現在をうろうろ(920)
日本貧窮者経済新聞
 村山談話と反省と・・・?

 中国で言う反省と日本で言う反省と、韓国が言う反省はなんだか微妙に意味が違うような気がしてきましたね。同じ漢字文化を共有するはずなんですが・・・言葉は難しいのではないかと・・・反省の段階ってのは・・・やってしまった事実の認定・・・次に、その事実の評価・・・そして、評価に基づく対応ですね。

 反省は、別段悪うございましたではないですから。しまった!やってしまった!・・・XXが失敗!・・・今度からYYしよう!・・・やっちまったことから教訓を引き出す精神的な作用とでも言えば良いのかね?

 村山談話でも精査してみるか・・・反省は内心を表す言葉によって明瞭になるはずですから、そのあたりを重点的に・・・

 先の大戦が終わりを告げてから、50年の歳月が流れました。今、あらためて、あの戦争によって犠牲となられた内外の多くの人々に思いを馳せるとき、万感胸に迫るものがあります。

 ああ、私は技巧的な文章は分からない・・・万感胸に迫るものがあるなんて言われても・・・何が胸に迫って来るのか?共有できていないので、この文章の意味は不明です。まあ、犠牲になられた人に言及していますから・・・残念な思いとかになるのでしょう・・・殺してしまった・死なせてしまった・・・政治家の判断で、国民を兵士という名の人殺しに仕立て、人を殺させ、その報いとして殺されるようにしてしまった・・・政治家として、戦争などというものを選択するものではないという思いですかね?万感と言われても、具体性が欠けますから・・・悪く考えると、単に同情を買っているとか?そうだね。と言ってもらいたいための常套句・・・思いを共有している事が前提ですね。この文は、事実上意味を持たないから、時候の挨拶みたいなものですね。

 敗戦後、日本は、あの焼け野原から、幾多の困難を乗りこえて、今日の平和と繁栄を築いてまいりました。このことは私たちの誇りであり、そのために注がれた国民の皆様1人1人の英知とたゆみない努力に、私は心から敬意の念を表わすものであります。ここに至るまで、米国をはじめ、世界の国々から寄せられた支援と協力に対し、あらためて深甚な謝意を表明いたします。また、アジア太平洋近隣諸国、米国、さらには欧州諸国との間に今日のような友好関係を築き上げるに至ったことを、心から喜びたいと思います。

 平和と繁栄のために尽くした事に対する心からの敬意ですから、こいつは明瞭ですね。また、後半はアジア太平洋近隣諸国、米国、さらには欧州諸国との間に今日のような友好関係を築き上げるに至った・・・あんなにひどい事をしても付き合ってくれているわけですから、感謝を越えて喜びとなっても良いでしょうね。

 平和で豊かな日本となった今日、私たちはややもすればこの平和の尊さ、有難さを忘れがちになります。私たちは過去のあやまちを2度と繰り返すことのないよう、戦争の悲惨さを若い世代に語り伝えていかなければなりません。とくに近隣諸国の人々と手を携えて、アジア太平洋地域ひいては世界の平和を確かなものとしていくためには、なによりも、これらの諸国との間に深い理解と信頼にもとづいた関係を培っていくことが不可欠と考えます。政府は、この考えにもとづき、特に近現代における日本と近隣アジア諸国との関係にかかわる歴史研究を支援し、各国との交流の飛躍的な拡大をはかるために、この2つを柱とした平和友好交流事業を展開しております。また、現在取り組んでいる戦後処理問題についても、わが国とこれらの国々との信頼関係を一層強化するため、私は、ひき続き誠実に対応してまいります。

 私たちはややもすればこの平和の尊さ、有難さを忘れがちになります。私たちは過去のあやまちを2度と繰り返すことのないよう、戦争の悲惨さを若い世代に語り伝えていかなければなりません。・・・まともじゃないですか。戦争は悲惨なものである。平和は尊い・・・過去の戦争を引き起こした事・・・過ちを認めているわけです。そして、決意・・・二度と戦争をしないように、戦争の悲惨さを伝える・・・戦争によって起こる悲惨さの1つの例として、死んだ殺されたという過去の事ではなく、現在にも続く・・・従軍慰安婦という者の存在・・・これも、戦争によって起こった悲惨さの1つであるわけですね。このような人を作りださないために・・・戦争の後遺症は戦後70年の今も残っている・・・それにもかかわらず・・・戦争のできる国づくりをしようとしているなら・・・村山談話の、この部分に反する行為をしている事になるわけですね。

 認めなければならない事は、戦争は悲惨なものである事・・・そして、戦争は過ちであって、二度としてはならない事。戦争の悲惨さは単に人が殺し・殺される事ではなく、広い範囲の人権の侵害を伴うという事ですね。馬鹿な政治屋の宣戦布告で始まる戦争・・・今現在だと、安倍晋三総理大臣の決断でその戦争が始められますね。その、戦争の開始を宣言する地位にある者が・・・戦争のできる国を作るような事を言えば・・・この時点で戦争犯罪人ですからね。戦争は受けて立つものなのか?戦争は仕掛けるものではないかと思いますが・・・戦争を仕掛けてきたら、自衛のために戦う事になる・・・自衛のために国内に攻め込んできた敵に対して戦う国なら良いですが・・・世界には国防軍を持つ国はありますが、侵略軍はもっていないはずですからね。

 しかし、積極的平和主義の軍隊はどうやら・・・自由・民主の旗の下世界中どこへでも外征する軍のようですからね・・・基本的価値観を共有していたはずの国が格下げにあったりと・・・これでは、村山談話にあるアジア太平洋地域ひいては世界の平和を確かなものとしていくためには、なによりも、これらの諸国との間に深い理解と信頼にもとづいた関係を培っていくことが不可欠と考えます・・・というのはまるで考えていないのでしょうね。日本国憲法の前文の・・・平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。・・・これなどは否定されてしまったような記憶が・・・平和を愛する諸国民がもつであろうと考える「公正と信義」に信頼して・・・公正と信義が・・・人間相互の関係を支配する崇高な理想なのでしょうね。・・・モーセの十戒にも通じるもの・・・殺してはならない。姦淫してはならない。盗んではならない。隣人に関して偽証してはならない。隣人の妻を欲してはならない。隣人の財産を欲してはならない。・・・公正と信義の最低限のラインかね?

 一度壊れた信頼関係を再構築するには?先ずは・・・話をさせてもらう事ができるかどうか・・・話ができるようになったら・・・信頼関係の醸成・・・信頼関係が壊れるに至った理由の究明を行い、原因となる物を除去ですね。軍隊がある事が問題ではない・・・軍を運用する人間の資質の問題ですね。危険な武器があるわけではなく、武器を使う危険な人間がいる事が問題なだけですね。自衛隊法 第七条  内閣総理大臣は、内閣を代表して自衛隊の最高の指揮監督権を有する。・・・というわけで、内閣総理大臣が危険であるか無いかの問題ですね。

 いま、戦後50周年の節目に当たり、われわれが銘記すべきことは、来し方を訪ねて歴史の教訓に学び、未来を望んで、人類社会の平和と繁栄への道を誤らないことであります。

 さて、困った・・・人類社会の平和と繁栄への道を誤らないこと・・・戦争を始めない国になる事ですね。侵略があれば断固として戦うが・・・単なる脅迫には屈しない、怯えて軍を使う事はしない事が大切ですね。テロに屈しないというのは・・・テロの恐怖で自分たちが正しいと信じている事を変えない事ですからね。決して、一緒になって恐怖を振り撒く・・・テロと武器で戦う事ではないですからね。どうも、このあたりが・・・私と、偉い人たちとの感覚の違いのような気がしますが・・・

 武器とか好きな政治屋君には困りますね。平成27年4月10日 第49回 国家公務員合同初任研修閉講式 安倍内閣総理大臣訓示 平成27年 総理の演説・記者会見など 記者会見 首相官邸ホームページ

 大江は、国際ルールに対する深い見識を武器に、堂々と正義を貫きました。慎重な審理を経て、「自然の正道(せいどう)に反する」。こう述べて、中国人全員の解放を決定しました。

 国際ルールに対する深い見識以前の・・・国際法の法源に当たる「自然の正道」の正しい認識が世界の支持を得た・・・武力に勝る力ですね。「自然の正道」である正義を貫くのに武器は必要としない・・・我が国の憲法の前文には・・・

 政治道徳の法則は、普遍的なものであり、この法則に従ふことは、自国の主権を維持し、他国と対等関係に立たうとする各国の責務・・・ってね・・・「自然の正道」である正義を貫く事が責務なんです・・・これを行うペンは剣よりも強い事になるわけでね。口先だけのハッタリ政治屋は軍隊力が欲しくなる・・・正義なんってものは意識の中に欠片も無いから・・・国益と称して気になるのは自分の利益だけでしょうからね・・・我が国の憲法は・・・われらは、いづれの国家も、自国のことのみに専念して他国を無視してはならない・・・とも言いますから・・・余計困って改憲を望むのでしょう。どうも、演説は原稿を読むからできるけど・・・普通の会話は苦手なのかね?それで、インタビューでイヤホンを外して演説をぶったとか?
 
 わが国は、遠くない過去の一時期、国策を誤り、戦争への道を歩んで国民を存亡の危機に陥れ、植民地支配と侵略によって、多くの国々、とりわけアジア諸国の人々に対して多大の損害と苦痛を与えました。私は、未来に誤ち無からしめんとするが故に、疑うべくもないこの歴史の事実を謙虚に受け止め、ここにあらためて痛切な反省の意を表し、心からのお詫びの気持ちを表明いたします。また、この歴史がもたらした内外すべての犠牲者に深い哀悼の念を捧げます。

 植民地支配ってのは・・・モーセの十戒の隣人の財産を欲してはならない。に反し・・・戦争は・・・殺してはならない。姦淫してはならない。盗んではならない。隣人に関して偽証してはならない。隣人の妻を欲してはならない。隣人の財産を欲してはならない。に合法的に近付く状態を作りだすわけですからね・・・戦争だから・・・許されるものではないという心からの反省があれば・・・戦争を二度としないという誓いの裏付けになる・・・

 敗戦の日から50周年を迎えた今日、わが国は、深い反省に立ち、独善的なナショナリズムを排し、責任ある国際社会の一員として国際協調を促進し、それを通じて、平和の理念と民主主義とを押し広めていかなければなりません。同時に、わが国は、唯一の被爆国としての体験を踏まえて、核兵器の究極の廃絶を目指し、核不拡散体制の強化など、国際的な軍縮を積極的に推進していくことが肝要であります。これこそ、過去に対するつぐないとなり、犠牲となられた方々の御霊を鎮めるゆえんとなると、私は信じております。
 「杖るは信に如くは莫し」と申します。この記念すべき時に当たり、信義を施政の根幹とすることを内外に表明し、私の誓いの言葉といたします。


 ふむ・・・基本的な価値観を共有しない者とは話したくない、武力で脅かしてでも自由・民主を押しつけるとかやってますからね・・・国際協調も、仲良しクラブの中での話になっているような?政治屋君に対する信義は無いと思った方が良いという事か・・・村山総理大臣談話 外務省のサイトにあるのはなぜ?首相官邸のサイトの検索には 戦後50周年の終戦記念日にあたって では検索に引っかからない・・・村山談話 で10項目・・・あまり首相官邸では語られないものなのか?ちょっと気になりますね。杖るは信に如くは莫し・・・漢文だと 杖莫如信 春秋左氏伝の襄公8年が出典かね?これって・・・左氏伝を踏まえての発言だったのかね?ちょっと気になります・・・近代デジタルライブラリー - 春秋左氏伝. 第2巻 106コマ 冬の所ですね・・・次のページの・・・杖莫如信,完守以老楚,杖信以待晉,不亦可乎・・・まあ、いいか・・・小国は・・・

 色々な事を、中華文明に負っているのでね・・・漢文を使っての発言は怖いね・・・

2015.04.12

  

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