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日本貧窮者経済新聞
 電気自動車で何で電力網が破壊されるかね・・・・?(3)→この最初へ

 さて、前回の続きだね・・・電気自動車が普及すると、電力網を「破壊」する? 問題解決のために、いまやるべきこと(1-4ページ) - 産経ニュース 何だか、不思議な記事だね・・・電気自動車の普及で大変な事が起こるような、怖い怖い系の記事だが・・・論拠がね?日本の場合では、電力契約があってそれで、送電網が管理されているはずですからね・・・日本の現状を考えると、需要に合わせて送電系の強化を計ることになる話だと思うが・・・まあ、北朝鮮だと、定額制から従量制への転換というか・・・電球だけではなくなったために、そういった変更が行われるわけですからね・・・

 全体的な電力需要が高まり、かつ昼夜の差が小さくなれば、より安いコストで電力を生産できる。しかも、電力会社に課せられている規制のおかげで、こうしたコストの減少は、どのようなクルマに乗っている人の電気代にも反映されることになる。

 昼夜の需要差が小さくなると・・・原子力が優位になるが・・・コストダウンにつながるね。何しろ、原子力の出力一定に対して電力出力を変動させるために、熱を捨てることになったりしますからね・・・しかし、この記事では、原子力であるとか、発電方式に関しての言及がなく、単に送電の話だけですからね・・・?

 コストの減少で安価な電力が供給されるというわけね・・・だから、コストの抑制によって浮いた金で電力設備の増強ができるから受益者負担は不要になるという事ね・・・

 EVは電力会社にとって非常に魅力的な存在だ。このため、自宅に充電ステーションを設置するための補助金を提供している会社もある。ロサンゼルスの水道電気局は、最大で500ドルのリベートを提供。ほかの電気事業者も、電力需要の低い夜間に充電を行う人に特別割引を適用するなどのインセンティヴを提供している。

 夜間電力の利用促進の話のようですね・・・発電所の効率の良い領域での発電が可能になるから・・・夜間には電力消費が落ち込むから、その分の売り上げを向上させ、昼間電力の更なる上乗せをしたいという奴ですね・・・夜間は火力発電所の出力を最低まで下げても電力が余剰気味になるが、ボイラーの火を落とすわけには行かないというわけでね・・・何が何でも、夜間の余剰電力を消化しないといけないですからね・・・

 ガソリンスタンドの売り上げが、電力会社の売り上げに変わろうとしているわけですから・・・やがて、ガソリンスタンドが減って、ガソリンを買いに行くのが面倒になるかも・・・ああ、有鉛仕様の車に乗っていましたからね・・・最寄りのガソリンスタンドが有鉛ガソリンをやめていく中で・・・5km程の距離の所のガソリンスタンドが有鉛あります・・・ってね。理由は、向かいの消防署に有鉛仕様の消防車があって、その消防車に入れるための有鉛ガソリンをドラム缶で仕入れていて・・・その関係で置いていて・・・という所でしばらくは有鉛ガソリンを入れていましたっけ・・・

 ガソリンを手動のポンプで容量の分かる容器に移してそれで給油というパターンでしたね・・・大昔のガソリンの売り方で・・・ガソリンスタンドも消えゆく産業になるわけね・・・

 さらに素晴らしいことに、EVが増えれば電力会社が再生可能エネルギーの利用をさらに進める可能性がある。米連邦政府は最近になって太陽光パネルに最大30パーセントの関税を課すことを発表したが、太陽光発電は増え続けている。

 太陽光発電は昼間電力だね・・・関税をかけても、25年ぐらいは電力を生み出し続けてくれますからね・・・トータルで利益が出るのなら・・・まあ、米国製の太陽光パネルでも採算が取れるのなら・・・増えるね。昼間の電力需要の大きい時間帯の発電ですからね・・・特に、砂漠地帯などの出力予想が簡単な場所での発電だと都合がよいね・・・

 ちょっと気になるのは・・・砂漠を太陽光パネルで覆うと・・・気候が変動するのでは?熱を電気に変えて奪うわけですからね・・・その地区の温度が下がる・・・砂漠地帯の熱を電気に変えて都市部へ移送して・・・最終的には都市部で熱として放出されることになるから・・・これなどは、どうでも良いか・・・ただ、かなりのエネルギーが運ばれますからね・・・

 当たり前のことだが、太陽が出ているのは昼間であるため、太陽光発電は従来の発電所に対する電力需要を、ある程度肩代わりできる可能性がある。

 まあ、ある程度ね・・・出力変動をどのようにカバーするかの問題ですからね・・・天然ガスを燃料とするガスタービンが出力変動に対して対応能力が高いね・・・発電方法の組み合わせの問題になるから悩むわけね・・・

 EVはバッテリーを搭載している。日中にソーラー充電装置を利用できる人は、太陽が出ている間にたっぷりと充電しておけば、電力需要がひっ迫したときにその電力を電力網に戻して、ちょっとしたリベートを得られるようになるかもしれない。

 基本は夜間電力の受け皿になるわけでしょうね・・・家庭では夜間に充電して、昼間に家にいるときは車に充電した安価な電力で生活することになるというだけではないかと思いますがね・・・ただ、これは・・・夜間電力が多く使われるようになって・・・昼間と変わらなくなると・・・夜間電力料金が消えるから・・・果たして有効なのか?

 都市設計が問題になる・・・ライフスタイルとか・・・交通インフラとしての自動車が、エネルギーインフラの中に組み込まれるという事ですね。電気自動車が、電力インフラのバッファーとしての役割を担うかどうかの問題ですね・・・まあ、無停電電源装置のようになるかどうかね・・・私は、一時期、プリウスで海岸の小屋の電力を賄っていたことがありますが・・・12Vの方からね・・・本気で高圧側から電気を取るつもりでいましたが・・・ちょっと、訳ありで手放しちゃったのでね・・・

 一応は、私の海岸の小屋の電力システムは、容量こそ小さいですが・・・システム的には色々と考えて、一時期は多様な発電方式で安定した電力供給を行えるようにしていましたがね・・・現在は、ほぼ解体状態ですね・・・こんな遊びの中で、発送電の知識が蓄積したという感じですがね・・・

 結局は・・・発送電の基本が、需要に合わせて供給する、発電機は出力一定が好ましい、電力需要の変動には高能率のバッテリーがあれば楽・・・さもないと余剰電力を水の位置エネルギーに換えるなどの必要がある・・・揚水発電が大きなバッテリーの役割を果たしているが・・・水資源も多目的で使われるから、大容量のバッテリーが必要とされている・・・問題になるのは、交流のままでは化学電池には蓄電できない・・・だから、直流へ変換する必要があるから厄介というわけですね・・・水を水素と酸素に分けても交直の変換が必要になる・・・

 直流送電は・・・高圧送電でないと厳しいね・・・直流12Vの送電を30m程の細い電線でやっていましたが・・・送電ロスが大きくてね・・・結局は交流送電にしましたが・・・高圧の直流の遮断も難しいしね・・・結局は、交直の変換が問題になるわけですね・・・その変換をしなくて良いのが揚水発電なのですが、既に立地は限界だしね。技術革新で交直変換がかなり楽になった・・・コスト的にもね・・・

 また、「風はたいてい夜のほうが強く吹きます」とケリーが言うように、夜間に風力発電の電力で充電しておけば、クルマで出勤したあとに余った電力を戻すことで、午前中の電力需要に対応できるようになる。再生可能エネルギーに対するこうしたモジュール式アプローチは、風力発電や太陽光発電の業界が直面している最大の問題の1つを解決するのに役立つだろう。

 様々な発電方法があるが・・・結局は、需要に合わせて送電することが難しいというだけの話でね・・・夜間電力を増やしてどうなる?とかね・・・だから、電気自動車をエネルギーグリッドの要素に組み込む・・・ガソリン車は消える運命にある・・・しかし、ガソリン需要が減ると、石油業界は何で食っていくのかね?というよりは・・・ガソリン需要が消えても、その他の油種の需要が存在する限りは、ガソリンも生産されてしまう・・・ガソリンを改質して別の用途にするのかね?原油の中のガソリン成分の需要が減るわけだから・・・?少なくともガソリンスタンドの跡取り息子はガソリンスタンド以外の商売を考えないといけなくなるね・・・

 これまで述べたような動きがEVと再生可能エネルギーで起こっているなかで、全米の電力会社がスマートグリッド技術の導入を進め、センサーなどのフィードバック技術を使って電力需要をリアルタイムで確認できるようにしている。この取り組みが始まった理由の1つは、2013年に米北東部で起こった停電などの大災害に対応できるようにするためだった。

 アメリカの場合はね・・・日本のように発送電の広域のシステム化が進んでいないですからね・・・2013年の米北東部での停電?December 2013 North American storm complex - Wikipedia ふむ、この気象災害で広域停電が起こった・・・竜巻や降雨による土石流などで、社会インフラの破壊があった・・・クリスマスを前にしての電力を暖房に使っている所では、死にそうになった・・・という奴ですね。このときは氷震などの現象も起こっていますね・・・氷震ってのは興味深いね・・・凍土や、湿った地表などが凍って亀裂が入る時の揺れね・・・湖などで御神渡りの起こる時の振動のようなものですね・・・雨後の低温で氷結して起こるというものですね。比較的近年に言われるようになった現象ですね・・・

 EVと電力網がうまく連携できなかったとすれば、それは電力会社が現実で起こっていることから目を背けていたからだ−−ということになるだろう。

 それは無いのでは・・・だって、電力の契約変更申請で動くでしょうからね・・・夜間電力の割引を利用するなら、その申請もするしね・・・受理されて、そこからのアンペア数の変更になるから・・・まさか、アメリカ様の送電は契約の反映が無いとか・・・?柱上変圧器の音がおかしいから、それで、柱上変圧器を増やすとか・・・そういったレベルなのかね・・・?

 このレベルなら、日本の電力会社が・・・アメリカ様の糞田舎の電力網の買収をやっても楽勝じゃないのかね・・・欧州は、電力市場を通して・・・国境を越えた売電が行われることで安定的な供給を目指していますからね・・・国によって送電システムの管理が違いますからね・・・まさか、水素自動車擁護かね?

2018.03.11

  

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