現在をうろうろ(699)
日本貧窮者経済新聞
 新「宇宙基本計画」って何だ?戦争準備か・・・?(1)

 さて、政府の新しい戦争への取り組みを眺めるとしますか・・・日本は、本気の軍事大国になろうとしているような話がちらほら・・新宇宙基本計画の話ですね。先ずは・・・新「宇宙基本計画」(素案)及び新「宇宙基本計画」工程表(素案)に関する意見募集について の新「宇宙基本計画」(素案) こいつを眺めるとしましょう。

 基本的な認識としてあるのは・・・

 平成 25 年 1 月の「宇宙基本計画」策定後、我が国の宇宙政策を取り巻く環境は大きく変化している。我が国を取り巻く安全保障環境が一層厳しさを増し、我が国の安全保障上の宇宙の重要性が著しく増大している。一方、我が国が自前で宇宙開発利用を行うための宇宙産業基盤は揺らぎつつあり、その回復・強化が我が国にとって喫緊の課題となっている。

 宇宙産業基盤の揺らぎとは何かね?宇宙産業基盤、宇宙産業振興、技術開発の現状、課題及び今後の検討の方向(案) これに断片が記されている感じですね。

政府需要に大きく依存しているため、産業基盤が脆弱
・宇宙機器産業の売上は、1990年代後半には3500億円を超えていたが、現在、約2600億円となりピーク時と比べ25%程度減少。売上の9割以上を研究開発中心の国内の政府需要に依存する構造。(欧州は政府需要と民間需要が半分ずつ)

・そのため、政府需要の制約に大きく経営が左右される構造であり、宇宙産業を支える人員も1990年代は10000人近くであったが、現在は7000人で推移している。

・また、宇宙機器に用いられる部品・素材は、少量生産かつ特殊であり、国内メーカーへの供給のみでは採算性確保が困難であることから、事業から撤退する者が増えている。(この5年間でロケット関連メーカー54社が撤退)


 儲かる産業への転換が無いわけですね・・・世界最高水準の無用の長物と化している?宇宙を何のために利用するかというビジョンが無いという事ですかね。宇宙空間が金儲けの舞台になるためには?という事ですね・・・通信衛星は稼いでいるはず、GPS衛星なども財として高い価値を持っている、気象衛星も、偵察衛星も・・・ただ、どれも利用の仕方の問題ですね。必要性が無ければ道具は無用の長物になる・・・

 偵察衛星というのもね・・・北朝鮮の知識は随分と、民間の偵察衛星の御蔭で詳しくなれましたね・・・もう少し、最新の映像が早く更新されれば面白いのですが・・・無料では限界がありますが・・・それでも、北朝鮮のロケットエンジンの製造所なども見つかりますからね・・・座標・・・

 39°32'56.66" N 125°50'22.10" E ・・・・右のようなロケットエンジンの燃焼試験施設があったりしますからね・・・興味深いものです。

 ただ、こういった知見は金にならないのが問題・・・そりゃ、本でも書けば金になるかもしれませんが・・・面倒だし、画像の権利関係で金が無茶苦茶かかるはず・・・スケッチと座標で対応する事も可能ですが・・・

 北朝鮮の場合は、軍事産業が随分とロケット関連で稼いでいるようですね。稼ぐためのロケット技術というものですから・・・知的好奇心に発する産業で無く、優秀な輸出品としてのロケット・・・日本とスタンスが明らかに違うわけです。

 日本も、どうやら、戦争道具を世界に輸出する事になるので、ロケットもミサイル技術として世界に売られるようになる・・・これで、航空宇宙産業を発展させるつもりなのでしょう・・・従って、種子島の宇宙センターも大型ミサイル発射場になるのでしょう。北朝鮮の・・・座標・・・

 39°39'20.75" N 124°42'37.36" E ここ東倉里の宇宙基地のように、ミサイル発射場と裏の名前が付くようになるのでしょう。

 既に、日本は兵器の輸出国になる事、再軍備を宣言しましたから・・・そして、自民党の憲法草案98条及び99条で示されるように、緊急令と内閣による法と同等な効果を持つ政令と、公益と公の秩序により権利は剥奪され、何人も政府に従う事を強要され、解散される事の無い衆議院によって・・・軍事独裁へ歩み出そうとしていますね。

 日本には海外領土がありませんから、戦争を始めるとなると・・・本土決戦から始まる事になるますから・・・より遠くでの戦争を目論んでいると思われますね。

 そしてPKOの名を借りて派兵するわけですから、日本軍隊の戦場となる場所は・・・全世界・・・戦闘が無ければ兵器産業は育たない・・・

 宇宙開発での実績に関する物の中で・・・部品やコンポーネントについては、技術的ポテンシャルはあるものの、宇宙実証の機会が少ないため、国際競争力のある分野は限定的。・・・・ちょっと書き換え・・・兵器に関して、部品やコンポーネントについては、技術的ポテンシャルはあるものの、実戦での実証の機会が無いため、国際競争力のある分野は限定的。・・・自明・・・

 国際競争力をつけるためには実戦を経験しなければならない・・・兵器は、実戦の洗礼を受けて初めて兵器として認知される・・・やがて、日本も弾道弾の実験を行うようになる・・・そして、平和のためにそれを使う事になる・・・平和=日本の国益・・・本土の安全、遠くで戦争・・・

2015.01.13

  

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