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日本貧窮者経済新聞
 クーデターを起こせない軍隊は軍隊じゃない!か・・・?(4)→この最初へ

 さて、前回の続きね・・・自衛隊はクーデターを起こす意思も能力もない。だから軍隊ではない――倉山満 - (1-5)|ニフティニュース 久々に色々な言語の資料を読んでいますが・・・面白いね。学者になりそこなって良かったかもしれないな・・・なんてね。ちょっと、思い出に浸っていますが・・・

 日本の自衛隊の「クーデターを起こさせないようにする」とは真逆の思考だとわかろうか。自衛隊など「すごい武器を持った警察」にすぎない。これを「誰がどう見ても軍隊」など、日本列島を一歩でも出たら通じないタワゴトだ。

 民主主義の国の軍隊でなければね・・・警察は国内の治安維持、自衛隊は国外からの侵攻ね・・・役割が違うだけね。警察は行政権と司法権で動いているわけね・・・枠組みが違うというわけ。海上自衛隊と海上保安庁は似ているが違うね・・・海上自衛隊には司法権は無いのでね・・・警察の代わりは自衛隊にはできない・・・何だか、更に話が噛み合わなくなってきたね・・・警察ってのは、基本は行政警察ですね・・・行政行為としてのパトロール・・・何もなければOK、お巡りさん。巡査などね・・・道行く人に声をかけたり・・・こういった行政作用で治安の維持を行う・・・これが基本ね。司法警察は刑事訴訟法上の捜査を行うものね・・・強制捜査権を振り回しやがる奴らね・・・警察を行政警察と司法警察に分ける意味はあまり無いですがね・・・行政作用のパトロールが・・・時には、刑事訴訟法の範囲に入る場合には捜査しなければならない・・・司法の手先になるというわけでね・・・三権分立が基本なのでね。自衛隊とは役割がまるで違うのでね・・・

 自衛隊には直接侵略に対抗できる力が要求されているだけね・・・他国の政府の直接侵略に対抗するのが自衛隊の役割なのでね・・・警察ではないわけ。行政作用ね・・・自衛隊は、外征が禁じられている・・・国際法でも禁じられているから、基本は、直接侵略に対応できれば良い・・・国外に出なければ、行政作用を他国の上に広げることは無いので、内政の範囲になる・・・他国の上に行政作用の範囲を広げると・・・内政干渉ですからね・・・

 軍隊の役割は、他国の行政作用を国内に及ぼさせないためのものという事になりますね・・・警察とはまるで違った枠組みの中にある・・・

 仮に日本が戦争に敗れ、外国に占領され、政府が乗っ取られ、阿鼻叫喚の地獄に陥った時、自衛隊はどうするのか? そうした政府を打倒するのが軍隊なのだが、憲法典の条文に「自衛隊」の三文字を書いてあろうがなかろうが、関係あるまい。

 いつの時代の話しかね?日本は米国に敗れ、米国に占領され、政府は事実上幼い普ちゃんを通じて米国に乗っ取られて・・・幸い、米兵が跋扈して13歳以上の女子の9割が梅毒にかかったというわけではないから、自衛隊の出番はないわけね・・・現状では、占領下の日本とどこが変わったのかね・・・?未だに占領下にあるのと変わらないのだよ・・・

 安倍自民党内閣は憲法改正で自衛隊を明記すると主張している。ならば野党は聞けばよい。「その場合の自衛隊は、クーデターを起こす意思と能力があるのか」と。あると答えれば私は賛成するし、ないと答えれば私は反対する。

 そうね、文民統制を放棄すれば・・・民主主義を放棄するなら、憲法改正を認めるわけね・・・でも、民主制を捨てられるのかね・・・?その問題だね・・・民主制の下での政軍関係はシビリアンコントロールで、クーデターを起こす能力を奪っているわけね・・・だから、タイのような形の説明もしたわけ・・・国王の軍隊と民主政府・・・つまり、軍事力によって国を統一した結果の国家での常識と民主国家での常識が違うわけね・・・天皇に軍事大権を与え、天皇の軍隊と・・・民主政府の形になるわけね。安倍君の下から指揮権を奪って・・・民主政府と対等な統合参謀本部を置くことになるわけね・・・これなら、クーデターを起こせるが、これでは王国だね。大日本帝国の再興も面白いが・・・

 改憲派が言うように、自衛隊に名誉ある地位を与えるのは結構。ならば、名誉ある地位とは、軍隊であることだ。自衛隊を軍隊にするならば、クーデターを起こす意思と能力を付与する、国民全体がそれを認めるということだ。

 改憲派はどうやら、民主制の放棄を考えているのかね?名誉ある地位ね・・・自衛隊で良いのでは?名誉というのは何かね?尊敬されることを意味するね。軍隊であると宣言すると名誉ある地位が感じられるのかね?君は良く頑張った!残念ながら3等だったが・・・しかし、君の頑張りを認め名誉として1等のメダルを上げよう・・・私だと、3等のメダルを下さいと言っちゃうね・・・だって、3等なのに1等のメダルは付けられない物ね・・・自衛隊員は自衛隊員として名誉ある地位に就くことが重要なのでは?

 私は、自衛隊にクーデターを起こせと言っているのではない。

 民主国家の文民統制下の軍隊だというだけね・・・従って何のためにクーデターを起こすのかね?主権者の国民が選んだ国会における代表者を通じて行動し・・・その行政作用の1つとして存在している自衛隊ですからね・・・クーデターを起こさない事が要求されている・・・自衛隊員も主権者の国民ですからね・・・自分の権利を侵害するために自分の分身に銃を向けるのが民主主義国の軍隊なのかね・・・?

 自衛隊に革命権を与えるという事かね・・・?何だか、ゲルマン法的な話になるかな・・・主君が法を破ると、臣下は契約上の義務から解放され、抵抗の権利と義務を負う・・・そうね・・・民主的な抵抗権とは随分とかけ離れるのではないかね・・・?

今の自衛隊は、クーデターを起こせないほどに縛りつけられているのが異常であり、これでは軍隊ではないと言っている。

 民主主義での抵抗権または革命権はどのようにして表されるのかね?民主主義では主権者一人一人に革命権があるね・・・例えば共産革命は可能か?何かの気まぐれで多くの人が共産党に投票すると、共産党が第一党になって、憲法の範囲内で、共産主義的な政策が実現できる・・・とかね。軍によるクーデターというのは・・・民主国家では意味を持たない・・・民主国家での軍によるクーデターは、武力による体制の変換に過ぎず・・・その目的は?民主制の破壊ね・・・

 私は憲法改正を主張するなら、護憲派に対し「日本国は軍隊を持つべきだ。クーデターを起こす意思と能力のある軍隊を」と訴える。

 まあ、一応政軍関係なども社会構造による踏まえての論を並べましたが・・・民主主義を放棄するのであればクーデターを起こす能力のある、タイの軍隊のようなものにすることもできますがね・・・残念ながら、ハンガリーの例は基本認識に問題があると思われますが・・・絶対王政下の軍隊の話ですからね・・・タイのクーデターに対するものに近いが・・・国家の変革期の革命と反革命の物ですからね・・・久々に頭を使って楽しかったですが・・・

 相手に足る論争なら、どこへでも出向く。

 来なくて良いです・・・学びたいのなら歓迎しますがね・・・

 改憲派に対しては、護憲派に対し「日本国は軍隊を持つべきだ。クーデターを起こす意思と能力のある軍隊を」と主張する覚悟があるかと問う。その覚悟がないならば、無意味だからやめたほうが良いと諭そう。

 民主政体を捨てるという論陣を張って尊敬されるとは思えないので・・・

 最後に改めて問う。

 日本国は軍隊を持つべきか?

 クーデターを起こす意思と能力のある軍隊を?


 私は、どうでも良いです・・・頑張ってね!さて、夕飯にしないとね・・・ああ、沢山遊んだ!

2018.10.01

  

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