現在をうろうろ(911) ソマリアでの羽振りの良さそうな新しい街は・・・?(2) さて、前回の続きで・・・何で、エチオピヤとのつながりがあるかが気になるわけです。一応・・・ダロッドの一族は昔からソマリア北部に住んでいるが、一部の人はソマリア南部のとりわけ首都モガディシュ近郊に住んでいる。ソマリア国外にも多く、エチオピアソマリ州やケニア北東州、イエメンにもダロッドの支族が住む・・・こんな風に言われていますから、関係はあるわけです。 この一族は・・・イスラーム教の開祖ムハンマドの叔父であり保護者であったアブー=ターリブの息子4人の2番目の息子のアキル・イブン・アビ・タリブ (Aqeel ibn Abi Talib) の末裔であるとされ、ダロッド族は自身の先祖がハーシム家と縁が深いと考えているらしい・・・従って、ヨルダン・ハーシム王国との関係も考えられるが・・・ なんとなく気になるのは・・・大ソマリア主義の台頭、そして・・・1975年ごろのソ連が関与しての遊牧から、移住民による農業・漁業の導入・・・こんな感じですかね。ただ、この際の移住はソマリア南部のようです・・・漁業は?気になるわけですが・・・沿岸漁業なら・・・海の無いエチオピヤでも・・・かなり大きなジーウェイ湖とかありますから・・・湖の湖岸の街ジーウェイ・・・座標・・・ 7°56'16.47" N 38°43'24.48" E ここ・・・右のような類似の家屋が並んでいます。先に上げたのはエチオピアの首都アジスアベバの南の方の街でこの場所よりかなり北方ですが・・・このあたりは、この手の住宅での集住が流行りのようですね。 興味深いのは、ジーウェイの南の街 Adami Tullu ここはちょっと興味深い・・・座標・・・ 7°52'00.59" N 38°42'21.47" E ここですが・・・ メインストリートの北と南では土地の利用の仕方が違う・・・北側ではジーウェイの街と同じ形の家屋の形態、南はまるで違った土地利用ですから・・・これって、明らかに文化の違いでしょう・・・ まだ、ざっとしか見ていませんが・・・ジーウェイ湖の西の方の Butajira の街などもジーウェイの街と似た家屋群が並んでいます・・・ というわけで、どうやら・・・母船式漁業・海賊業?の街はエチオピアのジーウェイ湖の漁民の可能性が高いのではないかと・・・なんとなく、1977年から1988年の大ソマリア主義を掲げて戦われたオカデン戦争によっての移住者とか・・・これで、ソマリアからソ連が手を引いて、米国が・・・ソ連が押すエチオピアと米国が押すソマリア・・・そのオカデン・・・しかし、ジーウェイの街はちょっと大ソマリア主義の範囲には入らない・・・ 建物の構造は文化・・・生活とのかかわりが大きいですから・・・そして、建築の様式もね・・・私は節操がないから、面白いと思うと、直ぐに取り入れて文化的な雑種になってしまうので・・・違うという事を面白がるか、違う事で軽蔑・排斥するかの違いですね。価値観が共有できないと排除しちゃう人間が多いようで・・・困ったものですが・・・ しかし、気になる土地利用形態・・・どうも、エチオピアでも色々な形態があるような感じですね。L字型の家を基本とした集合住宅的なものとか・・・これらの家の形態の違いは何に基づくのか・・・現状では不明ですが・・・ただ、形態の整理が行われている・・・母船式漁業・海賊業?の街・・・気になります。 ソマリアでの集住の例は・・・右のようなベルベラの街・・・座標・・・ 10°26'46.62" N 45°00'47.30" E に見られますが、形態は逆ですね。中庭の形になっている・・・明らかに別系統のものです。 あった・・・前回から気にしているユニット化されているもの・・・しかし、隣のジブチで、しかも集合住宅として開発されています。・・・座標は・・・ 11°33'38.09" N 43°04'20.15" E ここです。明らかに開発業者の手になるものですね・・・ 左のような2種類の建物が建設されています。連続した基礎を持つやつと、構造的には似ているが独立した基礎で壁を共有する物の2種類ですね。 ロールオーバーにしてありますから、マウスカーソルを上に持って行けば屋根がついた状態になります。あちゃ・・・道一本ずれちゃった・・・まあいいか・・・ どうやら、この住宅のうち戸建風に見えるのは、右のように4つの住宅がくっついた奴が連続しているという事のようです。1ユニット55坪で居住部分の面積は5.5坪庇が出てベランダがあるのか?、物置は2坪ほどですかね? 結局は居住部を倍の広さに増築するので・・・土台を繋いで床を張り通しの屋根という形態に落ち着いたという事ですね。 そして、例の母船式漁業・海賊業?の街は・・・2X4によらない簡易な建物として作られているような感じです。 この街に同系の建物は・・・ありますね・・・座標・・・ 11°33'10.56" N 43°06'01.37" E 右のが2002年の画像ですから・・・こちらの建物の方が、例の母船式漁業・海賊業?の街の建物に近い・・・この建物は右の学校と思われる建物とともに作られたような感じですね。 右の建物群は左の写真ののようなものですね。なんとなく作りは分かりました・・・平屋の低価格集合住宅か・・・ ジブチのバルバラの建物がオリジナル?この建物の本家はどこなのかね?というか・・・例の母船式漁業・海賊業?・・・これが、海賊業だとすると、この不動産開発を行った企業との関連が疑われますが・・・?まさか・・・ 2015.04.09 |
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