現在をうろうろ（4269） 中国やロシアはイージス・アショアは恐れないで、その意図を恐れるのでは・・・？（3）→この最初へ 買ってもらいたいおもちゃの説明みたいですね・・・まあ、とにかく・・・中国やロシアも恐れるイージス・アショア 日本に配備される最高性能装備は高いか安いか(1-9) JBpress(日本ビジネスプレス) これの続きを・・・ 陸上イージスについて そもそも陸上イージスとは何かについて、簡単に紹介したいと思う。 ●イージス・システムとは 陸上イージスを説明するためには、イージス艦に搭載され、陸上イージスにも搭載されるイージス・システムついて説明しなければいけない。 小さな駆逐艦に積んで、艦隊を守るためのイージスシステムを、陸上に設置するわけだから・・・その前身になる、艦上イージスシステムの説明ね・・・ただ、イージス艦の機動力を削るわけだからね・・・ イージス・システムは、遠距離を飛行する敵機やミサイルを正確に探知できる索敵能力、迅速に状況を判断し対応できる情報処理能力、一度に多くの目標と交戦できる対空射撃能力を備えた画期的な装備品だ。 前提になるのは、艦隊防衛のためのものですからね・・・艦隊に飛んで来るミサイルを迎撃するためのシステムですからね。自分の所に飛んでこない奴は、一応チェックするが無視するように作られたシステムね・・・一応は、艦隊を襲うミサイルは、既知の地上基地だけではなく、洋上に広がって探知できないところにある艦艇からも飛んで来るミサイルを探知しなければならないから、自艦を中心とした空全体をレーダーで走査しなければならないわけですね・・・空全体を3次元に走査する事は厄介なので・・・一般的に、早期警戒レーダーは・・・高度データは無視するわけね。  イージス艦のレーダーは、フェーズド・アレイ・レーダーって奴で、送信したい電波のビームの形を色々と変えられるわけで、AN-SPY-1 - Wikipedia ビームを絞った時は1.7度×1.7度というペンシルビームにすることができるわけで・・・早期警戒モードだと・・・左の図のように1.7度・・・もっと広いと思いますが・・・これで1分間に12回空全体を走査する事ができるようです・・・5秒に1回の割合でチェックが入るわけですね。1.7度の幅に何かが入ったら・・・60度ぐらいの走査をしないと高度が出せないね・・・多分、頭の真上は無視しているだろうから・・・上から落ちて来るのは弾道弾ぐらいですからね・・・一般的な航空機の話だとね・・・5秒ごとに周回をチェックしているわけだからね・・・しかし、それでも米国のイージス艦は事故を起こすからね・・・ とにかく探知したら、高度を求めるためにビームを垂直から水平に絞って1秒ほどで走査して高度を出して位置が分かったら、その位置を確定して数秒の観測でコースを出すのでしょうね・・・そしてまた周回を走査して検知があるたびに位置のチェックを行い、データベースに位置情報を積み上げていくわけでしょうね・・・最大探知距離は500km、同時に追尾できる目標数は200以上・・・電波が1000ｋｍ往復する間の時間だけ待って、次の探査をするわけね。1000÷300000＝０．００３３… 1000分4秒ぐらい待つのかね？ん？360÷1.7＝２１１．７ 1周に212回ぐらいパルスを出す必要があるね。1周は5秒だから・・・5÷212＝０．０２３… 100分の2秒ぐらいの間隔か・・・なんとなく雰囲気は分かりますね・・・50分の1秒のシャッター速度のカメラで撮るようなものですね。まあ、この何倍かのスキャンをして重ね合わせをして解像度を上げているのか？陸域観測衛星の「だいち」は合成開口レーダーで連続観測した奴をドップラー処理をすることで口径を大きくしたのと同じ効果で1ｍの観測精度を出したわけね。キーワードは、衛星の安定した高速飛行を利用したわけでね・・・あとは、チャープ変調とかの技術の応用ね・・・受信技術にもよりますからね・・・いずれにせよ・・・船の揺れが大きいと精度が落ちる・・・従って500ｋｍ位の探知しかできない・・・  画角1.7度ってAPSのカメラで800ｍｍのレンズぐらいね・・・大体、腕を伸ばして親指の爪ぐらいね・・・私が、サーファーの写真を撮っているような画角だね・・・50分の1秒だと結構苦しいね。サーフィンの写真は100ｍちょっと先の被写体ですからね・・・サーフィンの写真を復旧させないと、データを持ってきてあるのだが・・・整理が終わらなくてね・・・雰囲気は、右のような奴ね・・・この画角が腕を伸ばして親指の爪ぐらいね・・・マニュアルフォーカスで1脚を使っての撮影ね・・・ 貧乏なので800ｍｍのオートフォーカスレンズが買えなくてね。しかし、私の800ｍｍのレンズはどこへ行った・・・？どこかにしまい込んで近頃見かけないが・・・ミラーレンズ800mm F8 DX ケンコー・トキナー これね。もう、何年も撮っていないから腕は落ちてるでしょうね・・・フレームに人が入るかどうかも怪しい・・・ とにかく船の揺れからすると、50分の1秒ってのは、かなり厳しいじゃん・・・だから、陸上イージスなのでしょうね・・・ イージス・システムは当初、空母や揚陸艦などを対艦ミサイル攻撃から防護する目的で開発された。 特に重視された機能は、同時多目標交戦能力だ。 飛来する多数のミサイルを同時に認識・追尾するとともに、脅威度に応じて優先順位をつけ、優先度が高い目標から順番に、艦対空ミサイルを発射して交戦することができる。 こんなのは、大したことは無いね・・・物理法則の問題ですからね・・・5秒に1回全周をチェックして探知位置を集積していくだけですからね・・・目標が200ぐらいで、精密誘導に10発程度ね・・・平成25年9月25日 2013年ハーマン・カーン賞受賞に際しての安倍内閣総理大臣スピーチ 平成25年 総理の演説・記者会見など 記者会見 首相官邸ホームページ 日本近海に、米海軍のイージス艦数隻が展開し、日本のイージス艦と協力して、あり得べきミサイル発射に備えているとします。 これらの艦船は、そのもてる能力をミサイル防衛へ集中させるあまり、空からの攻撃に対しては、かえって脆弱になっていたと、そういうケースです。 そこへもってきて、突然、米イージス艦１隻が、航空機による攻撃を受けたとします。 これね・・・ミサイル防衛と航空機防衛ではモードが違うようですね・・・だから・・・航空機は仰角で60度ぐらいまでかな？なんってね・・・米国の艦隊は十分な数のイージス艦を投入してくるのでしょうね・・・ イージス・システムでは同時に10発以上の敵ミサイルに対応できるといわれている。 共産圏の連中は飽和攻撃が好きですからね・・・それを超えて撃って来るでしょうね・・・まあ、巡航ミサイルと弾道ミサイルのミックスでの攻撃ね・・・北朝鮮の対艦巡航ミサイルは北朝鮮の地対艦ミサイル発射は・・・？ ここで見たように、発射された後任意のコースを指定して、異なる方角から突入してきますからね・・・従って、イージス・アショアはもてる能力をミサイル防衛へ集中させるあまり低空で飛来する巡航ミサイルの空からの攻撃に対しては、かえって脆弱になって対応できず・・・じゃあ、イージス・アショアを守るために、パトリオットも置かないとね。近接防空システムも・・・さもないと、簡単に目つぶしを食らうじゃん・・・北朝鮮の防空ミサイル基地のように、近接防衛システムを備えないといけないことになる・・・金が随分と必要だね。 その監視能力と処理能力の高さが注目されて、のちに弾道ミサイル防衛（BMD : Ballistic Missile Defense）の機能が付加され、イージスBMDが登場した。 捜索パターンの優秀さでしょうね・・・というより、光の速度もさすがに2000ｋｍ位の往復だと、広い空域のチェックは困難になりますからね。木の葉のように揺れる艦上からミサイルのシーカーに捕らえられるような位置へミサイルを送り込むための限界のような話ですからね・・・不動の大地に設置すれば、もっと遠距離までレーダーを使えるというだけの話だとね・・・だから、イージス艦をドックに入れて船台に固定して、ソフトウエアを入れ替えてやれば、陸上配備のイージスに化けるのだろうとね。プログラムの変更点は・・・反射波の待ち時間を500ｋｍから1500ｋｍ位・・・つまり3倍ぐらいね・・・これなら1000ｋｍ以上の検知ができるのでは・・・ しかし、なんだか・・・凄いんだ！買って！買って！と騒いでいるだけのような報道だね・・・ しかし・・・何で、韓国のレーダーのデータの共有を進めないのかね・・・韓国のレーダーは弾道計測ができるから、到達高度を報道しているわけですが・・・幼い普ちゃんのポチ国は・・・さて、野菜いじりに行かないと・・・一旦切って出かけるか。 2018.08.14 |
|
|
|
