現在をうろうろ(4099)
日本貧窮者経済新聞
 うんこ報道並のうんこ報道かよ。なんだか前提に問題があるようだが・・・?(3)→この最初へ

 さて、前回の続きです・・・【野口裕之の軍事情勢】中国諜報機関は金正恩氏座乗の中国特別機を徹底検査! 便器に残る国家機密とは?(1-7ページ) - 産経ニュース どうも、かなりのうんこ記事のような感じですね。何のために、こんな表題を付けているのかがよく分からないね・・・ルトワック君のローマ帝国の辺境派遣軍のシステムの考察はなかなか面白いが・・・異論は色々と出ますね・・・私も、かなりの異端ですけどね・・・さて・・・中華帝国ね・・・

 中華帝国のシステムは、基本的には通商路の確保のための戦略によるものですからね・・・自らの文化圏の中に喜んで入ってくる者に対しては開かれたシステム・・・平和的な旅客の保護を行い、長安での割の良い取引の成立・・・

 《自滅する中国》に通底する論理的支柱の一つは、一方的に勝ち続ける過程で相手の反動を呼び起こし、結局は自滅する逆説的論理《勝利による敗北》。政治・軍事・経済・文化・移民…あらゆる分野での国際常識を逸脱した台頭・侵出は畢竟、諸外国の警戒感や敵愾心を煽る。

 はあ・・・?中華帝国の拡大期ってのは・・・モンゴルではなく・・・漢民族の拡大ね・・・国際常識を逸脱した台頭・侵出は畢竟、諸外国の警戒感や敵愾心を煽るわけはないね・・・これは、明らかな誤認だと思うがね。余りまともにルトワック君の著作は読んでいないですがね。自滅する中国/なぜ世界帝国になれないのかこれは、読んでないね・・・でも、論理的支柱がこれだとしたら、読む価値は無いね・・・断言!儒教的な考え方とかを知らないのではないかとね・・・法家の思想や、中華帝国のシステムの精神的な基盤というか・・・西欧風の常識とは違うから駄目だ!ではないからね・・・無知は恐怖を呼びますから・・・野口君は基本的にこのパターンね・・・

 中立的立場の国や友好国にとっても許容限度を超え、離反を誘発。敵対国同士の呉越同舟さえ促す。公式・非公式に連携・協力もし、場合により同盟構築に至る。国際情勢は中国にとり次第に不利になり大戦略・野望をくじく結末を引き寄せる。

 現にトランプ政権は4月、人民解放軍の台湾侵攻渡海作戦の防壁となる潜水艦の自主建造計画について、関連技術を持つ米企業の営業活動を許可した。世界の安全保障関係者が集う2日の《アジア安全保障会議》で、ジェームズ・マティス米国防長官も言い切った。

 はあ?よほど頭が悪いのかね・・・台湾侵攻渡海作戦の防壁に通常型の潜水艦がなるわけないじゃん・・・馬鹿かね?

 たった130km位の台湾海峡だよ・・・水深は最峡部のでは左のような感じちょっと見づらいが水深はこの海図の範囲で最深部は84mぐらいしかないのだよ・・・概ね60mぐらいしかない・・・

 ノルマンディー上陸作戦では6000隻を越える艦艇が投入されましたね・・・航空機12000機とかね・・・6000隻余りの艦艇に対して潜水艦の6隻程度で各艦の搭載力は魚雷・ハプーンで28発・・・168発を射出したら御仕舞ですね・・・補給しなきゃ・・・濃密な船団を組んでくるでしょうから外さないかもしれないが・・・与えられる打撃は僅少じゃないかね・・・

 防壁だなんって大袈裟な話を・・・最大の防衛は、外交に決まってるじゃん・・・こんな狭い海峡に米空母などは入っても沈められちゃうだけですからね・・・兵力の集中の度合いが猛烈ですからね・・・原潜だってちょっとここに入り込むのは・・・高さが30mぐらいありますから、操船余地があまりない・・・言い切ったやつは・・・

 「台湾との協力関係を誠実に守る。台湾関係法に基づき台湾の自主防衛に必要かつ十分な防衛装備品を供給し、支援・協力を実施する」

 マティス君は現実主義的ですからね・・・これは、台湾との協力関係があるから言い切るだけの話ですからね・・・

 とはいえ、米国は原子力潜水艦建造に特化している。その点、日本は最高レベルの通常型潜水艦を自力建造できる。わが国は米国と連携し、台湾が技術的限界で足踏みする潜水艦建造に手を貸す時だ。

 欲しいのは1500〜2000トン級の自動化が進んだ潜水艦でしょうからね・・・まあ、ドイツ辺りの奴が実績があるから良いのでは・・・日本のメタボな潜水艦では、単なる標的になるだけじゃん・・・冗談抜きで、この辺りの海は浅いのだからね。

 深いのは高雄の南西海域ですからね・・・右の辺り・・・潜水艦は左営港にいて・・・22°42'03.1N 120°16'22.0E - Google マップ ここですから・・・右のチャートでは・・・台湾の海岸線の上の方の小さな湾がそうですね・・・この辺りの水深100〜600mぐらいの海域のパトロールになりますね・・・水深100mより深い所で、船に引っ掛けられないような深度で、数ノットの速力でパッシブソナーを頼りに哨戒するわけですからね・・・漫画じゃないから、派手な立ち回りはないの・・・港湾と島嶼部への中国の潜水艦の哨戒を行わなければならない・・・

 欲しいのは小型の潜水艦のようですからね・・・

 案の定、中国外務省報道官は5月末の記者会見で、マティス長官がアジア安全保障会議において、対中強硬姿勢を示すと予測した質問にこう答えた。

 「中国は南中国海で最も頻繁に軍事活動をしている国ではない。南中国海で軍事化を進めているのは一体誰か。答えは言うまでもない。平和・安定を維持するよう、米国に忠告したい」

 「盗人猛々しい滑稽さを感じる」とまで公言したが、かくなる「感覚の欠如」では、経済で釣られ、中国にすり寄っていた豪州やマレーシアも目を覚ますのも道理だ。

 素敵な国際感覚です事・・・

 自国のパワー増大→反中包囲網形成→パワー減退をたどる皮肉な状況の回避には、軍事膨張を遅らせる他ない。けれども、中国は他国への挑発的大戦略を止められない。なぜか−

 まず、中華思想に魅入られた中国に対等なる感覚はない。冊封体制や朝貢外交に象徴される上下関係が全て。しかも《孫子の兵法》通り、陰謀や欺瞞を繰り返す。狡猾な策略=知恵だと、漢民族は信じて疑わず、欧米や日本などは権謀術数で操れると慢心する。

 上下関係の形成のためにソフトパワーを使うのですからね・・・孫子の兵法は・・・?ちょっと理解が間違っていないかね・・・原著に当たった方が良いかと思いますが・・・しかし、何で現在の国際関係を語るのに2500年も前の権謀術数で語るのかね・・・?戦争を始めるにあたっての心得は今にも通じますが・・・野口君は現在の軍事情勢にも通じているように見えないのでね。もうちょっと原典に当たらないと・・・天象・地象・海象などにも通じていないし、物語を書くにしても・・・もっと、情報収集をしないと・・・かなり、噴飯ものの記事を書いていますからね。ロシアのS-300防空ミサイルシステムには笑えましたから・・・これはNATOのミサイル訓練システムに正規輸入品のフルセットがあるのに、この性能を調べるためにシリアにトマホークなどを飛ばしての威力偵察なんって・・・実物のオペレーションをやっているのですからね・・・NATOでは・・・それに、東欧圏の国々もNATOに加盟していますから・・・この国々は未だに、主力兵器はロシアのものですからね・・・

 中国の繁栄→親中国圏の増大→更なる中国の繁栄・・・こいつを基本的に中華帝国は狙うようですね。ただ、問題は中国の富をうらやむ異民族の登場ね・・・これが、過去にはあったわけでね。漢民族が帝国の主権を握ることが余りなかったのは、それだけの話でね・・・狡猾な策略=知恵だととらえて導入したのがポチ国のような気がするがね・・・権謀術数で操れると慢心はしていないと思うが、幼い普ちゃんのポチ国の外交とはかなり違った外交を展開していますからね・・・中国外交もチェックしてみると良いと思うのだがね・・・

 ただし、同一文化内では通用するものの、異文化に強いれば自国崩壊につながる。モンゴルやトルコ系王朝、満州族に敗北を喫し、過去1000年間で漢民族が大陸を支配したのは明王朝(1368〜1644年)ぐらい。ルトワック氏は自信を持って断じる。

 あの・・・言っている意味が違うのでは・・・自国崩壊かね・・・?漢民族は征服向きじゃないのでね・・・どちらかというと征服者も漢民族の文化や伝統に包摂してしまう力があるのでね・・・異民族の統治下でも漢民族の中華帝国に見えてしまうわけでね。中華思想に魅入られた異民族の侵略を受けても・・・統治者が異民族であっても中華帝国なのだよ・・・まあ、野口君には、この意味が分からないと思うがね・・・

 「漢民族に(自身が思うレベルの)戦略の『才』はない」と。

 本当に信じているのかね・・・?こんな話は同一文化内では通用するものの、異文化に強いれば自国崩壊につながる。お友達の間ではOKな話でも、批判的な連中の批評にさらされると・・・強弁すれば、自己崩壊じゃないのかね・・・?

2018.06.18

  

関係ないが興味深いもの
 今回は無し

時々チェックすべきもの


 首相官邸ホームページ
 国会提出法案|電子政府の総合窓口e-Gov イーガブ
 The White House
 U.S. Department of State
 United States Department of Defense (defense.gov)
 世界のビジネスニュース(通商弘報) - ジェトロ
 銘柄一覧 日本取引所グループ

 聯合ニュース
 AJW by The Asahi Shimbun
 日刊ゲンダイ
 List of national newspapers - Wikipedia, the free encyclopedia
 一般社団法人 日本経済団体連合会 - Keidanren


食べ物が・・・

 野菜ナビ

inserted by FC2 system