現在をうろうろ（3753） 北朝鮮に関しての御伽噺じゃない報道が・・・？（8）→この最初へ さて、前回の続きですね・・・｢北朝鮮への経済制裁｣現地で見えた真の影響 最新の週刊東洋経済 東洋経済オンライン 経済ニュースの新基準 前回の続きでRFAの報道を眺めているわけですが・・・別に、心配するほどの事は無いと思いますが・・・まあ、事故ぐらいは起こるかもしれないですが・・・大工事をやるだけの基盤ができてきているというだけではないかと思いますがね。発電所を国産で賄えるだけの工業基盤があるのなら無理難題ではないでしょうが・・・？大型のフランシス水車を製造できる工作機械を生み出したのかもしれないしね・・・近頃は、水力発電所を随分と作っていますからね。 発電所を輸入品で作るのなら、外貨が必要になりますが、自国の資源で自国で作るのなら・・・そこには新たな富が生まれる・・・財が生まれるから、その分の紙幣を発行してもOKですからね。雇用も生まれますから・・・国家的な大事業ね。 消息筋は「将来端川発電所の建設の成功するかどうかが、金正恩政権の民心の行方を決定することができ、したがって、金正恩体制の運命に影響を与えることもできる」との見通しながら、「それだけに、中央と地方の幹部はもちろん、一般の住民までも発電所の建設に多大な関心を持って見守っている」と付け加えました。 はあ？何で・・・電気が来ることと、偉大な工事の実現は・・・民族意識の発揚にはなるね。近頃は、長大なトンネルも短期間で掘削していますね・・・あとは、精密測量の技術はありますね・・・今までの実績からすると問題は無さそうな気がしますがね・・・戦前でも25ｋｍ程の導水用のトンネルを掘って、総延長40ｋｍ程で4か所程度の発電所を日本が実現していますからね・・・戦後に北朝鮮でも40ｋｍ程の導水トンネルは掘っているのでは・・・？ 一方、22日に両江道の別の消息筋は「端川発電所は、日本植民地時代の頃ノグチ財閥が設計まで完了たが、膨大な作業量と地理的不安定のために建設を放棄した」とし「金日成も1980年代の西海閘門と端川発電所の建設をめぐり、かなり苦心と聞いている」と言いました。  戦前の計画は、単に時間と資材が足りなかったというより、今回の計画よりも小規模な物だったようですからね。左が戦前の計画のものですね。まるで規模が違うようですからね・・・ 金日成主席が西海閘門建設を終えた後、端川発電所の建設を放棄していたことについて、今でも後悔したと端川発電所は、金日成の生前宿願だった金正日総書記時こそ基礎工事の三水発電所いつ（ダム）を完成することができたと消息筋は付け加えた。 消息筋は「端川発電所は、三水発電所13億立方メートルの水と鴨緑江と合わさる遮蔽布、チャン・ジン川の水をすべて咸鏡南道端川市まで160kmの水路カキ（チャネル）をくぐって落差を利用して電気を得る発電所」と「すべての8つの時と発電所が建設される」と説明しました。 戦前の計画では・・・鴨緑江水系の虚川だけですが・・・どうやら、もっと大規模なようですね・・・ふむ・・・三水発電所の水を引くのね・・・まあ、確かに標高差が、こちらの方が大きいから・・・旧日本の計画を、三水発電所より効率よく利用する計画ね・・・円峰貯水池から、シンヤン貯水池を経て40ｋｍ程のトンネルを掘っていなかったっけ？豆満江の支流の西頭水に円峰貯水池と九雲水に新陽ダムを作り・・・これが旧ソヅス発電所（西頭水発電所）で現在は3月17日発電所とか呼ばれている・・・西頭水系の白頭山英雄青年発電所群とソヅス発電所は・・・？ ここらで見たやつですね・・・サイト内検索が使えないのが・・・ぶつぶつ・・・今度は、41°19'07.3N 128°09'21.4E - Google マップ このダムの水を引いてくる気になったわけですね・・・こりゃ、戦前の日本の計画とは桁違いのスケールじゃん・・・遮蔽布と訳されちゃった川は何じゃらほい？ 消息筋はまた、 "一日平均の建設労働者は40万人であり、完成された場合、合計発電容量は200万kwだ2020年までに3年以内に完成する計画」とし「しかし、専門家は、通常の人材と資材が確保されるといっても2025年までに完成するのは難しいと予想している」と述べました。  結構速く仕上がるのでは・・・？垂直に何か所も掘り下げて、そこから横にトンネルを掘っていくパターンで結構な速度で地下道水路を作っていたりしますからね・・・右の奴ね・・・これだと、およそ１３ｋｍ程かな？竪坑を掘って繋いでサージタンクまで水を引いていますからね・・・これを、もっと繰り返すことになるだけだから、技術面では既に確立しているのだと思いますが・・・ 消息筋は続いて「建設に必要な人材とセメントの量も膨大ですが、数十万トンを超える鉄筋を適時に確保することができるでしょか疑問」とし「チャン・ジン川周辺の流動的な脂質層と三水発電所周辺の石灰岩層も工事中断の要因であり建設に失敗した場合、金正恩政権には大きな負担になるだろう」と強調しました。 失敗しないように計画は立てるのでは二かと思いますがね・・・温泉余土などだと面倒でしょうが・・・昭和9年に開通した丹那トンネルではかなり苦労しましたが・・・脂質層って？地層とは違うようですが地質層か・・・まあ、それほど問題はないのでは、雇用も創出できるし？単に紙幣を発行して配れば良いだけだしね・・・一応は、労働者が富を生み出す予定ですから、紙幣を発行しても、それで悪性インフレななることは無いだろうし・・・結局は、輸入品を使わなくても実現が可能になってきているというだけではないかと・・・？ 経済制裁の中で・・・莫大な外貨というわけには行かないわけですからね。これで、また余計な技術力を与えることになるかね・・・？大型のフランシス水車を製造する技術や、磁気軸受や励磁装置やら・・・大きな鉄製品を製造する工作機械の問題ですからね・・・この記事は、単に・・・土木に関してしか考えていないのかね？だから、浅い内容になるのか・・・ 工業の裾野を考えないからだね・・・土木工学も枯れた技術だし・・・北朝鮮の現在のセメントや鉄筋の製造能力、発電機などの機材・・・これの調達先が国内にあるからやるのでしょうね。やがて、北朝鮮の土木工学者と労働者・・・北朝鮮製の水力発電機がアフリカ辺りに売れるようになるかね・・・？経済制裁がある程度緩和されたら・・・ RFAなどの米国の謀略系の奴は・・・極めて表面的にしか物事を捉えていない・・・単純に「無謀な」というもの「恐怖」というものをどのように演出するか、それしか考えていないようですからね・・・本質はそこには無いのだと思うが・・・考え方の違いだね・・・ワンパターンの事故と公開処刑の話ばかりですからね・・・権力闘争とか、そういったものは一般庶民には関係ないわけでね・・・昨日と同じ生活か、昨日よりちょっと良くなったかな？その程度でよいわけですから・・・さて、続きは・・・ 特に今年は、火力発電所の設備更新など積極的に補強していく方針だ。石炭生産が安定しており、制裁で輸出が厳しくなっているぶん、国内に回し発電量を増強させる。また、山間地帯などでは中小発電所の建設を増やし、電力を効果的・戦略的に供給できるようにしていく。 火力発電所の設備の更新が為されつつあるし・・・機材の製造技術を手に入れるかどうかの問題ですからね・・・輸入ができないから自国で賄う・・・39°00'06.3N 126°09'40.5E - Google マップ ここの火力発電所の建設が進まないのも、この発電所の建物が作れないのではなく、中に収める機材の輸入ができないからですからね・・・輸入ができないなら、自製するしかないから・・・科学力を付けて、工業力を高めて・・・自国製造を行うという事になりますからね。なぜか、北朝鮮にはそれなりの工作機械が存在していますから・・・やがては・・・ まあ、私の見方がかなり異端なのは分かっていますがね・・・さて、自宅へ戻らないと・・・戻って、荷物を置いて・・・海岸へ、野菜を毟って戻ってきました・・・日差しが良いね！ 結局は、制裁の中で・・・発電所を建設できるだけの技術を取得してしまったという感じですかね・・・水力発電所は随分と建設していますが・・・水車などの製造技術を身に着けてしまった・・・大型の鋳物なども作れるようになったし、加工機もあるとかではないかとね。そして、大型の微粉炭バーナーとか、酸素製造機・・・液体空気を分留する技も・・・高圧送電用のトランス類、送電ケーブル、通信用の光ファイバー、メーター類や・・・つまり、金があれば買った方が安いものが、金があっても買えないから・・・高くついても国産という風になったのでしょうからね。高くなっても国産・・・これができるかどうかの問題ですね。普通はやらないから・・・中国はボールペンのペン先を買う事で安価に・・・しかし、馬鹿にされたので威信にかけて・・・で、作っちゃった・・・こうなると、多少の品質には目をつぶって使うしかないし、熟練への一歩を踏み出すことになる・・・ 工業は科学だから再現性がある・・・それだけの話ですね。工業の裾野の広がりは・・・ある程度、意地で作らないといけない部分に依存している・・・他に依存すると大きな伸びは期待できないという事なのだろうと思いますね。どうやら、制裁が・・・叱咤の効果じゃなく、激励をやっている・・・ つまり、採算度外視の赤字覚悟の技術開発ね・・・資源国は工業国になかなか転換できないのは、資源を売れば物やサービスが買えるから・・・採算度外視での技術習得などは普通はしない・・・それだけですね。冷戦下で米ソの科学技術の急速な伸長も同じですからね・・・ 2018.03.03 |
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