現在をうろうろ(864)
日本貧窮者経済新聞
 機動揚陸プラットフォームに対抗して移動要塞はいかが・・・?

 ふむ、米国トヨタってのは凄い会社のようですね。あまり気にしていなかったのですが・・・トヨタ自動車が2017年初めまでに北米本社機能をダラス近郊に移転するなどビジネス需要拡大が期待できる・・・これで、日本航空が成田-ダラス航路の開設を検討しているというのですから・・・トヨタのあとについていく航空路線・・・日本も地方にそういった企業が進出すれば、交通路が太くなる・・・残念ながら、国内は既に歯抜け状態になっているような感じです・・・そして横行するのは・・・この地域ならではの体験型レジャーをアピールできます・・・株を守る的な観光化の流れ・・・ウサギはそれほど捕まえられないと思うのだが・・・

 さて、集団的自衛権での日本の役割・・・これは、明らかに兵站である事が分かりましたが・・・どうなるのやら?我が政府は、どうしても先陣が切りたくて強襲揚陸艦が欲しいようです。しかし、ダメージコントロールを考えての乗組員数1200名を確保するのはかなり困難なはず・・・自動化などの言い訳で800名ほどの乗組員としても・・・やはり、現状の艦隊からの抽出でこれだけの人員を確保するのは困難だし・・・借金まみれでこの上、建造して維持する事も難しいと思われます。

 どうしても、先陣が切りたければ・・・兵器体系そのものを見直して、維持可能で、先陣が切れるような兵器システムを考えてしまうというのが良さそうな気がします・・・何しろ、米国の戦略が基地型の戦略から・・・基地そのものを機動化する方法を取りましたからね・・・アメリカの基本的な戦略の転換・・・これによって、ハードウエアが変化しましたから、このハードウエアをチェックし始めました。

 先ずは、最新の強襲揚陸艦を眺めようと思って・・・パスカグーラの造船所を眺めていると・・・

 沿岸域戦闘艦インデペンデンスの量産品が2隻・・・右のは近くにあった2隻を一緒にした合成ですが・・・こいつも、どうやら本気になってきたのか?ちょっと気になります・・・これが、黄河や揚子江へ進出するようになるのは困りますからね。これと並行して開発されたフリーダムの方はどうなっているやら?今のところ見ていませんね・・・

 さて、探しながら、米海軍のシーベースとか言うやつをもう少し検討してみましょう。例の・・・

 左の写真のやつですね。赤い奴がシーベース・・・洋上基地でいいか・・・の中核を担う事になる機動揚陸プラットフォームとか言うやつ・・・自航浮き桟橋の一種ですね・・・どの程度公海上での荷役作業ができるのか?気になりますが・・・いっそのこと、浮きドックのようなものに乗せてちょこっと浮かせて固定してやった方が効率が良いような?まあ、実用実験をしているわけですから、私が考える必要はないが・・・なんとなくね・・・ちょっと気になるのは・・・

 右の貨物船ですね・・・2015年1月27日に艤装中・・・なんとなく、デッキが低くて・・・コンテナを積むようですが・・・RO-RO船であるわけですが・・・なんだか、機動揚陸プラットフォームとイメージがダブるのでね・・・甲板の高さを揃えれば洋上での荷役作業は楽だから・・・と単純に考えるわけです。これがFOFO船・・・半潜水式・・・喫水を機動揚陸プラットフォームのように変化させることができるのなら、この船も同じような使い方が可能になりそうでね・・・

 洋上での荷役作業によって、機動力を高める戦略を米国はとっているという事を考えるとですね・・・

 さて、日本の役割が公海上での上のような洋上基地に対する補給ですから・・・この船は公海にいなければならない・・・そして、間違いなく航空攻撃の対象になるから、近くに本気の戦闘機が必要になるから、陸上からの航空支援が行えなければ、空母とともに行動するしかない・・・従って、空母が局地防衛を担うという変なことになる・・・空母は機動艦隊と組むわけですが・・・こんな、機動揚陸プラットフォームと組むと機動力は殺がれる・・・必要になるのは基地航空隊・・・それに、港湾用の地対空兵器群・・・

 ふと、思うのは・・・中国のジャンプ台式の空母の搭載機の訓練基地・・・

 左の写真のものです。空母遼寧の飛行甲板を模して作られていて・・・遼寧の甲板とは違うのが・・・マーキングに違いがあって、遼寧は25ノット程で航行しての運用で、艦上のマーキングからすると115mと200mからの滑走開始と思われますが、左のは静止している陸地のものですから・・・この中心線の端・・・ジャンプ台の端まで230mの所からで離陸できる事を意味すると思われます。従って、中国の艦載機J-15は230mの滑走距離があれば・・・軽装備なら間違いなく離陸できる・・・たとえ、米国から30年遅れた航空機技術でも1960年代に開発されたF-15とは互角以上に戦えるはず・・・

 我が国にも、この手の短距離離着陸が可能な航空機があれば、防空戦闘が・・・タンカーでも改装した簡易空母でも運用可能・・・・シーベースは機動揚陸プラットフォームと空母の2隻で成立すると考えると・・・1隻の船で完結させたら?なんってね・・・ついでに、経費節減のために・・・コンクリートで作って・・・10ノット程度の速力が出れば良い事にして・・・ミサイル攻撃に耐えられるほどの厚みのコンクリートの船体・・・これって安上がりなのでは?ドックに入れて整備できるものではなさそうですから・・・廃船の際には・・・土台を作って沈めて、動かない桟橋か堤防になって完結・・・戦後70年たっても我が国のコンクリート船は漁港の護岸として立派に役立っていますからね・・・さらに・・・憲法違反になりそうですが・・・SFチックに、そして、我が国伝統の特攻精神を加味すると・・・我が国の優秀なロケットエンジンを使って特攻を・・・敵海岸に丸ごと乗り上げて桟橋になるとかね・・・多分、使う事は無いと思われますが・・・全長400m幅60mもあれば・・・これは立派な桟橋になるとかね・・・気に入らない国があったら、こいつに兵力を満載して特攻!厚さ60cm程で十分に鉄筋で強化してある船体なら、並のミサイルでは破壊できないと思いますからね・・・対空火器や砲台でも付ければ・・・事実上の移動要塞・・・対抗兵器は・・・地中貫通爆弾のブンカーバスターぐらいですからね。

 強靭なコンクリート船だけではハッタリが利かないから、特攻用のロケットエンジン付きで20ノット・・・H-IIロケットのエンジンだと6分ほどしか燃焼させられないか?これって、燃料の量の制約?もう少し長く推力を出してくれないと・・・計算上、それなりの加速が利くのなら・・・ハッタリ兵器として成り立つ・・・まったく、何を妄想しているやら?

 しかし・・・日本の場合だと、立派に死んで来ないと駄目だから・・・もっと、勝てそうでなくて悲壮感があって、死んじゃうような特攻兵器じゃなきゃいけないね・・・コンクリートの塊じゃまずいね・・・やはり、普通の貨物船での特攻ですかね・・・甲板に土嚢で陣を作り、小銃を構えて敵地に・・・常陸丸のイメージかね・・・くだらない・・・政治屋の功名心で強襲揚陸艦か・・・いや、政治屋の功名心で常陸丸みたいなのより、強襲揚陸艦の導入が良さそうです・・・戦争の準備など始まらない方が良いですが・・・

2015.03.24

  

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