新「宇宙基本計画」って何だ？戦争準備か・・・？(41)

現在をうろうろ（739）

　新「宇宙基本計画」って何だ？戦争準備か・・・？(41)

　さて、続きは・・・日本を知ってもらうための作業の話ですね。どうも・・・強くしなやかな・・・国土強靱化基本法の28条の言い訳めいた条文との類似性が気になりますね。

（諸外国の理解の増進）
第二十八条　国は、国際社会における我が国の利益の増進に資するため、我が国の国土強靱化に対する諸外国の理解を深めるよう努めなければならない。

　この条文・・・前文には・・・我が国のこのような大規模自然災害等に備える取組を諸外国に発信することにより、国際競争力の向上に資するとともに災害対策の国際的な水準の向上に寄与することも、東日本大震災を経験した我が国が果たすべき使命の一つである。・・・ってあるんですが、理解を深めるように努める・・・絶対に、テロ対策及び戦争準備がこの国土強靭化基本法に含まれていると思われます。多分、こいつを言っている条文は・・・

第十一条　国土強靱化基本計画以外の国の計画は、国土強靱化に関しては、国土強靱化基本計画を基本とするものとする。

　以外の国の計画がテロ及び戦争のようですから・・・国土強靭化の国の役割は戦争準備という事のなりそうで、自然災害に対するものなら外国の納得など必要ない、諸外国の納得が無いとまずいのは・・・対テロは合意事項、従って、戦争準備しか残っていない・・・中国に対して国土を強靭化するという事になると、私は妄想しちゃいますがね。さて、余計なことは後回しで、続きの方を・・・

（２）情報発信の強化
　国家安全保障政策の推進に当たっては、その考え方について、内外に積極的かつ効果的に発信し、その透明性を高めることにより、国民の理解を深めるとともに、諸外国との協力関係の強化や信頼醸成を図る必要がある。
　このため、官邸を司令塔として、政府一体となった統一的かつ戦略的な情報発信を行うこととし、各種情報技術を最大限に活用しつつ、多様なメディアを通じ、外国語による発信の強化等を行う。また、政府全体として、教育機関や有識者、シンクタンク等との連携を図りつつ、世界における日本語の普及、戦略的広報に資する人材の育成等を図る。
　世界の安全保障環境が複雑・多様化する中にあっては、各国の利害が対立する状況も生じ得る。このような認識の下、客観的な事実を中心とする関連情報を正確かつ効果的に発信することにより、国際世論の正確な理解を深め、国際社会の安定に寄与する。

　国家安全保障政策は、内外に対して明瞭性を持たせないと危険ですね。まあ、中国が怖いから、それに対抗して軍備を整え、あわよくば侵略してやるとか・・・そういった明快な事をやられても困るわけです・・・中国が怖いからとりあえず軍備、でも、本当に信頼できる仲間になれるようにするとか・・・最終的な目的を明らかにして、軍備を減らす方向で・・・最後は軍備の統合ができれば良いのではないかと・・・

　情報発信の強化ね・・・イスラム国対策で金をばら撒きました・・・の結果はちゃんと返って来ましたっけ・・・中東の難民のためにとか言い方の問題ですね。安倍首相中東訪問　外務省は時期悪いと指摘も首相の反応は逆│NEWSポストセブン　こんなのを眺めると・・・外遊が楽しくて仕方ないのかな？なんって・・・お追従者の群れを引き連れて・・・

「総理は『フランスのテロ事件でイスラム国がクローズアップされている時に、ちょうど中東に行けるのだからオレはツイている』とうれしそうに語っていた。『世界が安倍を頼りにしているということじゃないか』ともいっていた」

「総理は総額25億ドル（約3000億円）の中東支援についても、『日本にとってはたいしたカネではないが、中東諸国にはたいへんな金額だ。今回の訪問はどの国でもありがたがられるだろう』と自信満々で、常人の感覚とは違うなと感じた」

　安倍首相は「テロとの戦い」をことさら強調し、フランスのテロ事件を「ツイている」と喜びながら、米国のケリー国務長官をはじめ、英、独の首相はじめ40か国以上の首脳が集まった追悼式典（1月13日）には無視を決め込んだ。日程的余裕があったにもかかわらず、山梨の別荘で休暇を過ごしながら祖父と父の墓参りで「衆院選勝利」を報告し、式典に駐仏大使を出席させただけだった。

　情報は様々に流れてくるわけですが、信憑性の問題があるわけですが・・・とりあえず、こんな考えを元にして行動すれば目立ちますね。対応姿勢に関しても真逆の報道を色々と眺めて興味深く思いますが・・・お仲間の中ではハッタリでも通じますが、本気で世界に対するイスラムの主張を展開している者たちの前では無力ですからね・・・内外に積極的かつ効果的に発信し、その透明性を高める・・・陰謀を陰謀でないように報道するのかね？しかし、日本は戦争のできる国に脱皮し、日本の行う事は軍事につながるという認識から見られたら、港湾の整備だって、ロケット打ち上げだって、全ての意味が変わって行く・・・国土強靭化基本法で・・・強くしなやかな国民生活の実現を図るための防災・減災等に資する国土強靱化基本法・・・国土強靭化基本法でも良いものに余計な冠をつけて誤魔化しているようにしか見えないわけです。

　国は、国際社会における我が国の利益の増進に資するため、我が国の国土強靱化に対する諸外国の理解を深めるよう努めなければならない。・・・自分だけの利益になることだから、場合によっては諸外国は不利益を被ることになるかもしれないから理解してもらうように糊塗する・・・国土強靭化で現れる文言が・・・国家安全保障戦略＝戦争戦略の中で同様に現れるという事は、国土強靭化の国の役割は国益のためにテロと戦争のための準備をする事になってしまう・・・国際社会の安定のためかね？不安定にすることで票田を耕し、求心力を得ようとする事になるのかね？

　問題は、テロとの戦いのために実効的な施策は何があるのか？テロは政治的な目的を実現するための手段ですから・・・政治は、その地域の未来を形成する社会的な動きで、地域の住民の代表者が行うものであると考えると・・・イスラム国の領域ではイスラム国の支持者やその法を当然のものと思う人たちの集団の文化が存在している事になる・・・イスラム教圏の中でも、かなり過激な・・・古い宗教感を基盤に持った人達の代表者・・・支持基盤を教化して、価値観そのものを破壊しなければ同じ事をするわけです。下手をすると、アラブ全体・・・旧オスマン帝国領全体を敵に回す可能性もある・・・

　ちょうど、靖国に対する価値観・・・戦争を画策した者をも祀る・・・それが日本の文化、戦争を賛美するものであるとなれば、その賛美する文化を破壊しなければ、再び侵略戦争を開始するという恐怖が存在し続ける・・・物事の本質を見ることは、文化に埋没していては分からなくなる・・・伝統・・・

　近頃、世界に冠たる日本とか・・・大言壮語的なものが横行するようになっているから、かなり集団的な精神状況がおかしくなっているのではないかと・・・なんとなく、身内で大言壮語が、いつの間にか外に向かって同じ事を言うようになっている？・・・世界が安倍を頼りにしているということじゃないか・・・本人の言葉だとすると非常に危険な気がしますが・・・日本にとってはたいしたカネではないが、中東諸国にはたいへんな金額・・・中東の政情が安定している国なら端金じゃないかね？たまたま政情が不安定で困っているだけのような気がしますが・・・資源もエネルギーもなく、あるのは借金の山の中で大言壮語を吐いて喜んでいるだけでは？・・・日本の誇る最新鋭潜水艦4200トンがカローラのエンジン4台分400馬力で静かに走る・・・短時間なら水中20ノット余り・・・戦前の優秀船橿原丸25.5ノット・・・これですら捕捉撃沈する事は困難・・・今の貨客船では標準的な速力・・・近頃の高速機動艦隊を捕捉する事は不可能・・・虜人日記　博物館　３２才のエンジニアが戦地で残した奇跡の記録　結局、人間は簡単には変われないという事ですね。日本はなぜ敗れるのか―敗因２１カ条虜人日記　博物館　こいつをちょっとお借りすると・・・

　日本の不合理性、米国の合理性の差で起こることは、論理で構築されたものは信念が生まれ、それに裏打ちされて強いが、感情的なもから構成されるのでは思想的に徹底した信念が無く、簡単に馬脚を現して弱さだけが目立つようになる、信念が欠けるから実は苦境に弱い、その上克己心もない・・・一時しのぎだから基礎研究をしない。当然、個人としての修養もない。・・・一時しのぎの先送りだから、独り善がりで同情心もない。失敗しても、反省力が無いので・・・日本の学問は実用化せず、米国の学問は実用化する・・・信念に欠けるから挫折すると・・・日本は人命を粗末にし、米国は大切にした・・・死んでお詫び、殺して無かった事にする・・・日本文化の普遍性は、他人を馬鹿にすることで面子を保つ、馬鹿にされないための連合を組む、内向きには強がるが外向きにはからっきし意気地がない、緑のお札と、アメリカ様の威光を暈に・・・お追従者の群れの中では大満足・・・政府専用機の旅は楽しい・・・

　まあ、こういった文化の中ですから、大言壮語でも良いし、現行の日本国憲法の精神など、我が民族には勿体ないのかもしれないと近頃思うようになって来ましたね。改憲した方が良いのかも？だって、あの素晴らしい憲法の珠玉の文言を汚す事しかできそうにないから・・・さて、次は何かな？

2015.01.27