2014年12月の月例経済報告に見る日本経済の先行きは・・・？（10）

現在をうろうろ（656）

　2014年12月の月例経済報告に見る日本経済の先行きは・・・？（10）

　さて、続きを眺めるのも面倒になってきますね・・・政府の無能さ？・・・指示が出せていない、明確な指示が無ければ官僚は動けない、官僚が動けないと、官僚が馬鹿にされる・・・ゴクツブシ扱いされちゃいますからね。そちらへ文句が行くから、閣議の決定事項が、明確でないために動けずにいるような感じですからね・・・それは、話すわけにいかないから・・・無能な上からは早くやれ、下からは突き上げが来るのでしょう・・・どうも、世界一優秀な官僚機構は政治屋の防壁に成り下がっているような感じですね。

（２）オリンピック・パラリンピック施設の整備等
2020 年オリンピック・パラリンピック東京大会の主会場に予定されている国立霞ヶ丘競技場の改築に向けた対応等を進める。

　金はどこにあるのかね？資金計画は大丈夫なのか・・・日々材料費は上がりますからね、1割ちょっと資材の値上がりが見込めて、円安次第でどこまで行くか・・・相乗効果は怖い、格付けがさらに下がるのか？・・・2018年に至る前に10万円札の話が出たらマズイね・・・最悪の事態を考えていれば、それほど驚かないかも？

　しかしね・・・改築その他関連する経費について、引き続き精査を行い、基本設計作業を通じて、真にやむを得ない場合を除き現在の見積金額総額を超えないこと。・・・これが最優先事項みたいな感じ・・・でもね、この文言は紆余曲折があるようで・・・

・改築その他関連する経費について、実施設計作業を通じて、真にやむを得ない場合を除き現在の見積金額総額を超えないよう、引き続き精査を行うこと。
　特に、各種の付属施設については、事業の効果や運営収支への影響を考慮した上で、規模を圧縮して事業内容を精査し、可能な限り経費を縮減すること。
　なお、改築その他関連する経費のうち「真にやむを得ない場合」に当たらない経費については、原則として追加は認められず、厳に必要性を精査した上で、最小限の経費のみを国費以外の財源で賄うこと。

　とか

　なお、実際の収支が計画よりも悪化した場合、その差額については自主財源により賄うこと。

　国は余計な金は絶対に出さない決意でかかっていて・・・それを闇に葬ったから・・・これはかなり本気で金が無いね。現状を示す役人の言葉が気に入らなくて削ったという感じ・・・ここまで書くなよ・・・国費以外の財源で賄う事・・・自主財源だと言い放つ所など・・・このところ・・・この系の文言を良く見かける・・・強くしなやか・・・国土強靭化基本法だっけ？あれなんか、地方の事は国は知らん！国にはやることがある！系の文言でしたからね・・・よほど金が無い・・・この条件で応札する業者がいるのかね？なんだか未だに三等官衙扱いかね？米百俵の精神などはまやかしで使っている？いや長州だからか？・・・次は・・・

４．地域、農林水産業、中小企業・小規模事業者の活力発揮
　地域活性化のため、コンパクトなまちづくり等を促進するとともに、地域経済を支える農林水産業や中小企業・小規模事業者の活力を発揮させる施策を講じる。

　コンパクトなまちづくりか・・・人口が減って歯抜けになった所に人を詰め込んで賑やかな街並みにしたいというわけですね。やはり、人口問題なのでは？そして、地域活性化・・・ライフスタイルの提案とその促進・・・単なる田舎暮らしとは違った、文化的な生活で、田舎だから諦めなければならない物が無いようにするためにはどうしたら良いのか？

　コンパクトにしたんじゃ・・・単に、人口密集地へ人が集まる事を助長しているだけだから・・・究極的に、首都への一極集中を招いているのと変わらないのでは？これでは意味が無い・・・限界集落というのは、行政サイドの名称で、住民はちょっと不便だけれども生活している限りは気にしないものだと思うが・・・単に、行政が道路を維持できないとか、生活のためのインフラ整備を・・・金が無いために放棄したくなって言われるものだと思うのだが・・・地方行政のあり方の問題ではないかと思いますがね・・・地方自治の組織が大きくなりすぎているのだと思いますが・・・住民の自治というものを再構成する必要があるような？現在は、事実上広域市のような感じで・・・市＝群という感じですからね・・・香取神宮関連を調べていて・・・佐原市が香取郡になったみたいな感じですから・・・地方自治体が肥大しすぎている・・・県がしっかりすれば良いのでは？

　通信が今は良いのだから、県のお偉いさんは東京で仕事をするとかね・・・そうなれば、国の地方の出先機関を減らす事ができるような？通信手段が貧弱だった時代のシステムからの脱却が必要なのでは？

　どうせ、通信システムは考えなければならなくなりますね・・・個々人の所在の把握・・・戦争ができる国を目指し、独裁政権を樹立するための自民党憲法草案99条の文言からするとね・・・緊急事態宣言から、全権委任法の流れを生み出す条項がありますから・・・当然、徴兵制は当然でしょうし、国民徴用令や国民職業能力申告令などを発して来るでしょからね。この手の事は、書面が住民登録の住所地に行きますから・・・そこには近づかない方が良いような気がしますね。所在不明の人間を捕まえるための制度が考案され・・・国民には迷子札が撃ち込まれる可能性が高いですね・・・公共交通機関等を利用すると所在が把握されてしまうとか・・・昭和15年頃の徴用逃れの手法なども研究しなきゃ！

　行政側の視点では地域が維持できないから、活力があるように見せるためにコンパクトな中核集落へ人を集めるつもりですね・・・集めて・・・強制労働かね？基本的には、地域の産物を買い上げて物が不足する状態にすれば・・・生産は増加する・・金がちゃんと流れればね・・・どうせ、域内流通の拡大による地産地消でも考えるのでしょうね・・・域外に出さないと・・・海外に・・・海外の富を日本に流し込まないと・・・この、馬鹿げた福祉国家は干上がりますからね・・・紙幣の偏在政策では無理・・・外貨獲得をしなければならないですからね。何でも良いから、輸出できるものを作れ！輸出できそうなレベルの物なら、どんなものでも売りさばいて来る！というような国策会社があれば良いのですがね・・・仕事があれば、ちゃんと活性化するはずなんですが？・・・農産品の固定化した流通システムの改革なども良いのでしょう。特定の市場に利権でつながっている体制からの脱却。別に六次化をする必要はないと思われますが？農家が売り先を相場で決められるか、そのサポートを行う事ですかね。その他に・・・輸出する事で、活性化は楽なはずなんだが・・・誰かさんのドリルは多分空回りでしょう。

　中小企業・小規模事業者の活力を発揮させる施策を講じる。・・・どんな事をするのかね？金を放り込んでも、それは借金の返済に使われるはずなんですが・・・仕事を与えれば良いわけだから・・・稼ぐ力はあるはずですからね・・・商社に頑張らせるのが速いのかもしれませんね。広域でのマッチングができるならば・・・というより、軍事産業を育成するのと同じじゃないかね？結局のところ、最終目的は、自民党による一党独裁で全権委任法によって総理大臣の独裁か、栄誉栄典による、国政の総攬者の地位で独裁が為され、国家の公益及び公の秩序の安定のために、国民に対して銃剣が向けられ・・・統制経済の様相を示す可能性が高いですね・・・業界再編・・・軍事転用可能な産業の育成、平和産業及び軍事転用が困難な業種の把握と転業への方針・・・人員の再配置・・・昭和18年頃の話ですね・・・この準備をすると、仕事のマッチングはある程度上手く行くかもしれませんね・・・軍需省でも作って、兵器の細かな部品を兵器と知らさず地方の中小の工場に小ロットで分散して生産させる・・・普段は口紅のケース、時々キーボルダーの部品と称して、薬莢を作らせるとかね。どうせ、戦争を始める事になるから・・・続きは次回だね・・・

2014.12.26