現在をうろうろ(812)
日本貧窮者経済新聞
 ラジオを聞くと暗い話ばかり聞こえてくる。戦争の影が伸びてきたのか・・・?

 ラジオを聞いていると・・・どうも、暗い話題ばかりが耳に入ります・・・中学生が殺されたとかやってますね。無料のネットサービスのLINEがとか・・・やってますね。何故か、これだけネットが普及しているのに関わらず、バーチャルリアリティーなんってカテゴリーが語られたり・・・バーチャルリアリティーって何?なんって、私なんかは考えちゃいますから・・・私の場合は五感に訴えかけるものはリアリティーと分類しますから・・・バーチャルリアリティーは・・・私にとっては、目をつぶって耳を閉じ・・・心の中に作り出す世界になってしまう・・・酔っ払いの幻覚の中の妄想・・・

 リアルな存在が符号化され、それが再構成され再現されたものは、バーチャルリアリティーではなく、リアルな存在ですかね?・・・CDに記録された音楽は、聞く分にはリアルな音として再現される・・・CDというものに記録されリアルに再現されたものですから・・・別にバーチャルなものではなく、そこに音そのものは存在している・・・本なんってものはバーチャルな存在であるが、目の前にある本はリアルな具象物ですから・・・ただね。その本が知らない言葉で書かれていると、本という形象は備えているが内容は不明ですから・・・ある意味、バーチャルな存在になってしまう。従って、バーチャルリアリティーを話になると・・・私なんかには、分からないものは、皆、バーチャルリアリティーの話にして誤魔化しているようにしか思えなくなるのでね・・・無料のコミュニケーションツールのLINEは・・・私は利用者で無いので、私にとってはバーチャルなものですね。しかし、利用者にとってはリアルな問題を色々と提起してくれているらしいことは分かります。

 私は、コミュニケーションってのが面倒でね・・・コミュニケーションから基本的に逃げたい人間なんで・・・一応、職業的教師のソフィストをしていましたが・・・学校の先生にはなる気は全然なかったですね。単に、教えて生活費を稼ぐ事しかなかったので。生徒の教育なんか・・・面倒でね。ある意味、面倒見は良い方だから、その世界に陥らないために・・・自分の時間の欲しい人間なので・・・教科外の生徒指導の無い知識の切り売りという楽な道を選んだというわけです。

 コミュニケーションが嫌いな理由は・・・どうも、正直なんで・・・思った事を口にするという困った性質を有していて、それで苦労しているというのもありますね。どうも、口にしてはいけないような事を口走るので・・・先日もやっちゃいましたね・・・中華街で・・・ふかひれスープ・・・道端で売られているやつ250円・・・友人のおごりで・・・食べて、あれフカヒレじゃなくてこりゃエノキ茸のスープだよ・・・口から出た言葉は戻せませんから、なかなかな旨いね。ありがとう・・・またやってしまったと思うわけです。ああ、本物の「ふかひれ」なんか近頃食べてないな・・・金華ハムとえのき茸のスープの方が好み・・・春雨を入れれば・・・黙っていれば分からない・・・大抵は金華ハムの代わりに自家製の冷蔵庫の中で作る塩をした豚肉の塊を使ってしまいますが・・・近頃、作ってないな・・・じゃなくて・・・

 もっと、話を良く聞いていれば、死なせずに済んだのではないか・・・素敵な言い回し・・・私は、こういった言い回しができない人間なんで・・・事実を中心に構成してしまうという悪い癖・・・死という事実・・・救えなかった事実・・・誰も気にしていないから死んでしまった。という風に喋ってしまう・・・これで、人から嫌われる事になるわけです。皆、分かっている事なんですが・・・後悔先に立たず・・・冷厳な事実というのは見たくない・・・という事なんですね。物事を考える際には、感情的な物を排して、事実の積み重ねをしないといけないのですが、それは、一般に見たくないことの集積になるのでね・・・だから、私だって考えたくないから情報から目や耳を閉ざすわけですが、ラジオなどで流れてくると考えることになってしまう・・・なるべくTVやラジオを聞きたくないというわけです。

 しかし、聞いちゃうと考えなければならないし、悪い癖で語ってしまう・・・という悪い連鎖が始まるというわけです。困ったものですね。しかし、今回の事件ってのは、これからちょくちょく起こるのではないかと思うんでね。理由は簡単・・・人命は軽視される・・・人を思いやる心なんってものが無くなって行くことが予想できるからですね。社会工学に関する興味があったので・・・様々な観察をしてきましたからね・・・

 今の日本の社会は、年齢による階層社会をより強くしているような気がします。私が学校の教師ではなく塾の教師として金を稼いでいた事にもつながります・・・人間の相手をすることは面倒で根気が必要・・・愛が無ければできない事・・・だから、教育者ではなく知識の切り売りをするソフィストへとなるわけです。

 多分、真っ当に育った人の心の中でひときわ輝いている人物は誰なのか?という単純な問いです。多分、古臭い因習の中で真っ当に育った人にとっては・・・両親ではないかと思います。これから先の世界では、人は社会の中で輝く事が必要で、社会の中で輝く事は・・・即ち家庭の中に向かって力を尽くす事ではなく、外の世界に向かって働きかけ外の世界で輝く事を要求されます。

 我が国の政策では、子育てはアウトソーシングが叫ばれ、子供ができて親が家の外で働けない期間を極力短くすることのために多額な税金が投入される事になりそうです。出産・育児は半年で・・・そういった事が叫ばれている。共働きでなければ人にあらず、女性を家庭に閉じ込めるような男は最低な人間であるとかそんな感じですね。私は、働くのが嫌いですから、誰か稼げる女性に食べさせてもらえる事を夢見続けましたが・・・駄目でしたね。仕方なしに、なるべく自分の時間が取れ、短時間でそれなりに稼げるというわけで・・・ソフィストへ・・・今や、貧乏ですがとりあえず、賃仕事をしなくても生活できる状態になりましたが・・・何しろ、私は資本主義社会の落とし子で、労働は苦痛であるという信奉者なのでね・・・生活の基本は家で・・・例の政治屋君の主義では・・・子育てはアウトソーシングで・・・両親は仕事で輝く事が要求される・・・

 子育て・・・大変ですからね・・・他人様の子供であっても、それなりに気を使わねばならない・・・教師への負担が大きくなる・・・塾でも、やはり両親に余裕がある子供の方が手がかからない・・・両親があまりかまっていなくて、さびしがり屋の生徒は面倒・・・本気の進学塾の場合は、親が経済的に豊かですから、共働きであっても・・・自宅の近くでの仕事の場合が多いのでね・・・親は子供と接する時間が多いから楽・・・やはり、子供は色々な面で親の影響を受けるし、親だからそれだけ面倒が見れる部分がある・・・そんな気がします。

 そういえば・・・生徒たちの会話の中で・・・この問題、お父さんに習った・・・とか言ってた生徒、他の生徒から随分と羨ましがられていたっけ・・・親が教えてくれうという状況を羨ましがり、教えられるという事で、親に対する羨望の心が・・・親の威力ですね。

 どうも、日本は言葉の言い換えで誤魔化す部分が多くて・・・子どもの相対的貧困率・・・これって、単純に親が世間並の暮らしをしていなくて、子供にその影響が現れる比率の話ですが・・・話題になるのは母子家庭・・・父子家庭・・・男女格差の問題にもつながる・・・年間平均就労収入は母親181万円、父親は360万円・・・しかし、男は残業で稼いでいる分もかなりある・・・残業を切ったら・・・収入は確実に減る・・・日本の場合は、人並みに教育費にかける事が困難になりつつある家庭という意味合いですね。貧困線の意味が発展途上国とは違いますからね。

 飢える程ではないが・・・主はあなたを苦しめ、あなたを飢えさせ、あなたも知らず、あなたの先祖たちも知らなかったマナをもって、あなたを養われた。人はパンだけでは生きず、人は主の口から出るすべてのことばによって生きることをあなたに知らせるためであった・・・申命記8章3節ですね。私はキリスト教徒ではないので・・・勝手に改変しちゃいます・・・子供は神の言葉を直接受けるわけではない・・・そう、人は様々な組織で、神の言葉を受けて行動するわけです。イスラム原理主義者、不良仲間、会社組織、家庭・・・それぞれの社会組織で、尊いとされる言葉を受けて教育されて行く・・・子供は、家庭に於いてはパンだけでは生きず、子供は親の口から出るすべてのことばによって生きる・・・家庭ではない場所では・・・例えば学校では・・・生徒はパンだけでは生きず、生徒は教師の口から出るすべてのことばによって生きる・・・会社では社員はパンだけでは生きず、社員は上司の口から出るすべてのことばによって生きる・・・イスラムのテロリストはパンだけでは生きず、テロリストはイスラムの宗教指導者の口から出るすべてのことばによって生きる・・・

 随分と神の言葉を貶めた気がしますが・・・神が慈愛に満ち溢れた存在で、考えの違うものも抱擁するだけの広い心を持つものと仮定するなら・・・先に上げた社会組織の中でどれが、無私の愛に近いのか・・・ただそれだけですね。

 日本の社会では、これから子育てはアウトソーシングとして、社会組織の中で行われる事になります。自民党の憲法草案では個々の人間より、公益・公の秩序が優先されますから・・・先に上げた社会組織のどれに近いかというと・・・公益や公の秩序を掲げている集団は・・・1つしか無いですね。一つ道を間違えると、あの集団と同じ事を始める・・・戦前の公益・公の秩序を優先したために、アジアにどのような禍をもたらしたのか・・・個々の人が大切にされる世界では・・・敵や味方の概念は無いはずなんですが・・・しかし、国益や社会システムなどの縛りで、個々の人を無視して、自分の主義に染まらせようとする者は禍の種を撒く事しかできない・・・そんな風に思えるのでね。

 そのうち歌われるようになるでしょうね・・・日出づる処の 御国を護り 外国までも 率いむ心 ここに集へる 若きますらを  いよよ鍛えむ いざもろともに・・・こういった考えが家庭での慈しみの言葉なしに叩きこまれる事になるのでしょう・・・家庭での慈しみがあったか無かったかでは大きく違うような?この歌を歌う事になるかもしれない家庭は、経験では慈しみのある両親の家庭で育った生徒が多かったような気がしますがね。殺伐たる気風の生徒は殆どいなかったね・・・教えた生徒から後に、私は非人道的な人間だと指摘されたりしましたね(謗りだったか・糾弾だったか・・・)・・・さて、日本は・・・あの政治屋の言葉の下でどのような国に変貌していくのか・・・気になります。戦争ができる国=人殺しができる国に改変するために動き始めましたから・・・どうなって行くのか?

 どうも、見栄のためには金を出すが家の内の事になると金を出したがらない国民性のような感じがあるので、特に気になるというわけです。国内の問題より・・・国としての体面としての戦争のできる国が優先されるような?国力を傾けて・・・どんな国を作り出すのか?国が傾きつつある中でどうするのか?基本的には貧乏なんですから・・・

2015.03.02

  

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