現在をうろうろ(891)
日本貧窮者経済新聞
 中国の世界観ってのは・・・交易路とその支配力・・・?

 さて、一帯一路政策の話が出てきました・・・交易路の話ですね。多分、私の妄想では、この政策のための・・・各国の国内の交通インフラを強化するための資金として、アジアインフラ投資銀行を設立するような気がします・・・交通路を支配するものが事実上その地域を支配するから・・・通商路は基本的に、その国の管理下に置かなければならない・・・中国は直接投資はできない・・・港湾施設は、外の世界との接点に過ぎないから中国の直接投資が可能だったが・・・高速道路と鉄道は別物という認識なのでしょう・・・そして、各国の意識を高めるための・・・・アジアインフラ投資銀行構想・・・これを通じての融資により、各国が主導権を握っての通商路の建設ですね。これが、私の妄想・・・

 2013年に、私はカザフスタンとインドネシアを訪問したときに、それぞれシルクロード経済ベルトと21世紀海上シルクロードを建設するという協力提議を出した。「一帯一路」の協力提議は各方面の共同利益と一致し、地域と全世界の協力潮流に順応する。

 中国は資金援助しても通商路を造りだしたかった事は明白ですね。カザフスタンの鉄道の高速化の話でしょうね・・・カザフスタンは2011年ごろから高速鉄道計画を検討していましたね・・・当初は、首都のアスタナからアルマトゥイの間を結ぶ鉄道をフランスの企業とやっていました・・・路線の全長は1011kmで、首都のアスタナからさらに西進してモスクワまで・・・アスタナからモスクワの線型は悪くないですね・・・そこで、アスタナとアルマトゥイの間の巨大なバルハシ湖を越えての5時間半の路線・・・やがてこの高速鉄道も中国につながる・・・どうやら話題にはなっていませんが中国国境からアルマトゥイに向かう高速鉄道の路盤と思われる物が整備されつつありますね。・・・ん?違う・・・国境を越えたパイプラインかね・・・どうやら、原油と天然ガスのパイプラインが敷設されている・・・こりゃ、中国の国境を精査しなきゃだめじゃん・・・

 カザフスタンに関する情報を収集する必要がありますね。あと、中国のイランへの投資かな・・・冗談抜きで世界は大きく変わるような気配が・・・カザフスタンがエネルギー資源と交通のハブになるのかね?中国と欧州を結ぶ事になるから・・・iron silk road か・・・

 2014年に上海近郊からスペインまでの直通の貨物列車の試験運転は、それなりに話題性があったのではないかと・・・21日で行ったわけですから・・・コンテナ船より早い・・・

 う・・・報道を眺めていて・・・不思議な句・・・賃上げの花が舞い散る春の風・・・まさか、散るのかね?まあ、あまり考えていないのか?賃上げの花は舞い上がらないと・・・支持率の花が舞い散る春の風・・・こんな風に詠まれたらどのように感じるかね?

 賃上げの花が舞い散る春の風 ・・・私の印象だと、賃上げの花は、気まぐれな春の風で上がるところもあるが夢と散るところもある・・・賃上げの基本は儲かっているかどうかですから・・・さらに悪く取ると・・・春の風で、舞い上がると思ったら、やはり世の常の風・・・気まぐれで夢は散ってしまった。散った先は・・・地に落ちる・・・こんな風に考えると、支持率の花が舞い散る春の風・・・ふむ、悪くない・・・それより、春の嵐で翻弄されるのではないかと・・・米国議会でどんな演説をするのやら?怖いのは、アメリカ協調主義による積極的戦争の恐怖による平和主義を基調に語る場合ですね。所謂、国際協調主義に基づく「積極的平和主義」の立場から,同盟国である米国を始めとする関係国と連携しながら,地域及び国際社会の平和と安定にこれまで以上に積極的に寄与していかなければならないとの国家安全保障の基本理念・・・

 多分、かなりの国が離れて行きそうな気がしてね・・・抑止力を強化し、我が国に脅威が及ぶことを防止する。日米同盟の強化、パートナーとの信頼・協力関係の強化等により地域の安保環境を改善 し、脅威発生を予防・削減する。・・・これが、積極的平和主義の核心部分ですから・・・しかし、どうもやっている事がちょっと変・・・米国の戦略を越えた装備を持とうとしているようにしか思えない・・・ヘリ空母はOK、強襲揚陸艦は不可でしょうね・・・しかし、強襲揚陸艦の導入に関しての調査を予算化していますね・・・これでは、あまり宜しくない・・・周辺国が、かつて侵略された国々が恐れる・・・恐怖の再来・・・という事でしょうね。さて・・・

 「一帯一路」の建設は共に検討、共に建設、共に享受する原則を執っていて、中国の独奏ではなく、沿線各国によるコーラスである。「一帯一路」の建設は現在存在している地域の協力メカニズムと提議に替わるのではなく、現有の基礎の上に、沿線各国の発展戦略の相互結合と相互補完を推進する。現在、すでに60あまりの沿線国家と国際組織は「一帯一路」建設の参与に積極的な態度を示した。「一帯一路」の建設も、アジアインフラ投資銀行(AIIB)も開放的であり、我々は沿線の国々とアジアの国々が積極的に参与することを歓迎する。

 なるほど・・・沿線各国の協力ね・・・特に、鉄道は利権が大きいですから・・・古い例では南満州鉄道とかね・・・ああいった方式での建設は無理ですね。挙句の果てに事件を起こして戦争だ!じゃね・・・悪しき前例を沢山作っていますからね。満鉄などの基本的な経営方針などはまともだと思いますね。軍隊だって日本の軍隊はまともだと思います・・・しかし、軍人政治屋、政治屋は駄目ですね。こいつらの慾望が・・・無茶苦茶にしてしまう・・・日本型のリーダーシップってのは昔も今も基本は変わっていない・・・ただのハッタリ政治屋・・・官僚が優秀だから政策として成り立つが・・・戦争とか言いだすと・・・やはり本気になる・・・人権が蹂躙される戦争では・・・ヤクザなども、戦争だからとかなりの無茶苦茶をするようになる・・・だから戦争はしてはいけない。

 なんとなく、私も由緒正しい日本人だから・・・日本人って危ないのかなぁ〜なんって、なんとなく自覚しちゃいますからね・・・かなり心配・・・

 「一帯一路」の建設は地域国家に確実な利益をもたらす。各方面の共同の努力で、「一帯一路」建設のビジョンと行動の文書はすでに制定され、アジアインフラ投資銀行の準備・建設作業は実務的な一歩も踏み出し、シルクロード基金はもう順調に起動され、インフラの相互接続項目はもう穏やかに推進されている。

 どうやら、私の認識とほぼ重なっているらしい事が分かりますね。どうやら、日本が中国に対して戦いを挑む準備をしている間に、中国は友好関係を多くの国と築いているという事のようですね。どうやら、世界の秩序自体が変わりそうな気配ですね・・・イスラム世界も、ヨーロッパの侵略が無ければ平和だった・・・アジアも・・・そして、ヨーロッパの真似をする日本も・・・ヨーロッパは冷戦の恐怖の中で・・・侵略戦争は1975年のヘルシンキ宣言で放棄しましたからね・・・そして、EUと中国が近い関係になる・・・交易によって中国とロシア・・・そして、イスラム世界が・・・

 運命共同体に歩んでいくには、違い文明の交ぜ織り、交流と勉強し合うことの堅持が必要だ。今日のアジアは、多様性の特色は依然として鮮明し、違う文明、違う民族、違う宗教が交ぜ織り、共同で多彩なアジア大家族を構成する。違う文明、違う発展のモードの交流対話を促進し、競争比較の中で長所を取り入れ短所を補い(互いに勉強するよう)、交流と勉強し合うことで共同で発展すべき、文明、交流と勉強しあうことに各国人民の友誼の橋、人間社会の進歩を推進する原動力、世界平和を守る絆になるようにさせる。

 アジアのみならずユーラシア・アフリカ・・・鉄道で結ばれ高速道路網ができたら・・・全ての道は全ての国に通ずるようになったら・・・危険な国家として孤立するのは・・・日米になるのかね?イギリス連邦・スペイン語圏・ポルトガル語圏・・・あたりは多分・・・欧州に靡く・・・可能性はありますね。ウィンウィンは魅力的な言葉ですから・・・国益のための日本は流行りそうもない・・・

 そうか・・・中国の鉄道や道路網は・・・網だね。全ての道が北京に通じるわけではない・・・全ての道は全ての地域に通じる・・・支配のための道ではなく交易の道の意識が強いのか?鉄道にしても・・・都市を越えて国と国を結ぶ・・・壮大だね。EU・ロシア・中国・イスラム圏の統合か・・・陸上交通が盛んになったら、海を支配するアメリカ様の出番は無い・・・それで、アメリカ様は大陸に橋頭保を確保するための機動揚陸プラットフォームを考えるというわけか?

2015.04.02

  

関係ないが興味深いもの
 今回は無し

時々チェックすべきもの

 首相官邸ホームページ
 The White House
 U.S. Department of State
 United States Department of Defense (defense.gov)
 世界のビジネスニュース(通商弘報) - ジェトロ

 聯合ニュース
 AJW by The Asahi Shimbun
 日刊ゲンダイ
 List of national newspapers - Wikipedia, the free encyclopedia
 一般社団法人 日本経済団体連合会 - Keidanren

 外国人投資家動向チャート

 International Institute for Strategic Studies IISS
 Chinese Military Review
 外邦図 デジタルアーカイブ - GAIHOZU Map Digital Archive
 近代デジタルライブラリー - 検索結果 日露戦役写真帖
 近代デジタルライブラリー - 朝鮮旅行案内記
 近代デジタルライブラリー - 朝鮮港湾要覧
 近代デジタルライブラリー - 検索結果 朝鮮群書大系
 近代デジタルライブラリー - 朝鮮鉄道旅行便覧
 近代デジタルライブラリー - 検索結果 新興産業の基礎知識
 近代デジタルライブラリー - 地方行政区域名称一覧
 近代デジタルライブラリー - 朝鮮各道府面間里程表
 近代デジタルライブラリー - 検索結果 最近に於ける注目すべき発明考案
 近代デジタルライブラリー - 検索結果 国産機械図集
inserted by FC2 system