現在をうろうろ(3905)
日本貧窮者経済新聞
 中東のアメリカ様の空軍基地をチェックしてみるか・・・(1)

 さて、アメリカ様は北朝鮮問題は韓国と北朝鮮の二国間問題へと・・・非核化の話になれば、アメリカ様は在韓米軍の撤退へと舵を切ることになるね・・・大陸の赤たちの防波堤は小さな普ちゃんのポチ国が醜の御楯となって、アメリカ様をお守りするという事になるのでしょうね・・・まあ、グアムとハワイの防衛のためにはイージス・アショアを日本に置くことになるのでしょうからね・・・

 結局は、イージス艦のレーダーでは高高度のミサイルを高精度で探知できないのではないかとね・・・だって高度2000kmを飛行するICBMをレーダーで探知するというのは、秒速30万kmの電波の往復を解析するわけですから・・・往復4000km・・・往復にかかる時間は100分の1秒もかかる艦位は不動点ではないですからね・・・高精度の観測をするためには、発信位置と受信位置が同じである方が好ましいわけで・・・5000km先の目標を探知するとなると・・・海上配備Xバンドレーダー - Wikipedia こいつね。

 左のような奴ですね・・・一応、母港は51°51'22.1N 176°38'32.1W - Google マップ ここなのですが、居たためしがないですね・・・?多分1基しか作られなかったのは、役に立たなかったからでしょうね。

 レーダー設備は強力でしょうからそれなりに役立つが、多分揺れるとレーダーの位置が変わる・・・5000km彼方を探知するとなると、往復に10000kmの距離を電波は進まないといけないので・・・100分の3秒ですからね・・・これが短い時間かどうかは、写真を撮ると分かります。昔の銀塩フィルムでASA100とかでね・・・30分の1秒のスローシャッターで写真を撮る・・・慣れていないとブレますからね・・・部屋の中で写真を撮ってぶれるレベル・・・洋上のプラットフォームでぶれないわけはない・・・しかも、狙っているのは5000km先・・・それだけの話ですね。

 物理法則を知らない幼い軍事評論家君は何も考えないで、イージス艦のレーダーは凄いとかいうのでしょうがね・・・残念ながら、遠距離の物の精密電波計測は、なかなか難しいというわけでね。昔の戦艦の長距離砲撃などもうねりに乗ったり、舵を切ったりすれば外れるわけで・・・今の戦闘艦の射撃装置は揺れを補正しますから結構当たるようですね。戦車も然り・・・戦車だと砲兵ミルを利用した奴ですね。ガールズアンドパンツァーで紹介されていたね・・・1km離れたところの1mの間隔を示した目盛り・・・これで既知の大きさなものをチェック・・・暴風号だと全長10m程、正面だと3.5mぐらいですかね・・・これで距離が分かる・・・この1目盛りが円周の6400分の1で0.056度ぐらいですからね・・・戦車のように近距離での砲撃でもこういった角度の測定をやって砲撃の諸元を定めるわけで・・・距離が出るから、仰角が決まる・・・双方走行中だとい、相対位置と位置予測で砲撃・・・人間の頭でも熟練すればある程度は可能ですが、砲が車体とともに揺れるから、懸架装置が優秀で揺れにくくて、さらに砲架が揺れを補正して、自動射撃に近いわけですね・・・ICBMの探知と迎撃はなかなか困難だというだけですね。・・・じゃなくて・・・

 気になるのは、アメリカ様の中東の空軍基地ですね・・・一応、トルコの米軍基地も重要な役割を担いますから・・・36°59'59.6N 35°25'13.2E - Google マップ この辺りの基地からチェックしますか・・・インジルリク空軍基地 - Wikipedia ここは核兵器を保有していたのでは?90個ほどのB61 (核爆弾) - Wikipedia 0.3から340キロトンの可変出力の航空爆弾ですね。この基地の各保管庫はどこかね・・・?アメリカ様の空軍の核兵器保管庫は・・・Weapons Storage and Security System - Wikipedia こういったもので知られている奴ですね・・・WS3と呼ばれるもので・・・

 右のような航空機を保護するイグルーと呼ばれるシェルターの床下収納ユニットに収められているようですね。

 左のようなシェルターの床下に保管されて、命令があると・・・右のように床下から上がってきて航空機に搭載されるわけです・・・右の写真では1発しか収まっていないですが、爆弾架には4発をぶら下げられるので・・・1ユニットに最大4発のB61核爆弾を保管できるようです。

 このシステムは1988年に導入が開始され1995年までに配備されたとのことですね。この保管システムは1か国13の基地に総数215が米軍関連で作られ、イギリス空軍が自国の核兵器保管のために34基、ドイツ空軍が10基、それ以外に英国に24基が建設されたとのことですね。

 英国の自国の核兵器用でないのは・・・52°38'21.6N 0°32'23.2E - Google マップ ここの・・・右の写真の12のシェルターでしょうから、核兵器床下収納ユニットのWS3は2基ずつ設置されている事になりますね。ただ、この基地へは自国の核兵器を配備する予定で終わったようですね・・・この基地は・・・RAF Marham - Wikipedia です。

 また、余計な知識が増えましたね・・・これで、アメリカ様の核兵器の保管所はチェックすることができますね・・・これで、トルコの基地の威力は判明・・・ただし・・・トルコにあるアメリカの核爆弾はもはや安全ではない ワールド 最新記事 ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト こんな話もあるのでね・・・核兵器を活性化させるのが結構面倒そうですが、制御部を切り離して、直結すれば・・・どの程度の安全装置を組んでいるか次第ですがね・・・起爆装置の原理は簡単ですから・・・奪って、どこまで解体すれば良いかでしょうね・・・トルコの政情が安定してくれないとね・・・

 ふむ、トルコのこの基地には興味深いものがありますね。左の奴が、グローバルホークの格納庫のようですね。U-2と同じで風に弱いようですね・・・簡易な蛇腹のテントから普通の格納庫へ転換中のようですね。

 全体像を忘れていましたね。右が、トルコの米軍の重爆撃機を運用できる空軍基地というわけですね。

 重爆撃機を使っての戦略爆撃を行うとなると、膨大な爆弾の集積をしないといけないですが、それほど弾薬庫があるというわけではないですから・・・核戦力による抑止のための基地という感じですかね。

 米軍が展開可能なトルコの基地には・・・38°30'46.8N 27°00'35.3E - Google マップ ここがあるようですね。

 これで、大体トルコの米軍基地の様子が分かったつもりで良いでしょう・・・ああ、また頭の悪い新聞記者君の不思議な軍事情勢が流れているね・・・【野口裕之の軍事情勢】米軍少将が憑依した中国共産党「悪徳サラ金戦略」が始まった! (1-7ページ) - 産経ニュース この間は、ロシアのS-300の性能を知るためにアメリカ様は攻撃をかけたとか、噴飯ものを・・・NATOはS-300システムを運用しているのにね・・・今度はマハンかよ?

 マハン少将の海洋戦略理論そのものだ。マハン戦略を意訳・要約するとこうなる。

 《海軍は商船により誕生し、商船の消滅で消える》

 つまり、経済=国力や国家の繁栄・威信・安全にとり、強大な《海上権力=シーパワー》は不可欠で、制海権が戦局を決定する。従って、制海権掌握=戦略要衝確保が歴史上、覇権を担保してきた。

 正しくは・・・海軍は守るべきものがあって成立するというのが正しいと思いますがね・・・航行の自由が担保されるようになれば、海軍は不要になるというだけでもある・・・攻撃を受ける恐れがある限りは海軍は消えない・・・目的を単純に明確にしなければならないのに、変な御託を並べているようにしか見えないのだがね・・・戦略的な価値は・・・基本的に資源や有価物であって、無人島ではないわけでね。

 もう少し噛み砕くと、経済→海運→植民地の循環を止めない3要素がマハン戦略の中核を構成。それを商船隊が支え、商船隊を海軍が支える構図だ。

 でもね、今は植民地の時代ではないのでね・・・ポチ国の国際法の基盤が1975年以前のものだから仕方ないですがね・・・現在の国際法の枠組みの基本は・・・1975年のヘルシンキ宣言に基づくと私は理解していますからね・・・欧州安全保障協力機構の概要 | 外務省 これの十戒ね・・・主権平等、武力行使または武力による威嚇の禁止、国境不可侵、領土保全、紛争の平和的解決、内政不干渉、人権並びに基本的自由の尊重、民族の平等及び自決、国家間の協力、国際法上の義務の誠実な履行・・・帆船の時代ならいざ知らず・・・国立国会図書館デジタルコレクション - 海上権力史論. 上 明治29年の水交社本、国立国会図書館デジタルコレクション - 海上権力史論. 下 ちゃんと読みたまえ・・・海上権力史を論じた本で、マハン君の時代までしか論じられていないのだからね・・・マハン君の時代から後の情勢の変化・・・冷戦構造の解消などは、この本には何も書かれていないのだから・・・なんで、こういった不思議な物語を、ポチ国村民新聞は流すのかね・・・?別に、中国の専用の港になったわけでもないのに・・・オーストラリアも貧困にあえぐ後進国なのかね?ベルギーも?法的にも遅れた国だとは・・・契約書も読まずにサインするに近い国なのかね?

 《米中衝突を回避するには、中国の軍事力増強の基礎である経済力を弱め、一方で米国の国防力を増強することで、中国による米国覇権への挑戦意欲をそぐしかない》 はあ?頭は大丈夫かね?中国がこれをやる気なら、未だに・・・欧州の半分は中国領だね・・・中華帝国は一時期はバルト三国の辺りまで支配していたのでね・・・何で、そんなに戦争が好きなのかね・・・何も知らないのに・・・何も知らないからかね?羞恥心は無いのかね?無知は無恥に通じるか・・・仕方ないね。米国の覇権が好きなポチね・・・国民と陛下の日本では無いようですね。アメリカ様と対等に話せない情けない負け犬君だから仕方ないかね・・・さて、何でこんな間抜けなものを相手にしたんだろう・・・

 久々に、マハン君の著作も面白いかも?何しろ帆船から汽船に移行する時代ですからね・・・風任せではないガレー船との比較なども興味深いものですからね・・・基本は兵站の重要性ですね。戦前の素敵な言葉では「海の生命線」、今だと、シーレーンですね・・・

 それにね・・・一帯一路ですから、中国の「陸の生命線」はどうやって断ち切るか・・・今では、アメリカ様はこちらを重視でしょうね・・・だから中央アジアの覇権を握りたいわけでね・・・そのために、さすがにロシアとの直接対決は困難だから、制裁を叫び、イランやシリア辺りに米国の牙城を築きたいわけだが、それが上手く行かないというだけでしょうね・・・陸上輸送が安定すると、アメリカ様の海軍力はあまり意味がなくなるのでね・・・平和でないと陸上輸送は切れるのでね・・・中国は平和を、アメリカ様は分断を狙っている事になるわけで・・・どちらに正義があるかは自明ですから・・・だから、いま・・・気になって、中東及び中央アジアの精査をしているわけでね。

 まあ・・・左の、イスラエルと国交が無い国・・・イスラム教圏ね。これと、ロシアと、この2大国と親しい旧東側の国を思い浮かべれば良いだけでね。アメリカ様の小さな普ちゃんのポチ国以外に、ポチ国ははどこにあるかね?どこの国も、アメリカ様と対等な立場で外交を行っているわけでね・・・アフリカからは、アメリカ様の軍事基地は追い出されていますしね・・・これで、中国と欧州を結ぶ、多くの国を通る国際貨物列車網が必須のものとなれば・・・旧大陸の安定度は高くなるからね・・・

 国際列車が走るのは平和であればこそですからね・・・戦争が起こせない状態がやって来る・・・必須なものであれば・・・

 海上交通路は、戦時でも護衛を十分につければ強行突破ができるが、陸上交通は平和に対する不安があれば、あっという間に止まりますからね・・・止まったものを武力で解決するには戦争で領土を奪うしかない・・・南満州鉄道がやったようにね・・・

 まあ、昔ばなしで遊んでいるのでしょうから、それでも良いのかとね・・・私は未来を眺めたいね・・・爺さんの思い出話のようなものではなくね・・・まあ、物語としては面白いから、それを目当ての産経読者もいるでしょうからね・・・あれ、随分余計なことを書いたぞ・・・一旦切って、アラビア半島を眺めないとね・・・

2018.04.30

  

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