現在をうろうろ(506)

 超音速潜水艦は秒速1600m・・・?

 ふむ、潜水艦関連のチェックをしていたら・・・時速5800kmの潜水艦の可能性について語られていますね・・・こいつは面白い・・・海水中での音速が秒速1513mだから・・・超音速か・・・秒速1611m程を考えている・・・

 泡で包んで水との摩擦を小さくするという考えですね・・・非常に面白いね・・・何の泡で包むのか?ちょっと気になります・・・私なんかは貧乏な非大気依存推進機関をイメージしちゃって・・・ただのディーゼルエンジンの排ガスを熱交換器に通して冷却し大きめの部屋に誘導して余剰分を船首から放出し細かな泡で船体を包み・・・残余の排気ガスに酸素を添加して循環させたらとかね・・・この部屋は排ガスに酸素添加の呼吸に耐えない気体で満たされる・・・セミ閉サイクルジーゼル機関なんかどうかと・・・結局のところ、酸素分圧をどのように調整するかの問題ですから・・・大きめの部屋で調整すればそれほど問題ないし・・・軍事目的に乏しいうるさい潜水艦でテストするならOKとかね・・・

 AIP非大気依存推進機関が・・・燃料をけちけち燃して長時間の潜航を可能とするものだと分かったのでね・・・うるさくたって・・・70ノット程度の速力が出れば、そう簡単には撃沈できない・・・核爆雷でも使う必要が出てきそうですからね・・・昔風の爆雷では沈降速度が小さい・・・アスロックでも投射する魚雷の速度では無理・・・水中ミサイルの様なものが必要・・・彼のソ連のシクヴァル・・・スーパーキャビテーション利用の魚雷・・・

 スーパーキャビテーション技術って・・・なんだか・・・平頭銛=平田銛とか、九一式徹甲弾などの系譜にあるものなのかね?これらは、水中での直進性の問題をクリヤーするものですが・・・形状としては同じですからね・・・ちょっと気になります。別に、本職の研究者ではなく妄想家なので、物理的な考察は面倒なのでしませんが・・・ふとね。

 流体の振る舞いですね・・・気泡を作るものを外部から導入しないとなれば・・・摩擦熱によって生じる水蒸気か・・・減圧によって生じる水蒸気などを利用する事で、水と船体の間に気泡の潤滑層を作り出してそれによって摩擦抵抗を下げて進むという事のようですね。

 なかなか興味深いね・・・大和の九一式徹甲弾の着水時のスピードはどのくらいだったのかね?ちょっと気になります・・・多分・・・着水後の弾速の低下が小さかったために大きな被害を出す事が可能になったのではないかと妄想するわけです・・・平頭銛も・・・水中での直進性と・・・水中での速度低下が小さかったとか?

 ふむ、この手の流体内での進行方向を制御する技術はどうなるのかね?舵を水流に当てる事は速度を著しく落とす事になりそうだから・・・揚力を利用するのかね?側面を張りださせるとかして、断面の形状を変化させる・・・カーブやシュートを投げ分けるのに似ているが・・・まあ、可能性としては面白いですね・・・

 大和の主砲の初速は785m/秒か・・・音速の2倍ほどですね・・・これで水中をどのくらいの速度で移動したのやら?0.4秒ほどの大遅動信管が装着されていた・・・大仰角で発射した弾は水中を進まないねえ、ほぼ垂直に落ちてくる・・・小仰角で着弾時の速度で水中を秒速600m程で240m・・・200mぐらい水中を進み、舷側を破って爆発?こんな感じの想定かね?

 結局のところ、軍事技術も近頃大きなイノベーションが起こっていないですからね・・・ネット上での近頃の兵器の評価が、なんとなく懐古趣味的な感じでね・・・中国の軍事力を過小評価する方向にあるような気がしてね・・・

 中国が超音速の潜水艦を開発するぞ!ってこれって凄く面白い・・・さすがに秒速1513mを越えるなんって・・・空気中でのマッハ5ですから・・・希薄な大気の中ですらマッハ5は厳しいが・・・チャレンジとしては面白い・・・秒速650mぐらいの速度での・・・大和をチェックしていたら46cm砲の着弾速度の資料がありました・・・距離20,000m(仰角12.43度、落角16.31度)では522m/秒、30,000m(仰角23.12度、落角31.21度)では475m/秒(時速1,710km/h。音速の1.4倍)で着弾した。・・・16.31度で522m・・・0.4秒で200m・・・喫水が10mだから、水線下6mを狙うと・・・20m手前って事かね?水線下10mなら34m手前・・・なるほどね・・・

 無理とか馬鹿にされそうな研究というのは、イノベーションの可能性を含んでいますから、興味深いですね・・・

 しかし、この泡で包む潜水艦は面白いかもしれませんね・・・ただ、何かにぶつかったら大きな事故になりますから、それが問題ですね。

 さて、ちょっと逆戻り・・・ディーゼルエンジンって・・・排ガスと酸素の混合気体で回らないかね?二酸化炭素と酸素の混合気体の中でろうそくを燃やした事はあるけど・・・明らかに対流の様子が違って炎が短くなる・・・一応は燃えるけど・・・エンジンの燃焼室内だと・・・着火する圧力が違うと上手く回らない可能性があるが・・・さすがにディーゼルエンジンを使って実験する気力はないから・・・不明ですね・・・

 ただ、排ガスのあわが船体を包み高速を発揮できるなら・・・これは、ちょっと面白い・・・主機で急速展開・・・後はスターリングエンジンでけちけち燃やして2ノット・・・これじゃ・・・水上高速潜水艦が復活しそうな?水上30ノットを越えて展開・・・水中は10ノット1時間または2ノット2週間・・・この方が合理的かもしれないですね・・・

 ふと・・・北朝鮮の、比較的新しいと思われる、水上高速型のような形の潜水艦・・・まさかね。水上艦とともに、航空機の支援の下に急速展開・・・そして身を隠し隠密行動に入る?戦略が変わったのか?というより・・・空中・海上・海中の一体運用をする場合には原潜を除けばそのような運用しかできないという事かね?

 近頃の日本の潜水艦・・・水上鈍足、長時間潜航は超鈍足では・・・急速展開はできない・・・水上艦艇と行動できて、水中を長時間航行できるとか何か特徴がなければ意味がなさそうですね・・・水中を1日100km進む事しかできない・・・水上航行でも13ノットで1日に600km程しか進出できないなら貨物船にも置いていかれる・・・これじゃ、定置機雷とさほど変わらないような気がしますが・・・わ!出光のタンカーって結構速い・・・出光の管理船舶 満載で15ノットも出るじゃん・・・20海里で探知して10海里まで近づくのに・・・追う形だと10海里追い付くのに2時間でバッテリ切れかよ・・・

 この我が国の新型の潜水艦の運用方法は・・・隠密裏に展開して・・・待ち伏せ・・・2時間ほど頑張って逃げて時速4kmでこそこそと・・・これしかできないという事ですね・・・定期航路の商船は近頃は24ノット程度だから・・・水中高速20ノットでも追いつけない・・・我が国の誇る新鋭潜水艦の実力は・・・待ち伏せ専門で発揮されるのですね。しかし・・・2週間の水中哨戒で1400kmですから・・・東シナ海に進出するのが限界か・・・沖縄に潜水艦基地ってあるのかね?呉と横須賀か・・・そうなると、紀伊水道・豊後水道・浦賀水道の哨戒?まさかね・・・日本の兵装を眺めるのは・・・原潜と比較という様な・・・格の違う兵器との比較になることが良くわかりました・・・水中の長時間性能では・・・遣唐使船を迎撃するのが限界ですかね・・・遣唐使船も1日100kmの航行計画でしたから・・・なんだか、自虐的な、敗北主義者の非国民になった気分・・・妄想ですから・・・きっと実際のスペックはもっと凄いに違いない・・・ノーチラス号は画期的だったんだ・・・原潜の父・原子力海軍の父と称される Hyman George Rickover の偉大さが分かりました。

2014.10.28

  

関係ないが興味深いもの
 今回は無し

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