現在をうろうろ(505)

 軍事大国への歩みが始まったのか・・・新鋭潜水艦の威力は・・・?

 前衛に潜水艦を出すとなると・・・同じ佐世保から1000km・・・時速4kmで10日前に出港かな?水中低速でそんなにかかるのかね?確か、我が国の潜水艦は2週間以上潜航できるとか・・・噂では・・・人も65人乗っている・・・人は1日に0.8kgぐらいの液体酸素を消費するから20日ぐらいで1トンの酸素を消費する事になりますね・・・人はそれほど酸素を消費しないんだ・・・保険の請求だと・・・1日の上限は1気圧の酸素ガス14400リットルだっけ?

 以前から気になっていた、通常動力型の潜水艦の水中での連続出力・・・

 75kW4基か・・・ちょっと調べ物をすると出てきました・・・川崎/コックムス 4V-275R MkIIIスターリングエンジン 連続定格出力75kW×4基だって・・・これって・・・たった400馬力かよ・・・何?とびっくりしています・・・水中4200トンの船を走らせる切り札のスターリングエンジンの連続定格出力です。

 これって・・・国産の10トンダンプの1台のエンジン出力じゃないかと・・・例えば、いすゞギガの400馬力エンジンの6UZ1-TCHのエンジン・・・重量車モード燃費で4.05km/lで炭酸ガス排出量は1kmあたり646.9gとされていますね。例えば、このエンジンで時速40kmでこの燃費だとすると・・・1時間に10リットルほどの軽油を使って26kgの炭酸ガスを排出します。この二酸化炭素の内酸素の重さは二酸化炭素:酸素は12:16×2=12+32=44gにつき32gの酸素を使った事になるので・・・19kgの酸素を使った事になるわけです・・・液体酸素の密度は1立方メートルあたり1140kgですから・・・1立方メートルの酸素で60時間ほど走れるようです・・・ふむ・・・重量車モード燃費の算定基準は分かりませんが400馬力の定格出力の5から8割程度の出力かと勝手に妄想すると・・・40時間・・・これで・・・2週間以上という事は15日から20日分のとすると人間様の分も含めて・・・10トンから15トン程度の酸素を積んでいる事になりますかね?液体酸素のタンクって容量の90%程度しか充填できなかったから・・・まあ、適当な量かな?1個のタンクという事はないし・・・どんな風に積み込まれているやら?電動機の効率なんか考慮していないから・・・潜水艦の低速航行は2ノットとかそういった速度でしょうから・・・

 時速4kmと考えて1日で96km・・・1日に100km程度ね・・・

 このぐらいなら酸素の適当な量なのか?良くわかりませんが・・・?エネルギーってのはどんな方法で発生させようが大差ないと考えちゃうので・・・超旧式な原子力潜水艦ノーチラス号の軸出力は15000馬力ですからね・・・水中4092トン・・・こりゃ勝ち目がない・・・ノーチラス号と追いかけっこやっても絶対に敵わないですね・・・そもそも追いつけない・・・23ノットの全力で250時間の航行が可能・・・1日に1032km進む・・・水中400馬力に支えられているとなると、2ノット程度?こんな鈍足の潜水艦か・・・

 これで原潜相手に戦う事は困難ですね・・・水中でノーチラス号をどれだけ追う事ができるのかね?水中8000馬力ですから・・・ノーチラスの半分程度・・・20ノット程度で8000馬力・・・発生できるエネルギーは400馬力・・・1時間の全力航行に20時間分の充電が必要?これじゃ話にならないのでは?しかも1時間で3海里置いて行かれ・・・数時間後は・・・65人で全力で持続可能なのは20馬力ぐらいかな・・・5%程出力が稼げるか・・・3交代で・・・う・・・1.6%のパワーアップ・・・ガレー船じゃない・・・

 我が国の潜水艦魚雷の雷速は70ノット出るとして・・・有効射程は20海里として17分の走行が可能?ノーチラス号なら13海里以内で捕捉して発射すれば撃沈できるのかね?23kmほどの距離・・・潜水艦戦というのは意外と大変だ・・・高速機動艦隊を我が国の潜水艦が撃沈する事ができる可能性は殆ど無いのでは?半径10海里程の濃密な哨戒を行われた日には手も足も出ない・・・30ノットで逃げられたら魚雷が追い付けない・・・多分55ノット程度の速度の魚雷で20分の走行あたりが無難だから・・・しかし、なぜ70ノットの噂が出るか?このあたりも気になりますね・・・70ノットはスクリューでは困難では?

 ノーチラス号を撃沈するには10海里程度の距離で捕捉して魚雷を発射しないと20分で追い付けない・・・ノーチラス号は1980年まで現役でしたからね・・・実質的には1960年代で既に時代遅れですが・・・第二次世界大戦中の船殻を持つ低速ならそこそこ静か・・・やがてアルバコアの涙滴型の形態を持つスキップジャックが現れますね・・・水中で29ノットを出すようになり・・・近頃のシーウルフ級は水中34ノット・・・中国の漢級は水中25ノット・・・ロサンゼルス級の2倍から4倍程度の距離で探知できるようですが・・・速度の差は如何ともしがたい・・・今は商級ですから・・・こいつは静からしい・・・そして、近頃は磁気探知は困難になっているはずなんでね・・・

 ああ、沢山計算した・・・計算は合ってるのか?こりゃ、我が国は空母と原潜を作らなければ中国に対抗する事は困難じゃないかね?弾道ミサイルは開発済み、核兵器は持てそうもない・・・

 世界に誇る、我が国の潜水艦は専守防衛には役に立つが、打撃には向かないようですね・・・酸素の保有量ではなく・・・4台のスターリングエンジンで大型ダンプ1台分の出力・・・これが2週間の潜航を可能にしているわけですから・・・これなら静かです。1台100馬力・・・近頃のカローラやサニーのエンジンと変わらない出力か・・・これ4台で・・・4200トンの排水量の潜航を支える機関・・・知らなければ良かった・・・

 もうちょっと考察すると・・・時速4kmで24時間分のエネルギーを発生させられるとすると4×24=96のエネルギー、時速36kmで走ったら・・・96÷36=2.6時間で1日の蓄えを失くす・・・つまり、20ノットの最高速は2時間しか発揮できない・・・その後は充電もできずに時速4kmで走り続けるか・・・さらに遅い速度で2・3日かけて充電か、鎮座・懸吊で1日おとなしくしているしかない・・・どうせ水中20ノットを使うときは、うるさい魚雷を使った後だから・・・発射音は探知されて、ここから潜水艦狩りが始まって逃げ回る事になる・・・水上25ノットの空母を中心とする機動艦隊を攻撃するには・・・10海里程度まで近づいているとすると・・・いや・・・対潜兵器の射程はそれを考慮しているはずだから・・・潜水艦狩りは後回しでやり過ごしても、どちらにせよ潜水艦は追いつけない・・・

 対潜ミサイルのアスロックは射程が11kmですから・・・10海里では遠すぎる・・・魚雷の有効射程は10km程度という事なのでしょう・・・6海里・・・アスロックで飛ばす73式短魚雷の射程は6km・・・11+6=17km・・・10海里か・・・盾と矛の関係からどうやら正解ですかね・・・Mk46短魚雷の射程も7.3km・・・

 攻撃の機会は1回しか認められない・・・高速の機動艦隊を相手にして6隻の潜水艦で張れるピケットラインは120海里=220km程・・・多分150km程度・・・右の写真の中の線が150kmですね。日本海海戦をやるのなら、この程度でも・・・このラインを2つ張るだけの戦力があるか・・・

 このエンジンはライセンス生産で・・・船体の技術を売るのか・・・昔の日本なら2隻目は買わずにライセンスだけ買って自作でしょうが・・・次のクラスはこれを踏まえて自国生産?技術というものはそういったものですからね・・・ソ連・ロシアですら北朝鮮や中国に手を焼いている・・・労働者の賃金が安ければ・・・価格で勝負できる・・・

 なるほど・・・男も女も働かせ、円安誘導・・・労働者の賃金を下げて競争力をつける・・・輸入品を食べているから・・・円安で食う量が減るから・・・力が出ないかも・・・どうして、トホホな話になるかね・・・非国民の敗北主義者といわれても仕方ないか・・・なかなか現実は厳しい・・・

2014.10.27

  

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