| 現在をうろうろ（584） 地方への外国人観光客の誘致は難しい・・・？ ふむ、選挙が近付くと、事業所などにも出向くようになるのか・・・我が国の政治屋君は・・・目を向ける場所が変化する・・・砂糖屋と水産加工業・・・あれ？不思議な政策？鳥取県が製造業のタイ進出支援強化とか・・・日経の報道によれば・・・ 鳥取県は県内企業のタイ進出支援を強化する。12月以降、中小製造業の経営者向けに、在タイ日本人ビジネスマンを講師とした基礎講座や、進出を想定した実学的な応用講座も開く。タイ関連の人材獲得も目指し、関西の大学で学ぶ留学生が県内で研修する制度も設けた。経済成長が続く東南アジアの拠点として進出事例を増やし、県内企業の成長を促す。 県内企業とタイとの関係を緊密にして・・・か？2013年11月12日の、タイ王国工業省と日本国鳥取県庁との間の協力に関する覚書・・・こいつから始まる流れかね？これ関連で立ちあげたのが鳥取県東南アジアビューローらしい・・・ふむ、同様な事業は山梨県や埼玉県もやっているのか・・・既に進出している企業としては、ミネベアタイ、タイ田淵電機、船井電機、ニューバランス、日立電線タイ法人などがある・・・県内企業の気高電機、鳥取メカシステム、寿製菓・・・タイ進出済みの県関連企業のダイヤモンド電機か・・・鳥取県か・・・観光・名産品関連はタイにとってはあまり魅力的ではなさそうな気がするが・・・なんとなくね・・・ やはり、最新技術の系統の物を欲しがる・・・しかし・・・島根県からタイまで行くのにどんなルートなのかね・・・ちょっと思いつかないが・・・鳥取空港の国際線は、中国へは鳥取 - 浦東(上海)、台湾へは鳥取 - 台中 鳥取 - 桃園(台北)、ロシアへは鳥取 - ウラジオストクがあるようですが・・・う・・・よくわからない・・・米子空港もありますね。こちらはソウルへの便・・・ふむ・・・どうも直行はないから韓国か台湾で乗り継ぎという事になりますね。 現状でのタイからの観光客数は・・・タイ人観光客数（延べ宿泊者数）の状況は観光庁の宿泊旅行統計調査によれば平成25年（1〜12月）260人だったのが平成26年（1〜6月）450人にという飛躍的な伸び・・・皆さん天候の都合で一泊伸ばしたのかね？というのは冗談ですが・・・違うな・・・これって、もしかしたら招請者による増加と考えてもおかしくないような・・・ タイ旅行会社の県内視察及びメディアの取材 などでタイから8名が来て・・・この視察やメディア取材とは別に、同じ時期にジョイフルホリデーズ催行の団体ツアーがあって、タイ人観光客が鳥取県を訪問するとのことで・・・団体ツアーは62名で（大手化学・電気素材メーカー「3M」のインセンティブツアーなんだとさ・・・1回のツアーで70人を引っ張り込み香川と共同で行うから・・・香川に2泊で延べ140人の宿泊者の増加、鳥取もツアーは2泊だから140人の宿泊者の増加が見込める・・・平成25年のタイ人観光客の延べ宿泊者数は260人ですから、こういったツアーを1回催行する事で大きな伸びが見込める・・・1回の140人で何と54％程に相当する・・・凄いね・・・ ツアーの経路は・・・バンコクスワナプーム空港→台北桃園空港→高松空港・・・なるほどね。どうも、あまり効率的なコースではない・・・鳥取県からの進出企業との人的な交流としてはあまり効率的ではないが、始まれば違うという事か？高松空港から台北桃園空港への便は週3便ほどあって・・・片道12976円からですから・・・凄く高い・・・東京からならバニラエアで7000円からスタートで30000円までですから・・・地域格差が大きすぎる・・・なんとなく、県によって外国人観光客の数の差が非常に大きい理由が分かった気がしますね。こいつは観光客誘致が難しいわけだね・・・LCCの威力か・・・ 関西空港からも台北桃園空港への便があり、こちらはピーチですね・・・7080円から・・・ 地方の空港の利用率は向上しそうも無い・・・従って、日本が観光立国を唱えたとしても、それは地方まで行きわたる事はない・・・主要な空港からの3泊の範囲にとどまる可能性が高い・・・LCCの国内線の整備が進めばかなり事情が変わるが・・・ しかし、基本は買い物ツアーの方ではないかと思いますがね・・・ずっと昔1980年代の半ばに韓国の学生を招聘してセミナーをしましたが・・・セミナーなんかそっちのけで買い物に逃げ出す連中が多くて・・・日本人のセミナー参加者もかどわかしてガイドをやらせて代々木から新宿へ連日・連夜の買い出しでしたね。 せっかく来たなら、それなりに土産が無ければ意味が無い・・・タイでのニーズは何なのか？単純に、円安で日本で安いものが買えるという思惑なのか・・・いずれにせよ、地方空港の問題ですね・・・そういえば、成田空港も、地方空港への転換を迫られるのか？成田貨物空港になりそうな・・・ オーストラリアのカンタス航空が、オーストラリアと羽田を結ぶとか・・・深夜・早朝帯の発着枠を使って羽田に乗り入れるとみられる。カンタス航空のアラン・ジョイス最高経営責任者（ＣＥＯ）は現地紙に「両国間の旅行者にとって大きなニュースだ」と述べた。・・・大きなニュースか、大きな喜びになるとでも言いたいのでしょうかね？これで羽田への主要空路が移っていくことになるのでは・・・多分、オリンピックに向けての基本的な動きの一つのような・・・オリンピックの電力は大丈夫なのかね？そちらも気になります・・・水素社会を支える石炭火力か・・・どうなるのかね？この国は・・・ 2014.11.29 |
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