現在をうろうろ(879)
日本貧窮者経済新聞
 総理大臣の米上下院デビューは・・・?(3)

 さて、どうも評価されるような内容は無いような感じですが・・・しかし、外交政策に関しても言及がありますから一応眺めてみますか・・・評価されるような話は無いような気がしますがね・・・?

 (地球儀を俯瞰する外交)
 今後も、豪州、ASEAN諸国、インド、欧州諸国など、自由や民主主義、基本的人権や法の支配といった基本的価値を共有する国々と連携しながら、地球儀を俯瞰する視点で、積極的な外交を展開してまいります。
 その基軸は日米同盟であります。この二年間で、日米同盟の絆は復活し、揺るぎないものとなりました。日米ガイドラインの見直しを進め、その抑止力を一層高めてまいります。


 地球儀はどうも好きではないのですが・・・本物の現在の地球を俯瞰して欲しい・・・近頃は地球を俯瞰するための情報が沢山ありますからね。無料の情報をインターネット上からかき集めると、かなり詳細な軍事情報などが取れますからね。これに軍事衛星からの情報を加味したり、現地大使館からの情報とかもあるわけですからね。マンパワーで言えば、私の数千倍もの情報収集能力があるわけですし・・・分析においては数万倍・・・私の所は零細なのでね・・・

 しかし、何で基本的価値を共有する国としか連携できないのかね?この基本的価値ってのは何なのか?どうも、民主主義や自由主義という枠組みではないようですから・・・法の支配ってのは普通の国は全て法の支配下にあるはずですがね・・・仲良しクラブの中でしか外交ができないようでは駄目ですね。外交の成果は・・・牽制とかではなく、互いに信頼して互いに重要性を感じさせる国を増やす事ですからね。

 仲良しクラブの参加者を減らすことで対決姿勢を高めて、危機を叫び、国民の自分に対する支持を高めようとしているようにしか無いのですが・・・戦争ができる国になることを主張しても、近隣の国は絶対に靡きませんからね。警戒するだけですからね・・・従って、外交政策を利用して、自らの国内基盤を高める事を考えているとしか思えないですね。

 ちょっと気になるのは、仲良しクラブの中にニュージーランドが入っていないのは何故?そして、何故インドが入っているのか?インドは単に中国と国境紛争があるからのような気がして・・・単なる中国包囲網の自由主義国という事ですかね?ニュージーランドが入っていないのは・・・多分、太平洋安全保障条約に関しての、問題ですね・・・ニュージーランドは米国の核兵器搭載艦の寄港を拒否しているので・・・アメリカはニュージーランドの防衛義務を停止していますからね。基本的には、中国包囲網に役立つ国としか仲良くしないという話だと思いますね。

 なんとなく、近頃の中国の鉄道政策からすると、中国とヨーロッパの距離は大きく縮まる事になりますね。鉄道貨物が10日程でドイツフランスに辿りつくようになる。海上輸送ではないので、米国の干渉に耐えられる・・・ドイツのインダストリー4.0の目的はドイツで企画設計・中国で生産・・・オンラインでシームレスに・・・そして、製品は10日程で大量に手元に、そして、ユーラシア大陸に頒布・・・海上支配では対抗できない・・・ヨーロッパとアジアが太い輸送パイプでつながる事になる・・・

 ちょっと気になるのは、この流れの中で、産油国の金はどこへ、何に流れるか?気になっているのは、トルコ経由でヨーロッパにつながる予定の中国からの路線ですね。カスピ海の北を通るのか南を通るのか?

 中国のシルクロード政策で要に位置する国々は、バングラデシュ、タジキスタン、ラオス、モンゴル、ミャンマー、カンボジア、パキスタンなどが、首脳会議の参加国ですね・・・相互接続パートナーシップ強化対話会議・・・か・・・タジキスタンという事は、カスピ海の南側になりそうな気配ですね。キルギスは?中国・キルギス道路でつながる・・・タジキスタン鉄道は・・・

 中国―キルギス―ウズベキスタン鉄道プロジェクト・・・こういったものがあるようですね。どうやらこいつが、トルコからヨーロッパへ入る事になる鉄道路線という事になりますかね?そして、中国はイランと接近していますから・・・既存の鉄道を整備して・・・イスタンブールから所謂オリエント急行各線につなげる事になるわけですね。ウィーンも変わる。中央ヨーロッパの地政学的な意味が変わる事になる?

 なんだか、旧世界の再編が行われるような感じですね。中国と欧州の紐帯が強くなると、東南アジアの半島国の目はどちらに向くか?なんだか、クリッパー航路の時代と、シルクロード栄し時代の融合になりそうな?クリッパー航路を巡る超大型船と、シルクロードを走る高速貨物列車による通商路の革新・・・イノベーションですね。・・・続きは・・・

 その基軸は日米同盟であります。この二年間で、日米同盟の絆は復活し、揺るぎないものとなりました。日米ガイドラインの見直しを進め、その抑止力を一層高めてまいります。

 軍事同盟の話か・・・軍事同盟ってのは平時にはあまり役に立たない、特に経済戦争下の平時だと・・・超大型船のクリッパー航路への投入があれば・・・ニュージーランドの意味が変わって来る・・・そのためのTPPのような気がしてね。シンガポール、ブルネイ、チリ、ニュージーランド・・・シンガポールと南米を結ぶ通商路・・・シンガポールからは・・・昆明−シンガポール路線でラオスを通ってつながる・・・シンガポールの役割が大きくなりますね。

 中国とASEAN諸国を結ぶ汎アジア鉄道も・・・ユーラシア大陸では新たな鉄道の時代が拓かれる・・・日本やアメリカが考える海からの中国包囲網など意味が無くなる・・・そんな気がしますね。海上貿易よりも、途中駅が多いですからね・・・国の協力体制も違ってきますから・・・公海と同じように鉄道が考えられるようになる・・・

 日本は軍事力の事しか考えていないのかね?中国の国際戦略は・・・律令以来の伝統の交通網の整備のようですね。交通網を整備すれば、きちんと人と物の交流ができる。軍事交流など・・・ハッタリを噛ます程度の役にしか立たない・・・あの国は危ない国だと・・・何のために兵を蓄えているのか?透明性を増しても意味は無い、兵力は兵力・・・それだけでしかないですからね。

 現行の日米合意に従って、在日米軍再編を進めてまいります。三月末には、西普天間住宅地区の返還が実現いたします。学校や住宅に囲まれ、市街地の真ん中にある普天間飛行場の返還を、必ずや実現する。そのために、引き続き沖縄の方々の理解を得る努力を続けながら、名護市辺野古沖への移設を進めてまいります。今後も、日米両国の強固な信頼関係の下に、裏付けのない「言葉」ではなく実際の「行動」で、沖縄の基地負担の軽減に取り組んでまいります。

 日米合意か・・・どうも、国民に対して隠し事をしているような?日本の米国の戦略に関する役割をきちんと説明しているかどうかですね。一応公表されている内容からすると、国連憲章の敵国条項を意識し、現行憲法の範囲での米軍との協力関係・・・対中政策としては、敵国条項の発動を避けるためには、日本は中国に対しては侵略の意図を持ってはいけないという事になりますからね。中国との戦争は無い・・・周辺諸国と仲良くやっていくことについての模索も始めないといけないはずですが・・・

 どうやら、中国を牽制しすぎてしまったという事のような感じですかね?

 日本と中国は、地域の平和と繁栄に大きな責任を持つ、切っても切れない関係です。昨年十一月、習近平国家主席と首脳会談を行って、「戦略的互恵関係」の原則を確認し、関係改善に向けて大きな一歩を踏み出しました。今後、様々なレベルで対話を深めながら、大局的な観点から、安定的な友好関係を発展させ、国際社会の期待に応えてまいります。

 ああ、25分の首脳会談ね・・・砲艦外交はあきらめて幇間外交にしたら?外務省にお膳立てをさせて上手いものでも食わせて・・・駄目だろうな・・・どうせ、話せないのでしょうからね。・・・平成26年11月11日 内外記者会見 平成26年 総理の演説・記者会見など 記者会見 首相官邸ホームページ 何を話したか・・・具体的なものは無いですね。

 習近平主席と首脳会談を行いましたが、習主席は、まさに中国の13億の人々の生活、未来に対して責任を持っているという責任感がひしひしと私の所にも伝わってきました。

 かなり怖い目にあったという事ですかね?13億人の生活、未来ね・・・こいつは重いですね。この首脳会談の内容は特に漏れてこないですが・・・生活と未来・・・命の話があったと考えるべきですかね?

 なんとなく、25分ですから・・・中国の覚悟というのを聞かさせられたのではないかと思いますね。苦渋の選択・・・警告を発したのではないかと・・・尖閣は単なる外交のカード、中国の牽制と称する虎の威を借りる外交、米国との話が成立しての上での・・・ものではないかと・・・強襲揚陸艦の調査予算500万円は何に使われるやら?対中抑止なんって散々報道されていましたが・・・これって・・・国連憲章の敵国条項に該当しそうですがね・・・まだ削除されていないのは、怪しい国がいるから・・・何しろ、まだ消えたわけではないのが・・・状況によっては本気で生き返りますからね。

 米国は、こいつを外交カードとして使ったりもしますからね・・・法の枠組みというのは、死んでいるように見えても、法の支配としては時代遅れでも存在し続ける・・・敵国条項を気にしているのはドイツと日本のようですね・・・Wikiにはこれとエスペラントのものがあるだけですね。そして、国連改革を強く語る日本・・・つまり、気にしているわけです。

 そうそう、人民網日本版の・・・勝手放題にアジア近隣諸国国民の感情を傷付け、絶えず、国際的公理と国際的正義に挑戦し、さらにアジア近隣諸国の理解と信頼を要求する。世界的にそのような道理はあり得ない。・・・なんとなく、赤字の部分がね・・・笑府(1600年頃の笑話集)に出てくるような田舎芝居のような政治はいつまで続くのか?自覚するまで・・・それはいつ?

2015.03.28

  

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