現在をうろうろ(4449)
日本貧窮者経済新聞
 中露の急接近が米国にとって脅威なのか・・・?(5)→この最初へ

 さて、前回の続き・・・中ロの急接近が脅威に、米国が本格的に対策を検討 ニコニコニュース 中露が通商路の建設で協力している・・・資源の移送に関しての協力ね・・・パイプラインなども敷設しての・・・米国の海上交通の切断に対するものとも考えられなくもないが・・・鉄道とパイプラインは効率が良いですからね・・・これが、まともに働くためには平和でなければならない・・・それだけね。

・ロシアの軍事面での立場も変化してきた。ロシアの軍事力は中国よりずっと強力で優位な立場から援助する構図だったが、それが変わってきた。ロシアの国家資産は核戦力、軍事技術、秘密作戦能力、諜報能力などに限られ、国際的なソフトパワーは皆無といえる。その軍事優位も最近は中国に追いつかれ、指導的な立場が崩れてきた。

 米国の分析は・・・対等な関係での・・・というのが抜けるのかね?ロシアを中国のジュニアパートナーという位置づけにしたいようですからね・・・単に、経済規模を考えれば、その関係も成り立つかもしれないが・・・?Brakes の項目で書かれている内容ですが・・・Asymmetrical tools of power. がキーワードになっているような・・・?非対称な・・・財布の大きさが非対称だから・・・?あまり、米国流の資本主義をベースに考えてはいけないのではないかと思われますがね・・・価値観の違いがよく分かっていないのではないかとね・・・教条主義的な反共・反独裁論者には分からない可能性が高いね・・・

 ロシアは伝統的に国際的なソフトパワーを行使してきていなかったっけ・・・?経済力だけでは、ソフトパワーは測れないのでね・・・外交能力の問題ね・・・・幼い普ちゃんの様な農協さんの視察旅行のようなものではダメですけどね・・・

 しかし、ロシアだって・・・先端技術研究をやっているはずなんですがね・・・?外交も行っているし、投資を呼び込むための努力もしているしね・・・なんとなく、この書き方だと、遅れた中国が最先端を維持できなくなって落ち目になっているロシアに追い付いてきたなんって雰囲気ですが・・・果たして、どうなのか・・・

・中ロ両国の間には相互不信や敵対の長い歴史がある。民族性の差異にまでさかのぼる闘争の歴史は完全に消えることはないという見方がなお存在する。米国への対処でも、中ロ両国は自国の利益のために相手を利用し、欺くという言動を最近まで続けてきた。せいぜい10年ほどにしかならない最近の米国に対する足並みの一致が果たしてどれほど堅牢なのか疑問である。

 米国に対する足並みの一致なのかね・・・?別に、足並みをそろえてやっているわけでもないような気がしますがね・・・単に、米国に対する対応が一致しただけではないのかとね・・・米国の敵対的な行動に対する当然の反応じゃないかとね・・・そして、共同している部分は・・・通商路の整備と投資環境の整備ね・・・欧州委、アジアにインフラ計画 「一帯一路」の実質対抗案|ニフティニュース 

欧州委員会は9月19日に、アジアで輸送、エネルギー、デジタルインフラ整備を強化する投資計画を発表した。欧州連合(EU)は否定するものの、英メディアは、中国が世界に広げる現代版シルクロード構想「一帯一路」の実質的対抗案と呼んでいる。

資金は民間銀行と開発銀行から調達するという。規模は不明。2021年からEU予算からも一部の資金を拠出する。欧州委は次期長期予算(2021年〜2027年)で対外投資金額を30%増の1230億ユーロ(約16兆3150億円)まで増やすと提案した。そのなかには、民間投資を加速させるための追加予算600億ユーロ(約7兆9576億円)が含まれている。


 対抗案なのかね?単に、一帯一路への参加じゃん・・・通商路の整備のために金を積むわけですからね・・・賛助事業を始める事になる・・・利権の確保もあるでしょうが、いずれにせよ通商路の整備のために金が使われる・・・

モゲリーニ氏の掲げたヨーロッパのルールとは、「欧州とアジアの互恵関係であり、その3原則として持続可能性、多様性、ルール順守」だと述べた。また、投資計画の推進には、共通の基準と原則が必要だと強調し、国際原子力機関(IAEA)と世界貿易機関(WTO)と協議する予定であるとも付け加えた。

 米国の余り好きじゃない機関名が出てきたね・・・米国を弾き出してのユーラシアじゃないかとね・・・つまり、一帯一路に欧州としての関与ね・・・どうせ、米国の謀略報道系の物を引いているのでしょうからね・・・ジョンズ・ホプキンス大学先端国際研究学校の中国アフリカ研究構想(CARI)の報告とか上がっていますからね・・・英メディアが流したのが、米国の謀略としての報道でしょうね・・・だから、否定する事になる・・・多分、鉄道輸送の強化のために、初期は東欧への投資になるのではないかとね・・・52°01'31.0N 23°31'30.1E - Google マップ こういった国境の貨物ヤードね・・・焦点:押し寄せる中国鉄道貨物、「一帯一路」で欧州大渋滞 ワールド ニュース速報 ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト こういった記事が流れるわけですからね・・・

 一帯一路は中国の構想だが、シベリア鉄道の活用から始まってロシアがそれに向いて、現実の物流の増加・・・欧州の内陸に散らばった海上コンテナの中国への送還に伴って、欧州の内陸の製品が中国に流れ始めたのでは・・・?四川省、鉄道輸送の拡充で欧州が近くに(中国) 地域・分析レポート - 海外ビジネス情報 - ジェトロ ふむ・・・30°50'25.8N 104°18'36.9E - Google マップ この辺りのコンテナターミナルですね。30°51'21.0N 104°14'53.1E - Google マップ ここにも整備中ね・・・

 左のように、隣接して建設されていますが・・・まるで港のコンテナターミナルだね・・・こういった輸送インフラを整備する事が流行っているという事なのでしょうね・・・米国の街宣艦隊での示威行為は無意味ね。

 政治の様子だけを見ていてもダメだという事ね・・・人の欲望が原動力ですからね・・・そして、ツールは使い慣れるまでにちょっと時間がかかりますからね・・・中国も、この何年かで、海上コンテナの鉄道輸送システムに慣れてきたようですからね・・・

 米国が海上を支配しても裏口で自由に・・・やがて、海上輸送が裏口になるかもしれないしね・・・

・米国側の中国とロシアへの政策は異なる場合がある。トランプ政権はプーチン政権との融和を模索しながら、習政権に対しては強硬な態度を崩さないというような「使いわけ」政策をとることも珍しくない。この米側による差別が中ロ連帯を阻む可能性がある。

 多分、そのつもりでやっているのだろうが・・・まあ、あまり効果は無いのでは・・・幼い普ちゃんのポチ国のように米国の顔色を窺うのではなく、理詰めでの政策立案をしているでしょうから・・・論理的帰結というのが・・・異文化でも納得しやすいだけの話ではないかとね・・・メンツとかそういった下らない話では無くてね・・・さて、一旦切って夕飯だね・・・あまり食う気はしないが・・・

2018.10.05

  

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