現在をうろうろ(729)
日本貧窮者経済新聞
 新「宇宙基本計画」って何だ?戦争準備か・・・?(31)

 対テロ対策というのは面倒ですね。 「人命を盾にとって脅迫することは許し難いテロ行為であり、強い憤りを覚える。2人の日本人に危害を加えず、直ちに解放するよう強く要求する」「卑劣なテロはいかなる理由でも許されない」・・・テロの基本的な戦い方ですから・・・許されないと言っても、それは強力な手段ですからね。テロに対する戦いでは常にこの恐怖が付いて回るわけです。対話は・・・事実上不能ですから・・・一方的な通告、要求に応ずるか応じないかのどちらかしかない・・・テロとの戦いではテロリストの要求に応えてはいけない事になっていますから・・・結果は見えている。日本赤軍の日航機乗っ取りの際のような事はできないから・・・紛争を終わらせることは難しい・・・互いの言い分を聞かなければならないが・・・というより、テロの温床になるのは・・・残念ながら・・・専制と隷従、圧迫と偏狭・・・全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、平和のうちに生存する権利を有するのであれば・・・テロは起こらないはずなんですが・・・お腹がいっぱいで、眠気との戦いの中ではテロは無いはずなんですがね・・・

(3) 北朝鮮問題に関しては、関係国と緊密に連携しつつ、六者会合共同声明や国連安全保障理事会(安保理)決議に基づく非核化等に向けた具体的行動を北朝鮮に対して求めていく。また、日朝関係については、日朝平壌宣言に基づき、拉致・核・ミサイルといった諸懸案の包括的な解決に向けて、取り組んでいく。とりわけ、拉致問題については、この問題の解決なくして北朝鮮との国交正常化はあり得ないとの基本認識の下、一日も早いすべての拉致被害者の安全確保及び即時帰国、拉致に関する真相究明、拉致実行犯の引渡しに向けて、全力を尽くす。

 ふむ・・・日朝平壌宣言 か・・・国交を正常化すれば何事も早く進みそうな気がしますが・・・相互の信頼に基づく協力関係の構築のためには、民間レベルでの交流が盛んにならないと無理でしょうからね・・・人が自由に行き来する事ができれば変わらざるを得ないはずなのですが・・・この手の宣言はあちこちで眺めますが、どうも実施に向けての動きがあまりないような?そのあたりも不思議ですね。体制の異なる国では価値観の共有など簡単にはできない・・・我が国と普遍的価値と戦略的利益を共有する国との協力関係を強化する・・・これしか叫べないわけですからね・・・イスラム教圏を理解する事も困難なのでは・・・コーランでも読まないと・・・基本知識が無いと理解する事は難しいですからね。文化の持つ価値観の違い・・・法文化の違い・・・日本はローマ法を継受しているので・・・基本的には欧米と枠組みとして似た法を有しているので欧米との法的な価値観は類似していますね・・・細かな所では律令の伝統を引く独特のものがありますが、土地に関する権利など・・・とにかく、仲良くする努力がね・・・どうも、偏狭な感じがして・・・別に米国の威武が及んでいない地域が化外の地であるとか蕃夷の地であるというわけではない・・・どこも、その土地の風土にあった独自の法による支配が行われているわけですからね・・・

 拉致問題も、ある意味戦争が生み出したものですからね・・・どうも安全保障政策というのは、戦争準備ばかり注目されますが、実際には戦争に至ったら安全保障の意味は無くなる・・・血を血で洗う事になるだけですからね。基本的人権など命令1つで消し飛んでしまう・・・互いの尊敬なども・・・敵は殺さなければならない・・・

 政治屋は権力闘争の中に生きていますから・・・票田を耕さなければならない・・・そして、権力闘争の中で勝者に近い位置にいなければ意味が無い・・・真の政治家は・・・政策に魅力があるから闘争とは無関係に人が真の政治家の政策に夢見て集まって来る・・・政治屋の票田を耕すのは政策に魅力が無いから・・・中身のないスローガンに夢を見ると・・・多くは絶望しか残らない・・・地方や中小企業の上に広がるアベノミクス不況が現実のものとなろうとしている現在・・・どうなるのかね?

(4) 東アジア地域の安全保障環境が一層厳しさを増す中、安全保障及びエネルギー分野を始めあらゆる分野でロシアとの協力を進め、日露関係を全体として高めていくことは、我が国の安全保障を確保する上で極めて重要である。このような認識の下、アジア太平洋地域の平和と安定に向けて連携していくとともに、最大の懸案である北方領土問題については、北方四島の帰属の問題を解決して平和条約を締結するとの一貫した方針の下、精力的に交渉を行っていく。

 中国を包囲できればロシアでも何でも構わないという事なのですかね?ロシアと中国の協力関係も以前より強固なものになりつつあるし・・・北朝鮮がロシア寄りになってきているような感じもするし・・・時事通信の記事・・・

 岸田外相は、ロシアのウクライナ南部クリミア半島編入になぞらえ、北方領土問題も「力による現状変更」と述べた。これについてロシア外務省は「残念ながら日本は第2次大戦の教訓を学ぼうとしていないと言わざるを得ない」と非難した。
 声明は「軍国主義の日本こそナチス・ドイツと共に、力によって大戦前の秩序を破壊し、多くの国々を占領した」と主張。岸田外相は第2次大戦の歴史への理解を修正しようとしていると決め付けた。ロシアは、北方領土支配は大戦の結果との立場。

 馬鹿の一つ覚えの「力による現状変更」・・・戦争をしたのはどこの国かという認識が足りないね・・・三国同盟下での世界に対する戦争、負けたものが「力による現状変更」を叫んだって無駄ですね。戦争という選択肢を利用した結果なのですから・・・負けた結果として、海外領土を奪われただけで済んだ・・・北海道などソ連領になっていたかもしれないのに・・・このあたりも、1975年のヘルシンキ宣言が国際法を形成している1つの合意であるとあるならば・・・日本の主権が及ぶと解釈する事は困難だし・・・やはり、我が国は70年前の事を忘れるのではなく、無かった事にしたような感じですね。こりゃ、5月の総理の訪米は大反省文大会になりそうな?海外で叩かれる・・・

(5) これらの取組に当たっては、APECから始まり、EAS、ASEAN+3、ARF、拡大ASEAN国防相会議(ADMMプラス)、環太平洋パートナーシップ(TPP)といった機能的かつ重層的に構築された地域協力の枠組み、あるいは日米韓、日米豪、日米印といった三か国間の枠組みや、地理的に近接する経済大国である日中韓の枠組みを積極的に活用する。また、我が国としてこれらの枠組みの発展に積極的に寄与していく。さらに、将来的には東アジアにおいてより制度的な安全保障の
枠組みができるよう、我が国としても適切に寄与していく。


 いずれにせよ、シーレーン防衛というより、どこの国も貿易なしには国が成り立たないという状況にあるから・・・世界の海の安全航行が行われなければならないという事だと思われますが・・・軍事力より警察力が優先されると思われます。従って、日本の海上保安庁を世界の海上保安庁に押し上げるのが近道だと思われますが・・・半国際組織へとグレードアップ・・・そういった事でもしないと、積極的な外交でもないし・・・平和に貢献する事でもないような気がしますが・・・尊敬される国政的な海上警察組織・・・何でも軍隊が出るより、まずは警察ではないかと?治安装置としての警察、暴力装置としての軍・・・性格が違う・・・日本の海上保安庁はソマリアの海賊退治で・・・ソマリアの沿岸警備隊を育てましたからね。こういった事が重要であると思いますが・・・

(6) モンゴル、中央アジア諸国、南西アジア諸国、太平洋島嶼国、ニュージーランド、カナダ、メキシコ、コロンビア、ペルー、チリといったアジア太平洋地域の友好諸国とアジア太平洋地域の安定の確保に向けて協力する。太平洋に広大な排他的経済水域と豊富な海洋資源を有する太平洋島嶼国とは、太平洋・島サミット等を通じ海洋協力を含む様々な分野で協力を強化する。

 オーストラリアとニュージーランドは扱いが違いますね。これって何故?米国と豪州と新西蘭は太平洋安全保障条約を結んでいて・・・ああ、米国のニュージーランドに対する防衛義務の停止の件か?核兵器搭載艦艇の寄港拒否・・・こういったあたりに米国の安全保障戦略との齟齬があっての話ですかね?日本はアメリカ様にべったりという事のようですね・・・ニュージーランドと日本は捕鯨問題や一部の漁業管理方法、核物質の輸送などのデリケートな問題においては、異なる対応をとっている事など・・・はっきりとしていますね・・・ニュージーランド大使館 ニュージーランドと日本 アメリカ寄りではあるが、アメリカにべったりではないという事ですね。なんだか・・・日本は核武装を考えている?

 昔々のお話・・・1957年5月7日の参議院予算委員会の岸信介総理・・・自衛権を裏づけるに必要な最小限度の実力であれば、私はたとえ核兵器と名がつくものであっても持ち得るということを憲法解釈としては持っております。・・・政治屋君はこれも引き継いでいるのかね?まあ、米国は日本に核兵器を渡すつもりは無いでしょうが・・・米軍が日本で管理する形の密約でも拵えたいのか?ちょっと気になりますね・・・

2015.01.23

  

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