国連創設70年のスピーチ・・・？(4)

現在をうろうろ（847）

　国連創設70年のスピーチ・・・？(4)

　なんだかね・・・どうも、私の知識はどれも微妙に世間一般から外れているのか心配になって来ました・・・

　近世以降の日本の哲学の中に、人間の安全保障があったという事は・・・それは徹底していなかったという事なのでしょう。

　日本が、年来育ててきた哲学を、国連の課題、人類の課題として、信念を持って押し出した時でもありました。
　人間、一人、一人に重きを置き、読み書き、算術を教え、欠乏と、恐怖からの解放を図ってきたのは、近世以降一貫した、日本の歩みだったからでありました。

　教育は日本は力を入れていましたが・・・人間の命に関しては非常に軽く扱っていた印象がありますが・・・それとも、改行を入れる場所を間違ったのか？人間の安全保障が浸透していたら・・・万歳突撃や玉砕、特攻・・・そいつは生まれにくいと思うが・・・己が本分の忠節を守り、義は山獄よりも重く、死は鴻毛よりも軽しと覚悟せよ。・・・命は鴻毛のごとく軽いものなんでね・・・戦闘を命じるものにとっては、命は鴻毛のごとく軽いものだと考えなければ・・・殺し合いですから・・・そうでなければ、死地に人を送り込めませんからね。この反省も無いのかね？それとも、タイピストの改行ミスで、教育は次の文の前振りであるとか？8分40秒あたりですね。原稿に目を落として・・・どうもたどたどしいが・・・これは一体のようですね・・・???　この文章は口述筆記？それとも、読みあげている原稿からこれは起こされているのか？でも、なんだか読み方が練習不足なのか？滑らかさに欠ける・・・口にした事のない言葉が所々にあるようです・・・続きは・・・

　教育こそは、人が人たるための尊厳を生み、平和と繁栄の基礎をなします。犯罪や、過激主義を防ぐ、社会の安定につながります。
　「すべての子供たちに質の高い教育を」―、日本が実施する支援では、この考えを常に柱の一つとしています。
　私たちは、村に学校を建てます。校舎に清潔な洗面所をつくり、少女たちを不安から解き放ちます。
　水を汲むだけに半日を費やし、その重労働が得てして女性の肩に食い込む。―私たちはこうした状態を不正義と思い、女性や、少女、一人一人のエンパワーメントを追い求めます。

　教育が人の尊厳を産み平和と繁栄の基礎？ホントかね？教育という言葉を出せば良いと思っているのかね？教育というものは内容的に普遍的なものでない事が問題で・・・教育を与える者の価値観の反映でもある・・・社会から高い評価を受けている教育者は、その社会特有のその社会に於いて普遍的と信じられる価値観を教育として実践している・・・

　政治屋君、君はイスラム価値観による教育を認めますかね？イスラム社会の中ではイスラム社会の人間としての教育が行われ、イスラム社会の中での平和と繁栄があり、犯罪や他から来た場合に過激主義に見える事も正義が為されたと認識し、社会の安定が保たれるために必要とする・・・そういった教育・・・村に学校を建てるだけではだめだし、教師の育成もしなければならない・・・その地域の実情にあった内容にしなければならない、校舎に清潔な洗面所か・・・価値観の教育？それとも、みじめさを押しつけるのか？・・・何で、少女の不安を解き放つことができるんだ？洗面所？顔を洗う事で？虚栄を育ませる？・・・ああ、お手洗い便所か・・・で？なんで少女の不安と関係あるのか？文化の違いにショックを受けるだけでは・・・少女にとっての清潔なトイレで意味する内容が今一つ理解しがたいが・・・30年ぐらい前の田舎の観光地のトイレも凄かった気がするが・・・

　前提となっているのは・・・水を汲むだけで半日・・・その上、トイレの水汲みもしなければならないとか？今風の稼ぎをすることで、文明を買い込む話になっているような？

　Empowermentだよね・・・別にトイレを清潔に、水汲みは社会の敵として糾弾する事ではないね・・・水汲みだって重要な労働であることは間違いない・・・ふと、裸の島って映画を思い出しましたね・・・政治屋君はこの映画を見てどのような感想を持つのだろうか？生きるための仕事というのは理不尽なものだと思いますが・・・震災で被災して、トイレの話があったが・・・トイレの水運びは重要な仕事・・・プールから3階のトイレまで・・・理不尽でも役割を担う人が必要なのだよ・・・不正義なんって言葉で表わすべきものではない・・・エンパワメントの状態が成立しているから、役割として水を運んでいる・・・そうでなければ・・・水場に個々の人がやってきて適当に飲んでるのでは？社会の中で、それぞれが暮らしやすくなるように役割を分担して、全体としての向上を実践することでは？

　被抑圧者の生活の概念で物事を考えるのかね？水汲みの動機が・・・家族のために私が水を運ぶ、私が水を運ばなければみんなが困る、だから私が私の仕事として選んだ・・・というものなのか・・・おい、お茶を持ってこい！なっちゃんを買ってこい！ガリガリ君買ってこい！・・・の差かな？水道もない輸送手段も無い・・・役割を担う・・・自ら目的を持って社会の役割を担う・・・自由意思による、自由の実践を促す作用と私は認識していましたが・・・とうやら不正義とまで言うのか？

　日本のお父ちゃんが反省を込めて言ってるのか？めし！お茶！新聞！靴が出ていない・・・磨き方が悪い！早くしろ！・・・ん、日本的な発想に基づく家事労働観・・・プチ暴君・・・これが亭主の威厳と皆が信じ、威厳を最上の価値と思い奉仕する役割を自由意思で自由の実践として行っているなら・・・エンパワメントは成立している事になるか・・・家の威厳を高めるために、華道を、お茶を、裁縫を・・・日々精進・・・強制されるか自らの生活向上のために・・・難しいね・・・

　価値観は厄介です・・・ふと、ニーバーの祈りが・・・

　神よ。変える事のできるものについて、それを変えるだけの勇気をわれらにあたえたまえ。　
　変える事のできないものについては、それを受け入れるだけの冷静さを与えたまえ。
　そして、変える事のできるものと、変える事のできないものとを。識別する知恵をあたえたまえ。

　三行詩の形にするものではないと言われるが・・・そう、世の中には変えられるものと、そうでないものがある事を知る力が与えられ、変える事ができないものについては、それを受け入れるだけの冷静さがあれば、世の中は平和になれると思いますね。

　どうも、政治屋君は・・・何でも自分の都合の良いものに変えたがる・・・これって過激主義だと思いますが・・・

　皆様―、私たちは、こうした考え方の下、今日まで、一筋の道を歩んでまいりました。
　「女性が輝く社会」をつくろうと、私は毎日話します。何度でも、いつまでも、言い続けます。
　昨年開いて成功を収めた「WAW!（World Assembly for Women）」という会議を、社会の「game change」が実現するその日まで、いつまでも続けます。今年も、夏休みが明けた頃、どうか日本にお集まりください。

　問題は、女性の輝く社会の概念ですね・・・はっきり言って、男でも女でも・・・自らの自由意思での社会のための自由の実践が一人輝く道であると信じますから・・・外で働く事が女性の輝く唯一つの道とか言わないよね？

　UN Womenに対する拠出の額は、本年、一昨年に比べ、１０倍に増やします。
　エイズ、マラリア、結核という三大感染症撲滅を目指した、グローバル・ファンドの発足と、発展に、日本は邁進しました。
　今年も日本は、ファンドに１億９０００万ドルを拠出し、１２月には東京で、ファンドの未来を語り合う会議を開きます。
　近々日本は、ケニア政府の保健政策それ自体を支えようとする、前例の無い支援に踏み切ります。金額はおよそ、４０億円となるでしょう。

　うへ、また金の話だよ・・・誰の金を使ってるのかね？我が国の保健政策は先進国の中では随分と立ち遅れているはずだが・・・予防接種など感染症予防をどうするのかね・・・外に対して見栄を張る政策への転換かね？続きは・・・次回だな。

2015.03.18