首相の訪米と、誠意を見せるための何かは・・・？

現在をうろうろ（899）

　首相の訪米と、誠意を見せるための何かは・・・？

　紙幣が紙屑に近くなっているのは、都市より地方での実感が強いのでは？・・・どうも、給与は上がらない、物価は上がるで地方の疲弊状況はかなりひどくなっているのではないかと・・・いま怖いのは円安・株安・・・これだと厳しい・・・インフレ分を株で稼ぎだしているのが追いつかなくなりますからね。

　さて、前回の続きで・・・政治屋君の日程の問題ですね・・・4月27日から30日はワシントンDCのようですから、ワシントンのあたりの・・・ここへ行くと、米国民に好印象を持たれそうな場所をチェックしてみようというわけで・・・

　4月29日はアメリカ議会での演説か・・・昼ごろの演説なら・・・まさか3時からじゃないでしょうね？・・・この日の朝のお勧めは第二次世界大戦記念碑ですかね。・・・座標は・・・

　38°53'21.96" N 77°02'25.52" W　ここですね。この記念碑は2004年4月29日に一般公開となり、この年の戦没者追悼記念日（5月の最終月曜日）の2日前にあたる2004年5月29日、アメリカ合衆国第43代大統領ジョージ・ウォーカー・ブッシュによって記念碑の除幕式が正式に行われた。

　こんな具合にWikiに出ていますから、なんとなくふさわしいような気がしてね・・・しかし、何故4月29日に一般公開したかね？・・・私も、ここへ行ってみたいですね・・・目的は・・・Kilroy was here　ここにあるというこいつを見たくてね

　戦没将兵追悼記念日・・・米国の南北戦争での戦死者の追悼から始まったものですが・・・

　ほい、4月29日というのはどうやら・・・北軍の将軍でもあったジョン・アレグザンダー・ローガンは、南軍が 4月25日から6月中旬まで、南部の州でそれぞれ決まった日に自軍の死者を称える方法に感銘を受け、北軍にも同じような日が必要であるとして、1866年4月29日、イリノイ州カーボンデールの墓地での記念祝典の主講演者として講演を行います。そして、この日を日を国民の祝日にするために、1868年5月5日に退役軍人の団体、グランド・アーミー・オブ・ザ・リパブリックの代表者として、この日を「デコレーション・デー」として全国的に祝おうという声明を出します。結果として、戦闘の記念日とは関係の無い5月30日に戦死者を祝う事になります。

　Wikiの日本語版から起こしましたが・・・4月29日の件は英語版では見られませんね・・・Memorial Day In Memory of Our Honored Dead　これでも特別に4月29日の言及はないですね・・・

　・・・そう言えば、東京裁判の起訴状は起訴状の提出は1946年4月29日でしたね・・・こちらの可能性も高いような気がしますが・・・

　あとは、abeがabeを訪れるのも良いかもしれませんね・・・リンカーン記念館・・・第二次世界大戦記念碑から900ｍ程ですかね。朝の散歩には良いのでは。奴隷に思いを馳せるのも良いでしょうね・・・キング牧師の演説の場所とか・・・公民権運動などにも思いを馳せるのも良いでしょう・・・

　他には・・・米議会図書館も良いかもしれませんね。2014年9月10日 - 2016年1月2日の間に1964年の公民権法：自由のための長い闘いをやっていますからね。人権についてお勉強するのも良いのでは・・・ついでに独立宣言書のコピーを買って、人権に関するお勉強のし直しも良いかもしれませんね。

　自民党の憲法草案は・・・人権の制限を行う文明国として恥ずかしい内容のものですから。Exhibition - Declaring Independence Drafting the Documents Exhibitions - Library of Congress　

　アメリカ議会図書館は・・・ネット上のは良く利用していますね・・・映画とかもあるし・・・なかなか便利。

　私もワシントンに長期滞在がしたいですね・・・博物館に入り浸って・・・まあ、実物を見る必要はあまりないのですが・・・でも・・・スケール感の問題ですね。それと、展示のつながりで何か新しい知見が得られるかもしれないですからね。

　ワシントンの周辺だと・・・アーリントン国立墓地なんってのもありますが・・・どうも、この墓地は苦手ですね・・・膨大な数のご遺体が埋葬されています・・・主に戦死者・・祭神とか、そういった抽象的なものではなく・・・戦争によってこの周辺に埋葬された死体の山・・・そんな風に感じちゃうので・・・戦争はするべきではない・・・

　自軍で訓練された元兵士の卓越したライフルの腕前によって暗殺されてしまった、J.F.ケネディーも埋葬されていますね。右の写真のサークルの上の四角の部分に墓があります。

　戦争は、死体を量産する場でもありますから・・・兵士だけで300万人も作ると・・・どんな面積の国立墓地を作らなければならないか？1人あたり2平方メートルとして・・・600万平方メートル＝6平方キロメートルか・・・通路や付帯設備を考えると軽く10平方キロメートルほどになる・・・この規模の国立墓地を準備して大東亜戦争規模の戦争を企画すれば良いか・・・

　左の写真の赤い円内が10平方キロメートルですから、凄い国立墓地が作れますね。皇居や明治神宮の杜より遥かにデカイ・・・靖国神社の祭神が250万柱ぐらいですから・・・戦争はこれだけの地に戦争での死者を埋葬する必要が出て来る事になりますね。

　まったく、戦争のできる国にするなんって・・・まあ、アーリントン国立墓地も3平方キロメートルぐらいの敷地面積があって30万程の墓がありますから・・・靖国神社はコンパクトで良い事になるのか・・・比較にはなりませんがね。墓と祈りの場ですから・・・

　しかし、10平方キロメートルの大霊園・・・墓参が大変ですね。海外領土の無い日本が自衛権を行使するようになると、本土決戦ですから・・・戦争によって殺される人間の数は桁違いになるかも？どうも、現実的に考えると凄い事になってしまう・・・まあ、政治屋君の戦争は死者の出ないような、ハッタリ戦争観なのでしょうが・・・現実は厳しいと思われますね。

2015.04.06