現在をうろうろ(4331)
日本貧窮者経済新聞
 日朝接触で米国が不満、中国の差し金は考えにくいが・・・?(2)→この最初へ

 さて、前回の続きね・・・日朝極秘接触リークの背後に日米離間を狙う中国が――米国の対中制裁の抜け道を日本に求める(遠藤誉) - 個人 - Yahoo!ニュース どうも、分析が甘いのではないかとね・・・幼い普ちゃんの報道はどうも、事実の裏付けの部分が無くて、雰囲気だけで記事が成立しちゃう様な感じですからね・・・何だか、幼い普ちゃんの外交は裏目に出る事ばかりじゃないのかね・・・まあ、外交のプロの外務省をきちんと使っていないという感じですからね・・・

 幼い普ちゃんのポチ国では専門家の地位が低いのかもしれないがね・・・医者なんかかわいそうだね・・・週刊誌に、こんな薬は危ないとか書かれて、医者に対する不信感を煽ったりと・・・週刊誌を信じて、目の前の専門家を疑う事になるわけですからね・・・まあ、自分にとっての最良の主治医探しは難しいですがね。

 幼い普ちゃんも外務省が信じられないというより・・・外務省に無理な注文を付けているのではないかとね・・・そして、幼いから待てなくて、取り巻きちゃんを使って失敗する・・・そのパターンじゃないかね?

 確かに・・・市井のプロと称する連中の中にはかなりの人数のプロとは思えない能力しかない連中がいますからね・・・報道を眺めているとそういった者を垣間見ることがあってね・・・とにかく、続きです・・・

◆韓国が仲介し、韓国がリーク?
 問題は、その「極秘の接触」を誰がアメリカ側に知らせたかだ。

 この謎を解き明かしたのが、夕刊フジ「風雲永田町」(5903回)の鈴木棟一氏だ。鈴木氏はおおむね以下のように解説している。

1. そもそも日朝の極秘接触を仲介したのは韓国のCIA(中央情報局)に相当する国家情報院ではないか。

2. したがって、アメリカがこの極秘情報を入手したのも、韓国からではないか。

3. なぜなら、日本の内閣情報調査室(内調)と韓国の国家情報院は関係が深い。

 鈴木氏は「風雲永田町」のコラムを約6000回にわたって書き続けてきた永田町関係のベテラン政治評論家だ。日本で、いや世界で、鈴木氏以外に永田町情報を詳細かつ正確に把握している人物はいないだろう。したがってコラムの信憑性は高く、むしろ「証拠は握っている」が、事の重大性に配慮し、敢えて「疑問形」あるいは「譲歩形」にして、抑制的に書いていると感じた。

 これって、完全な推測じゃん・・・?それに、国家情報院は実質的に解体されていなかったっけ・・・?韓国情報機関が「対外安保情報院」に改称 多くの捜査権限が廃止や移管 - 産経ニュース これは、どうなってるのかね・・・既にかなり解体されているような話ですからね・・・極秘仲介をしたとは思えない・・・政府ルートが開かれているわけですからね。外交は一本化されなければならないから。既に正規のルートが動き始めたわけですから、裏のルートの存在は意味がないし有害でもあるからね・・・日本の内閣情報調査室(内調)と韓国の国家情報院は関係が深い・・・こんなのは理由にならないじゃん・・・?

◆なぜ韓国はリークしたのか?
 それなら、なぜ韓国はリークする必要があったのだろうか?

 せっかく極秘で、そしてきっとかなり苦労して日朝を結びつけたはずである。

 だというのに、なぜ、明らかに日本を苦境に陥れると分かっている情報を漏らしてしまう必要があったのだろうか?この情報をリークしてしまうことによって、韓国に何かメリットがあるかと言えば、日本との信用を落して損するだけで、表面上は「メリットはない」ように見えるだろう。良識的な論理から言えば、そうなる。

 そう、良識的には無意味・・・立場の違うもの間では、良識的な論理しか依拠する基盤は存在しないですからね・・・

 しかし、別の角度から周辺情勢を俯瞰すると、全く別の国際情勢が見えてくる。

 まず、日本がどのように困るかと言うと、「日米関係に溝ができてしまう」ことである。

 では、「日米関係に溝ができた場合に、喜ぶのは誰か」を考えてみよう。

 しかも「韓国に指示できるのは誰か」という束縛条件も外すわけにいかない。

 となると、正解は「中国」という線が浮かぶ。

 いや、「中国」以外にないだろう。

 これって無理が無いかね・・・?日米関係に溝ができる事で喜ぶのは?そのために韓国が動いた・・・?日米関係に溝なんかできるわけないじゃん・・・幼い普ちゃんは自ら属国として行動しているから。怒られるのが怖いから、余計なことはできない・・・しかし、やっちゃったから怒られた・・・単に、米国の締め付けに怯えるだけですから・・・溝ができるわけないじゃん。だって・・・対等な関係ではないから。論証終了・・・幼い普ちゃんの靖国参拝のときにはオバマ大統領が不快感を示したら、報道はアメリカ的ではないと反発ね・・・幼い普ちゃんがトランプ大統領に会いに行く!で、ホワイトハウスが怒ったのは、報道はスルー、今回は?報道が不快を流した・・・報道が積極的に流している。つまり、政府のリークで・・・トランプ君が正しい事をやっていると、報道が理解していると・・・韓国が日朝会談を知っていても、中国にそれを漏らしていないと・・・中国は知りえないのでは・・・?

 じゃあ、韓国は中国と北朝鮮に関する情報を共有している事になるが・・・こんな事は考えられるかね・・・?中国の諜報機関が優秀で、自分で情報を取っていれば・・・中国が直接リークするのでは・・・日米間に溝を!というのなら・・・これなら確実じゃないかね?

 ん・・・Press Briefing by Press Secretary Sarah Sanders 電話会談の話が・・・

Also this morning, the President had a phone call with Prime Minister Abe of Japan. The two leaders committed to maintaining strong sanctions on North Korea. The two also expressed that they look forward to seeing each other later this year at UNGA, and to continue these important conversations with allies.

 何やら、一方的に話をしたのかね・・・制裁継続の話をした・・・それだけね。UNGAで会って話をするような・・・?これに関連した報道があったね・・・日米首脳会談、9月下旬で調整 安倍首相3選の場合:朝日新聞デジタル サンダース氏によると、両首脳は電話協議で北朝鮮に対する強力な経済制裁を維持することを確認。ニューヨークで行われる日米首脳会談は北朝鮮問題のほか、通商問題が議題となる見通しだ。

 通商問題ね・・・?

 とにかく、韓国や中国のリークとは考えにくいね・・・

 中国は今、非常にせっぱ詰まった状態で、なんとか「日米離間」を図っている。

 なぜか?

 その謎解きを試みる。

 さて、どんな話になるのかね・・・?

◆中国は米国による対中制裁の抜け道を日本に求めている
 トランプ政権の中国に対する高関税と禁輸制裁は、激しく燃え上がるばかりだ。その内容は多くのメディアが書いているので、ここでは省略する。

 今般の分析で焦点を当てなければならないのは、ザッと分類すれば以下の二点だ。

一、 米国が対中輸入品に高関税をかけるターゲットはハイテク製品である。

 どんなハイテク製品なのかね・・・そういえばリストを見ていないね・・・どこかにないかね・・・?ああ、あった・・・301条に基づく対中関税品目を公表 ビジネス短信 - ジェトロ 航空機用のタイヤや、原子炉やボイラー・タービン関連、船舶エンジンなどがあるね。原動機関連、圧送機材、産業用の熱電機器・梱包機械・自動車や重機関連・農業機械や畜産関連で搾乳機や屠殺機・製紙関連・印刷機・圧延機・工作機械・鉱山機械・電動機・変圧器・通信機・鉄道機材・弱電系のパーツ・船舶・顕微鏡などの光学製品・航海用機材・X線関連機材・計測器・表示装置・・・なるほどね。産業資本に対しての追加関税ね・・・米国の製造業は中国製の安価な産業機材が買えなくなるのというわけね。特にハイテクというわけではなく、工場の中の産業機械一般が追加関税の対象ね・・・818品目、他には潤滑油やポリマー類などの化学製品・・・凄いね。

 一応、リストを見ました・・・米国は中国製じゃない機械で、中国製じゃない原料で・・・米国製を生み出したい・・・そのための包括的な関税ね。これって、上手くいくかね・・・?報道では、ハイテク製品って言っているけれども・・・基本的な産業機械全般ですからね・・・まるで、禁酒法だね・・・中国の産業機械と原料に手を出すな!という感じね・・・これだと、米国の製造業が衰退するかもしれないじゃん・・・?安価な産業機械は重要だと思うのだが・・・

 安価な産業機械は利鞘の稼げない廉価な商品を製造するのには必須じゃん・・・それが高価なものになるという事は・・・ロー・ミドルの製品が作りにくくなるのでは・・・幼い普ちゃんのポチ国製品は高価だしね。

二、 米国は、中国がハイテク製品生産に必要な半導体や半導体製造装置などの電子部品の対中輸出を禁止あるいは規制する。なぜなら、米国が中国から輸入するハイテク製品の90.9%がスマホやパソコンであり、それらには米国の軍事情報を含めた機密情報を奪取する機能が填め込まれており、さまざまなスパイ行為やサイバー攻撃などが可能になっているからだ。

 核心的なパーツ類を中国が製造しようとしている中で、米国がこの手の製品を中国に輸出しないとなると、製造コスト度外視で製造を始めちゃうじゃん・・・北朝鮮の産業が急速に伸長したように・・・中国にはそういった産業基盤が既にあるわけですから・・・ボールペン用のボールは中国は日本から買っていたのに、馬鹿にされたので一念発起で製造しちゃいましたからね・・・それと同じことがこれから起こるわけね。米国依存の産業構造から脱却する努力を始めた中国製造2025が、米国の禁輸政策で・・・無いものは製造するしかないから・・・独自製造を始める・・・かつての日本が米国の民生の先進のテープレコーダー・光学機器などを模倣して、いつの間には、器用さで特許を回避しつつ米国の弱電機器産業・光学産業を食い尽くしたように・・・

 米国は、本気で競争しないと追いつかれるね・・・この姑息な方法は、中国の底力を見せつけられちゃう可能性もあるしね・・・近頃は、中国の追いつく速度が急速に速まっているという事だけね。

 なんとなく長くなってきたので一旦切る!

2018.09.03

  

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