現在をうろうろ(489)

 法の支配と金光明最勝王経と成文法と・・・トルストイと・・・?

 金光明最勝王経・・・一応目を通しましたが良くわかりませんね・・・具体的にどのようなことをすればよいのか?大乗仏教系の経典ですから・・・一応・・・正法正論品第二十がそれらしいですね・・・近代デジタルライブラリー - 国訳大蔵経. 経部 第11巻 103コマ 正法正論品二十 どうやら、ここにあるのが鎮護国家系のものですね・・・

 ほいほい・・・ここに出てきました・・・例の・・・王が法をもって国を治めなければ、あたかも象が花壇を踏み荒らすように、政(まつりごと)は損なわれる このフレーズですね・・・私は、軍拡路線は造悪だと信じていますから・・・だから、こうして忿怒の心を生じているわけです。こういう状態になると諂偽が世間に行われて・・・余計な怨敵を生み出す事になる・・・別に特別な信仰心もなく靖国神社に詣でて、権力に対しての忠誠心を表すようなことをする者が増え、それが近隣の国々を刺激して、その国土を破壊する・・・経典というのは恐ろしいもので、ちゃんと何が起こるかは説明してあります・・・

 実は、経典研究はものによってはした事があるので・・・実のところは、社会工学の手がかりが沢山あるのでね・・・「若し」で始まる文には色々と厄介な内容が込められていてね・・・ああ、そうだよね・・・総理が参拝できないから代わりにやらかして恩寵を得ようとね・・・自分が事情があって行けないなら、それに連なる人にも自制を求めないと・・・余計なことをして、諸外国の怒りを買う事になる・・・話題の本人がしなかったからと言って、それを止めなければ、同じ事である・・・その国土を破壊するとまで書いてあります。右の文ですね・・・104コマから105コマにかけてです。昔の知識人であり為政者がこの手の経典を読んだ理由は、こういった処世術がきちんと書かれているからですね・・・しっかり原典を読む事は重要なんですが・・・

 アジアの各国で、西洋で発展してきた「法の支配」の考え方が根付き、逞しく民主主義を育んでいけるのは、千年以上の歴史を持つ国が多いアジア諸国の精神的伝統の中に、古くから「法の支配」と同じ考え方が深く根付いているからです。

 そう、為政者の恣意的な法ならぬ方による支配を避けるために・・・決まり事である法によっての支配が行われなければならないわけです・・・成文法は法の文言そのものは固定していますが・・・解釈を変えることで恣意的な方へと変容するわけですね・・・形式的には法の支配の下にあるが、恣意的な解釈によって法ならぬ方が幅を利かせる・・・方・・・つまり、やり方・・・これは既にやっていますから、如何に法を軽んじているかが分かります・・・

 「法の支配」という考え方は普遍的なものです。その根底には、必ず温かい人の心があります。深い人類愛があります。それは、東アジアでは、例えば「仁」とか「慈悲」と呼ばれています。それは、人と人が助け合って社会を作って生きていくために不可欠なものです。インドの宗教家であるヴィヴェーカーナンダも、ロシアの文豪トルストイも、同じことを言っているのかもしれません。「神は愛である」と。

 しかし・・・なぜ、戦争の開始を規定する法を定めようとする?戦争の開始は法が機械的に命ずるのではなく、人間の心が判断すべきものだと思いますが・・・どうも、決められない政治屋は・・・法が命ずるので、C国に対して宣戦を布告します・・・とでもやるのでしょうか?法が・・・必ずXXせよという形の命令を取らないのは・・・基本的には、最終的な判断を人に任せているからだと思うのですが・・・

 インドの宗教家であるヴィヴェーカーナンダも、ロシアの文豪トルストイも、同じことを言っているのかもしれません。「神は愛である」と。

 インドの宗教家であるヴィヴェーカーナンダ・・・ふむ、ヨーガでちょろっとこの名に触れたことがありますね。宗教を越えた宗教・・・宗教の根は同じで、その国の自然・社会などで様々な表面的な差はあるが、根底ではつながっているとかそういった系統の話でしたっけ?政治屋君・・・君はこの考えには賛同できないのでは?それなのになぜ名を挙げる?・・・ロシアの文豪トルストイか・・・争いが如何に無益か・・・民話の中で繰り返し語っているはずだが・・・そして、小さな火の内に消さないとどうなるかについて読んでいて君はトルストイの名を出したのかね?近代デジタルライブラリー - トルストイ民話集 156コマ 小火から大事 これは様々な形で目にする話なのですが・・・分かっていてトルストイの名を出したのかね?非常に心配です・・・良く知らない物を引用したり、語ったりすると・・・騙りは後が大変・・・

 国際社会もまた、例外ではありません。20世紀には、国際社会もまた、「法の支配」を基盤として構成されてきました。それまでは、国際社会において、暴力が完全に否定されていませんでした。戦争や植民地支配が当たり前のようにまかり通りました。20世紀半ばに至り、戦争が否定されるようになり、国連憲章を基盤とする新しい国際社会が築かれました。また、世界中で、植民地は独立を果たしました。

 暴力を復活させようとしているのはだれかね?ノーベル平和賞の受賞者として、憲法9条を奉ずる日本国民って話が出てきて・・・それに対して、政治的だとかささやいていたのはだれかね?政治的=批判的かな?少なくとも、ノーベル賞の選考委員達は金の使い方を良く知っていると思いますね・・・今までの平和賞は・・・多分、良い使われ方をしていると思いますから・・・日本人全体には賞は出さないでしょう・・・賞金なしの賞を作るつもりもないと思いますね・・・政治的になるから・・・多分ね。

 21世紀の国際社会は、合意により、ルールに従って、国際秩序が創造され、改良されていかねばなりません。誰ひとり、一方的な暴力におびえる必要のない世界。それが、私たちが、戦後、構築しようとしてきた国際社会です。

 侵略戦争を引き起こす事が無いように、1975年のヘルシンキ宣言の採択を35カ国が行い・・・国家主権の尊重、武力不行使、国境の不可侵、領土保全、紛争の平和的解決、内政不干渉、人権と諸自由の尊重などの原則、信頼醸成措置の促進などの安全保障や技術協力などの推進を掲げて冷戦構造を解消しましたが・・・未だに国境の不可侵・領土の保全に関してヘルシンキ宣言を持ちだせない日本の政治体質が問題な様な気がしますがね。

 ヘルシンキ宣言に基づいて米国は尖閣諸島に関しては明言するわけです・・・日本もこれには、日本は1992年7月に準加盟国として参加が認められているようですから・・・日本はこの枠組みの中にあり・・・日韓はこの精神の具現物である欧州安全保障協力機構の協力国・・・困ったね。それなのに・・・戦争のできる国として軍拡を行おうとしていますね・・・金もないのに・・・戦後、冷戦を越えて構築してきた国際社会の認識がどうもおかしいような気がしますね・・・日本の国際政治の認識はまるで1975年以前ですね・・・安全保障の法的基盤の再構築に関する懇談会から報告書はまさにそうだったのでね・・・1975年より前の枠組みで構築されていた・・・国際政治に関しては日本は後進国なのかもしれないですが・・・

 まだあるの?長い演説だ・・・一旦切るか・・・

2014.10.21

  

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