?杉山龍丸の・・・日本政府からの援助は無かった、最後は農園を売り払って資金を作り・・・これぐらいしか思いつかないが、これだと・・・日本政府が無視した事例だから、日本政府を代表している首相が語るべき手柄ではない・・・?ここで挙げている事例は何なのか?気になりますね・・・

 そして、アジアからアフリカへ。日本が誇るものづくりの現場の知恵や職業倫理を共有してきました。エチオピアでは、「カイゼン」のトレーニングプログラムにより、生産性が大幅に向上しています。1993年には、アフリカの首脳たちを日本に招き、互いの未来を語り合う、TICADをスタートしました。

 暦はめぐり、世界の風景は一変しました。最もダイナミックで、最も成長の息吹にあふれる大地。それこそが、アジアであり、アフリカであります。アジア・アフリカはもはや、日本にとって「援助」の対象ではありません。「成長のパートナー」であります。来年のTICADは、初めて、躍動感あふれるアフリカの大地で開催する予定です。人材の育成も、インフラの整備も、すべては、未来への「投資」であります。


 エチオピアのカイゼンは・・・2008年の外務省 第4回アフリカ開発会議(TICAD IV) に端を発するようですね・・・エチオピアのゼナウィ首相がどうもカイゼンという考えをエチオピアに持って行ったような感じですね・・・そして、エチオピア貿易産業省が主導して・・・というような話らしいが・・・

 その後で1993年の話になっている?・・・1993年の会議は・・・細川総理基調演説 あれ?変なの・・・?あれ・・・何で、ここでも3本の矢?

 日本には「一本ずつの矢は折れても、束ねられた三本の矢は折れない。」という格言があります。この格言こそ正にこの会議の精神である「団結」を想起させるものであります。即ち、アフリカ諸国政府の努力、活力あるアフリカ民衆の参加、そしてそれを支える援助国及び国際機関の支援という三本の矢があれば、現在アフリカが直面している問題も必ずや解決の糸口が見出せるものと私は確信しております。
 最後に、この会議の成功に向けて、ご参列の皆様の深い御理解と御支援を賜りますようお願い申し上げます。

 何で?三本の矢かね?他に言い回しは無いのかね?というより・・・3本も条件を立てると、その利害などで上手くいかないようなパターンが多いような気がしてね。足並みをそろえるのが難しいとか・・・3つの条件をバランスよくというのは、それ自体で既に困難であると言う事なのか?なんってね・・・というより、3つのものを1つのきちんとした縛りで束ねると上手くいくという事のような気がしてね・・・

 アフリカ開発会議や・・・この手のやつで良く見かける文言が・・・日本の強みを活かした国際協力・・・とかですが、日本の強みって何?・・・ODAが中心で経済力を生かしたもの・・・問題は金が無いのに、未だにバラマキ中心の国際協力しかできたいないような感じですね。人的・文化的貢献って話が無くて・・・金を出すだけというのでは?何のために金を出すのかを間違えるから、死人まで出る始末なのか?なんってね・・・目先の事に金を使っているようでは本質を失うのではないかと・・・

2015.04.24

  

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