現在をうろうろ(3825)
日本貧窮者経済新聞
 北朝鮮のエネルギー関連と大陸からの移送は・・・?(2)→この最初へ

 さて、前回の続きですね・・・モンゴルのHBOil JSCは一応は撤退済みなようですが・・・勝利製油所は老朽化のために2009年閉鎖され。中国の情報によれば、2013年頃には、同製油所は改修中・・・2012年にモンゴルのHB oilという会社がこの製油所に投資を行うという計画・・・こんな流れですね・・・2009年から改修が始まったという事だと・・・一応、このころから関連する建物の屋根の張り替えや塗装が行われていますからね・・・冷却塔の改修も行っていますね・・・2016年の段階で、製油機能の回復が行われている・・・製品タンクなどは利用可能になっているということでしょうね・・・

 2016年の段階での石油製品のやり取りは・・・42°24'38.7N 130°37'09.3E - Google マップ ここの施設が使用されていたようですね・・・この施設は2015年には完全に老朽化・・・しかし、2016年に生き返って、タンク類が新設されていますね・・・列車なども放置のようでしたからね・・・

 ロールオーバーを組んでいますから、左の奴が半年ほどで稼働するようになった後が、写真の上にカーソルを置くことで見られます・・・

 この辺りの石油タンクとパイプラインの様子は右のようになっていますね・・・たぶん、ロシアの広軌の貨車から原油や製品を受け入れ、朝鮮国内の標準軌の貨車への中継を行う施設のような感じですね・・・

 この近くには・・・広軌と標準軌の軌間不連続を解消するために輪軸の交換所があって・・・豆満江川にかかる朝鮮・ロシア友情橋の改修に伴って廃止・・・バラノフスキー・ハサン鉄道 - Wikipedia 1952年に北朝鮮への運行が開始され・・・ 2009年から2011年にかけて両国の国境から羅津港にかけての54kmの改良工事が行われ、2011年10月13日に完成・・・

 改修前の様子は左のようなものですね・・・54km程の距離の改修に時間がかかったのは、鉄橋の下に脱出用のトンネルを掘ったなんって夢物語ではなく・・・鉄道システム自体の改修作業があったというだけの話ですね・・・実質的に、新しい鉄道システムを導入したわけですからね・・・

 夢物語が好きな連中が多くてね・・・小学生みたいに、僕は「鉄道橋の下にトンネルがあって・・・そこを通ってロシアに脱出するんだ!」とか、「中朝国境に普段は使われていない秘密の高速道路があって、これを使って中国に脱出するんだ!」とか楽しくやっているようですがね・・・30cmクラスの衛星写真でも、そういったものは見当たらないのでね・・・夢物語が報道に流れるというのが、私には信じられないね・・・まあ、そういったもので楽しく遊んでいれば良いのでしょうね・・・しかし、世界はそういった物語とは違う動きをしているようですからね・・・

 私は私の物語を書けば良いだけですからね・・・さて、この辺りが・・・ロシアと北朝鮮の間での原油や石油製品の動きですね・・・改修された鉄道の末端は・・・42°13'29.0N 130°16'56.7E - Google マップ この辺りの右のような昔に日本が作った埠頭まで伸びています。

 ただ、この埠頭の権利をロシアが得ていますからね・・・この埠頭の使用権と制裁の関係はどうなっているのかがよくわからないのが・・・まあ、調べればよいのでしょうが・・・面倒でね・・・将軍様の逃避行の与太話じゃなくて、北朝鮮の専門家と称する連中が調査してくれると楽なんですがね・・・

 この港は、満州経営のために作られたものでしょうから・・・中国とロシアへのルートでもあるしね・・・中国は、この港までの道路整備をやっていますね・・・中朝国境の道路橋が・・・42°34'05.6N 130°31'20.8E - Google マップ ここにあって、右の港につながるわけですね・・・

 この周辺で、日本が利用している港は・・・マツダがシベリア鉄道での自動車輸送にザルビノを使っていましたっけ・・・2008年ごろの話ですね・・・42°38'23.3N 131°04'50.7E - Google マップ ここを使ていたはずですが・・・どうやら、ロシアとの合弁会社で、ウラジオストクへ工場を建てて、そちらでの生産品を輸送しているのかね・・・そうなると、マツダの工場は・・・43°06'21.3N 131°56'02.4E - Google マップ どうやら、この工場のようですね・・・屋根の塗色はコーポレートカラーとの関連でもあるのかね?マツダは青でしたっけ?とにかく・・・近頃はこの辺りと日本のかかわりが深くなっていますね・・・

 この辺りから、北朝鮮の国境施設をチェックした方が良さそうな感じですね・・・無知な専門家と称する連中に振り回されないように・・・久々で精査してみますかね・・・

 ああ・・・そうだ、北朝鮮には油田らしきものが1か所あったんだ・・・左の奴・・・どうやら、パイプラインがあるようなんですね・・・ただ、ここは・・・2008年ごろには終わっているのではないかと・・・?

 このパイプラインは右のように道を超えて・・・建物へ・・・39°29'38.9N 125°25'11.7E - Google マップ この建物なのですがね・・・このパイプラインは既に撤去されて存在しないですから・・・ただ、この上の写真のパイプラインのある施設が、一度更地になって、現在はまた、燃料施設が作られているのでね・・・

 左の写真がこの辺りの2016年8月のもので・・・赤丸が怪しい建物で・・・強制収容所のように高い塀と監視塔が付いているのでね・・・脇の青い屋根が上の建物・・・白い広がりが左上のパイプラインのあった場所ですね・・・

 パイプラインの撤去は2012年の3月から6月の間ですね・・・ただ、この辺りは元は炭鉱地帯なので・・・何か特殊な施設なのか・・・?とにかく不明ですね・・・

 この辺りで試錐が行われたような話は・・・噂であったような・・・それが2006年ごろの話だと・・・ちょっと、忘れていた場所ですが・・・ふと思い出して、眺めると・・・燃料関連施設があったのでね・・・北朝鮮の油田の話は何か所、噂ではありますが・・・どうなっているのやら?

 日本で流れる、謀略系の物語のような報道では・・・何の役にも立たないね・・・まあ、小学生ぐらいの頭の異文化を馬鹿にする面白い話で売れる程度かね・・・でも、売れるというのは凄いね・・・さて、北朝鮮のロシア・中国の国境も、続けて眺めてみますかね・・・

2018.03.31

  

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