現在をうろうろ(384)

 元山から平壌への道・・・元山平壌街道の沿線(4) 北朝鮮の倉庫群?・・・

 どうも、このあたりは軍事的なものに乏しいようですが・・・疑ってかかると、何でも軍事関連に見えてくる部分がありますね。なんとなく、軍事的なものと民間が交錯するのは海軍系のものなのかと・・・従って、街道を眺めていても軍事的な何かは見つからない可能性が高い・・・軍隊というのはある意味完結した組織なので、補給命令でどんな場所でも基地の運用が可能になります。民間人はそうはいかない・・・軍を相手の商売をしていれば、仕事になりますが・・・平時と有事では商売の様相が変わる・・・平和であれば商売になるが・・・従って平和であることが重要で、有事に儲かるのは・・・武器屋と新聞屋ですかね?だから報道関連は信用できない・・・

 さて、前回チェックした石湯温泉は、石湯温泉駅からおよそ8kmほど離れた場所にあります。温泉は移せませんから、他に知られた名前が無いと鉄道の駅には、周辺の名高い温泉の名前をつけるという事のようです。逆に言えば、駅の場所は人口の稠密地というわけでもなく、特に、単線運行では鉄道ダイヤの関係で決まるという事のようですね。そして、石湯温泉と知られている場所も、もともとは温井里のようですから・・・地名は難しい・・・さて、石湯温泉駅の近くには軍関連と思われる怪しい施設群があります。座標は・・・

 39°14'54.03" N 126°45'12.91" E ここです。右の写真のような場所です。写真下左に広がっている、兵器弾薬庫群のような感じの倉庫区画がありますね。なんとなく、軍事関連風の場所です。

 そして、この建物群の中で1つだけ屋根の構造が違うものがあります。右上に向かって伸びる建物群の最も奥にあるものです。

 左のような建物ですね。なんとなく飛行場の掩蓋のような代物に見えるのでね。キノコでも作っているのかもしれませんが・・・山の中の住宅をあまり伴わない施設というのは不思議なので・・・軍は人間と物資を辺鄙な場所にも送り込む能力を有していますから・・・ついつい軍事的なものとして考えてしまいます。

 この周辺には他にも倉庫などがあって・・・座標・・・

 39°15'15.24" N 126°46'05.57" E このあたりに右の写真のように広がっている場所ですね。70m程の長さの倉庫があったり、円錐形の屋根を持った、直径16m程の円筒形のタンクのようなものもあったり・・・この10年ほどで拡充されている倉庫群?のようです。

 これは、政府備蓄ですかね?日本は米の政府倉庫については、政府所有米穀は、民間倉庫での保管になり、米穀の需給操作に関しの政府倉庫存続の必要性がなくなり、平成22年9月末までに全廃ですね。売れ残りの倉庫がまだあるようですが・・・米は民間が保管しているという事のようですね。有事の際の扱いはどうなるのか?

 有事法制の一環で配給制に関する物とか出てくるのかね?戦争によって貿易が止まった場合に政府米を円滑に配給するためとか・・・何しろ、貿易が止まったら・・・食いものはカロリーベースで現在の3割程度になってしまいますから・・・どうするのかね?米穀通帳でも準備しているとか?統制経済プランでも各省庁では考えさせられているとか・・・国家備蓄のある物資はすべて統制対象になるのでしょうからね。貴金属の保有も登録制になるとか・・・どこまで本気で戦争をする国になるかでそのレベルは変わると思いますが・・・平和でなければ、日々の食にも欠く国が戦争準備に邁進するなんって・・・日本の近くで本気の戦争が起きれば・・・我が国が物資を軍事中心に集中させても、半年程度で都市部は飢えるのではないかと・・・戦争遂行は困難なのに・・・

 北朝鮮は、さすがに休戦中の国家ですから国家備蓄に関しては真剣に取り組んでいるという感じですね。日本も、北朝鮮を見習った戦争経済に移行する体制を、例の長い名前の法・・・強くしなやかな国民生活の実現を図るための防災・減災等に資する国土強靱化基本法・・・こいつで作りだすのでしょう・・・「強くしなやかな」こんな法律があるかね・・・「節操のない」という意味にも取れると思うが・・・国は何を求めるのか・・・この法の文言からすると、地方の強靭化は地方でやれ、国は資金を出さないと明言して、国な行うのはテロ対策及び戦争と定義しているような感じですから・・・しかも、国の施策については海外に言い訳をしいしい行うと明記されているので、危険な法律に見えるのに・・・なぜか国会を通ってしまった不思議な法律・・・白紙委任みたいな法だから・・・

 しかし、我が国の穀物の備蓄などはどうするんですかね?国は借金の山ですが・・・政府の保有米も定数をあげましたが、貧乏で積み上げができないようですし・・・借金の山で、あちこちのインフラが綻びてきているような感じがしますね。エネルギーと人件費で日本企業は海外へと生産をシフトしているし・・・近頃は船舶もフィリピンで増産とか社員寮をシェアハウスとして活用とか、男性化粧品はインドネシアで儲けている、東南アジアでゴミ発電、インドで便器を作るとか・・・国内を見れば、女も子供も働くのかね?子供NISAとか・・・非課税枠80万円か・・・遊んでいる金があるのは年寄りばかりな筈なのに?そのうち保育所が24時間営業になるかね?そうなれば、男も女も託児所に払う金のために働く事になるのかね・・・男も女も自宅から歩いて通勤できる世界は一段と遠のき、年寄りも引退も否定されつつあるし・・・死ぬまで働いて納税の義務を果たせ・・・年金は形式的なものとなり、貰えるけど、税金で殆どは回収されるシステムへと発展して行くのでしょう・・・

2014.08.22

  

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