現在をうろうろ(500)

 都市の大学が地方の若者を囲い込むご時世か・・・?

 なんだか大学の動きが速いですね・・・地方出身者に奨学金か・・・東京の私大が志願者の減少に対しての対抗策ですね・・・

 東京都内の私立大学が2015年度、地方出身者向け奨学金を相次ぎ新設する。青山学院大学などは4年間学費を補助し、駒沢大学は地方都市で受験した人向けの奨学金を設ける。いずれも返済義務がない「給付型」だ。少子化に加え、経済面の事情などで地方から東京の私大に進学する高校生が減っている。経済負担を軽くして全国から優秀な学生を集める。

 少子化の影響で・・・地方の求人状況が良ければ・・・親が望むのなら・・・経済状況・・・これにより大都市圏への流入が減少するから・・・給付型の・・・つまり、人買いですね。全国から優秀な学生を集める・・・聞こえは良いが・・・受験者の中で優秀なものに対して・・・合格発表と同時に交付が決まる「予約奨学金」・・・手付金で手を打つのか・・・これで大都市圏へ優秀な人材を集めて地方から引き抜く事になる・・・ちょっと前にも文科省が低所得世帯向けに大学生や専門学校生向けの無利子の奨学金枠を3万人分増やす方針を固めたりしていますね・・・

 こりゃ・・・衰退激しい県人寮でもテコ入れしないとまずいのではないかと・・・県内の優秀な高校生を企業が青田刈り、就職を決めておいて、県人寮経由で大学に送り込んで大都会に優秀な学生を吸い込まれないようにするとか、対抗策を取らないと、地方の人材の流出が激しくなるのではないかと・・・こういったものは対抗策が難しいですね。古くから、企業などの依託学生とかありますが・・・近頃はどうなっているのやら?

 どうも、私が・・・この手のことを考えると人身売買系になっちゃうのが難点ですね・・・しかし、冗談抜きで首都圏に学生を送り込めば、帰ってこない可能性が高い・・・大企業に就職したら、必ず出身県の営業所に配属する事なんって法で定めることはできないしね・・・そうなると、先に囲い込んで・・・依託学生として送り込む・・・大学に手を回して、推薦という形で取引するとか・・・投資としては悪くないパターンと思われますが・・・

 頭脳流出を避けるためと称すればなんとかなるのでは?できれば、大学卒業とともに、結婚して故郷に錦を飾ればさらに良いとか・・・都会は結婚相手を見つける場所であると割り切るとか・・・段々不純な妄想に走ってきましたが、そうでもしないと地方からの優秀な人材の流出を防げないのでは?どうも、考え方が良くなくて、ひたすら債権債務関係で縛るという事になりますがね・・・

 奥さんを連れて帰れば、大々的な披露宴・・・送り出すのに地方自治体と地方を代表する企業、地方選出の国会議員などを並べれば見かけは派手なものにできますからね・・・何と言っても全国平均が結婚式に300万円以上かかるという御時勢ですから・・・悪くないかも・・・名士様との人脈もできるでしょうし・・・見栄の文化が根強い地方では良いのではないかと・・・積極的な婚活・・・少なくとも、就職先も決まっていて、様々な面での生活の保障があれば、大学の4年間で伴侶を見つけることはそれほど困難ではないのではないかと・・・寮の近くに県が後援する飲み屋でも出して、郷土料理のアンテナショップと称して・・・二十歳を過ぎたら・・・寮の学生にカップル無料招待券を与えるとか・・・段々腹黒い妄想へと・・・仲人になるのが好きな店長でも置いて・・・肩書は県の郷土料理大使とか付けてやって・・・報奨金でも出せば・・・

 結局のところ、友釣りまでしないと都会から人を移入させる事は困難であるという事ですね。仕事を作るとなると・・・原子炉が再稼働する事はないので使えない手なのだと思いますが・・・原子力立地給付金はやめにして、電力料金そのものを下げるとか、優先的な送電とか工場にとっての大きなメリットになるものがあればね・・・あそこは電力が安いし、安定供給が見込める・・・電力でカーバイドでも作るか・・・石炭化学を・・・とかね。そこまで安くする事は困難と思いますが・・・原子力発電で水を電気分解して水素を発生させるのであれば、私も水素燃料は評価しますよ・・・現状では天然ガスを手の込んだ・・・まやかし的な燃し方をするだけですからね・・・これでは面白くない・・・

 原発はやはり、ベースロード電源とし、夜間の余剰電力を原料製造に回せば、それなりに周辺の産業が生まれてくると思えるのですがね・・・温排水でプランクトンの培養と、これを原料とする肥料・飼料の製造とか・・・炭酸ガスを光合成で回収できれば・・・それも工業化の可能性は残されているわけですからね・・・結局のところ、イノベーションが必要なのでね・・・天佑ではなく・・・人間が、エネルギーの力で・・・エネルギーが無ければ何もできませんからね・・・腹が減っては戦はできぬ!簡単な論理です。

 地方再生の原動力は・・・地方にエネルギーを供給過剰にすることしかないと思うわけです。例えば・・・福島県は電力料金半額なんってしたら?福島県内では全国平均の電力料金の半額で企業を誘致して・・・電力の市場化の枠外にして・・・企業に稼がせ電力料金の恩恵の還元によって廃炉資金を得るとか・・・廃炉と同時に・・・福島原発はどうせ原子炉の墓場になったのだから・・・墓場のままにするか、新たな原発を作ってそれで稼ぐかのどちらかしか選択肢はないと思いますが・・・墓場を放置するより、再起を図るのが手っ取り早い・・・避難だって実施済みで・・・手順の練り直しは簡単ですし・・・

 売った電力で立ち退き保障だって可能だし・・・金とエネルギーがあれば、地方再生はそれほど難しくないが・・・夏の期間の昼間に日本中の工場に行きわたるだけの電力があれば、多分、日本のGDPは1.6倍から2.1倍程度になると妄想的な試算をしましたが・・・多分、そのくらいの生産能力は、まだ残されているのではないかと・・・原発の夜間電力があれば、蓄電を合せて・・・アルミニウム精錬だって復活できると思いますがね・・・このまま行くと・・・夜間電力が基本料金で、昼間料金が馬鹿高いものになるに違いないですからね・・・

 企業に、無制限に電力が使えるものとして、現在の生産額の何倍の生産能力があるかのアンケートでも取ると良いのではないかと・・・場合によっては3倍程度の生産能力が潜在的にあるのではないかと?上手く売れるのなら・・・GDPは2倍にできるのではないかと・・・中国の新しい火力発電所とその周辺の産業の活性度を衛星写真で眺めるとね・・・キーワードはエネルギーとセメントと鉄鋼ですね!それしか、日本の活性化はないと思いますが・・・

 それに、戦争のできる国づくりをするなら、アルミニウムやマグネシウムなどが無ければ航空機だって作れない・・・シーレーン防衛だって国富が無ければ実現できませんからね。稼ぐためのエネルギーが日本には不足しているという事だと思うので・・・決められない政治屋では、残念ながら・・・国の大きな舵取りはできない・・・先送りして状況を悪くするだけですからね。

 なりふり構わず石炭火力を増強するか・・・国益を振りかざして原発の再稼働を命ずるとか・・・しかし、なぜ対外的には虚勢を張って靖国に行き、軍拡を主張できるのに、国内向けに強い言葉を発せられないのか?やはり、イキガッて煙草を吸う高校生と変わらない精神構造なのかもしれませんね?それだと、情けないことになります・・・どうせ、もうじき中国が空母建造を公式に発表しそうな気がしますからね・・・多分・・・牽制だか挑発だかわかりませんね・・・引き出したのが大国の役割ならまだ良いのですが・・・大国の意地とかだと面倒ですね・・・

2014.10.26

  

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