現在をうろうろ(3924)
日本貧窮者経済新聞
 北朝鮮の核実験場は使えるかって・・・?馬鹿じゃないかね・・・?(3)→この最初へ

 さて、前回の続きですね・・・【野口裕之の軍事情勢】北朝鮮の核実験場は使える? 使えない?(1-6ページ) - 産経ニュース 何だか、レベルの低い話をやっているような?なんとなく科学的な雰囲気を漂わせているが、あまり科学的でもないようですからね・・・まあ、いつもの御伽話かね?分かってはいても、御伽話として面白いからね・・・

 お馬鹿な弱虫ちゃんというのは・・・信を置くには値しない人間だという話を私は構築してみたいのでね・・・お馬鹿な=知識の足りない、論理的な思考が困難で、単に感情的な話をするだけの人間・・・これが、小さな普ちゃんの応援団には圧倒的に多いね・・・高い学歴を持っているはずの人たちなのでしょうがね・・・どうも、学習が記憶を中心にしたもののようでね・・・自分で調べる作業をせずに、単に知識を詰め込んだだけのパターンではないかとね・・・

 身についた知識ではないから、知識の活用が上手くないという事でしょうね。プロセスを考えるという習慣がないという事なのかと・・・S-300のレーダーシステムに関する知識を得るために・・・かつてのワイルド・ウィーゼルのように、現実の防空網の中に機体を入れて、攻撃してくるミサイルのレーダーに対して、対レーダーミサイルを発射し、発射によって暴露されたミサイル発射機を破壊する・・・この知識を、トマホークなどの巡航ミサイルに応用して・・・というよりも、情報社会の中で・・・S-300の商品情報を得たり、現実の北朝鮮の防空ミサイル網をチェックしようとしないで騒いでいるだけでは・・・

 まあ、今だから・・・北朝鮮の防空ミサイル基地情報などは衛星画像を眺めるだけで見えてきますがね・・・核実験場に最寄りの防空レーダーは・・・40°56'55.6N 129°39'50.7E - Google マップ ここにあるとかね。地下から生えてくる方式のレーダーで、このレーダーは・・・P-35M Bar Lock radar - Google 検索 こういった外見を持ったもので、P-35 radar - Wikipedia こういったものだという事ですね・・・まあ、レーダーアンテナの形状は物理法則で決まりますから、このアンテナの送信機や受信機のバージョンアップや、レーダー情報を解析するコンピューターの性能次第ですからね。外見が古臭くても・・・それは、関係ないですからね。ドイツ語版には、このレーダーのラトビアに配備されている写真があるので、ラトビアはNATO加盟国なので現在の状況を聴取すれば、アメリカ様はこのレーダーの最新の運用情報が得られそうですがね・・・

 こんな感じでね・・・さて、どんな話が展開されるのやら?

 筆者参加の研究会に話を戻す。

 研究会で最も問題視されたのは、豊渓里核実験場内の坑道で核実験ができるか否か。議論は膠着し、一応の結論にすらたどり着けなくなった。そんな時、メンバーの一人が口にした単純だが鋭い?意見に、参加者一同は深くうなずいたのだった。いわく−

 なぜ議論が膠着するのかわからないね・・・地下核実験場の構造や、地下核実験の地層に対する影響とかの話を考えれば良いだけですからね・・・440mもの空洞ができて、それが崩落する・・・これって、面白いね・・・議論というのはある種の知識遊びですから、ちょっと、知識で遊ぶか・・・物質は固体・液体・気体の3つの状態がある。核爆発によって、核爆弾の質量の一部がエネルギーに変化して、物質が一部消滅する・・・E=mc2という奴ね・・・広島型の原爆では、およそ0.7gの質量が消失してエネルギーに変わった・・・1回の核実験で1g程度の物質が消滅というわけね。

 さて、発生したエネルギーによって地下に火の玉ができるわけですが、周囲の物質を気体にして火の玉の中の物質が周囲の地層を押しのける・・・土石を圧縮して空間を作り、ひび割れた場所に発生した気体が浸透して空洞を作るのも事実ですね・・・8キロトンで半径110ftだから、半径30m余りの空間ができて、やがて崩落して元の状態に近くなる・・・だって、純粋に失われた質量が0.7g程度・・・広島の15キロトンの奴でできる空洞は135ftだね・・・だから、半径40m程の空間ができて崩れて元へ戻る・・・地上への影響はなかったから・・・失われた質量が殆ど無いわけですからね・・・

 地盤が落ち着いたところで、再び穴を掘ればよい・・・その結果が・・・アメリカ様の核実験場の右のような半径500mの円との比較で分かるわけね・・・結構隣接して核実験ができることが分かりますからね・・・議論が膠着する余地はないと思うが・・・

 事実の積み上げで、一応の結論が出るわけですからね・・・

 「どうせ、北朝鮮は『段階的非核化』を前面に、朝鮮戦争(1950〜53年休戦)終戦交渉→平和条約締結や在韓米軍撤退など体制保障を求め、時間稼ぎをしてくる。つまり、金日成国家主席(1912〜94年)が1991年に提唱した在韓米軍撤退=米韓同盟解体を企図した『朝鮮半島の非核地帯化』戦略そのもの。中国を入れた南北米中、日本とロシアを入れた南北米中日露など多国間協議の枠組みが時間稼ぎの道具になろう」

 どうやら、科学的な考察をするメンバーではないという事ですね・・・科学知識は皆無で、兵器マニアで・・・感情論が好きなだけね。結局は、北朝鮮の事だから、時間稼ぎを擦れだけだんべ・・・うんだ、うんだ・・・となるのが鋭い意見なのかね?

 何のための時間稼ぎなのかね?核開発は終了、ICBMも開発終了・・・だから、アメリカ様は話がしたくなったというだけですからね。ミサイルなどハッタリで、核開発も似たようなものさ!なら、単に最大限の圧力とか、アメリカ様は凄いんだ!特殊部隊だ!とかでしょうがね・・・

 以上は筆者も考えつく。が、ここより先は、視点をわずかながらずらした考察だった。

 「そもそも、金正恩(氏)が核実験&ICBM発射実験の中止+核実験場廃棄を言い出したのは、6月上旬までに予定される米朝首脳会談にこぎつけたいからだ。坑道が核実験に使えるか、使えないかは、あまり意味を持たない。米朝首脳会談の結果次第で、核実験に使えれば、今後も継続使用するだけ。使えなければ、米朝首脳会談決裂を確信した時点で戦争を覚悟し、北朝鮮国内の別の山中に核実験場を建設。核弾頭の小型化や大気圏再突入など、残り少ない大詰めの最終実験を急ぐだけだ」

 お!珍しく鋭いというか、普通の話を持ち出したね・・・坑道が核実験に使えるか、使えないかは、あまり意味を持たない・・・そう、当然なことですね。ここを核実験場にする!穴を掘れ、装填せよ、実験を実施する!命令書にサイン!やれ!で良いわけですからね。だから・・・北朝鮮国内の別の山中に核実験場を建設。核弾頭の小型化や大気圏再突入など、残り少ない大詰めの
デモンストレーションを行って、アメリカ様を交渉の席に引き出すことになるだけですね・・・兵器はあくまでも防衛的なものであって、外交の道具ですからね・・・まあ、頭の軽い連中では戦争が目的になって、自滅型の戦争を始めることになりますからね・・・

 民主主義国家とは全く違う思考回路を有する北朝鮮や中国の出方を探る過程で「異なるベクトル」を描く複数情報に接すると、許容範囲を超えて整合性がとれず、分析の振幅も合理性の許容範囲を超える。「異なるベクトル」に一定の判定はもちろん、仮説すら打ち出せぬ場合、自らの能力を正視し、いずれにも備えるべし。そんな安全保障の要諦を改めて学習したと、深く感じた次第。


 あれ?随分と学習したじゃん・・・思考回路は大差ないが、価値観の問題ですからね・・・正義や信頼に関する根本部分での差はそれほどない、だからよく話し合って、互いの価値観の違いを調整して、互いに納得できる形での合意形成をしなければならないというだけですね。

 だから・・・記事の冒頭の「北朝鮮が大好き」な文政権が、金氏は「卑劣な駆け引きはしない」と援護射撃・・・援護射撃ではなく、卑劣な駆け引きは互いにしないという意思表明、本気の話をするのだから・・・まず、核実験、ICBMの試射の停止の声明を信じる、これを信じ続けられる状態に向けて、信を積み重ねていくという意思表明ですからね・・・お前を信じるから、俺の事も信じろ!・・・これから始める!ただこれだけの話ですからね・・・共通の基盤を生み出す一歩を「北朝鮮が大好き」な文政権が・・・本気で北朝鮮を好きになるために歩み始めたという事ね・・・

 中国や北朝鮮の現状に関する知識を十分に蓄えれば・・・分析の振幅も合理性の許容範囲を超えるなんてことはないのですがね。単に、無知をベースに恐怖を叫んでも、価値観そのものが違うわけだから・・・その価値観を理解しないでいると一定の判定はもちろん、仮説すら打ち出せないわけでね・・・その場合、自分の知識の無さを思い知り、知識を増やす努力をしないといけないわけでね・・・多くを知れば、多くの対応策が持てるわけですからね・・・

 まあ、無知な弱虫ちゃんと一緒に仕事をしてはいけない・・・だって、相手に信を置くべき基盤すらないですからね。ただ、無知な弱虫ちゃんに仕事を任せなければならない場合、無知な弱虫ちゃんが仕事でコケた場合の対応策やコケる前の対応まで考えているのであれば、ある程度安心して任せられるというだけでね・・・無知な弱虫ちゃんは、都合が悪くなると蒸発しちゃうのでね・・・それに対応できていればOKなんですがね・・・だから・・・彼を知り己を知れば百戦殆からず。彼を知らずして己を知れば、一勝一負す。彼を知らず己を知らざれば、戦う毎に必ず殆し・・・これは至言なのだよ。無知では勝てない・・・ところでS-300の件はどうするのかね・・・?

 まあ、ソフィストをやっていましたから・・・なぜ間違えたのか?その研究を長くやって来たわけでね・・・この生徒は何でこの間違いをしたのか・・・?この研究ですからね・・・しかし、ちょっと残念・・・御伽話じゃないと、私は遊べないじゃん!

 しかし、何で、こんな風に方針転換みたいなことになったのやら・・・?まともな記事じゃ・・・存在意義はあまり認められないと思うが・・・?これじゃ、お仲間には不評なのでは・・・?

 あれ?論文はあるね・・・あるなら読まなきゃ!North Korea's 2017 Test and its Nontectonic Aftershock - Liu - 2018 - Geophysical Research Letters - Wiley Online Library 別に、中国政府の陰謀ではないようですね・・・Using the crack model, originally developed for spall (Day & McLaughlin, 1991), the empty space can be roughly estimated as 1 × 106 cubic meters.

 この空間なら・・・半径62mぐらいの球体の空間の崩壊ですからね

 研究チームによれば、過去最大規模の核実験で、山は地中の空洞に吸い込まれるように、ほぼ垂直に440メートルも崩落した。核実験当時、豊渓里付近を震源に頻発した地震の地震波を1972カ所の観測所でとらえ、それらのデータなどを詳細に分析。《崩落に伴う放射物資が漏れているのか、継続して測定する必要がある》と、極めて高い危険性を警告した。崩落の規模も観測所数も、実に具体的だった。

 確かに、具体的に詳細に論じられていますね・・・核爆発によって生じた本震に遅れて、この爆発の影響による揺れが観測できたという事、この観測結果を解析したことで先に挙げた空洞が生じたことが分かるという話ですね・・・私が引いた式は・・・The Containment of Underground Nuclear Explosions October 1989 これですね。そして、中国の研究者が使った空洞のモデルが・・・spall(Day&McLaughlin、1991) - Google 検索 この辺りで引用論文なども分かりますね・・・Seismic source representations for spall Bulletin of the Seismological Society of America GeoScienceWorld ここで、この論文は有料で閲覧できますね・・・私は貧乏だから・・・しかし、この440mってのはどこから出た数字かね?

2018.05.08

  

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