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日本貧窮者経済新聞
 クーデターを起こせない軍隊は軍隊じゃない!か・・・?(1)

 わ!衝撃的じゃん・・・自衛隊はクーデターを起こす意思も能力もない。だから軍隊ではない――倉山満 - (1-5)|ニフティニュース こんなことを私は考えたことも無かったよ・・・?まあ、自衛隊がクーデターを起こす可能性については考えた事はありますがね・・・どんな論なのか・・・ちょっと、真面目にチェックしなきゃ!面白そうじゃん・・・

◆自衛隊はクーデターを起こす意思も能力もない。だから軍隊ではない

 軍隊はクーデターを起こすようにできていないといけないわけね・・・クーデターを起こす意思ね。能力はそれなりの軍事力という具体的なパワーがありますからね。自衛隊にはクーデターを起こす意思機関が存在しないという事ね・・・文民統制では当然じゃないかね・・・?自衛隊には政治的意思の決定機関は存在しないからね。文民統制 - Wikipedia つまり、文民統制を廃して、自衛隊に政治的な意思の決定機構を持たせるという事になるのかね・・・?民主主義国家における軍事に対する政治優先または軍事力に対する民主主義的統制をいう。すなわち、主権者である国民が、選挙により選出された国民の代表を通じ、軍事に対して、最終的判断・決定権を持つ、という国家安全保障政策における民主主義の基本原則・・・民主主義の基本原則を破らないと軍隊と呼べない事になるのかね・・・?

 民主政府と並立して軍隊を置くという事ね・・・民主政府と潜在的軍政との緊張関係の中で軍を存在させたいという事になると思うが・・・なんだか、タイの軍隊みたいだね・・・国王がいて、国王の軍隊と民主政府がある・・・民主制は腐敗しやすいから、腐敗し始めると国王の軍隊が民主政府を解体、軍政が始まり・・・時期を見て民主政府が生まれる・・・

 タイは面白いね・・・日本でもこの形式は可能かもしれないが、民主国家とは言い難くなるね・・・それに、軍が軍のために暴走したという前例が多すぎる・・・それだけの話しね。

 あとは、日本の自衛隊は外征用の軍隊ではないから、軍政を行うための士官の養成が行われていないという部分があるのでは・・・?米軍は侵略軍ですから・・・軍政官として行動できる士官を有しているはずですからね。軍政に関する研究を自衛隊はその性格から行っていない部分の話しなのかね・・・?まずは、私の前提部分ね・・・さて、どんな話になるのかね・・・?

 ある人曰く、「自衛隊は誰がどう見ても軍隊だ」と。同じ人曰く、「誰がどう見ても軍隊だと思われるように、自衛隊を憲法に明記しよう」と。

 幼い普ちゃんね。5歳児並みですね・・・現在の国際法では、日本も加盟している国連は戦争を禁じていますからね・・・従って、外征の機会はない・・・防衛戦争だけね・・・侵略を行うと全世界を敵に回すことになる・・・国連の枠組みでは、北朝鮮が日本へ侵攻した場合は、安保理の決議によって事は動き始めるから、中国もロシアも日本の味方を表向きはしなければならなくなるわけね・・・

 私のような浅学菲才の身には、誰がどう見ても軍隊ならば憲法典の条文に書こうが書くまいがどちらでも良いと思うが、どうしても日本国憲法の条文に「自衛隊」の三文字を書き込みたくて、血道をあげている人がいる。たぶん、この原稿が世に出ている頃には自民党総裁選挙に勝利している安倍晋三首相と、その熱心すぎる支持者の諸君だ。

 日本国憲法は国連憲章の精神と重なりますからね・・・極めて先駆的ね・・・ただ、幼い普ちゃんにはその崇高な精神が分からないわけね。

 では、根本的に問う。軍隊とは何なのか。そして、その軍隊の要件に今の自衛隊は当てはまるのか。それを抜きにして日本国憲法の条文を守るか変えるかなど「改憲ごっこ」にすぎない。圧倒的多数の日本国民には関心がないだろうが、いざ改憲論議が始まると他人事ではいられないので、ここではっきりさせておく。

 軍隊の要件には?当然適合するのでは・・・?自衛のための戦力である分には、どの国も文句は付けないね・・・内政の問題ですからね・・・

 まず、単なる事実を書く。自衛隊はクーデターを起こす意思も能力もない。だから軍隊ではない。

 軍部が独走しないように、「民主主義国」では文民統制下にある・・・軍政の能力を有さない軍隊が民主主義国の軍隊ね・・・従って、民主主義国の文民統制下にある軍隊と称するものは・・・この定義だと、軍隊ではなくなるね・・・?

 これを過激だと思ったのなら、相当に平和ボケだ。「軍」とは、クーデターを起こす意思と能力がある集団なのだ。これが国際標準の常識だ。

 どこの国際標準なのかね?私には理解不能・・・まあ、タイのように軍隊が民主政府と隔絶して、国王の軍隊として存在している所では別ですがね・・・ここでいう、クーデターを起こす能力のある軍というのは・・・絶対王政下の常備軍のような奴を指すのかね?それであれば、軍政能力を有するというより、軍事力をベースとした政府の場合には・・・常識になるね。ムアンマル・アル=カッザーフィー - Wikipedia こんな感じね・・・軍人が政権を奪取して、基本が軍政である場合ね・・・

 アフリカや中東の辺りでは、軍事力が政権を支えているので、これらの国では常識となるかな・・・?国際社会の常識だとは私には思えないのだがね・・・?まあ、私の常識は特殊ですから・・・

現実の自衛隊は、クーデターを起こす意思と能力がない。だから、軍隊ではない。この現実を見据えない限り、憲法論議は始まらない。

 権力基盤としての自衛隊という風にしないといけないね・・・これを、国際的な常識として、憲法を構築するとどんなものになるのかね?軍が影の政府を構成する事になるね・・・つまり、タイ王国の場合は王家の権力基盤が軍事大権に基づいていた・・・王家の統治機構を軍と軍政官が元々は回していたわけでしょうね・・・タイ王国 - Wikipedia

ラーマ5世(チュラーロンコーン)は、1873年国政改革に着手し、1892年4月1日12省からなる近代的統治組織を創設した。国王が立法、行政、司法の三権を掌握する絶対王政システムを確立し、教育制度や官僚機関の整備、奴隷解放(1874年)など、タイの近代化をすすめるチャクリー改革を行った。

 ラーマ5世の近代国家への脱皮は、税制改革からね・・・貴族からも税金を巻き上げて国家財政を大きくして、国の富を一手に握ることで中央集権体制へ・・・国王の任命による立法機関と枢密院を立ち上げていきますね・・・貴族連中は当然ブウブウなわけでね・・特に、この時代には王と副王がいましたからね・・・王宮での爆破放火事件で、軍が王のラーマ5世側についていたので・・・副王は御仕舞になっちゃいますね・・・この時代の軍は、王宮の衛兵のようなものですからね・・・近代軍隊ではないが、とりあえず武装し・・・それなりの訓練を受けているので、白兵戦の中核にはなれるようなものですね・・・

 古典的な王国ってのは、国王の軍隊が権力基盤ですからね・・徴税権も軍の威力で・・・基本が軍政だったようなものですからね。そうね・・・昔の映画の魁傑ゾロなどは、軍政のパターンね・・・スペイン統治下のカリフォルニアの様子を描いたものね・・・象徴的なシーンですね・・・剣と鞭による徴税ね・・・

 民主国家じゃないところは、徴税権というのが暴力装置とセットだった・・・まあ、カツアゲの親戚ですからね。

 近代民主国家では、民主主義ですから・・・軍の権力基盤は主権者の国民にあるわけですから・・・クーデターは起こせないわけでね・・・主権者に対して軍が・・・?

 だから・・・この論の核心になるっであろう「軍」とは、クーデターを起こす意思と能力がある集団なのだ。これが国際標準の常識というのは、非常識なのではないかとね・・・タイ王国では、民主政府に対してクーデターを起こす権利を有しているとまで言って良さそうですがね・・・ただ、王室に対してはクーデターは起こせない・・・権力基盤だから。

 この枠組みで言うと・・・実は、自衛隊はクーデターを起こせるのね・・・偉大なる安倍晋三閣下が独裁者になることを望んだ場合、防衛大臣に命じて、防衛出動・・・自衛隊によって戒厳令を敷き・・・憲法を停止すればよいわけでね。民主国家では、軍は行政機構の中に組み込まれていて、自らの意思を持った機関ではないわけね・・・だから、政治的な意図を持った人間が軍を動かす場合にはクーデターが起こせる・・・三島由紀夫事件ね・・・ただ、自衛隊員を動かすことはできなかった・・・

 この時点で終わりにしても良いが・・・面白そうだから、一旦切って、昼飯にするか・・・

2018.10.01

  

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