現在をうろうろ(878)
日本貧窮者経済新聞
 総理大臣の米上下院デビューは・・・?(2)

 さて、続きですが・・・施策に関して何か素敵な事を言えるようなものがあるのかの問題ですね。なにか、世界をリードするような事はあったっけ?・・・防災ね・・・

 幾多の災害から得た教訓や経験を世界と共有する。三月、仙台で国連防災世界会議を開きます。「島国ならでは」の課題に共に立ち向かう。五月、いわきで太平洋・島サミットを開催します。二十一世紀こそ、女性への人権侵害が無い世紀とする。女性が輝く世界に向けて、昨年に引き続き、秋口には、世界中から活躍している女性の皆さんに、日本にお集まりいただきたいと考えています。

 防災・・・災害からの知見は、防災にどれほど生かされてきているのか?確かに、震災の後には様々な安全に関する基準の見直しと、橋などの社会インフラの補強作業が行われますが、防災に向けた都市デザインとか・・・あるべき姿とかそういった目標提示をしているかどうかですかね?防災に務めましょう!ぐらいでしか無いような・・・土砂災害なども、基本的には金の問題に帰結してしまいますが・・・どうも、津波被害の想定・ハザードマップもなかなか進んでいないような感じですね。

 理由は・・・危険という事になったら、地価が下がるとかそういった金銭的な価値観に基づくもののようですが・・・それで、策定が進まないとか・・・ならばそれを逆手にとって・・・安全か危険か分からない所は、危険と分かっている所よりももっと危険で、対策が行われないままに放置される危険があるとか、宣伝しちゃうとか・・・ただし、危険となった場合には、明確な安全策も提示しなかればならないのですが・・・残念ながら、あまり、明確な安全策の提示なども無いし、地域防災体制の育成に関する議論もあまり聞かれませんね。

 まあ、昼間の住宅地に誰もいないに近い状態を政府は推し進めているようですから・・・子供は託児所、両親・爺婆は死ぬまで仕事・・・この体制ですからね。

 津波対策は困難ですね・・・家を捨てて逃げよ!という事にしかならない・・・15mもの波を想定したら、こいつは海岸ではどこまで力を持って押し寄せるかだけですからね。避難誘導、非難困難者の把握・・・避難者の誘導などシームレスな対策が行われなければならないのですが・・・普段自宅にいる人の減少する中で・・・何ができるのか?平成27年3月14日 第3回国連防災世界会議ハイレベル・パートナーシップ・ダイアローグにおける安倍内閣総理大臣スピーチ 平成27年 総理の演説・記者会見など 記者会見 首相官邸ホームページ

「あなたの大切な人は誰ですか? 
 今、何かをすることで、大切な人の命を守れるなら、すぐにそれを始めませんか?」
 日本のどの地域でも、防災訓練に参加するのは、男性が中心でした。しかし、昼間に大震災が起きたら、家にいるのは女性が多い。女性の視点こそが、地域の防災のために不可欠である。


 地域に産業があって、家から歩いて15分以内の職場であるなら、地域防災に男が大きな力を発揮できますが、残念ながら家から15分ほどのバス停や駅に行きさらに1時間ぐらいかけて仕事場へ・・・これが日本の経済を支えている。トラックや鉄道が人の住む場所へ原材料を運び産業を動かすのであればそれが可能になるが、貧乏な日本は生産財の集約、人を遠方から集めて働かせることで経済の大きな成長を成し遂げてきましたからね。

 従って、地域防災には家を守る女性の仕事になってしまった・・・そして、女性が社会で輝く世界になる・・・家には誰もいない状態になれば、地域防災は不要か・・・人がいる夜間の防災へとシフト・・・夜間防災訓練でもしなければならなくなる避難経路を示すための物なども、電気が来ない状態での暗夜に対応する必要が出て来る・・・日本では、普通の防災計画が意味を為さない状態になっているのにね。時代の先を考えての防災の取り組みが、既に必要になっている・・・

 結局、この演説の内容も、基本的には自慢話の世界に近い事になる・・・うまく行った事例だが、政治屋君の政策によれば・・・これも無理になる・・・家の近くに産業は無い・・・都会への若者流れを止める事ができないのは自明・・・それに、日本だって・・・

 フィジー、ソロモンなど太平洋の島しょ国は、台風や火山噴火などの多くの自然災害に直面しています。毎年のように豪雨に見舞われ、河川の氾濫で多くの地域に浸水被害が起きています。

 台風や火山噴火・・・毎年の豪雨・・・死者が日本でもちゃんと出ますからね・・・どうも、表面的な対策が多いような気がしますね。国家100年の計とかあまりなくて・・・近頃は軍備ばかりでね・・・軍は確かに復興には役立ちますが・・・人殺しの道具の研鑽に忙しくなっているようですね。・・・さて次は・・・

 本年はまた、被爆七十年の節目でもあります。唯一の戦争被爆国として、日本が、世界の核軍縮、不拡散をリードしてまいります。

 はいはい・・・戦争被爆国・・・日本も一応原爆研究をしていましたね。ドイツからウランを輸入しようとしたりしていましたね。開発に成功していたら、当然、何の躊躇も無く使ったのではないかと思います。輸送手段が問題ですが・・・四式重爆撃機あたりですかね・・・もし、開発が昭和20年の第一四半期に成功していたら・・・特攻をやる国ですから・・・広島に落とされた原爆は4.4トンありますから、四式重爆撃機では搭載できないや・・・潜水艦による特攻になるな・・・この時期なら、自国に自国の原爆を使ったのではないかと・・・ふとね。

 隣国とも仲良くできない、交渉も下手・・・首脳会談は儀式の延長線上のもののように考えているのであれば、世界の核軍縮、不拡散をリードできるわけがない・・・核兵器を持っていて、率先して廃棄する事でリードするというのなら別ですから・・・どう見ても、俺が持っていないから、お前も持つのをやめろよ・・・これでは交渉にならないと思いますがね。世の中にはできる事と、できない事があって・・・これは、殆どできない事に近いものだと思うのですが・・・交渉は交渉のカードを持つものが基本的に参加できる・・・それに・・・防衛大綱が・・・防衛省・自衛隊:「平成26年度以降に係る防衛計画の大綱について」及び「中期防衛力整備計画(平成26年度〜平成30年度)について」 ここの、平成26年度以降に係る防衛計画の大綱について によれば・・・

 核兵器の脅威に対しては、核抑止力を中心とする米国の拡大抑止は不可欠であり、その信頼性の維持・強化のために米国と緊密に協力していくとともに、併せて弾道ミサイル防衛や国民保護を含む我が国自身の取 組により適切に対応する。同時に、長期的課題である核兵器のない世界 の実現へ向けて、核軍縮・不拡散のための取組に積極的・能動的な役割 を果たしていく。

 敵は持ってはいけないが米国様の各兵器は必要という虫の良い話を掲げていますから、とても、核軍縮をリードできるわけは無い・・・虎の威を借りる狐政策ですね。

 国連創設から七十年にあたる本年、日本は、安全保障理事会・非常任理事国に立候補いたします。そして、国連を二十一世紀にふさわしい姿へと改革する。その大きな役割を果たす決意であります。

 非常任理事国にはなれると思いますが・・・国連改革は無理でしょうね。諸国の信頼が厚く・・・国連憲章の敵国条項が消える状態に至っていない・・・たとえ、事実上意味を失っているとしても、書かれている以上は、未だに保護観察処分の身ですからね・・・それが、保護観察処分を科している団体で大きな顔をしようとしていること自体が間違っているような気がしますから・・・どうも、我が国の国際貢献は上っ面ばかりだったのかもしれませんね・・・金の使い方も下手なのかもしれません・・・もしかしたら、日本の国益の色が濃すぎたか?平和のための金の使い方も精査する必要があるような?

 本年こそ、「積極的平和主義」の旗を一層高く掲げ、日本が世界から信頼される国となる。戦後七十年にふさわしい一年としていきたい。そう考えております。

 どうも、この積極的平和主義の旗印は・・・中国と韓国ではあまり宜しくないようで・・・反応としては、勝手放題にアジア近隣諸国国民の感情を傷付け、絶えず、国際的公理と国際的正義に挑戦・・・中国のみならず、韓国も似たような話になっていますからね。これでは、敵国条項という保護観察処分は当分消えそうもないかな?

 政治屋君は、アメリカ議会で何の話をするやら?

2015.03.28

  

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