現在をうろうろ(411)

 平安南道北部の工業とそのインフラ(17) 本家ロシアのウラン精錬工場との比較・・・

 ロシアの鉱山も眺めましたが、近代化されて、基本となるシステムの知識を増やす役には立ちませんでしたが、鉱山の鉱毒水の処理池から妙な妄想が生まれて、ちょっと、私自身の納得につながったのでOKとしましょう。

 イエローケーキからの加工は・・・ロシアでは、イルクーツクのアンガルスクの石油化学コンビナートで行っているとか・・・座標は・・・

 52°33'33.81" N 103°55'38.55" E ここですね。大きなコンビナートです。黄色い粉を扱っているらしい区画は・・・石油化学だと、黄色い粉はイオウかもしれないのが厄介ですね。石灰石も黄色っぽいようですし・・・セメントの色って・・・骨材も含めて、原料の色を反映するようですね。北朝鮮のセメントも日本で良く見るものとは色が違う・・・

 厳重に囲われた工場もあるし・・・これって、刑務所?強制収容所?複雑すぎてあまり参考になりませんね。シンプルな北朝鮮のプラントの方が分かりやすい・・・長手方向で12kmもある工場は広すぎます・・・

 北朝鮮の技術導入は1956年以降ですから・・・現在のロシアのものより、もう少し旧式な方法ですかね?少なくとも、南興青年化学工場には硝酸があるので、硝酸でウランを抽出して、アンモニアガスか酸化マグネシウムなどを使って中和させ、重ウラン酸アンモンか重ウラン酸マグネシウムとして回収かね?多分、基本に忠実なのではないかと・・・やはり、北朝鮮の技術導入の歴史を見ながら考えるしかない様な感じですね。

 待てよ・・・例の小さな火力発電所のある谷の怪しい工場群の斜面にある、新しい鉱山らしきものは・・・最新のインシチュリーチングの実験場かね?でも、鉱石運搬用のパイプラインに見えるが・・・いや、段になっているからベルトコンベアのようですね。ここで掘り出される鉱石は何なのか?気になりますが、状況からは判断できませんね。

 さて、北朝鮮の核開発の歴史と、施設の再チェックをする事にしましょう。北朝鮮の核開発の歴史は、ちょっと気に入らなかった事があるんですが、これもすっきりとしましたね。一応、順に並べて、妄想すると・・・

 1956年にソ連との間で、原子力協力協定が結ばれます。そして、1956年、放射化学研究所が建設されます。この放射化学研究所は、化学加工と燃料加工成型のための準備の様なものです。そして、1961年に寧辺に原子力研究センターの建設が始まります。ここまでで、放射化学研究所があるのだが、所在不明で歴史の中から消えて行きます・・・こいつが気に入らなかったのでね。博川の施設は1992年に廃止・・・廃止されたのは順川の化学工場の様な感じですが・・・

 私の妄想だと・・・順川に現場事務所が置かれたのではないかと思います。何しろ、ウラン採掘・イエローケーキの製造・金属ウランの製造・原子炉の建設・・・これだけでなく、必要とする化学工業もワンセット作りださなければならないプロジェクトですからね。工業技術の裾野の広さが問題になるものですから・・・従って寧辺と南興青年化学工場との間にある場所・・・の博川と考えていましたが・・・違うみたいで・・・道路や鉄道の系統性からすると・・・というより、前回の妄想で、順川の化学工場を1992年に廃棄するに当たって、水系の違う平安北道の博川の名を順川の代わりに使ったのではないかと・・・従って、探しても出てこない・・・水の問題で、順川の化学工場の代わりに南興の化学工場が建設された・・・博川を探しても化学系の工場が見当たらないことの理由としては成り立つ・・・

 1956年に化学加工と・燃料成型加工のための準備として、順川に石灰窒素を原料としたアンモニアの発生装置と硝酸合成塔が作られ、ウラン精錬の基礎が作られます。多分、ウラン精錬は・・・座標・・・

 39°24'16.30" N 126°00'20.39" E このあたり・・・2004年の衛星写真では施設の跡がある程度分かりますね。多分、右の工場の跡・・・なんとなく、物を大切にする北朝鮮らしからぬ変貌ですから・・・既にシックナーなど綺麗に片づけられて、新しい装いをしていますから。

 左のように新しい建物が建設されていますね。こいつは、ちょっと怪しく見えるわけです。

 とにかく、ウランの採掘が大館あたりで行われ・・・探鉱は戦前の日本が行っているはずですから・・・銅ウラン鉱は二次鉱物ですから・・・一次鉱物の鉱床が見つかったのではないかと思われます。多分、このウラン鉱床の発見が先だったのではないかと思われます。それで、ソ連がバーター取引を行ったとか?かなりの投資額になりそうですからね。黒鉛炉に必要な物質が北朝鮮領内にあることの確認から、核開発がスタートした・・・当初の核燃料はソ連が出したが・・・北朝鮮産の鉱石と等価交換?無償とは考えにくいのでね・・・

 核燃料の製造のために必要な薬品の工業的な生産が先ず必要ですね。黒鉛炉を作るための黒鉛の加工技術は北朝鮮にあったはずです。燃料棒の被覆に使うマグネシウム合金原料も北朝鮮には豊富にありますね・・・マグネシウム・アルミ合金・・・アルミニウムは順川のプラントと妄想したし・・・アルミニウム溶解炉はどこにあるのかね?多分、アルミニウムリサイクルもしているはずだから・・・アルミの屑を積んである工場ですね・・・塩化カリウムなどのフラックスが必要か?航空機のスクラップでも置いてあれば直ぐ分りますが・・・航空関係の工場があるのは・・・亀城市あたりですかね?だめだ、ちょっと支離滅裂になっている・・・気を取り直して・・・次回へと・・・頭の中を整理しなおさなきゃ・・・

 ああ、ついに始まった・・・関西電力は美浜原子力発電所1、2号機(福井県)の廃炉の検討に入った。福井県や美浜町とも廃炉に向けた具体的な協議に入る。政府は電力各社に老朽原発の整理計画を年内に決めるよう求める・・・これで、日本は原子炉全廃へ進むことになりますね。日本政府は原子炉の再稼働の政治判断を逃げましたから、今後再稼働の可能性が無いのなら、ここで捨てるしかない・・・製造業の製造拠点の海外移転は加速する事になりますね。政府の掲げる戦争のできる国づくりは無理になり・・・都市が放散して・・・日本は農村化する事が決定されたと考えて良さそうです。人口は2000万人に向かって・・・海外流出かね?TPPはどうなるのか?政府は早期に決着をめざす姿勢を強調していて、米国のリミットは年内・・・姿勢だけだから多分、TPPはなしになるのでしょう。そうなると、一段と企業の海外への流出が激しくなるかな?日本が輸出入でのハブにはなれなくなる・・・というか、成田など既に・・・撤退した航空会社も出ている・・・成田発インチョン乗り換えで遠方へ出かけることになるのか?なんとなく、成田がハブ空港を名乗るためにはインチョン空港をスパーハブ空港とでも言えば良いのかね?・・・なんとなく、成田は既にフィーダーポートでは?日本は一生懸命後ろ向きに歩いているような?そして、最後は戦争だ!玉砕が好きだから・・・私は瓦全でいいのに・・・

 関西電力株が上昇している・・・てっきり960円程度で始まると思ったのに・・・これって、原発の廃止を前向きと捉えているという事かね?光熱費を押さえるために、冷蔵庫の廃止を考えますかね・・・冷蔵庫と冷房を廃止すれば大きく生活費を削れるのは分かっていますが・・・なかなか踏み切れない・・・

2014.09.05

  

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