現在をうろうろ(553)

 日中首脳会談の前提の4つの合意事項は・・・?(11)

 ん?TPPはシンガポール、ブルネイ、チリ、ニュージーランドから始まっている・・・チリ以外は旧英領・・・チリの海軍は英国が建設したものですね・・・南太平洋ではチリ海軍が大きな顔をしているはず・・・南太平洋の物流の強化か?北米から日本を経由して南シナ海に至る物流の流れ・・・日本から北米への物資の流れは・・・まさか車だけか?なんってね。ちょっと気になります・・・そして、ニュージーランドは日本抜きでのTPPとかやっていましたね・・・まさか・・・こりゃまずいかも?スエズ運河・パナマ運河を利用して、ニュージーランドが世界一周の拠点になるとしたら・・・どんな物流のルートができるか?日本は完全にそのルートから外れる・・・日米間の協議に決着がつかずに、日本がTPPから撤退したら・・・日本からの北米航路は、車運びの航路になるだけで・・・横浜港はハブ港の地位を失う、既に失っているのか?アメリカ・カナダは大西洋航路の要になるから問題はない、東海岸もハワイ経由の直行で南シナ海につながる・・・右のやつが、大圏航路で結んでみたものです。日本に接しているのが旧来的なもの・・・大西洋の航路は密だからどうでもよい・・・太平洋航路でパナマ運河経由でニュージーランドに旨みがあるのは・・・

 パナマ運河から、南米を経由して行く航路になるから・・・チリを巻き込んだ関係で・・・チリの北のペルーが入ることで・・・ニュージーランドの方への物流を確保したとか?

 残念ながら、日米間の交渉はまとまらないから・・・自動的に日米間の糸は切れることになる・・・オーストラリアは中国との貿易の結びつきが強い・・・ニュージーランドは南米にとの結びつきが強い・・・アメリカの東アジア政策を南に引き込むには・・・日本が邪魔・・・幸いなことに、日本は農産物5品目で日米は破綻・・・従って、日本の北米航路はトヨタの専用航路?になるのかね・・・そして、帰りの船は北米から車を積んでニュージーランド・オーストラリア・中国を経由して帰ってくるとか?・・・北米に車を運んだ船が日本に帰るときは何を積んでいるのかね?・・・また知らないことが出てきた・・・ふむ、初期には帰りの荷物がないことで、カナダ経由で穀物を運ぶ予定が・・・天候不順などで上手くいかず、日本に車の滞貨の山ができたとか・・・それで、自動車運搬船を大型化して、帰りは空荷でも採算がとれるようにした・・・やがて、生産拠点を海外に移転したから、三国間輸送が可能になって・・・まさか、自動車運搬船は地球一周の航路を航行しているのか?トヨフジ海運株式会社 なんとなく理解・・・なかなか複雑・・・太平洋を反時計回りに回っているのかね?ここでは、日本で車を拾ってグアム・オーストラリアと南下して最終がニュージーランドのようですね・・・木工品などを持って帰るような感じ・・・

 なるほど・・・ニュージーランドはチリとの航路を有益なものとする事が国益につながる・・・北米航路を南米の太平洋岸を経由させたい・・・中国と南米をつなげば・・・ニュージーランドは、北太平洋の北米航路を担った日本と同じように交通の要衝としての地位を得られるという事になるのかね?北米の太平洋岸からのコースを考えると・・・メキシコ、ペルー、チリ、ニュージーランド、オーストラリア、ブルネイ、シンガポール、ベトナム・・・日本は堂々の退場・・・そういえば、国際連盟の脱退劇も満州の産物を横浜から北米航路に乗せて儲けようとしたものでしたからね・・・まさか、米国のリバランスとは・・・軍事的なものではなく経済的なものを中心に考えての話なのか?TPPが実際に動き出すと、世界の通商路が変わり・・・日本は極東のデッドエンドになるとか?なんだか、新しくバイパスができて落ち目になる集落みたい・・・ああ、暗い妄想だが・・・資源の流れからするとそんな風な感じ、中国が南米とのパイプを太くしつつあるのもそれでか?

 ニュージーランド等のTPP原加盟国の考える環太平洋とは左の図のようになるのか?・・・上海からニュージーランドは結構近くて・・・その途中に尖閣諸島があるわけだ・・・台湾と日本に挟まれた海が、新たな中国の生命線として大きな意味を持つから、中国もTPPの行方も気になるわけかな?

 ただ、中国の場合はTPPに参加しなくても、南シナ海の権益を守るというより・・・南シナ海の貿易を盛んにすることで利益が出るから・・・関係ない・・・中国の造船及び船団の活躍があれば・・・華僑のネットワークが再びという事か・・・上海は良い場所にある・・・TPPで日本は世界の通商路から外れる・・・環太平洋の新しい秩序か・・・我が国の南米航路はどうなってる?・・・まあ、商人連中は日本船籍でない船を頑張って運用しているようだから問題ないが・・・基隆‐香港‐ダーチャンベイ(深セン)‐厦門‐上海‐寧波-釜山‐マンザニーロ(メキシコ)‐カヤオ(ペルー)‐イキケ(チリ)‐バルパライソ(チリ)‐リルケン(チリ)-カヤオ-マンザニーロ-東京-基隆・・・アジア-メキシコ/南米西岸航路か・・・2012年ごろからのものか・・・政府は外航日本船舶の計画的増加を図っているか・・・なるほどね。一応は政府も対応している気配がありますね。

 まさか・・・オバマ君は・・・世界の交易路を変更して、どんでん返しを図るのかね?2年で結果が出るか?微妙・・・しかし、動き出せば金の流れが変わるから・・・意識も変わる・・・TPPは長引かせて日本外しを醸成すればOKか?国会決議で、落ち着く先は決まっているから・・・あとは、カナダか・・・もっと情報を収集しなきゃ・・・妄想は面白い。

2014.11.16

  

関係ないが興味深いもの
 今回は無し

時々チェックすべきもの
 首相官邸ホームページ
 The White House
 U.S. Department of State
 United States Department of Defense (defense.gov)

 聯合ニュース
 AJW by The Asahi Shimbun
 日刊ゲンダイ
 List of national newspapers - Wikipedia, the free encyclopedia
 一般社団法人 日本経済団体連合会 - Keidanren

 外国人投資家動向チャート

 International Institute for Strategic Studies IISS
 Chinese Military Review
 外邦図 デジタルアーカイブ - GAIHOZU Map Digital Archive
 近代デジタルライブラリー - 検索結果 日露戦役写真帖
 近代デジタルライブラリー - 朝鮮旅行案内記
 近代デジタルライブラリー - 朝鮮港湾要覧
 近代デジタルライブラリー - 検索結果 朝鮮群書大系
 近代デジタルライブラリー - 朝鮮鉄道旅行便覧
 近代デジタルライブラリー - 検索結果 新興産業の基礎知識
 近代デジタルライブラリー - 地方行政区域名称一覧
 近代デジタルライブラリー - 朝鮮各道府面間里程表
 近代デジタルライブラリー - 検索結果 最近に於ける注目すべき発明考案
 近代デジタルライブラリー - 検索結果 国産機械図集
inserted by FC2 system