現在をうろうろ(884)
日本貧窮者経済新聞
 フルートで良い音を・・・アナログシンセサイザーからの考察?

 今のところ、フルートの練習は続いていますが・・・正式には習った事が無いので、なかなか大変ですね。1つの楽器の操作システムを理解するのは・・・そして、体を動かす練習と・・・芸術性・・・どうも、練習は嫌いなんでね。

 ただ、色々と試してみると面白いものです・・・このところは、大きな音を出す事が主眼ですね・・・ダイナミックレンジを広げる作業というか・・・どこまで音程を安定させて大きな音が出るのか?こんなところですね・・・こんな事をやっていると、右手の小指の役割が他の指とはちょっと違う事が分かります。・・・ああ、左の小指も他の指とはちょっと違うね・・・どちらの小指もキーホールを開くのに使われるという事ですね。右手の小指は・・・さらに、フルート本体を支えるという役割もありますね。

 実は、私はフルートの構え方が悪いらしく・・・例の中国森徳のフルートが指から逃げて行く・・・滑るんですね・・・どうやら、右手の小指の使い方が悪かったようです。この事に気付いたのは・・・2オクターブ目のEの音が良くない・・・D・Fの音とのつながりが悪いんですね。D・Fに比べると、Eの音の明瞭度が劣る時がある・・・しばらくは理由が分からなくて・・・

 気付けば大したことではなく、右の小指できちんとキイを押さえていなかったというだけです。Eの音は、D#キイを確実に開いていないといけないという事が・・・あたり前の話ですが、判明しました。小さな音を出していると、それほど差は無いのですが・・・大きな音を出してみると違いは歴然・・・ここで、右の小指を重視し始めると・・・フォームが変わる・・・指使いに厳密性を求め始めると・・・指の動きが急に分からなくなる・・・意識の問題なんですがね・・・替え指による音の違いとか・・・数日間は指が云う事を聞かなくてね・・・面倒な話です・・・結局は、こういったものは最初から正しく習えば意識する必要が無いわけですが・・・あらためて正しいフォームの重要性を感じるというわけです。

 ミとソの音あたりを出して、ここから正しいフォームを導入していれば楽だったとか・・・今更ながら思うわけです。右手の小指が正しく使えるようになると・・・劇的に音が良くなりましたね・・・構えが良くなった・・・あの滑りやすい中国森徳のフルートが楽に扱えるようになりましたからね。

 そして、このところちょっと気合が入っています・・・何しろ、貧乏にも関わらず、CDを買いました・・・パトリック・ガロワ・・・別に傾倒したわけでもなくて・・・4枚組だから・・・こんなに多彩な音が出るのかと・・・ちょっと驚いてね・・・音の多彩さは・・・フルートの構造からある程度推測できますが・・・息の使い方・・・、問題はダイナミックレンジですね。何気なく大きな音を響かせている・・・音の三要素の・・・強弱・高低・音色・・・音色は上手く響かせられるかどうかで、強弱との関係が深いようですね・・・良く響かせられれば・・・どうやら、フルートの素材による音色の違いというのは殆ど分からなくなるような気がしてね・・・毎日、プラスチックのフルートと洋銀のフルートを交互に吹いていると音の差が小さくなってきますからね。

 最初に感じた、太さの違いも手がなじむと関係なくなりますからね・・・K.Muramatsu1952はよく鳴らすのが難しい・・・台湾ジュピターJFL-611E-IIは非常に良く鳴ってくれますね・・・それで、D・FとEの音の違いを感じましたから・・・あれ、おかしいってね・・・ただ、鳴ると分かれば工夫次第という感じですかね・・・

 先ずは、ダイナミックレンジ・・・次は音の表情ですね・・・古い知識がちょいと役に立つ・・・昔々のアナログシンセサイザーの記憶・・・電圧制御発振器からの信号をエンベローブ・ジェネレーター日本語では何て言ったっけ?ADSRという4つのパラメーターをいじる奴・・・Aアタック、Dディケイタイム、Sサステインレベル、Rリリースタイム・・・という4つのパラメーターですね。

 ある周波数の音の立ちあがりが右の図のAに当たります。息を吹き込んで、意図した大きさの音までになるのにかかる時間・・・どうやら、こいつは横隔膜の強さで決まるような感じですね。胸郭の大きさを変化させる・・・引き上げた肋骨を下げる・・・所謂・・・肩による息では音の立ち上がりを短くする事は困難ですね。腹から息を出せというのはこの事を云うと思われます。アタックの時間が短いと印象的な音になりますからね・・・

 まあ、エンベロープジェネレーターのように、人間様の息の強さを正確にコントロールするなんって・・・まあ、イメージの問題ですが、どうやら・・・この、アタックの部分を意識する事で印象が大きく変わるという感じですかね・・・

 ちょっと、面白いのが・・・私もちょっとはカラオケが上手くなりましたね・・・強弱をつける・・・歌にメリハリをつけるというのは、どうやらこのアタックの部分の影響が大きいようです。なんとなく、曲に合わせて上のADSRを意識して音・声を出してみるとなんとなく音が違って聞こえるのが不思議なものです。

 そして、フォームが良くなったので・・・音を安定して出せるようになりましたから・・・息の使い方も多少は表情が付けられるようになるという事のような・・・まあ、歌口の形状が違う6本のフルート・・・特徴があって面白い・・・

 大きな音=強い音を出すために・・・横隔膜が鍛えられる事は分かりますが・・・あとは、フルートの発生機構・・・どうも、瓶の口を吹くのとはちょっとわけが違うようです。瓶の場合は、息が瓶の中に入る事は無いですが・・・フルートの場合はかなりの量の息を歌口に吹きこまなければならないような感じ・・・まあ、入るわけではないですが気分的にね・・・時々、吹きこまれた息に対する背圧かな・・・押し戻される息を上唇に感じて1オクターブ違う音が交互に出たりもしますから・・・なかなか複雑な発声機構だったりしてね・・・倍音成分のバランスの問題もあるようだし・・・

 ああ、使える唯一の実験動物の根気が無くてね・・・長時間の実験には耐えられない、直ぐ飽きる、楽譜を見て吹かない・・・だから、データは揃わない・・・と自分に文句をつけつつ、少しでも上達するように条件を変えての実験の繰り返し・・・まあ、フォームが整ってきたから、実験結果のばらつきは減りましたね。さて、新しい妄想を・・・型にはまっていても面白くないのでね・・・自由に楽しく・・・ちょっと、頭を使って・・・これで、よく眠れる・・・

 あ・・・歌口からかなりの量の息が入っているはず・・・だって、かなりの量の水滴が管内にできますからね。呼気は水蒸気が飽和していると考えて呼気1立米程に40g程度が含まれていますから・・・ああ、何を考えているかね?管から水滴が落ちたのでね・・・管の温度を測って呼吸数と数えて、フルートの重さをmg単位で測れば管内に入ったおよその呼気の量が計算できるかも?いずれにせよ、かなりの水滴が垂れますから・・・かなりの呼気が管内に入っている・・・ん!、新しい知見だ・・・と遊んでいるわけです。

2015.03.30

  

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