地方への好循環拡大に向けた緊急経済対策は・・・？(5)

現在をうろうろ（682）

　地方への好循環拡大に向けた緊急経済対策は・・・？(5)

　さて、どの程度具体性のある施策が並ぶのか？それとも単なる掛け声か・・・

　さて、どうも私の価値観とは一致しない政策ばかり、対症療法も悪くないが・・・カンフル剤的な資金投入はあまり役に立たない・・・延命治療と・・・質の高い生き方の違いかな・・・映画、パッチアダムスでも見た方が良いのでは？現実との差はあるが・・・実践している・・・Gesundheit! Institute Home - Gesundheit! Institute

３．エネルギーコスト対策
　エネルギー価格の影響への耐性を強化するため、省エネルギー・再生可能エネルギーの推進やエネルギー価格の影響を受けやすい分野の対策に取り組むとともに、資源・エネルギーの安定供給のために必要な施策を講じる。

　ああ・・・言葉だけですね・・・エネルギー政策を避けている、責任回避型の政策しかしていない・・・強い指導性などはまるでない、何も決められないから何も動かない・・・原発廃止を決めるか、ベースロード電源として強権を持って稼働させるかどちらかしかないのに・・・地震の恐怖で、原発をとめた爺さんの決断力の方が立派かね？それとも単なる小心者？まあ、ベントと二階から目薬は許せないが・・・政治屋は責任を取らないで済むのも問題だね・・・政治屋用の強制収容所が必要な気がしますね・・・毎日、自分の政策の反省文でも書かせないと・・・

（１）省エネルギー・再生可能エネルギーの推進
　住宅・ビル、中小企業等の省エネの促進に取り組むとともに、民生用燃料電池や燃料電池自動車等の導入促進等に取り組む。また、再生可能エネルギーの最大限の導入の確実な実施を図る。
　・住宅・ビルの革新的省エネルギー技術導入促進事業費補助金（経済産業省）
　・地域工場・中小企業等の省エネルギー設備導入補助金（経済産業省）
　・民生用燃料電池（エネファーム）導入支援補助金（経済産業省）
　・燃料電池車用水素ステーション、EV 用充電ステーションの整備（経済産業省）
　・クリーンエネルギー自動車等導入促進対策（経済産業省）
　・地域交通のグリーン化を通じた電気自動車の加速度的普及促進（国土交通省）
　・定置用リチウムイオン蓄電池導入支援事業（経済産業省）
　・地産地消型など再生可能エネルギー等の導入促進（経済産業省）

　流行に強いというか弱いというか・・・再生可能エネルギーか、核融合反応の間接的利用ですね。太陽の恵み・・・農産品の生産拡大を考えないのが凄いね・・・バイオ・ディーゼルの話は出てこない・・・確立されている技術には興味が無い、そして、アルコール燃料も・・・ガラパゴス的技術が好きなんですね。我が国独自の、世界最先端の、世界最高水準の・・・地道な努力は考えていない・・・水素社会、馬鹿じゃない？今必要なエネルギーの話は無いようです・・・新規？新奇需要しか考えていない・・・今があって、将来への投資も必要だが・・・水素社会に関する政府系の予算の出る計画を眺めましたが・・・

　水素を使ったガスタービンの開発計画は、別件のガスタービン技術開発と比較すると・・・私だと予算は出さないが・・・低温での太陽熱での水素の発生・・・実現できるのか？現在の研究水準で・・・アンモニア燃料は興味深い・・・エネルギーコンテナとしての水素は興味深い、原発が稼働して、政策として夜間電力を水素・アンモニア・カーバイド製造に使うなら現実的・・・でも、これでは、既存の技術の応用で面白みがないから日本では流行らないでしょうね。既存の技術は世界最高水準なのに勿体ない・・・

　まあ、流行に弱い国民性、申請が苦手で・・・太陽光発電・・・金が落ちるとなるとヤクザも動きましたからね・・・さや取りで動きますからね。震災の被害申請でも随分と動いていましたね。申請により金が落ちる奴は利に敏いヤクザが直ぐに動きますからね・・・ヤクザ対策を行うと、補助金政策は廻らないようですね。貧乏人対策の1～1.5万円の給付金ではヤクザは動かないから・・・申請が少なかったとか？

（２）エネルギー価格の影響への対策
　エネルギー価格の影響を受けやすい漁業者、中小トラック事業者等における対策を講じるほか、石油コンビナート等の事業再編や強靭化に取り組むとともに、サービスステーションを経営する事業者に対して灯油配送合理化策等を講じる。
　・漁業経営セーフティーネット構築等事業（農林水産省）
　・中小トラック事業者の燃料費対策（国土交通省）
　・トラック事業における燃料サーチャージの導入等適正運賃収受の促進＜予算措置以外＞（国土交通省）
　・施設園芸に係る燃油価格対策＜予算措置以外＞（農林水産省）
　・離島航路の運営費補助（国土交通省）
　・地方公共団体の実施する原油価格対策に係る特別交付税措置＜予算措置以外＞（総務省）
　・石油コンビナート事業再編・強靭化等推進事業（経済産業省）
　・石油製品供給安定化促進支援事業（経済産業省）
　・灯油配送合理化促進支援事業（経済産業省）

　また、施しかよ・・・それぞれの事業者は頑張っている・・・もっと生産できれば何でも金になる・・・売り先ではなく対症療法・・・原料を輸入したら、輸入地に還元してやれば良いと思うが・・・別の物資でも、相互扶助の貿易、共産圏はこれをやってるようですね・・・バーター貿易の派生のものだろうと思いますが、外貨の乏しい国が上手くやっているようですね。GDPとはあまり関係ない貿易の形態・・・

　ガソリンスタンドも随分と減っているし・・・再編と言えば聞こえが良いが・・・縮小の別名かね？漁業関連の補助金は良くわかりませんね・・・知り合いに漁業者がいないので関心がイマイチなので・・・しかし、基本的にはコスト以上の売り上げがあれば皆苦労は事業での苦労はしない・・・販路開拓、販路整備・・・既得権の問題ですね。日本は販路の問題が大きいようですね・・・涸沼のシジミの案件もあったっけ・・・エネルギー関連は幸いなことに原油価格の低下が助けているので問題ないですね。価格変動というやつは厄介ですね・・・円安倒産・・・予定が立たないことによるものですから・・・あとどれだけの企業を円安で殺すつもりか？

2015.01.06