隣国との戦争は時間との戦い・・・？

現在をうろうろ（797）

　隣国との戦争は時間との戦い・・・？

　さて、中国と戦争するのに、何を用意しなければならないのか？まずは、首都を守るための防空網ですね。防空ミサイル基地・・・中国並のものが必要でしょう。私が、勝手に想定している、中国の核ミサイルの飛行経路は・・・

　左のようなものであると考えます。1560ｋｍですね。発射から15分程度で飛来するでしょうから、この地域を確実に衛星偵察を行う事が必要になりますね。レーダーで捉えられるのは着弾の10分前ぐらいですかね・・・

　しかし、このコースだと北朝鮮領を通り抜けるコースですから、こりゃ、中国と北朝鮮の間では何か合意があるのかもしれませんね。

　一応、このコースを想定したのは、瀋陽市に日本向けの核ミサイルがあるとか・・・そのような噂がありますから・・・ここには第二砲兵部隊があるとか・・・しかし、戦略ミサイルにはこの距離は近すぎますね・・・日本がアメリカに対して行った、宣戦布告と同時の攻撃・・・結果的には無通告での攻撃になりましたが、あのパターンでは、この1500ｋｍ程度の距離でのミサイル攻撃は、通告を受けて、防空指示を出して間に合うかどうか？即応態勢という物の限界という事になるのではないかと・・・シビリアンコントロールの限界を越えてしまいそうですからね。

　危機管理というのは厄介です。軍の暴発を防ぐためのシビリアンコントロール・・・即応性からすると、軍政に移行しなければならない・・・国会でもちょっと話題になっていましたが、選挙の応援演説で、首相も官房長官も官邸に不在で、就職活動に勤しんでいた・・・そして、例のイスラム国での人質に十分な対応ができたか？これに対して、形式主義的に官邸にいなければ、対応ができないわけではない・・・内閣法に則って、指示を出せる人を官邸に置いているから・・・法的には対応している・・・

　こんな話をしていましたっけ・・・不思議な応酬・・・あの政治屋君は何故、法に拘るかね？確かに、法は人を黙らせる効果があります・・・弱虫を強くするには法を制定して、弱虫でも自分で判断できなくても・・・法に則って行動すれば、獅子のようにふるまえる・・・そのための法なんですから・・・問題は、法の精神ですね。先任というやつ・・・内閣法によると・・・第九条　内閣総理大臣に事故のあるとき、又は内閣総理大臣が欠けたときは、その予め指定する国務大臣が、臨時に、内閣総理大臣の職務を行う。・・・これって、内閣総理大臣の職務の代行を行う人間は存在しない事を意味しているのかね？

　第十四条　３　内閣官房副長官は、内閣官房長官の職務を助け、命を受けて内閣官房の事務（内閣人事局の所掌に属するものを除く。）をつかさどり、及びあらかじめ内閣官房長官の定めるところにより内閣官房長官不在の場合その職務を代行する。・・・内閣官房長官不在の際には内閣官房長官の代行は可能・・・

　なんとなく、答弁とは微妙にずれるような？少なくとも日本の危機管理のトップは内閣官房長官という事のような感じですね。内閣官房の職務であるように書いてあるから・・・

　しかし、ちょっと腑に落ちない・・・予算委員会での質問でもうちょっと踏み込んだ質問をしたら面白いのに・・・あの政治屋君は、人の反論を封じるために法を使いますからね・・・法の定めに則って・・・だからOK・・・これで、質問者が封殺されるのが面白くない、というより、質問者は別の質問ができるはずですからね・・・法というのは、最低限度を示したものですから・・・最悪これは許されるというものですね・・・法は総理や内閣官房長官が不在でも職務が遂行できるようになっているが、これは最低限度の要件で、現実に人質事件が起こっており、対応が急がれる中で、法の最低限度の要件だけで、十分な対応ができるのか？そのあたりの心構えの問題として追及しないのかね？

　内閣法は総理大臣の不在を前提にしていないようですからね・・・第九条　内閣総理大臣に事故のあるとき、又は内閣総理大臣が欠けたときは、その予め指定する国務大臣が、臨時に、内閣総理大臣の職務を行う。・・・こんな風に規定していますから、総理大臣に連絡が取れない場合には、連絡の取れる場所に内閣総理大臣臨時代理がいなければならない・・・このあたりはどうなっているのか？ちょっと気になりますね・・・電話で連絡が取れれば良い？本人認証の手段は？

　ついでに法の支配が好きな政治屋君なんで・・・不思議な発言で質問者を煙に巻きますからね・・・徴兵制の問題・・・憲法では許されない！これを堅持するなんってやっていますが・・・しかし、自分に都合の良い憲法を制定しようとしていますからね・・・憲法解釈ではなく、憲法そのものの変更ですから・・・新しい憲法下ではきっと徴兵制が施行できるような憲法になっているはずですからね。公益性及び公の秩序を守る為に徴兵制を！多分、これでおしまいでしょうね。現行憲法は、これ以上汚される前に改正して、記憶遺産にしてしまうのが良さそうです。その意味で、私は改憲派になりましたからね。自民党草案で、軍事独裁国家になれば良いと本気で思っています。どうせ、意気地無ししかいないから気焔を吐くだけでしょうから・・・武力行使をしても、我が国には戦闘継続のための資源が無いから直ぐに枯渇しておしまいですからね。

　どうも、戦争を始めようとしても、近頃の世界情勢というか・・・他国に多くの資源を依存している日本が戦争をすること自体が困難な気がしてね・・・日本の戦争遂行に必要な物資は国土に偏在して存在しますから、備蓄基地を破壊されると戦争遂行能力が著しく低下しますからね。

　あれ・・・ある空軍基地のインフラをチェックしたくなって、その基地の回りを眺めていると・・・なんと、右の写真のような3輪カーが・・・何これ？なかなか良くできている・・・三輪汽車 - Google 検索　どうやら、製品ではなく改造車の類ですかね？

　中国は面白い・・・

　中国の軍事インフラは強靭というか、計画的に配置されたものが多くて・・・地域毎の備蓄があるような感じですからね。エネルギー資源に関しては分散されているから、日本のように沿岸で大打撃を受けると内陸までその影響を受けるという事が少ないような感じですね。

　国土強靭化を企図していますが・・・日本はどのように強靭化するのやら？ふとね・・・やはり、海岸を中心にするのか？護岸を高くして津波に対抗する？発電所などは、海岸の津波被害の可能性のある場所のままなのか？・・・ふと、八甲田山の死の行軍なんって言われた奴・・・あれも、海岸が砲撃を受け、東北本線が切断され、海岸交通路が使用不能になったら・・・内陸を通っての通信・連絡が可能であるかを実証するものでしたね。日本の内陸の交通路は整備されてきましたが・・・冬季閉鎖が増えて行くのかね？日本での人間の領域は狭まっている？

2015.02.22