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 内閣総理大臣の参議院解散の記者会見 (8)・・・?

 内閣総理大臣の、衆議院解散記者会見の全文、これの精査の続きです・・・平成26年11月21日 安倍内閣総理大臣記者会見 平成26年 総理の演説・記者会見など 記者会見 首相官邸ホームページ

 あとは記者からの質問を受けていますが・・・NHKは、解散の大義と与党での過半数という勝敗ラインに関しての答弁ですね。

 まず、アベノミクス隠しではないか。それは間違っています。今、申し上げましたように、この解散は「アベノミクス解散」だとこのように申し上げておりますし、我々はこの政策が正しいのか間違っているのか、ほかに選択肢があるか、堂々と、正に国民の皆様に問うているわけであります。
 そして何といっても、先ほど申し上げましたように、この選挙、消費税引上げを18カ月延期をしました。それを自民党は政権公約に書いていなかったではないかという批判がありました。だからこそ、私たちは選挙を行うのです。民主主義の原点は税制であります。税制に重大な変更を行った以上、選挙をしなければならないと考えています。そして、この選挙戦を通じて私たちの経済政策についてしっかりと訴え、そして、この選挙の大義についても国民の皆様の御理解をいただいていきたい。選挙によって皆さんの声を伺い、力を得て、初めて私たちの困難な難しい改革を遂行することができると思っています。
 そして、当選ライン、選挙の勝ち負けは政権選択、衆議院は政権選択です。どちらの党が過半数をとるのか、これは自民党、公明党、与党で共通の政策を訴えていきます。当然、どちらの勢力を選ぶのか、それが分岐点になると思います。小泉総理も、あの郵政解散、自民党、公明党で過半数をとったら私はこの政策を続けていく、取れなければ退陣する、そうおっしゃいました。私は野党時代、自民党の衆議院は議席119名しかありませんでした。それを倍増以上して政権をとる、それが私の約束だ、90名どころか100名以上、私は増やさなければ、私の責任は果たせない、こう申し上げています。
 ただ、もちろん選挙戦、私は自民党のリーダーです。300議席近い議席を私たちは持っている。私は当然、全員の当選を目指してまいります。


 アベノミクス解散か・・・アベノミクスは成功か失敗かの判断は今はできませんね・・・これから先の、私を含めたすべての人々の未来への判断で決まるわけですから・・・ここで、誰が勝とうが負けようが、未来への道は続くわけですから・・・良い時もあれば悪い時もある・・・維新が起こるかもしれないし・・・少なくとも、国家の不良債権処理の方法が限られているのが面倒な事ですね・・・基本的には、山のような借金が問題なのですからね・・・日本の国富を傾けてもやっと払えるほどの額・・・

 我々はこの政策が正しいのか間違っているのか、ほかに選択肢があるか、堂々と、正に国民の皆様に問うているわけであります。・・・問題は、具体的な政策なしで走ってきたのは確かですが、魅力的な政策を提示できる野党があるのか・・・XXをしてYYを達成して、財政再建と、経済再建を行います!デッドラインはXXで、それまでにYYを達成します・・・現状では、大きなイベントの東京オリンピックがデッドラインですかね・・・戦略的イノベーション創造プログラム(SIP:エスアイピー) - 科学技術政策 - 内閣府 例えば、エネルギーキャリアの中に見られる文章・・・

 2020 年までにガソリン等価の FCV 用水素供給コストを、2030 年までに LNG 発電と同等の水素発電コスト実現を目指して研究開発を行い、東京オリンピック・パラリンピックでのエネルギーキャリアを活用した水素実証等も通じて水素社会の実現に向けた取組を推進する。

 未来を拓く為の一つのデッドラインとしての東京オリンピック・・・そして、もう一つのデッドラインが・・・消費税引上げを18カ月延期をしました。それを自民党は政権公約に書いていなかったではないかという批判がありました。だからこそ、私たちは選挙を行うのです。・・・これは、日本的な言い回しですかね・・・消費税が上がることが決まっていた。判断をする人間が必要・・・しかし、この判断をしたら自分の責任が問われる・・・重い判断の回避・・・そして、判断をしていない振りをして・・・先送りしたという事が判断で、その眼先の判断で騙されて、実は18ヶ月後の増税のデッドラインを示している・・・選挙で勝っても負けてもこれは、よほどの事が起こらない限り回避されない・・・国民の審判を仰いだ形での決定になる。決められない日本人の決められる事が嫌いな日本人のための先送りによるデッドラインの設定・・・消費増税は先送りします。そして18ヶ月後には重税を覚悟せよということ・・・延期・・・違うよね。18カ月後に増税を決定したという判断が前面に出るはずの分であるはずなんですがね・・・延期・・・これでイメージを大きく転換しようとしている。

 日本人の悪い癖・・・熱しやすく冷めやすい・・・冷めたら、覚めたらで、それに従う・・・増税反対!で熱しているさなかだから、延期で誤魔化し、やがて冷めたときには18ヶ月後の増税を甘んじることになる・・・どうやら、今回の増税先送りと総選挙は既定のものだったみたいですね・・・海外に政治屋君が出ている間の報道を焚きつけての・・・熱fever・・・冷めれば、増税が決定された事に気付く・・・馬鹿みたい。結局報道は選挙での勝ち負けが好きですから・・・

 民主主義の原点は税制であります。税制に重大な変更を行った以上、選挙をしなければならないと考えています。そして、この選挙戦を通じて私たちの経済政策についてしっかりと訴え、そして、この選挙の大義についても国民の皆様の御理解をいただいていきたい。

 選挙戦の中で述べられる経済政策などの関心はそれほど盛り上がらずに・・・選挙の大義は勝ち負けの問題ではないが・・・勝ち負けに終始してしまうのでは・・・年末の忙しい時期に・・・国民の理解なんて・・・それより、年末の払いと、クリスマス・大みそか・新年・・・一大イベントが待っている。なんとなく・・・11月のGDPの統計の発表は、12月に修正値が出るかもね・・・統計など、操作は簡単ですから・・・とにかく・・・

 増税先送りを祝って万歳を唱えるか、増税が18ヶ月後に決定した事で万歳を唱えるかの問題ですね。どちらの万歳の杯で飲む酒が美味いかの問題です。

 私のような捻くれた妄想家は増税が18ヶ月後に決定した事の重圧に押しつぶされされそうになって、杯を口まで持ち上げられるか・・・増税になったら・・・今度こそ「お酒よさようなら」、決別の辞を送ることになりそうです。しかし、それを考えるのは普通の人ではないので・・・普通に、良かった!で終わらせれば良い・・・従って、増税が回避されたのではなく、決定された事は考えないので・・・この選挙では、税制に重大な変更を行った以上、選挙をしなければならないという、表面的な先送りで戦うのであれば・・・負けない、負けるわけもない・・・従って、野党は大義なき解散総選挙というしかない・・・大義は、18ヶ月後にやって来ることが決定した!増税は決まった!を18ヶ月後の悲惨さでも・・・先送りする事で財政がどうなるかの話でもしない限り勝ち目はない・・・これで、年末倒産でもバタバタとデカイのがあれば形勢は変わるでしょうが・・・そうはならないでしょうからね。

 私は自民党のリーダーです。300議席近い議席を私たちは持っている。私は当然、全員の当選を目指してまいります。従って・・・この強気の発言になる。数を頼むと傲慢になれるのか・・・続きは次回だね・・・

2014.11.25

  

関係ないが興味深いもの
 今回は無し

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