現在をうろうろ（4270） 中国やロシアはイージス・アショアは恐れないで、その意図を恐れるのでは・・・？（4）→この最初へ さて、戻りました。前回の続き・・・中国やロシアも恐れるイージス・アショア 日本に配備される最高性能装備は高いか安いか(1-9) JBpress(日本ビジネスプレス) これですね。ちょっと今日は海岸で写真を撮ってきました・・・イージス艦のレーダーのビームが1.7度×1.7度だという事でね。APSの撮像素子のサイズでF8-800ｍｍのレンズの画角がほぼ等しいというわけでね・・・このビームでどのように全周をチェックしているかという奴ね・・・  1.7度の画角というのが、左の写真で腕を伸ばした時の親指の爪ぐらいになるようですね。堤防の上に置いてあるのが1脚を付けたキャノン50Dにケンコーの800ｍｍのレンズです。これで、このカメラで写真の中でゴマ粒のように見えるサーファーを撮るわけです。イージス艦だと、この親指の爪ぐらいの幅のビームで1分間に全周を12回チェックしてその範囲に物があるかないかを判別するわけです・・・イージス艦のレーダーの解像度では、連続した観測を重ね合わせてもサーファーを検出する事は出来そうも無いね・・・  1脚をつけずに手持ちで撮影した沖合の漁船は右のように写りますね。動かないものであれば640分の1秒のシャッター速度でこの程度に撮れます。ちょっと失敗したのはISOオートで撮ったからISO100ですね。もっとブレるかと思いましたが、普通の写真のようなものですね。これはヘッドランドの付け根からの撮影ね・・・手ブレ（艦の動揺）があれば、すっきりした像は得られないわけね。 レーダーの画像とこの写真の違いは、写真は太陽の光を物が反射した光を捉えているわけで、レーダーの場合は自分が出した電波の反射を捉えているという事でね。右の写真は、イージス艦のレーダーよりはるかに解像度が高いので、船の形が明瞭に見えますが、イージス艦のレーダーでは、ここの画面全体が反射波で明るくなっているという感じですね。上の写真の親指の範囲ぐらいの所に物体がある事が分かるだけ・・・超高性能と呼ばれるイージス艦のレーダーのビーム幅からするとね・・・ただ、この場所を少しずつずらして走査する事でもうちょっと正確な位置を割り出すことが可能になるという事になりますね。ただ・・・上の写真の親指ぐらいの所に物体があるかないかが分かるだけね。この程度のものね・・・  写真を撮ったロケーションは左のような感じですね。円の中心が撮影位置でヘッドランドの端の辺りまでが210ｍ程ですね。  210ｍ先の人を撮影すると右のような感じになるわけです・・・レーダー波での観測だと・・・210ｍぐらいのところにヘッドランドを構成するテトラポットなどが反射するゴチャッとした反射波を受け、沖合遥かの漁船からの反射波の2つを検出する事になりますね・・・当然、人とヘッドランドを分離して検出することなどできそうもないわけです・・・ さて、私の目がやっている作業は・・・撮影位置から60度ぐらいの海の上のサーファーをチェックしているわけです。およそ、1秒間に30回ぐらいサーファーと波の動きのチェックをして、波とサーファーの初動を捉えてカメラを構えてシャッターを切るわけです。イージス艦は、1分間に全周を12回チェックですから・・・60度に限定すると6倍の1分間に72回のチェックをしている事になりますね。およそ1秒間に1.3回程度ね・・・  そして、動きが出たら、画角1.7×1.7度で捉えて追跡して・・・タイミングを計ってシャッターを切る・・・迎撃するわけね。左の写真は、距離150ｍ程ですかね。200分の1秒ISO100ですからこんなものですね。水しぶきがこのシャッター速度では止まらないですね。  途中で気付いてISO800に、2000分の1秒のシャッター速度なら水滴もある程度止まるわけでね。4000分の1秒ほどならなお良い感じでしょうがね・・・ 久々に長い球（レンズ）を使って撮りましたが・・・200枚ぐらい取りましたが・・・腕が落ちてるね。30分ぐらい撮って腕が疲れるようじゃ・・・まあ、マニュアルフォーカスの安物レンズですから・・・カビが少し出てる。買い替えるか・・・？あれ？800ｍｍは現行商品じゃないのか・・・？アマゾンで新品は12万かよ・・・海外からOEM商品を輸入するしかないじゃん・・・送料を入れて3.5万円ぐらいで入手可能なようですね・・・ このレンズは、買っても使える人がどれだけいるか・・・ピント合わせが厳しいですからね・・・上の写真のサーファーの手を等倍で表示すると・・・  左のような感じですね・・・これは、厳密には手にはピントが合ってないわけで、写真は水の被膜を撮影していて（嘘）・・・全紙に伸ばすなら±2ｍぐらいの間しか被写界深度が無い感じね・・・ サーファーの迫力のある写真を撮るのはなかなか難しいね・・・画像検索で・・・サーフィン 技 決まった！ - Google 検索 とか、サーフィン エア - Google 検索 レンズが良ければね・・・キヤノン：EF800mm F5.6L IS USM｜概要 このレンズが欲しかったが・・・希望小売価格175万円かよ・・・希望するなよ！という感じね。 ただ、このキャノンの高級レンズは三脚が必須でしょうからね・・・4.5ｋｇを振り回すのはね・・・あと、腕を伸ばして親指の爪ぐらいの所にレンズを向けられるかどうかね・・・ケンコーのはまあ、安いから買ってみたけど・・・これ使えない！って投げ出すパターンかな？私も昔800ｍｍF8のミラーじゃない普通の安物レンズを買ったとき・・・思いましたね。こんなにピントが合わないものかと驚きましたからね・・・今ならブレボケ写真も笑って消せますが・・・当時はフィルムですからね。自分で現像していましたから、まだ良いが・・・1本36枚全てブレボケだとね・・・おかげで鍛えられた気もしますが・・・ 角度との関係はこんなものですね・・・久々にサーフィンの写真を撮りましたが・・・面白いかも。じゃなくて・・・イージス艦のレーダーの解像度の問題ね・・・写真で撮るような代物ではない・・・在るか無いかの判別を腕を伸ばした先の親指ぐらいの空間ずつチェックしている・・・電波の戻ってくる往復時間を待って次の電波パルスを送り出して聞き耳立てているという感じね・・・そう、腕を伸ばした時の親指の爪ぐらいの細い光しか出ない懐中電灯を、大急ぎで振り回して、それで周囲の全体像を浮かび上がらせているのがイージス艦のレーダーね。しかも、遠距離だと艦の揺れなどが影響してレーダー像がブレるために500ｋｍ程ぐらいの探知距離にしかならないという事でしょう。だから、揺れない地面の上ならもっと長距離の探査ができる・・・そのあたりですね。 しかし・・・レーダーの方位・俯・仰角の測定精度ってこんなものかよという気もしますね・・・150ｍ先の指の幅は0.008度ぐらいですからね・・・当て物は私は上手くてね。高校時代は弓道をやっていて・・・県大会は射詰まで残って、あれ？何射目で敗退したっけ・・・あと1つ2つ当てれば・・・笑いながら戻ったら、女性部員に本気でひっぱたかれた・・・しかも泣きながらね・・・女の子を沢山泣かせたのは、あの時ぐらいかな・・・インターハイでも行けば人生が変わったか？・・・じゃなくて・・・ レーダーの性能はなんとなくわかりましたね・・・しかし、なおさら、山口や秋田で東京行きのミサイルの迎撃はできるのかね？確かにレーダー探知はできなくは無いだろうが・・・親指の爪ね・・・指で指し示す程度の精度だよ・・・150ｍ程の距離の水滴ですら人間の能力では捉えるのが困難・・・1000ｋｍ先の直径1ｍ長さ10ｍ程の奴がマッハ10ぐらいで飛ぶわけだからね・・・ ●我が国が導入する陸上イージス BMDの機能を備えたイージス・システムを海上ではなく、陸上で実現したのが陸上イージスということになる。 つまり、イージス・システムを構成するコンピュータ、今回機種選定された最新レーダー「LMSSR」、「Mk.41」ミサイル発射器などの機材一式を、陸上に設置する建物に収納し、出来上がるのが陸上イージスだ。 このLMSSRってレーダーは何なの？ソニーソリッドステートラジオの略号みたいない奴・・・ソニーイレブンシリーズだって色々とあったし・・・後のスカイセンサーシリーズへ・・・Mk.41ってミサイルの収納箱じゃん・・・実体がない話で凄い凄い買って買ってかよ？迎撃する事が必要なのに、探知機と発射機で喜んでいる理由は何？・・・実装するミサイルは？本当に山口と秋田からで迎撃できるの？ わ！もうお昼じゃん・・・昼飯を何か作って食わないと・・・一旦切るか・・・ 2018.08.14 |
|
|
|
