現在をうろうろ(4326)
日本貧窮者経済新聞
 歌で遊ぶつもりが、トランプ君の宇宙軍構想は・・・?(3)→この最初へ

 さて、前回の続き・・・【今週の注目記事】秒速7・9キロ以上の戦い…「トランプ宇宙軍」の目指す方向定まらず、視界不良…(1-5ページ) - 産経WEST・・・これですね・・・宇宙軍を作る必要性は・・・空軍に集約すると陸海軍の保有する宇宙資源を空軍に引き渡すことになるから、それでは統合が困難だというだけじゃないかね・・・三軍がそれぞれ同じ目的で、違ったロケットや衛星を調達している無駄を省くことが主眼のようですからね・・・三軍から宇宙利用のインフラ部分を取り上げて、宇宙軍を創設すれば・・・それほど反発が無いというだけではないかとね・・・

 大上段に構えて「6番目の軍」を作ると公表するのはなぜなのか。一部の米メディアで指摘されるのが次期大統領選だ。「2020年までに宇宙軍の創設を目指す」とペンス氏は述べたが、その2020年は、11月3日に大統領選が予定されている。選挙の直前に宇宙軍が組織され華々しくPRされれば、トランプ氏にとって実績のアピールとなる。

 単に、コストダウンをするための方策としての物でしょうね・・・ただ、将軍とかポストを置かなければならないから、議会の承認が必要になるから・・・トランプ君が宇宙軍を創設する議論を議会に放り込むことになったというだけではないかとね・・・

 幼い普ちゃんと違って、トランプ君は実務能力が高いからね・・・三軍の宇宙利用のためのインフラの統合のためでしょうね。あとは、宇宙軍の扱う情報がホワイトハウスの判断材料となり、即応軍の海兵隊を動かす判断基準になり、同じ情報が国防省麾下の三軍に流れる・・・情報の共有と指揮の効率化も考えているのでしょう。沿岸警備隊がありますが、沿岸警備隊はちょっと別系統ですからね。司法権とのかかわりがあるのでね。

 宇宙軍がインテリジェンスの部分を担う事になるという事なのでしょうね・・・宇宙空間の利用と、それから得られる情報分析と・・・戦略級システムを担う事になるのでしょうね・・・もちろん、現場の工作員からの情報なども統合するための根幹になる・・・従って、3軍から均等に人材の抽出・・・これによって、共通作戦戦況図を生み出していくのでしょうね・・・だって、宇宙でのドンパチは意味があまりないのでね・・・戦略レベルでの状況のリアルタイム化を図りたいのだろうと・・・三軍の立体作戦を立案するためには・・・それしかないのでは・・・?

 もうひとつ見逃せないのが、この計画には「スターウオーズ構想」の再来ともいえる側面があることだ。

 これは無いのでは・・・?現状ではこれに言及されていないですからね・・・それに、宇宙にゴミは撒き散らせない、戦時パルスでは彼我に損害を与える・・・勝者無き戦争でしか戦場として設定できない領域ね・・・目を潰されることは命を落とすことになるから・・・それが、全面核戦争の火蓋を切ることになるから・・・

 1980年代にレーガン政権下で進められた戦略防衛構想(SDI)は、核兵器搭載の弾道ミサイルを迎撃可能とする最新兵器を開発し、核兵器を無効化することを目的に進められた。野心的な計画は当時流行の映画から「スターウォーズ構想」と呼ばれた。

 1980年代には、宇宙ゴミなどに関する知識が無かったから、とにかく迎撃する事を考えただけね・・・ICBMを熱核爆弾で迎撃する事が、どれだけの衛星を破壊する事になるかが分かったから、熱核弾頭迎撃ミサイルが消えたわけね・・・そして、衛星軌道上の物を破壊すると、その軌道上に無数の破片を蒔くことになる・・・秒速8km程の脅威が飛び回るわけね・・・

 映画の描写ですが・・・ライトスタッフ1983年の映画の1シーン・・・フレンドシップ7の周りを飛ぶ、蛍のようなスペース・デブリ・・・ほぼ同じ速度で同じ軌道を描くので、脅威はありませんが・・・正体は、投棄された尿の氷の粒ね・・・これだって、秒速8km近いので・・・当たると汚いじゃなくて、当たり方次第ですね・・・

 脅威になるのは別の軌道と交差する場合の相対速度が大きいときですね・・・我々は意識していませんが、秒速30km程で太陽の周りを公転していて・・・戦闘機も同じようにその軌道に依存して飛んでドッグ・ファイトをやっているわけでね・・・大気圏内では、空気の抵抗で軌道速度を維持できないので落ちますからね・・・人工衛星の破片も、大気が薄くてもある程度あれば落ちて来る・・・比較的短時間で落ちて来るところで、戦争をやることに決めてある・・・

 約束を守らないと・・・巻き添えを食う人工衛星が出る・・・従ってやらないと決めたわけね・・・合理的な理由で禁じたものを蒸し返すのは・・・低俗な通俗雑誌と、無知な人間の間の話しでしょうね・・・

 現在ではイージス艦やTHAAD(高高度防衛ミサイル)、PAC3などで弾道ミサイル迎撃システムは実現されているが、レーガン政権当時は異なったアプローチで進められた。

 宇宙の偵察衛星でミサイルを捉え、人工衛星に搭載したレーザー兵器やレールガンで攻撃する、つまり宇宙空間で迎撃を完結させようと計画したのだ。

 基本は、偵察衛星のセンサを焼いてしまうというだけのおとなしいものを考えるぐらいでしょうね・・・レーザー兵器やレールガンは・・・残念ながら、無理でしょうね・・・理由は、照準システムが問題だという事ね。現在のレーダーでの照準が困難・・・光学センサーで脅威を認識して照準しないとね・・・レーダ照準では当たらないだけね・・・分解能が1度とかその程度のレーダー観測で、直径1m程度のレザービームを数千km彼方の物体に当てるのは困難・・・数cmのレールガンの弾丸などどんな照準をしなければならないかが問題ね・・・近接戦闘兵器としてなら可能ですが・・・だから、既に多くの物は物理法則を超える超技術の出現が必要というだけね・・・600THzのレーダーとかね。つまり、500nm帯のレーダなどが実用化されれば・・・目視照準と同じ精度で高度角方位角を定められれば・・・見ているものに当てるのと同じだから、そこそこ可能だね・・・充分細いビームで走査すると時間がかかるね・・・

 山口県から東京に向かうミサイル迎撃するのが、現在のレーダーの解像度からすると無理なのと同じような理由で、量子ビームやレールガンなどの開発が取り止めになっただけの話しね。長距離迎撃ミサイルでは、検出された脅威に対して、指令誘導でとりあえず発射・・・あっちに脅威があるから行ってこい!およその方位角・高度角しか示せないから、最後は自分で探すか遠隔生物誘導・・・つまりTVを見て修正して当てる事になる・・・猟犬が獲物を拾いに行くのと同じね・・・射撃方向に飛び出して、鼻で獲物を探して拾ってくる・・・誘導兵器は桜花と未だに大差はないわけでね・・・単に生きた人間の代わりにTVを人間の代わりにとかね。レーダー照準の精度は低いだけの話・・・数千km離れた物体に、細いビームや小さな砲弾を当てることなど無理なわけね・・・だから、最終段階は自己誘導にするしかない・・・

 結果的には目標に技術が追いつかず、計画予算の増大や冷戦終結もあって計画は尻切れトンボに終わったが、宇宙とは別の成果があった。軍事大国ソ連は、この「宇宙戦争」に対抗しようと軍事費を増額させた。これが国家予算の破綻とソ連崩壊につながったと評価されているのだ。

 照準装置が、一般的な物理法則の壁で作れなかっただけの話しね・・・レザーなどは実用化実験は行われたし、レールガンもOKですが・・・投射体やビームは照準が良くないと当たらない・・・発射した瞬間にコースが決まるわけでね・・・それだけの話し・・・だから、誘導ミサイル・・・RIM-161スタンダード・ミサイル3 - Wikipedia

迎撃命令が下されると、第一段のMark 72固体燃料ロケットに点火されMark 41垂直発射システム(VLS)からSM-3が発射される。ミサイルは発射後に艦とのデータリンクを確立し、一つ目のブースターが燃焼し尽くすとこれを切り離し、Mark 104デュアル・スラスト・ロケット・モーター(DTRM)が点火する。ミッドコースではミサイルはGPSデータおよび艦から送られる情報により誘導される。

第二段の燃焼と切り離し後はMark 136固体燃料第三段ロケット・モーター(TSRM)が点火し、必要ならば大気圏を突破して飛行する。

 発射直後は指令誘導で・・・探知された脅威のおよその方向へ行ってこい!とやるわけね・・・

第三段は目的を捕捉するまでパルス燃焼で30秒程度飛行する。第三段が切り離されると、軽量大気圏外迎撃体(LEAP)キネティック弾頭(KW)が艦からの座標情報を基に目標を探索する。キネティック弾頭のセンサーが目標の最も脆弱な箇所を探知し、軌道修正・姿勢制御装置(DACS)が弾頭に取り付けられた複数の噴射口からガスを噴射し目標の箇所に誘導される。


 宇宙空間では、センサーを利用しての自己誘導ね・・・目標の脆弱な箇所というよりは、目標に当たらないと仕方ない・・・3段目の30秒の機動の内に捕捉されなければ、当たらないわけね・・・

 ついでに、山口県から発射したSM-3が旗対嶺から東京に向かうミサイルの迎撃が困難な別の理由は・・・弾頭が目標に衝突すると130メガジュール(96,000,000ft・lbf、TNT換算31 kg)の運動エネルギーにより目標は破壊される。・・・こんな大きなエネルギーが発生しない・・・これって、理想的な正面衝突の場合ね・・・

 左の図で見れば明白じゃん・・・東京に向かう北朝鮮のミサイルに対して長野県の上田あたりから迎撃すれば、正面衝突に近いので・・・これだけのエネルギーが発生するわけね・・・山口からの奴で、追いかけるようにぶつかると・・・追突事故ね。時速200kmの車に時速205kmの車が追突したら・・・時速5kmの衝突事故ね・・・正面衝突なら時速405kmの衝突事故・・・以上論証終了・・・

 イージス・システムは自分の所に飛んで来る脅威に対してのみ有効・・・特にSM-3などは運動量を利用するから正面衝突が原則・・・よって、山口と秋田に設置される予定のレーダーは、単にグアム・ハワイに行くミサイルの探知の役割しかない・・・だから、初期段階でレーダーの設置の話しだけで金額が出て、後になってから、ミサイルの話がついてきたわけね・・・米軍は国民と陛下の日本国の財産で、米国の防衛を行おうとしているだけね。幼い普ちゃんは売国奴であることの証明にもなる・・・まあ、無知だから米国の意図が分からないで騙されているのかもしれないですがね・・・

 米国は嘘をついても戦争を始めましたし、武器を売るために頭の弱い幼い普ちゃんを騙して高価な兵器を買わせようとしているわけですから、明らかに悪い死の商人であることは自明・・・自由と民主を表看板としてのテロ支援国家でもあるし・・・一旦切って、おやつにしなきゃ!

2018.09.02

  

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