現在をうろうろ(862)
日本貧窮者経済新聞
 愛国心と法の支配と・・・?

 ふと、愛国者の概念というのが気になって・・・私は・・・この場所が好きだし、身の回りの人は好きですね。政府は・・・どうかな?別に政府に対しての感情は無い・・・所詮、組織と割り切っている、組織は方針によって簡単に変わってしまうのでね。この場所の空気や水や風景は好きですね。

 愛郷心はあると言えるが、忠誠心は無いね・・・自分に対して忠実ですから、政府組織に対する忠誠心など・・・無い!これは断言できます・・・だって、知らない人達ですから・・・選挙が近くなると就職活動をして、この時ばかりは頭が低いが、それ以外の時は・・・見かけもしない・・・私は、ここに自然と住んでいるわけですから、この環境の一部分であると言えます。かなり由緒正しい日本原住民ですからね・・・しかし、この場所に誇るべき人物がいますし、素晴らしいものも色々ありますが・・・そういったものは、別段卑下しませんし、称揚するのですが・・・残念ながら、この場所にも誇れないもの、できれば無くしたいものが存在します・・・

 いま、人殺しの準備をしている政府があって・・・こいつはちょっと誇れません。安全保障とか言ってますが、よそから見えれば、回りが気に入らないとぶつぶつ呟いているようにしか見えませんからね。そのうち殺してやるんだ・・・なんとかして屈服させてやる。国益に反する!国民の命を守るために武装するのだ!とか叫んでいるわけです。これは、良い事かというと・・・私には感心できません。人殺しの準備は人知れずやるものです。いざとなったらの覚悟の話ですから、これは心のいちばん深い所にしまっておいて、技は静かに磨くものだと思いますからね。

 覚悟と言動は別のものですから・・・普段は普段の暮らしを普段通りにしていれば良いわけですから・・・ただ、心のうちにこれは譲れない・・・まあ、正義の概念でしょうかね。それは持っている必要がありますが・・・そう、分かりやすく言えば・・・気に障る事があったら。「それは止めてくれ。」から始まって、「頼むからやめてくれ。」、「これ以上続けるなら、こちらにも考えがある。」・・・仲介者を頼むとか、世論に訴えるとかが、ここで始まると思うわけですからね。そして、静かに戦いの準備・・・本当に戦うときには静かに始めないと・・・警戒されたら勝機を失いますからね。本気の戦いってのはこんなものです。

 三文芝居のように、公然と武器を磨き、奴なんか怖くない・・・とかやってるのは意気地無しのやる事ですからね。怖くて仕方がないからそんな風に騒ぎ立てているだけですからね・・・実は準備もできていないし、準備もするつもりも無い・・・おかあちゃんに言いつけているのと同じぐらいですね。・・・欲しいのは・・・よし分かった!俺が加勢する!とか言ってくれる心強い味方ですかね?

 国のレベルでは・・・よし、分かった!加勢する!と言わせるために売国奴になったりすることがあるのでなかなか厄介ですね。私には、現在の政府は、こんな風にしか見えないのでね・・・情けない、みっともない・・・恥を知れ!と言いたくなります。・・・牽制した・・・脅迫の文句を言ってきたのでしょうね。ざけんな!許せない!という意味内容ですね。

 あの、政治屋君は不思議なレトリックを使いますから、マルチ商法の弁士などでも大成するかもしれません・・・例えば・・・平成26年5月30日 第13回アジア安全保障会議(シャングリラ・ダイアローグ)安倍内閣総理大臣の基調講演 平成26年 総理の演説・記者会見など 記者会見 首相官邸ホームページ 次のようなものがあります。

 海における法の支配とは、具体的には何を意味するのか。長い歳月をかけ、われわれが国際法に宿した基本精神を3つの原則に置き直すと、実に常識的な話になります。
 原則その1は、国家はなにごとか主張をなすとき、法にもとづいてなすべし、です。
 原則その2は、主張を通したいからといって、力や、威圧を用いないこと。
 そして原則その3が、紛争解決には、平和的収拾を徹底すべしということです。
 繰り返しますと、国際法に照らして正しい主張をし、力や威圧に頼らず、紛争は、すべからく平和的解決を図れ、ということです。
 当たり前のこと、人間社会の基本です。しかしその当たり前のことを、あえて強調しなくてはなりません。アジア・太平洋に生きるわれわれ、一人ひとり、この3原則を徹底遵守すべきだと、私は訴えます。
 先日、インドネシアとフィリピンが平和裏に、両国間の排他的経済水域の境界画定に合意しました。法の支配が、まさに具現化した好例として、私は歓迎したいと思います。


 原則その1・2の例としてインドネシアとフィリピンの合意がなされたことを例に挙げていますが・・・原則その1が該当していないと思うわけです・・・法の支配が具現したと言っていますが・・・ここで言う「法」は何?合意がなされた事によって「法」が創られたのであって法の支配が具現したのではない・・・国家が何事かを主張する場合に話し合いが必要で、その話し合いが力や威圧を用いずに、互いの合意があった場合に「法」が作られるという事なのですが・・・先行する「法」など存在しない・・・「法」は個々の事件の中から見出されるものだからだと、私は思うからですが・・・どうやら、あの政治屋君は法というのが先行して存在しているような口ぶりですからね・・・それは、どこの「法」ですか?と聞きたくなるわけです。国際法に宿した精神ではなく、有効な敬意を持って扱われているものは・・・お互いの強制される事のない自由意思での話し合いでの合意・・・これが尊敬される国際法というわけです。しかも、法つながりで堂々巡りになっている、決めるべき法が、既に決められている事になっていてかなり変?多分、正義や話し合いの結果についての概念の欠如によるものでは?・・・従って、あの政治屋君にとって法は・・・自分に都合のよい法という事になるわけです。そして・・・自己撞着もあるしね・・・

 あの政治屋君の本心が現れる演説の良い例としては・・・平成27年3月16日 国連創設70周年記念シンポジウムにおける安倍内閣総理大臣スピーチ 平成27年 総理の演説・記者会見など 記者会見 首相官邸ホームページ これなど興味深いと思われます。

 何より、安保理の改革は、もはや議論に時間を割く時ではありません。具体的な、成果を生む時です。

 議論を重ねるつもりは丸でないようです・・・

 しかし、日本に関する限り、国連の大切さを、誰かに説得してもらわなくてはならない必要は、まったくありませんでした。

 信じられないね・・・国連憲章の前文を引用しますかね・・・ここにも法の概念が示されていますが・・・

われら連合国の人民は、 われらの一生のうちに二度まで言語に絶する悲哀を人類に与えた戦争の惨害から将来の世代を救い、基本的人権と人間の尊厳及び価値と男女及び大小各国の同権とに関する信念をあらためて確認し、正義と条約その他の国際法の源泉から生ずる義務の尊重とを維持することができる条件を確立し、一層大きな自由の中で社会的進歩と生活水準の向上とを促進すること並びに、このために、寛容を実行し、且つ、善良な隣人として互いに平和に生活し、国際の平和及び安全を維持するためにわれらの力を合わせ、共同の利益の場合を除く外は武力を用いないことを原則の受諾と方法の設定によって確保し、すべての人民の経済的及び社会的発達を促進するために国際機構を用いることを決意して
、 これらの目的を達成するために、われらの努力を結集することに決定した。

 正義や条約、多くの人が納得する全てのものが・・・国際法の源泉で・・・国際法は正義や条約などを互いに語ることを通じて見出されて行くもの・・・見出す作業が話しあいと合意ですからね・・・まあ、美しそうな言葉を並べて丸めこめば、マルチ商法の弁士ならOKですね・・・しかし、政治屋稼業は検証される日がやって来ますからね・・・歴史による審判・・・

 私には愛郷心はあるので、この地から、あまりみっともない事が起こるのがちょっと耐えられないというだけですから・・・もう少し、自重してもらいたいと思うだけですね。人殺しの準備をする事を公言したり、牽制とかしないでほしいものです。やるならきちんと話し合いをしてもらいたいですが・・・残念ながら、やってることからすると・・・どうやら意気地無しで、米国様にお母ちゃん助けて!を遠回しに言ってるようにしか見えないのだが・・・きっと、私の妄想でしょうね。やはり、5月のアメリカ議会は大反省大会になりそうで・・・重圧の中、屈することなく、気高さを貫いてみせられるのか?

 私が怖いのは・・・戦後のアメリカにしか、発揮することができなかったモラル・リーダーシップだと思います。そして世界が、いまなお必要としているものでもあると、信じて疑いません。・・・これが、政治屋君の身に降りかかるかもしれない事なんですが・・・誰も、対決を望まない中で、対決を叫んでいるから・・・平成27年3月18日 JFKシンポジウム「ケネディ大統領のトーチ〜引き継がれるその遺産〜」における安倍総理スピーチ 平成27年 総理の演説・記者会見など 記者会見 首相官邸ホームページ ここからちょっと引用して遊んでみました・・・私にできる事は、妄想遊びしかないのでね・・・

2015.03.23

  

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