現在をうろうろ（4149） 米国が始めた経済戦争は何のためなのかがよく分からない・・・？ さて、米国がお馬鹿な経済戦争を始めましたが、果たして勝算はあるのか・・・？というより、どのような勝ち方を考えているのやら・・・？これが気になるのですがね・・・基本は、安全保障の話ですが・・・安全保障関連のハードウエアの原材料を同盟国や友好関係にある国から取得して、基本的には国内生産を行うという奴ですからね・・・戦争を始めた時のサプライチェーンの確保ね・・・これを基本に置いての、国内生産の維持を行うための関税障壁を置く事での国内需要によって企業を維持するというものですね・・・ これが基本になるのでしょうが・・・どうやら、それだけではないような感じですね・・・例えば、今目にしたのが・・・ファーウェイ会長が米政府を批判「共和党議員は無知」発言 こんな報道ですね・・・ 米国政府から締め出しを食らった中国のファーウェイ会長が、ついにメディアのインタビューで怒りをあらわにした。同社の現会長のEric Xu（徐直軍）は通信業界メディア「Light Reading」の取材に対し、米共和党議員のマルコ・ルビオやジム・バンクスらがファーウェイの取り組みを妨害したと非難した。 ファーウェイは現在、米国の大学と共同研究を進めているが、議員らは「米国の安全保障上の脅威となる」として、これをやめさせようとしている。Xuは彼らが「無知で、誤った情報を吹き込まれている」と主張し、米大学との取り組みは科学研究に特化したもので、商用目的のものではないと述べた。 Xuはさらに「この件は彼らがいかに科学やイノベーションに関して無知であるかを示すだけでなく、彼らの自信のなさを示している」と述べた。米共和党議員らは先週、アメリカ合衆国教育長官のベッツィ・デヴォスに対し、ファーウェイの大学での活動を調査するよう求めていた。 何だか、米国の弱点は・・・基本的に弱虫ちゃんというだけのような感じね。ある意味、個人主義というのは弱虫ちゃんになっちゃうのは自明・・・だって、基本が個人にあるから・・・残念ながら個人主義は、多勢に無勢の無勢が基本になるから・・・だから、個人を束ねて強大な軍隊を持つことになるが・・・軍隊が無いと・・・民族意識＝全体主義的な物に簡単に負けてしまう・・・それだけね。 幼い普ちゃんのポチ国は不思議ですね・・・この国に民族意識はあるのだろうか・・・？という疑問が・・・なんとなく、民族意識は存在しないのではないかと・・・なんとなく、文化を共有する仲間というのが・・・実は、集落単位というか・・・人為的に形成された律令の戸・・・概ね20名ほどから成る戸を最小単位として、5つの戸から成る保で100名ほどね・・・だから、社会的共同体の最小の単位が150名ほどの五保になりそうな感じですからね・・・150人ほどの社会というと、ゴリラの群れ社会みたいな感じだね・・・ 日本の場合での社会は徴税のための便宜的な物に過ぎない・・・口分田は最初は個人に班給、死ぬと公収・・・死ぬ前に、隠居して耕作権を子に移転・・・口分田の名目的な地位の継承ね、口分田は名前がついていますからね・・・その口分田の納税義務を負う負名の誕生とかね・・・香取神宮文書に口分田の名称としての犬丸とかありますからね・・・隠居と耕作権の移転、納税義務者という奴が末期養子の禁止とかへ・・・日本の社会は未開な状態からいきなり近代国家的な中央集権体制に入っちゃったから、民族意識の形成が無かったみたいでね・・・そして、戸や保が、生産単位である小字や大字となり・・・生産単位を中心とした現在の社畜制に繋がるものへと・・・耕作地を中心とした人のつながりが、現在の会社を中心とした人のつながりへと・・・延喜式などを眺めると、生産単位も人為的なもので・・・それを戸が担わされるわけですからね・・・ ある意味、民族意識を基底に持つ律令体制という奴は・・・その枠組みに組み込まれることで、個人も周囲に対する責任感によって、集団の中で強くなれちゃう・・・個人主義は、戦前は弱虫ちゃん扱いされた理由ね・・・だから・・・彼らの自信のなさを示している・・・民族主義の強靭さとの比較ね・・・民族主義だと、誰かが倒れても自動的にその役割を担う人間が出るからね・・・つまり、組織型社会だから・・・継続性が違うわけね・・・ 幼い普ちゃんのポチ国は・・・合衆国大統領のポチの地位が重要ですから。どうやら、民族主義的な性格が薄い・・・戦前に萬世一系の陛下を称揚したのは民族主義を形成するための手段だったようでね・・・祭主の地位と、民族主義での主権を有する王族とは性質が違う・・・と・・・まあ、私の説は異端だね。一応、法哲学畑の出ですから、自分が超異端であることは分かりますがね・・・まあ、日本は律令の継受で、歴史法学的な物より、法ありきで形成された法社会学的なアプローチで形成された・・・西欧流の生きた法・・・が律令系の旧来の成文法で・・・明治政府が生み出した西欧流の制定法・・・どちらも、かっちりした体制が規定しているので・・・ある意味、訴訟にならない・・・律令の成文法が既に体系を持った生きた法だから・・・法治国家として、その法が連綿と1000年以上ですからね・・・訴訟の必要は無いね・・・人間関係を規定するものに関しては異論は出尽くしている・・・民事訴訟法も学んだ結果としてね・・・前例主義でOKだもの・・・気付かされれば、調停までしか進まない・・・法文化の共有ね・・・ 米国はローマの軍団を範としているというか・・・どこの軍隊もそうですが・・・初期のレギオー・・・招集されたローマ市民によって構成されるローマ軍団ね・・・こいつを社会の基本に置いているような感じですからね・・・移民の集合体ですから、基本ルールは少なく・・・食い詰めもの連ですから、階級制にはそぐわないが、一応・・・民会における代表者に誠意をもって忠実に・・・そのシステムでしょうからね・・・なんだか、古代ギリシアやローマの組織用語を使っていますが・・・まあ、そういったもので民衆を束ねたわけでしょうからね・・・米国は高度な民主主義国家というよりは、原初的な国家を近代に慌てて形成したという感じですからね・・・ わ！何だよ・・・朝から大論文になっちゃうじゃん・・・馬鹿らしい・・・5時半を回ったから、ちょっと早いが、野菜いじりに行くか・・・なんだか、既に蒸し暑いが・・・戻りました・・・今日も全力で・・・さて・・・全米商工会議所、米大統領の関税政策を批判 「米経済に悪影響」 ロイター 色々と批判が出てきているようですね・・・ 全米商工会議所は１２月にはトランプ氏の法人減税を評価する姿勢を示していたが、貿易摩擦の激化でホワイトハウスとの間に亀裂が生じている。 ドナヒュー会頭は、声明で「米政権は多大な努力で成し遂げた経済発展を損なう恐れがある。われわれは自由で公平な貿易を求めるべきだが、そのようなやり方でではない」と語った。 全米商工会議所のリポートについて記者団に聞かれたホワイトハウスのサンダーズ報道官は「大統領は米国の労働者と産業を保護し、公平な競争環境をもたらすことに注力している」と述べた。 どうやら、戦時体制に移行する場合に必要とされる兵器産業の受け皿ね・・・米国の工業のコアの部分が兵器産業を中心に構成されている。この、コアの部分を保護するための政策だから一般的な商工業者が不満を言い始めているという感じなのでしょうね・・・ただ、戦時体制下での工業の軍需への転換などはあまり現実的ではないし・・・現在の国際法では国家間の戦争は生じえないわけでね・・・幼い普ちゃんのポチ国では、現在の国際法の枠組みの周知が足りないから・・・怖い怖いを叫んでいるようですがね・・・この国の国際関係の理解はクリミア戦争以前なのかと・・・ どうも、軍需産業自体が斜陽化しているのではないのかとね・・・この軍需産業の斜陽化を克服する手段は・・・？需要の創出ですが・・・現国際法では、戦争が禁止されているのでね・・・民主化という奴を掲げての反政府ゲリラの涵養・・・まあ、幼い普ちゃんのいう奴・・・戦争のできる普通の国の復活かね？国際秩序の改変ね・・・戦争が普通にできるのであれば大きな需要が・・・それ御考えるのは幼い普ちゃんぐらいでしょうからね・・・兵器が売れる気配が無いがね。 ただ、トランプ政権はどうやら戦争をする気は無いようですから・・・朝鮮戦争の終結を認めたわけだし。どうやら中東での派兵は終わりで、とりあえずアフガニスタンの確保ぐらいで中国の監視ですかね。 なんとなく、とりあえず海外で製造して米国へ商品を送り込む国内企業の海外生産の整理を行いたいのだろうとね。まあ、国内消費分を海外に依存しない体制ね・・・米国製造業による地産地消型の生産体制であるとかね・・・まあ、どうなるのか・・・？何だか、よくわからん・・・いつの間にかおやつの時間が近づいているね・・・ 2018.07.03 |
|
|
|
