現在をうろうろ(715)
日本貧窮者経済新聞
 新「宇宙基本計画」って何だ?戦争準備か・・・?(17)

 基本的には、政治屋君達は中国が怖くて仕方ないような感じですね。中国の飛躍的な経済成長と・・・それにともなう、中国国内の整備・・・軍備も含んで・・・それが、脅威と感じられるのでしょう・・・別に、中国が豊かになったって関係無いように思えますが・・・多分、比較の問題なのかね?

 例えば、中国と北朝鮮も同じなのかもしれません・・右の写真、鴨緑江を挟んだ左の丹東と右の新義州の街です。丹東は大きく発展、対岸で眺める新義州にも影響が出ていますが・・・こういった躍進を恐怖と政治屋は取るのではないかと・・・満州国の初期の首都の新京;今の長春などは随分と大きな街になりましたし・・・座標・・・

 43°48'58.02" N 125°22'20.44" E

 都市計画に基づいて長春の周囲には左のような新興の街が次々に作られ市域は広がりつつあります。この街の写真は随分とGooglEarthにリンクされています・・・信じられないほど美しい街・・・この写真で東西4km程ですから・・・はっきり言って凄いね。これに匹敵する統一された景観を持つ市街は日本には無いと思います・・・なんて書くと非国民かね・・・

 どうも、我が国は、見たくないものは見えなくなってしまう、そういった傾向がありますから・・・直ぐに布団の中に潜り込んで忘れようとする・・・国民性ですかね?さて・・・国家安全保障戦略 ・・・の続きを眺めるとしましょう・・・

(3)中国の急速な台頭と様々な領域への積極的進出
 中国は、国際的な規範を共有・遵守するとともに、地域やグローバルな課題に対して、より積極的かつ協調的な役割を果たすことが期待されている。一方、継続する高い国防費の伸びを背景に、十分な透明性を欠いた中で、軍事力を広範かつ急速に強化している。加えて、中国は、東シナ海、南シナ海等の海空域において、既存の国際法秩序とは相容れない独自の主張に基づき、力による現状変更の試みとみられる対応を示している。とりわけ、我が国の尖閣諸島付近の領海侵入及び領空侵犯を始めとする我が国周辺海空域における活動を急速に拡大・活発化させるとともに、東シナ海において独自の「防空識別区」を設定し、公海上空の飛行の自由を妨げるような動きを見せている。


 国連の常任理事国・・・国際的な規範の中心となっている中国・・・これが気に入らないのかね?日本は現在の国際社会の枠組みに対して、ドイツ・イタリアとともに反して負けた実績がありますから・・・という事は、現在の国連の体制下にある日本という現体制は唾棄すべきものであると考えているのかね?戦前への回帰?アメリカ・イギリス・フランス・日本・イタリアの戦前の五大国へと・・・戦後の五大国はアメリカ・イギリス・フランス・ソビエト・中国ですから・・・従って、・・・中国は、国際的な規範を共有・遵守するとともに、地域やグローバルな課題に対して、より積極的かつ協調的な役割を果たすことが期待されている。・・・期待されるではなく、果たしている事になるのかね?・・・するとこれは、現状認識として正しくない事になる・・・中国は国連の常任理事国としての重責を担っている・・・経済大国としても、その重責をきちんと果たしていると考えても良さそうですが・・・と非国民的発言になる。だって、妄想家なんだもの・・・そして、もう一つ気に入らないのは・・・

 近頃は金持ちになりやがって、日本が持っていない軍備を沢山揃えやがって・・・という事なんでしょう。そして、かつて蹂躙した連中が、強大な武力を持つことは・・・戦前への回帰を図ろうとしている者たちにとっては恐怖なのでしょう・・・だって、反省が無いからやった事がそのまま返ってくると考えてもおかしくない・・・あ、私にとって新しい視点・・・反省は、二度としませんの表明であり、決意・・・ああ、歴史認識・・・過去に何があったかではなく、未来へ向けての反省・・・そりゃ、過去の事をくどくど述べても未来にはつながらない・・・過去の過ちを認めて、未来の方針を定める活動・・・従軍慰安婦を認めない=他民族の権利を認めない・・・自国民に対しても公益及び公の秩序によって基本的人権の制限を行おうとしている・・・独善か・・・

 単なる恐怖の表明か・・・十分な透明性を欠いた中で、軍事力を広範かつ急速に強化している。・・・透明性があろうが無かろうが、日本の潜在的に戦犯的な思考をする政治屋にとっては恐怖・・・自らが侵略を考えているからか?日本が軍拡を推し進めることは透明性があろうが無かろうが、周辺国にとっては恐怖になりうる・・・日本は、戦争のできる国を宣言して、軍拡を行っている・・・戦争を前提とした軍備、戦前の体制への回帰、反省が見られない・・・日本による侵略の恐怖、日本は恐怖を振り撒いた実績がある・・・中国の外征の歴史は?・・・匈奴に対するものぐらいですかね?軍事関連は・・・一般に透明性を欠きますから・・・この点は仕方ないが・・・歴史的にみると、中国は異民族の侵入に対して文化で対抗というか・・・自らの文化の中に包摂して処理してしまうような気がしますが・・・中原の豊かさ故か?日本型の支配とかなり違う気がするが・・・

 それと気になるのは・・・既存の国際法秩序とは相容れない独自の主張に基づき、力による現状変更の試みとみられる対応を示している。・・・と断言しているが?既存の国際法秩序は何?南シナ海での条約等はどうなっいる?少なくとも、日本船が直接被害を受けている話は聞かないが・・・どうも、我が政府の叫ぶ・・・法による支配は怪しいし・・・日本の国益を基準とした、日本にとって都合の良い法による支配と言っているような気がするから・・・残念なことに、近隣の国々とおはよう・こんにちはの挨拶すらできずに、何かあるとアメリカ様の御意向をうかがっての対応みたいなんで・・・我が国の外交の独自性は怪しい・・・まあ、隣国とも挨拶できないようでは、世界をリードする外交はできずに、地球儀を眺める事しかできないのかもしれないですね・・・まさか・・・総理大臣閣下は戦前の地球儀をお持ちとか?

 山本五十六の地球儀はどこ製かね?緯度環はどこぞの工作部に作らせたとか言うやつですが・・・南洋群島など信託統治領の囲みが入っているのか?大圏航路を考えるための緯度環・・・ただ、我が国の政治屋君の側近は・・・大圏航路のなんたるかが分かっていないような?広い領域を支配したがっているようですが・・・距離及び方向感覚がちょっとね・・・

 しかし・・・我が国の尖閣諸島付近の領海侵入及び領空侵犯を始めとする我が国周辺海空域における活動を急速に拡大・活発化させる・・・という認識に対して、どのような対話をしているのか?対話をするためには、まず軍備なのかね?ルール作りの話にはならない・・・残念ながら話ができないから、ルールづくりにも至っていないような気がしますが・・・まあ、日本的な外交というのは不思議な物で・・・言わなければいけない事も、残念ながら言えない・・・国民性ですかね?交渉が下手・・・落とし所を表明しての交渉って・・・?馬鹿じゃない?・・・要求が通らなければ・・・農林水産分野の重要五品目などの聖域の確保を最優先し、それが確保できないと判断した場合は、脱退も辞さないものとすること。・・・こんな、馬鹿な事を決めてから交渉するなんって・・・これは、腹の底に納めての交渉じゃん・・・なんで20品目ぐらいの聖域を作らなかったのかね?それなら15品目を譲歩して5品目を残すことだってできるのに・・・アホじゃん!馬鹿正直というか・・・何と原始的な脳みそ・・・こんな頭じゃ戦争にも勝てない。

 まあ、日本的な発想というのは昔から変わらない気がしますが・・・守れもしない絶対国防圏とか・・・守れていない思って馬鹿にして防空識別区に入り込むとちゃんとチェックされていて、本気の戦闘機が飛んで来るし・・・その後で、あわてて兵力の増強をしているし・・・座標・・・

 26°56'34.19" N 120°04'45.17" E こういった立派な戦闘機基地から飛来する・・・それとも・・・座標・・・

 31°39'40.38" N 121°31'01.77" E ここか?

 早期警戒機と戦闘機と・・・

 ハリボテかもしれませんがね・・・中国にはそういったハードウエア―など存在しないとか言い張るのか?都合の悪いものは見えなくなるか、過少評価をして墓穴を掘る国民性・・・

 ・・・ロシア製の機体に、イスラエル製の早期警戒システムを積む予定だったKJ-2000・・・米国の圧力により、自国製レーダーを積むことになり・・・とりあえず、災害時の航空管制などで威力を発揮していますから、それなりの能力を持つものらしいですね。

 どうやら、国際社会では、日本型のハッタリは利かないという事ですかね・・・さて、軍事的な大風呂敷を広げた我が国は防衛予算をどんな具合に調達するのやら?借金の山が立ちふさがる・・・続きは・・・

2015.01.17

  

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