現在をうろうろ(886)
日本貧窮者経済新聞
 高高度で核ミサイルを迎撃すると・・・?

 さて、どうも不思議なものが世の中にあって・・・米国の高高度防衛ミサイル;THAADというやつが、韓国に配備されるとかされないとか?このミサイルは・・・名前の通り高高度から落ちて来るミサイルを迎撃するために作られたやつですね。従って・・・韓国に高高度から飛来するミサイルを予定している・・・迎撃高度40〜150kmぐらいの高さのものを予定していますね・・・韓国へ高度数百キロメートルもの高さまで打ち上げて落とすとなると・・・どこから飛んでくるミサイルを想定している?

 どうも私の頭では理解しにくいというわけです。まあ、V2ロケットだって高度100km程に到達しますから、数百キロメートルの所からの弾道弾に対応できるという事なのでしょうが・・・データが不足・・・防衛省に資料があったような・・・弾道ミサイル防衛 - 防衛省 

 ふむ・・・600km程度の距離で高度200km、1300km程度の距離で高度300km・・・かなり高い所を飛ぶものだね・・・ほぼ真上から落ちて来るような弾道を取る事になりますね・・・

 ふむ・・・ソウルを中心に600kmの円を描きましたが・・・これが、戦略ミサイルの話で・・・戦術ミサイルだと、高高度を飛ぶ事は無い・・・600kmは北朝鮮の先にある・・・従って、中国からの弾道ミサイル対策を考えている事になりますね。高度40kmになるのは600km彼方から発射して最高高度200kmに達するという条件となると・・・570kmぐらい飛行したところですね。

 ふむ・・・目標から30kmで高度40kmで迎撃という事になるのか?なんだか、この手の計算は以前にもやった気がしますね・・・高度150kmだと・・・450km飛行して目標まで150km・・・ソウルは北朝鮮に近すぎる・・・と思ったのは・・・私は悪い事を考えてしまうからなんですね・・・迎撃ミサイルに迎撃されるのは面白くないと思ったから・・・迎撃ミサイルを探知できるか・・・再突入ですから・・・ミサイルのコーンはかなりの温度・・・迎撃ミサイルを探知できるなら・・・自爆・・・恐怖が振り撒ける・・・迎撃された場所から半径400kmの圏内で核爆発を見る事ができるはずですね・・・まあ、迎撃ミサイルの当たり方次第では同じ事が起こりそうな気がしてね・・・高い空に大火球が・・・

 これを見て、戦争の継続を望むかどうか・・・都心から30kmの円を描いてみました。この円上のどこかで核ミサイルが迎撃され、半径400kmの範囲の人がその大火球を見るとするなら・・・音もかなりの距離まで到達しそうな気もするし・・・放射線障害は死には至らないが、ちょっとひどい日焼け程度の熱傷と・・・放射性降下物か・・・

 国民の士気は迎撃に成功しても、このパターンでは非常に下がりそうな気がしますが・・・そして、電磁パルスによって・・・電子機器はかなりの影響を受ける事になる・・・放送などはどうなるかね?そして、我が国の送電系は影響を受けるのか?広域停電が起こり、ラジオなどの通信も影響を受けるとなると・・・

 光ファイバーなどの中継器などはどうなのかね?国土強靭化のためには、通信回線や送電網の地下埋設か・・・電柱を止めるとかの必要もありそうですね。

 どうも、核兵器というやつは対策がかなり困難な兵器であると言えそうですね・・・まったく、戦争ができる国とか言って・・・近隣諸国に恐怖を振り撒いて・・・その結果として、日本は戦争の惨禍を忘れたと認識させてしまった・・・

 中国からも、ロシアからも・・・そして、韓国からも・・・どうやら、悲惨さの象徴としての従軍慰安婦問題・・・こいつで、戦争を思い出させようとしているのでしょう・・・どうも、戦争の悲惨さという視点が欠けている・・・やはり、三文芝居の世界の政治なのかもしれないですね。大見得を切ってみたいだけ・・・その効果についての詳細な検討は為されていない・・・日本では政治と報道は面白くないといけないのですかね?地道な努力の積み重ね・・・継続性の問題か・・・

 どうも、我が国の特性として・・・熱しやすく冷めやすい・・・計画性の欠如・・・希望的観測の積み重ね・・・最後は投げ出しておしまい・・・なのかもしれません。どうも、日本の軍備も歪んでいて美しさに欠けるような・・・一応は、眺めていますが・・・資料を駆使してそれを描くのは、非国民を越えて反逆者の世界に踏み込みそうなんでね・・・

 核ミサイルの迎撃は・・・高高度であっても大きな影響が出る・・・部分的核実験禁止条約(PTBT)で高高度での核実験が禁止されている事からも明白。その影響は非常に大きいという事ですね。人は死なないが・・・電子機器が死ぬ・・・

 まあ・・・希薄な大気の部分では、レーダーなどは普通に作動するでしょうから、再突入による熱の影響が出るまでは、自爆は十分可能ですから・・・電子機器・・・送電・通信に影響が出た中で、庶民はどんな行動を取るか?多分、電磁パルスはアンテナにつながっている電子機器に影響を与えるはずですから・・・送信機も壊滅でしょうね・・・現代社会から通信を奪ったら・・・まさか、近代戦を竹槍で戦う気なのかね?

 再軍備を宣言する前に・・・もう少しまともな軍隊を建設しなければならないような?その前に、政治屋君達の戦争認識の甘さをなんとかしなければならないような気がしますが・・・

 少なくとも、米国の戦略からすると、日本の役割は後方支援・・・例の、公海上の機動揚陸プラットフォームに対する補給だと思われますが・・・アメリカ様のコントロールを外れつつあると・・・国連憲章の敵国条項が息を吹き返す・・・日本は危険な国というレッテルが張られて・・・贖罪の日々を送る事になるわけですね。

2015.03.31

  

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