現在をうろうろ(791)
日本貧窮者経済新聞
 モンゴルから石炭が運ばれるというが・・・?(7)

 どうも、日本の行政ってのは中途半端なんですかね?鉄道なども真面目に利用する事を考えていないような?基本は人を運ぶ事が中心で・・・貨物など気にしていないのか?産業が空洞化する中で、そういった物流のインフラが・・・表面的にはトラック輸送で実現されているが・・・1人の運転手で運べる貨物の量は・・・鉄道の方が圧倒的に多い、コスト的にも、時間的にも長距離であればある程・・・確かに、トラック輸送でも1000kmは一昼夜で荷物が辿りつく事は確かですが・・・これって、かなり大変なことではないかと・・・というより、これより短縮するのはかなり困難でしょうね。・・・・鉄道とトラック輸送の振り分けなどは行政が関わらないと無理なものではないかと・・・どうやら、こういった物流に関連する日本全体という規模のものに関して、政府はまともな検討をしていないのではないかと・・・省庁レベルでは研究が行われているが・・・なんだか高々1500m程の距離に関して・・・統合する脳みそを持たない政治屋の集まりなのかもしれない・・・田舎の村々程度の票田しか耕す事しかできないのかと・・・

 ちょっと、中国の鉄道に感銘を受けてしまって・・・鉄道網のチェックを始めてしまいました・・・多分、鉄道による弾道ミサイルの輸送及び発射が考えられますから、最新の中国の鉄道路線図は内閣情報衛星センターが持っていると思われますが・・・軍事情報として重要でしょうから・・・こういったものは公開しておいてくれればかなり手間が省けるのに・・・

 今、鉄道路線をチェックしていて、トンネルの出口がどこにあるのかが分からないで探していたりするのですが・・・どうも、中国の情報が少なくて・・・馬鹿でした・・・百度のマップを使う事を忘れていました・・・目的の鉄道路線は確認できましたが、近くの太源衛星発射センターへの鉄道路線はこれには出ていない・・・従って、百度のマップだけでは十分ではない・・・

 左の写真の青線が太源衛星発射センター周辺の鉄道路線です。太源衛星発射センターは写真の左上のピンのある辺りです・・・ここには地下サイロなどもあって、なかなか物騒な雰囲気を醸し出していますね。・・・地下サイロの座標は・・・

 38°52'41.45" N 111°35'32.99" E ここですね。

 左の写真のようにサイロの蓋がスライドします。

 多分、間違いなくミサイルサイロと思われます。

 ミサイルのサイロがあるという事は・・・どこかに弾薬庫が無ければならないわけです。多分、弾頭などは別の場所で保管していると思いますから・・・まあ、配備されているやつには弾頭が搭載されているでしょうが、整備したり、追加で発射する必要が出れば当然近くに弾薬庫があるはずなので・・・というわけで、近くの引き込み線をチェックしたくなるわけです。

 すると、それらしき場所がちゃんとありますね。右上の写真で左下の山に入って行く引く込み船の先は、右の写真のように道を広場のある敷地を・・・山に開いたトンネルへと消えて行きます・・・ここが、どうやら弾薬庫でしょう・・・ICBMのサイロがありますから・・・核弾頭を補完している可能性が非常に高い場所という事ですね。サイロから、道路・鉄道で20km程の距離の所です。

 こんな風に、道路とか鉄道というのは辿ってみると関連施設が現れて来るのでなかなか興味深いものです。この脇には基地が広がっていて、レーダーサイトやマイクロウェーブの中継所や・・・地下構造物の在りそうな場所・・・そして、何かの組み立てでもしているような大きな建物とか・・・あります。

 また、脇道に逸れている・・・いや・・・どうやら、北京近郊からこのあたりまでの鉄道路線をチェックした方が中国を知るうえでは良いのではないかと・・・

 どうも、中国の鉄道は、貨物・旅客は別物という感じですね。北京の市内の鉄道を眺めているのですが、鉄道貨物は元気に資源を運び込んで盛んに生産している感じがありますからね・・・市内の火力発電所に石炭を運ばなければならないので、最低限の仕事が確保されている・・・

 ちょっと、気になっている言葉があって・・・中国の発展に伴い、責任ある大国の役割をより果たしていく・・・ラテンアメリカへの訪問を前にしての中国の習主席が記者会見で語ったものですが・・・中国って、役割というのを大切にしているのではないかと・・・北京中心街では貨物線と通勤線・・・明らかに分かれている・・・そして、必要とされる物を新たに作っているという感じ・・・日本でもある程度分かれているけど・・・貨物線は減少の一途でしょうし・・・貨物ヤードなども統廃合・・・所によりマンションに化けたり・・・スクラップ&ビルドと言えば聞こえが良いが・・・バランスが崩れて行く様な気がして・・・

 日本における役の概念の変遷が気になる・・・人間が中心か役が中心か?役不足・・・能力に対して役が軽い、役に対して能力が低い・・・百斛重器・・・

 旅客輸送の方がもうかるから、旅客輸送だけを行うと、生産がおろそかになる・・・バランスの問題・・・原料の移動コストがかかるのなら・・・移動コストの安い所への移転・・・この結果として、現在の産業の分布になったのではないかと?そして、基礎物資の移動コストが辺鄙なところでは生活を圧迫するという事ですかね・・・より利便性の高く、諸々のものが安価な大都市圏へ・・・

 政府がこいつを引き起こしたわけですね・・・鉄道貨物はトラック輸送に比べて遥かに安価ですからね・・・いや、違う・・・中国の輸送を眺めていると、日本とは明らかに違う・・・何が違うのか?

 あ!・・・中国の鉄道は、物を運ぶためのもので、工場に原材料を送り届けるためのものであると・・・引き込み線以外は、終わりが無い・・・基本は環状になっている・・・北京の北東の山の中の鉄道をトレースしていて気付きました。・・・近頃の日本の鉄道は端が切れて、放射状?北海道はその傾向が強いですね・・・

 日本の鉄道は人間を、産業資本のある所に移送して働かせるために存在している・・・従って、大都市の周辺のベットタウンの人を都市中心部に運ぶために存在している・・・ふと、鶴見線の海芝浦駅を思い浮けばてしまいました・・・

 どうやら、中国では鉄道は、その地域に原材料やエネルギー資源を運び込み仕事をもたらし、製品を引き上げて行くために使われ、日本では、周辺地域から人を掻き集めて集中させた産業資本を動かすために人を運ぶという事のようです。

 戦争に敗れて、貧しさの中で産業資本を集中させ、地方の安価な労働力を集団就職でかき集めたことにより、高度経済成長を成し遂げた?・・・1950年代の政策が地方からの人口移転による都市の強化による成長戦略だったのかね?そして1960年代に入る頃に、中央政府の人口移転政策に対抗して、地方分権の流れができた・・・地方の経済力の基本は農業だから、県レベルでの権力組織が都合が悪くて、農協中央会を解体・・・

 1950年代に地方から都市への人口移転により都市の生産性を高めた・・・1950年の体制は、安保闘争の中で中断、池田内閣によって、中央省庁の直轄事業と特殊法人と補助金で中央の威光を地方へ・・・1970年ごろには革新系の自治体が住民に直結した地方自治・・・1980年代は財政悪化の一途・・・

 政治屋君は、地方創生を叫ぶが・・・単に、金を地方にばら撒くだけですね。女も外に出て働け!・・・地方には産業が無い・・・外へ出て働けとは・・・地方を出て、都市へ?都市人口を増やす?地方に人が本当にいなくなる政策をしようとしているのか?女が都市へ出るなら・・・地方の残り少ない男も女について都市へ出る?なんだか、ちょっと心配になってきた・・・我が国は滅びの道を歩み始めている?

2015.02.18

  

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