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日本貧窮者経済新聞
 北朝鮮の核実験場閉鎖を信用しなくてどうするのかね・・・?(1)

 何だか・・・おかしな話が流れているような・・・?北朝鮮の核実験場閉鎖を信用してはいけない ロイターコラム 東洋経済オンライン 経済ニュースの新基準 何だか、私の考えがまるで違うみたいな感じ・・・間違って理解していたなら、その間違いをチェックして直さないとね・・・

北朝鮮の核実験場閉鎖は、予想以上に難しい作業だ。トンネル崩壊作業に失敗すれば、放射性デブリ(ごみ)が拡散しかねない。放射性物質を埋めたとしても、再び掘り起こされて兵器に再利用される可能性が残る。

 核実験の坑道って使い捨てだと私は思っていたのだが・・・単に、坑道の残存部と、未使用の坑道を破壊するだけだとね・・・地下核実験の目的は、放射性降下物を生み出さないというよりは、放射能が飛び散らないように封じ込められた状態に保つことだと理解していましたからね・・・大気圏内実験では、核爆弾から出てくる放射性物質と、周囲の大気が強い放射線を浴びて放射能を帯びると理解・・・地表や低い高度での核実験では舞い上がった土砂なども強烈な放射線の影響で放射能を帯びて拡散・・・これが死の灰ですね・・・火球に触れたものが強い放射能を帯びるわけですね・・・

 核爆弾が持つ核物質以外の放射能を帯びた物質が核爆発の火球内で生成されるというわけです・・・放射性降下物 - Wikipedia ここだと・・・

降下物の発生源
核爆発は、火球の中のすべての物質を気化・プラズマ化させる。核爆発が地表に近かった場合には火球に触れた大地も同様になり、これが残留電離放射線に結合して降下物を生む。その残留電離放射線の発生源としては、主に核分裂生成物、 核分裂に寄与しなかった核物質、 中性子による放射化がある。


また、たとえ実験場の全トンネルを破壊したとしても、北朝鮮のエンジニアが新たに核実験を行う場合、新しいトンネルを掘れば済む──。

 それは、当然ですね・・・アメリカ様だとネバダ砂漠に・・・

 左のような掘削機を使って大きな深い穴を掘って、爆発を、土の重さで受けることで、大気中に火球によって生成された放射性物質が拡散しないようにしているわけです。ネバダ実験場では数キロトンの原爆を1000mぐらいの土の重みで完全に押さえ込んでいたようです。

 ただ、火球の部分の物質は蒸発してプラズマ状態になるため、それによって空洞ができるわけです・・・この気体は周囲の土の隙間に潜り込むことで空間が生成されるわけで・・・やがて、この火球の空洞も温度が下がると、その気体の圧力で土を支えることが出来なくて崩壊することもあるわけで・・・その際は火球によって作られた空洞分に応じた陥没ができることになるわけですね・・・

 だから・・・アメリカ様は毎回、新しい穴を左のような掘削装置を使って掘って、核爆弾を降ろし、その穴を埋め戻して実験を行う事を繰り返すわけです・・・37°09'15.6N 116°04'28.7W - Google マップ 実験ごとに、穴を掘って降ろして爆発させる事を繰り返した跡が、この辺りに広がっているというだけですね・・・右のように半径500m以内でかなりの核爆発をやった跡があって・・・その窪みがあるわけですね・・・ただ、分厚い土が作られた放射性物質を飛散させずにいるので、この場所に入って、穴を掘って爆発実験を繰り返したというわけですね・・・

豊渓里(プンゲリ)にある核実験場のトンネルを、爆発物を用いて来週崩壊させると北朝鮮が表明したことを受けて、軍縮専門家はこのような懸念を提示している。

 さて、どんな懸念かね?

北朝鮮政府は、破壊作業を国際メディアに公開すると公言しているが、技術査察官を招いていないため、実際どれほどの実効性が担保され、安全性が確保されるのか、軍縮専門家や核科学者は疑問視している。

 別に、工兵隊に命じて穴を掘らせれば、どこでも実験ができるのは当たり前のことですからね・・・ここを掘れ!実験せよ!これだけで良いものだから・・・この場所を閉鎖する・・・その言葉だけでも十分じゃん・・・機材も撤収済みですからね・・・実は、新しい実験場に移送済みかもしれないですから・・・技術査察官を招いていないため、実際どれほどの実効性が担保され、安全性が確保されるのか、軍縮専門家や核科学者は疑問視・・・この必要も無いのでは?少なくとも・・・ここから掘削機は運び出したあとでしょうからね・・・上の写真のような掘削機はすでに・・・どこかで保管でしょうから・・・だから、坑道の破壊は単なるセレモニーに過ぎないわけでね・・・再び核実験の命令書にサインさせないことが重要なだけじゃん・・・と、私は単純なのでね・・・

地盤が不安定化しているとの報道も
昨年9月に北朝鮮が過去最大の核実験を実施した後に、同実験場の一部で地盤が不安定化しているとの報道もある。

 ネバダ砂漠を見れば・・・地盤の安定など糞みたいな話じゃん・・・超高温で溶けて蒸発した空間、温度が下がってこの球体の空間の圧力が下がって崩落・・・その与が上の写真じゃん・・・そして、500m程度の範囲にボコボコがいっぱいあるが・・・こんなものじゃン・・・水平坑道を掘って、そこから垂直に掘って爆発させて、運が悪いと垂直に掘るための機材を入れた空間が崩落するだけでしょうからね・・・そこへ行くまでの水平坑道が残る形になっていると考えれば簡単ですね・・・山の頂上までの高さを利用しているのなら、垂直に掘る深さを減らすことができるが、当然垂直坑道は・・・崩落することになるのでしょうね・・・

 垂直方向に崩落するわけですからね・・・山はでかいですからね・・・41°16'51.2N 129°05'09.6E - Google マップ この辺りから水平坑道を掘って、その先に垂直坑道を掘り下げて、核爆弾を降ろし、掘りだしたもので埋め戻して作業空間なども埋めてしまう事になるのでしょうね・・・そして、崩落する可能性のある所まで、水平坑道を埋めてしまえば準備完了で・・・爆発実験をすればよい・・・アメリカ様のネバダ実験場の様子からするとね・・・山の質量も利用して封じ込めているだけですからね・・・

 多分、北朝鮮はウラン精錬の過程での、放射能汚染を経験していると、勝手に推測しているので、放射能漏れには、かなり神経質だとね・・・それ以外に、順川の化学コンビナートの大半を放棄した理由が見当がつかない・・・そして、順川より上流に取水施設を作り、長大な用水路を作って平壌近郊まで水を引いている意味が分からない・・・順川火力発電所の取水施設への水を大同江の支流から、本流に移した理由がね・・・だから、この核実験施設の安全率は高く設定されているでしょうから・・・崩壊は無いはず・・・

さらなる爆破措置は不必要なリスクを招く恐れがある一方、北朝鮮は、より安全で信頼性の高い方法で閉鎖することができると、ソウル大学核原子力工学科のソ・ギュンリョル教授は指摘する。

「爆破は理想的なやり方ではない。爆破ほどの派手さはないが、コンクリートや砂、砂利でトンネルを埋めるのが最善だ」と同教授は述べた。


 まあ、分からないでもないですがね・・・原子力工学といっても・・・韓国も核爆弾の開発を行っており、この教授のチームが核実験場の設計も担当しているのなら、恐れ入りましたと頭を下げますが・・・どうもそうではないようですからね・・・一般的な核の封じ込めの話だと思われますね・・・崩落の可能性のある場所は、爆発前に埋め戻されていると考えるのが普通かと・・・崩落しても、封じ込めのために埋め戻された坑道は健全ですからね・・・上の手書きの汚い図を参照してくれれば良いだけですから・・・

北朝鮮が水爆だと主張する9月の実験も含め、過去の核実験の大半が行われた複合トンネルの1つでは、今でも高濃度の放射線が検出されていると、同教授は付け加えた。

 どうして、この推測が成り立つのかね?大気中に放射性物質が漏れていないから・・・韓国では検出できなかったわけですからね・・・北朝鮮による核実験実施に対する放射能影響の観測結果等について 原子力規制委員会 これが、日本での検出結果ですね。ここの観測結果に関する注意書きに・・・

<<資料を参照する際の注意>>
※一般的に、地下核実験の場合は大気中に放射性物質が放出されることは想定されません。
※本試算は、高空における放射線モニタリング実施の際の飛行経路設定の参考情報として一定の計算条件を仮定し拡散予測を行ったものであり、実際にこのような放射性物質が観測されているわけではありません。


 天候条件からの拡散予測が併記されていますが・・・右のように検出されていない・・・放射性物質は気体としても漏れ出していないわけですからね・・・放射線は・・・地下深くにあるわけですから・・・土が遮蔽しますね・・・相互作用の少ない放射線は飛び出してくるかもしれないですが・・・

 α線は、物質との相互作用が大きいので空気中でも数センチメートル、β線はα線より相互作用が少ないので、少しは飛び出しますが、薄い金属板で止まりますね。γ線は相互作用が小さいですが・・・鉛の板とか必要になりますが・・・距離があればね・・・強烈なγ線源でも距離と相互作用を促進することで二次放射線などを減らすことができるわけでね・・・それでγ線の封じ込めには迷路が使われるわけでね・・・

 北朝鮮の核実験場の平面図として流布された左の図は・・・一般的なγ線を利用した治療の際の封じ込めの迷路だと思うのですが・・・何百mも地下の爆発が地表に影響を与えるのに・・・こんなチンケな鉄の扉で250万度とかの高温やそれによって発生する圧力を封じ込めるわけないじゃん!

だが、地下核実験場用のトンネルやシャフトには一般的に、放射性物質が外に漏れ出す前に、核爆発の爆風によって閉鎖されるよう設計されている。北朝鮮は6回の実験を行う中で、放射線漏れを防ぐ方法を習得したとみられている。

 でも・・・地下核実験は確立された技術で、アメリカ様はその技術を公開していますからね・・・インターネット上に誰でも見ることができる形でね・・・princeton.edu The Containment of Underground Nuclear Explosions October 1989 これが2010年にはネット上で公開されていたわけで・・・あれ、しまった・・・垂直に掘るんじゃないね・・・右のように、斜坑を掘るのですね・・・あまりまじめに読んでいなかったことがバレちゃうね・・・地下に生じる空洞しか気にしていなかった・・・

 益々、まじめに見ていなかったことがバレるね・・・左のような図まであるじゃん・・・これより、先の爆発の規模と破壊される空間の式を眺めることしかしていなかったのでね・・・英語は苦手でね・・・

 この文書は、一般的な安全に関する説明目的で作られているものでしょうから・・・随分と前から公開されていたのではないかと思いますが・・・核実験条約の参考文書のようですからね・・・

 こういった資料を目にしている人に聞けばOKなだけじゃん・・・私は、自分で読むしかないのでね・・・結局は、遊びの領域だと、詳細に読み取ることは・・・大抵は、意味が分からない部分があっても、全部を読みのですがね・・・と、ちょっと言い訳・・・ああ、情けない・・・垂直に崩落するわけだから、斜坑にする意味があるわけだ・・・了解しました!

 長くなってきたから、一旦切るかね・・・夕飯の支度をしないとね・・・遊んでいても腹が減る・・・

2018.05.18

  

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