地方への好循環拡大に向けた緊急経済対策は・・・？(20)

現在をうろうろ（697）

　地方への好循環拡大に向けた緊急経済対策は・・・？(20)

　前回に続いて・・・離島の話が出てきますね。さらに厳しい地域・・・何を考えているのやら？流刑地の話ですから・・・私は・・・考えはないことはないが、私のように頭のおかしい連中が乗る話になる・・・まともな頭なら、より繁華な場所を求めるに違いないと思うから・・・で、施策は・・・

３．地域の個別課題等への対応
　離島、奄美群島、小笠原諸島、半島等、他地域からの交通アクセスが限られた地域など、経済取引上不利な立場におかれた地域においては、特段の対策を講じる必要がある。また、地域に特有の環境問題等を抱える場合は、それに対応することで、暮らしやすい環境を確保し、地域の魅力を維持する必要がある。
　・離島活性化交付金（国土交通省）
　・奄美群島振興交付金（国土交通省）
　・小笠原諸島振興開発事業費補助（国土交通省）
　・半島振興連携促進調査事業（国土交通省）
　・外国漁船操業対策（農林水産省）
　・海岸漂着物等地域対策推進事業（環境省）
　・世界遺産保全管理拠点施設等整備（環境省）
　・自然地域における外来生物緊急対策事業（環境省）

　数年前、表向きの仕事があるなら・・・母島への移住を考えたことがありますが・・・事実上、私なんかが住める場所ではないことは半ば分かりましたね。暮らしやすいと思いますが・・・電気も水も乏しい島・・・自然が優先されることでの共存を考えると、過剰な住民は受け入れられない島・・・かつて、この母島が賑わった頃・・・この島はどうだったか？この前の大戦が無かったらこの島は？と考えるとね・・・戦前のこの島の住民は頑張っていた・・・そのためにこの島の状況はどうだったか？

　全島の7割ぐらいが開墾されて生産に従事していたようですからね。

　現在は、右上の写真のような畑は無く・・・左の様な森林地帯になって、世界自然遺産に登録されました・・・これを見ると何と考えるべきか・・・かつての豊かな畑が荒れて、森林になって世界自然遺産になった・・・自然に人間が負けたことで自然遺産になった・・・極端な話はこうなります・・・住民の力が開墾した畑が・・・今、本土でも同じことが起ころうとしていますね。畑が山林に変化しようとしている・・・大自然ばんざい！

　同じ場所の終戦直後と現在の状況・・・どちらが良いかに関しては、私は知りません・・・考えたくもない・・・人知を優先するか、自然を優先するかの問題で・・・私にとってはどちらでもよい・・・少なくとも、自然は偉大であるという畏敬の念は持ちますがね。

　いま、日本の本土で、これが起ころうとしている・・・ただそれだけ・・・私にとっては、どちらでもよい・・・なぜなら、そこで暮らしていない・・・政治屋君も然り・・・ただそれだけ・・・自然を語るが、自然の中で生きているわけではない・・・人工的な環境の中で生活していますからね・・・冷暖房が完備した部屋の中で暮らし、大自然の息吹を感じる生活をしているわけではない・・・大自然の息吹は、なかなか手ごわい・・・紫外線をはじめとする各種放射線、フィトンチッド、蚊をはじめとする昆虫の襲来・・・各種病原体・・・

　もし、母島に移住をしていたら・・・どちらかの選択を迫られるのは明白ですからね・・・もし、母島に移住したら・・・人間の住む場所として・・・開墾ですね。自然に負けるわけにはいかない・・・自然は飼いならすもの・・・という、古臭い・・・現在では馬鹿者と言われる人間なので・・・自分が住む場所は・・・人間の支配する自然であってほしい・・・むき出しの自然の中で、残念ながら人間は無力である事も知っていますからね。自然は残さなければなりませんが・・・全島が自然では、人間の文化的な営みができない・・・自然に飲まれない努力も必要・・・観光で必要なのは・・・残念ながら飼いならされた自然・・・という事でしょう。

　私も、生の自然と海岸で向き合っていますが・・・飼いならされた自然の方が良いですからね・・・マムシがうろつく自然はなかなか大変です・・・マムシにとっては、マムシを取って喰う人間の方が遥かに怖いでしょうが・・・何しろ。マムシは人に捕まると皮を剥がれ、内臓を取られ、炙られ・・・・細かく刻まれ、醤油をかけられ食べられてしまいますから・・・人間の残忍な事・・・

　マムシにとっては、人間は自分たちのテリトリーに勝手に入ってきた外来生物で・・・緊急に対策しないと駆除されてしまう・・・観点の違いで自然の意味が変化する・・・美化された概念的な自然によって、人間は自然との闘いに負けつつあるという事ですかね・・・辺境の拡大する日本では・・・自然によって害獣として駆除されつつある人間？極端な考えとしてはこういった風になりますかね？自然災害も疫病などの人間に害を為すものもまた自然の一部・・・

　人工的な環境の中に、大自然の侵略者が入り込むとなかなか厄介・・・また、ネズミの気配がする・・・

2015.01.12