現在をうろうろ(4261)
日本貧窮者経済新聞
 ICBMの誘導技術が精妙で簡単には完成できないとか・・・?

 さて・・・北朝鮮のミサイル関連報道がありますね・・・北朝鮮、ICBM技術完成に依然課題=米軍幹部 - WSJ 朝鮮戦争をどうしても終わりにさせたくないみたいな・・・不思議な話ですね・・・ICBMなどロケットエンジンがまともに安定して動けばよいだけだと思いますが・・・コースの計算はそれほど難しくないし・・・とか思いますがね・・・

 北朝鮮はミサイル実験を停止したことで、核弾頭搭載の大陸間弾道ミサイル(ICBM)で米国を攻撃するために必要な技術の実証もできなくなっている。米軍幹部が10日、明らかにした。

 朝鮮戦争が終わるなら、ICBM技術の完成の必要すらなくなりますね。この辺りが、やはり問題なのですが・・・なぜか、枝葉末節の話になる。まあ、戦争を終わりにしたくないから、こういった話が出てくるような気がしますがね。ミサイル技術の実証は、ほぼ済んでいるように思えますが・・・?只の、放物線を描いて飛んでいくだけですからね・・・1つの弾道が確認できれば、あとはそれから推測出来て、それは物理法則に従うから・・・確実に飛んでいく・・・それだけのものですから・・・

 米統合参謀本部のポール・セルバ副議長によると、北朝鮮は核兵器と長距離ミサイルを保有していることを知らしめているが、核弾頭を米本土に到達させる複雑な技術を確立させた証拠はない。

 北朝鮮のICBMはハッタリに過ぎないから米国は北朝鮮と終戦を交渉する必要は無い!北朝鮮のICBMは未だ米国本土を襲う心配は無いから、米国は北朝鮮を、今こそ攻略すべきだ!という感じですかね・・・米国本土に到達させる技術は・・・まあ、大陸間弾道弾は砲弾と同じですからね・・・緒元を定めて発射すると、予定のコースを飛んでいくというだけですから・・・米本土に到達させる複雑な技術・・・?実用兵器としての弾道ミサイルは1944年に配備ですからね・・・この弾道計算は普通に、砲術士官が三角関数で計算したものですから・・・宇宙空間を飛んだ最初の弾道飛行を行ったロケットは1942年ですからね・・・原理的にはこれと何ら変わらない・・・どこが複雑な技術なのかが私にはちっとも理解できない・・・

 まあ、砲撃と違うのは・・・ICBMの場合は放物線ではなく、地球の中心を焦点とする楕円軌道だという事ですかね。放物線軌道は、楕円軌道で離心率が1になる場合の奴ね・・・地球が丸いのでね。数学的に言えば・・・ケプラーの法則に従いますから・・・この法則が見いだされたのが1619年ですからね・・・ケプラーの法則 - Wikipedia これね・・・だから、問題になるのは、ちゃんと目的のコースと速度を達成できるかが問題になるだけ・・・

 タイムマシンで江戸初期のケプラー君を連れてきて、軌道を計算させてもOKと言えますね・・・多分、左のような図を示してくれて、この軌道の速度なども計算してくれると思います。

 このぐらい基礎的な物理法則を用いているというわけでね。だから、2・3分ほどエンジンをふかせて、この軌道に乗るようにできれば、そのままこの軌道を飛んで、目的地に到達するというわけでね・・・

 北朝鮮が米本土を攻撃するためには、精度の高い照準システムと再突入体を開発し、実験する必要がある。再突入体は核弾頭を収容し、大気圏への再突入の衝突に耐え得る設計となっているミサイルの構造物だ。

 精度の高い照準システム?これって何だ?エンジンを止めた時点で予定されたコースに乗っていれば良いだけですからね・・・これに関しては、旧式な奴はQガイダンスっていう奴で米軍のは公開されているのでは・・・?概要は・・・Q-guidance - Wikipedia 昔は、エンジンを止めるタイミングの加速度、速度、および位置に関する情報は、ミサイルに搭載された慣性航法ユニットによって得ましたが、今はGPSでOKですから・・・極めて安上がりじゃないかね?まあ、慣性航法ユニットも積むでしょうが・・・それに、ICBMの黎明期には、モスクワの座標決定がなかなかできなくて、エコー衛星をモスクワのアメリカ大使館で観測して、モスクワの地球上での位置を確定して初めてモスクワにICBMを打ち込むことが可能になったとかね・・・

 そういえば、中国のグーグルマップでの衛星画像と地図の不一致がありますね・・・測地系の違いなのか・・・?なんだかわかりませんが、なかなか面倒ですね。

 基本は、昔ながらの砲術ですから・・・第二砲兵とか初期のミサイル軍は中国で周恩来君が名付けましたっけね・・・大気圏の再突入って、昔からそれほど話題にならないじゃん・・・昔ながらのベークライトを使ったものが長らく使われていますからね。日本の小惑星探査の「はやぶさ」の再突入のための奴は・・・カーボンフェノール(炭素繊維強化型フェノール樹脂)・・・ですから。ベークライトですね。再突入で考慮すべきものは・・・jspf.or.jp 3.「はやぶさ」カプセルの地球大気再突入時におけるプラズマ現象とその周辺 こういった奴を元に考えれば良いし、ロシアやアメリカなどの戦争博物館には、現物が展示されていますからね・・・計算結果を携えて現物を見に行けば、どの程度の安全率で設計されているかも分かるでしょうからね・・・まあ、ネットの中の情報だけでもOKじゃン・・・だから、それほど深遠な話ではないと思いますがね・・・第二次世界大戦時に、既に再突入をやっているわけでね・・・再突入速度が上がって、多少の技術革新は必要でしたが・・・1950年代にはICBMは実用兵器になるわけでね。ソ連のE-7ってロケットね。核弾頭を積んでもOKだし、スプートニク1号を軌道に乗せたりね・・・世界最初の実用弾道弾のV-2が配備されたのが1944年、R-7は1957年ですからね。このロケットによる衛星もこの年に打ち上げている・・・北朝鮮も衛星打ち上げに成功しているしね・・・このR-7が核弾頭を搭載されて配備されるのが1959年ですからね・・・

 面白いのは・・・このR-7は・・・R-7 (ロケット) - Wikipedia ここに・・・R-7ミサイルの射程はアメリカ国内の主要な目標に到達できず、兵器システムとして失敗であると考えられた。・・・面白いね・・・全てのミサイルは1962年までに配備され、1968年には退役した。しかしロケットや発射台は宇宙開発のために転用され、8K72Kボストークや後の11A511ソユーズの基礎として大きな成果を上げた。ちゃんと飛ぶから活躍できたわけね・・・R-7から直接派生した技術は21世紀に入った現在でも依然として使用されている。2003年2月1日に発生したスペースシャトル-コロンビア号の墜落事故の影響でスペースシャトルの飛行が停止されている間、ISSへの物資輸送の中心は、R-7の直系の子孫であるソユーズとプログレス補給船が担った。というわけでね。確立された技術というのはこういったものでね・・・核弾頭を米本土に到達させる複雑な技術を確立させた証拠はない。・・・類似点は?

 北朝鮮は、宇宙ビジネスに参入する可能性が高いね・・・共産圏の技術は武骨ですが、実用性は高いし生産コストが低いのでね・・・高精度の加工を前提としない設計ね・・・

 セルバ氏は空軍協会(AFA)に対し、金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長は「キルチェーン(攻撃手順)の最後の2段階を完成させていないというのがわれわれの判断だ」と述べた。

 R-7の時と同じで・・・言い訳的なものですね、怖いから・・・信じたくないときの健全な心理学・・・幼い普ちゃんがやる奴と同じね・・・容認できない!そんなことはない!ヤダヤダ!・・・都合が悪い事は無かった事にするという感じね。いずれにせよ、トランプ大統領が朝鮮戦争を終わらせる決断をしたので、実のところは関係ないわけね・・・戦争が終われば無用の長物。ただし、衛星打ち上げ用としては存続でしょうね・・・ロケットは、只の輸送のための手段でペイロードが何かの問題だけですからね・・・だから、日本は事実上のICBM保有国だと言われるわけね。高度な再突入技術を試験したしね。再突入するハヤブサを迎撃できるミサイルは米軍は保有しているのかね・・・?あの速度の再突入体を迎撃するのはかなり困難だと思いますがね・・・日本も核武装して世界の鼻つまみ者になるのも良いのでは・・・?

 核・ミサイル開発を巡る米朝協議は行き詰まり、北朝鮮は現在も核兵器に使われる核分裂性物質の生産を続けている。

 ウラン濃縮工場もあるし、使用済み核燃料の再処理工場もありますね・・・戦争が終われば戦争道具ではなく、原発燃料のサイクルを行うようになるのでしょうね・・・一応、軽水炉も開発したようですしね。

 セルバ氏のコメントは、北朝鮮が示した姿勢のうち、特に核・ミサイル実験の停止が米国にとって安全保障上の恩恵をもたらすことを裏付けている。

 とりあえず、北朝鮮は朝鮮戦争の終結宣言に向けて動いているけれども、それを信じるのが怖い弱虫ちゃんと、自分の仕事が無くなりそうな北朝鮮専門の謀略報道関係者が、朝鮮戦争の終結を望んでいないだけじゃん・・・トランプ大統領を信じちゃえばOKなのに、幼い普ちゃんはそれができない・・・情けないポチ君ね・・・ポチならポチらしく信じればよいのですが、弱虫ちゃんだから信じたくないのでしょうね。

 セルバ氏は「確実な再突入体の実験はこれまで見られていない」とし、「大気圏再突入に耐え、(正恩氏が)起爆させたい瞬間に実際に爆発させられるような確実な発射準備・目標的設定・起爆システムの実験も見られない」としている。

 電波高度計は既に枯れた技術じゃないかね?それに、GPS高度計でも良いしね・・・何しろ、広島原爆にも電波高度計は搭載されていましたからね。只の、近接信管ですからね・・・それほど高度な技術ではないわけでね。実験は、高度1万mぐらいから落として高度600mぐらいで起爆させられれば良いわけですからね。実験しなくてよいだけの話じゃん・・・任意の軌道に打ち上げられることを確認すればよいわけですから、1回やれば充分じゃん・・・あとは、信頼性の問題ね・・・

 北朝鮮は昨年、米本土に到達可能なICBMの発射実験を行った。だが実験では高角度の「ロフテッド」軌道でミサイルを発射し、高度は上がったが飛距離は大きく伸びなかった。

 全然説得力がないじゃん・・・予定されたコースをたどらせることができたのなら・・・発射準備と・目標的の設定はOKじゃン、ロフテッド軌道でも通常軌道でも乗せれば届くわけですから・・・

 このため、実験では対米攻撃で使う軌道を試していない。専門家によると、実際の軌道では再突入体の速度が上がり、一段と高熱になる。

 少なくとも、グアムへの試射はやりましたからね・・・方位角を半分にして津軽海峡の上あたりを飛んだ奴ね・・・日本のレーダー観測は磁気嵐の影響で着弾は良く確認できなかったようですが、韓国の三次元計測ができる弾道も計測できるレーダーはきちんと捉えたようですね。韓国は弾道分析をやるから、到達高度を発表していましたが、日本のレーダーは只の早期警戒レーダーなので弾道計測ができずに、発射と着弾を知ることはできたようですね・・・報道発表からも、使っているレーダー性能などの情報は取れるというわけでね。

 日本のレーダー観測の発表に違和感があったので・・・太陽活動と磁気嵐などをチェックしましたしね・・・日印首脳会談とインドの核・ミサイル開発と2017年9月15日のミサイル実験は・・・? この辺りで眺めましたね・・・

 北朝鮮は昨年11月以降、ミサイル発射実験を行っていない。

 朝鮮戦争の終結に向けて動いているからでしょうね・・・だから、夏ごろから、米朝会談の動きがあったとかやっているわけでね。

 ただセルバ氏は、ICBM技術が未完でも、北朝鮮は同システムが実用に足ると考え、危機時には使用を試みるかもしれないと指摘。そのため米国防総省のミサイル防衛システムは迎撃に備えなければならないと語った。

 衛星打ち上げ能力があるのだからね・・・米国だって、広島型の原爆は実験をせずに実戦に用いていますからね・・・これは、原理的に確実に起爆しますからね・・・

 北朝鮮は昨年11月以降、ミサイル発射実験を行っていない。

 開発終了という事じゃないかね?それに、朝鮮戦争を終わらせるために実験を凍結なのですからね・・・

 ただセルバ氏は、ICBM技術が未完でも、北朝鮮は同システムが実用に足ると考え、危機時には使用を試みるかもしれないと指摘。そのため米国防総省のミサイル防衛システムは迎撃に備えなければならないと語った。

 何で、2度繰り返すかね・・・?元記事だと・・・North Korean ICBM Efforts Hampered by Test Ban - WSJ これで・・・

Joseph Bermudez, a military analyst for 38 North, a website on North Korean affairs, said that Pyongyang has already reaped political gains from its ICBM program despite its limitations.

 これが付いていますね・・・機械翻訳で・・・

北朝鮮のウェブサイトである38北部の軍アナリストのジョセフ・バミュデス氏は、北朝鮮は限界にもかかわらず、すでにICBMプログラムから政治的利益を得ていると語った。

 こんな感じですね。まあ、米国を交渉の席に引き出して朝鮮戦争の終結へ向けたトランプ大統領の決定を引き出したわけですからね・・・朝鮮戦争が終われば、北朝鮮の国際関係は大きく変わりますからね。

2018.08.11

  

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