現在をうろうろ(519)

 成長戦略で、明るい日本に!の中身はあるのか・・・? その(4)

 さて、第三の矢:成長戦略の実現・・・ 大胆な規制改革の突破口・・・どこが大胆なのか良くわからない?

 国家戦略特区の加速的推進・・・何か凄いことをしているのか?

 容積率や都市計画に関する特例、雇用条件の明確化、国際医療拠点における外国医師の診察・外国看護師の業務解禁 、病床規制の特例による病床の新設・増床の容認、農業委員会と市町村の業務分担、農業生産法人の要件緩和、入管手続の迅速化・ビザ要件の緩和・・・単なる時代の要請でしょう? ・・・農業委員会と市町村の業務分担・・・これは、そろそろ分担するだけの人的資源が枯渇しているのではないかと思われますが・・・

 雇用条件の明確化って?これって当たり前のことでは?・・・昭和22年の法律の職業安定法・・・

第五条の三  公共職業安定所及び職業紹介事業者、労働者の募集を行う者及び募集受託者(第三十九条に規定する募集受託者をいう。)並びに労働者供給事業者(次条において「公共職業安定所等」という。)は、それぞれ、職業紹介、労働者の募集又は労働者供給に当たり、求職者、募集に応じて労働者になろうとする者又は供給される労働者に対し、その者が従事すべき業務の内容及び賃金、労働時間その他の労働条件を明示しなければならない。

 これに関連して・・・グローバル企業に対しての雇用指針を出したってことか・・・「雇用指針」について これの英語版とかないのかね?国際・グローバルという言葉が入っていれば良いというものでもないのだが・・・どうも、「大胆な」と冠す内容かどうか・・・?

 結局のところ・・・大した矢は射られていないという事なのでしょうか?さて・・・なんだか唐突に消費税の話に突入です・・・基本的には・・・民需の底堅い推移を当てにしているような感じですが・・・私なんかは、近頃の消費支出は食品と、円高で買えなくなりそうな安物楽器類ですから・・・特に、食品は底堅いのは間違いないですね・・・これを削ることは命を削ること・・・企業収益が、どうやら円安に支えられているという事実もあるし・・・どうもよくわからない・・・火曜日には少し儲けられるのか気になるのは・・・大商いだったが株価はそれほど上がらなかった・・・そんな事態が起こるのか??

 2014年の7〜9月期の民間予測は4%という数値を使って説明していますが・・・11月1日の情報では・・・民間予測は1.0〜2.9%ですね・・・下方修正か・・・あまり良くない・・・消費税増税は私には随分と精神的に利いていますね・・・買い物のサイクルが長くなりましたから・・・買い物へ出かけないことで対抗です・・・.消費税率の引上げは日本経済に冷や水をかけないかという問いは・・・何やらもっともらしい説明書きがありますが・・・・

 雇用者所得(1人当たり給与総額×雇用者数)が上昇。2013年4月以降上昇基調にあり、2014年7月には対前年で3%を超える上昇。
 2014年にベースアップを実施した企業数は一部上場企業で前年から6倍に増加し、中小企業でも賃上げを行った企業の割合が増加した(約65%の中小企業が賃上げを実施(経済産業省調べ))。これにボーナスの引上げが加わるなど、近年にない賃上げの動きが力強く広がっている。
 最低賃金については、2014年度に全国平均で前年度より2%を超える引上げが見込まれる。最低賃金の上昇は消費性向の高い層の所得を底上げするので、国内消費の増大につながりやすい。

 中小企業の雇用状況に関する調査・地域の中核を担う中堅・中小企業等における賃上げ等の取組に関する調査の概要を公表します(METI-経済産業省) 中小企業の賃上げ状況は・・・

 平成26 年度にベースアップや賞与・一時金の増額等何らかの賃上げ(常用労働者1人当たり平均賃金の引き上げ)を行った企業の割合は65%で、賃上げを行った企業のうち、36%の企業がベースアップに相当する賃上げを実施した(全回答企業に占める割合は23%)と回答しています。・・・気になるのは・・・会社の中で賃上げに与った人が1人でもいれば賃上げを行った企業になれるのか?・・・平成26年度に常用労働者の1人当たり平均賃金についての調査ですね・・・昨年は10人で平均20万円を払ったのに対して、今年は、1人だけ給与を役職がついたので2万円上げたら・・・20.2万円で賃上げした企業になるのか?平均すると2000円の賃上げ?役付きの賃上げも含んでいるなら・・・従業員の定着・確保の理由に合致?

 わからない・・・統計ってのは・・・昨年度の支払賃金の頭割なのか、単に給与が上がった人間が「いたのか?定年で辞めた人間の給与は大きいはずだから・・・定年と新人の1増1減だと・・・平均賃金は下がる?

 あれ・・・やっぱり・・・調査報告に面白いものがありますね・・・ 人材採用に関する問題点・課題としては、「募集をかけても採用したい人材がいない」が 48.0%と最も多い。その理由は、「特定の分野(営業・技術)で即戦力になる中堅がいない」が 67.6%で最も多い。・・・つまり、求人が増加しているが、実際には採用に至っていない可能性が高い・・・求人と求職のミスマッチがあるという事でしょうね。欲しいのは中堅の即戦力なのに・・・採ってみたら使えなかった・・・これなら、新卒を取った方が良い・・・平成 25 年度は「常用労働者を中途採用で増やした」が 63.5%と最も多かったのに対し、平成 26 年度は「常用労働者を新卒採用で増やした」が 57.4%と最も多くなっている。・・・というのが現状なのか?

 ただ、消費税の増税の影響で月5000円近く多く毟られているわけですから、数千円の賃上げでは・・・一時金も月割にすると増加分は・・・消費税に消える・・・私のような貧乏人は一般に消費性向が高いから・・・切り詰められるものはそもそも存在しないですからね・・・消費税の増税と円安による安価な舶来品の値段を押し上げている・・・利益率の高い高価な商品の値段は比較的上がりにくいが・・・安価なもの=利益率の低いものの値段は直ぐに上昇する・・・近頃はシート状のチーズの1枚当たりの厚さが減っているようですね・・・素晴らしい技術と感心したり・・・トーストにするとしっかりと焦げるんで・・・

 それより、不思議なのは・・・国の業績は悪いのに・・・なぜ、公務員の給与が上がるかね・・・不思議な構造・・・残念ながら、貧民は疲弊気味です・・・まあ、私の場合には・・・節約のためにフルートやクラリネットを吹いたり・・・息は節約していませんが・・・笛を吹いても踊れない・・・しかし・・・暗い世界が現れますね・・・ここらで一旦切りましょう

2014.11.04

  

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 今回は無し

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