現在をうろうろ(375)

 北朝鮮の海岸防衛・・・軍事境界線から北へ・・・・・・北朝鮮のカジノと太陽光発電と火力発電とエンジンと

 さて、エネルギーというのが自国で賄う事ができないというのは問題ですね・・・しかし、北朝鮮の石炭火力が見当たらないのは気になります・・・なんとなく、主体鉄などの工場で排熱発電を行っているとか?中国で沢山見たような石炭火力発電所らしいものを目にしませんから・・・平壌には普通の火力発電所がありますね。このあたりが気になるわけです・・・粉炭を燃やす技術が無いわけではないが・・・不安定な電力事情でもそれほど問題ないのかと?日本の電力は極めて上質で・・・瞬停など起こりませんからね・・・起こるのなら・・・PCはノートパソコンにしますね。バッテリーでバックアップされていますから・・・ただ、重要な場所は電力のバックアップがあるようですからね・・・実はそれなりに対策しているとか?冷蔵庫も無ければ、停電はこわくない・・・停電で原稿が仕上がりませんでした・・・良い言い訳・・・電気が不安定なのも悪くないかも?

 ちょっと、日本は電力に頼り過ぎているのでは?ちょくちょく停電があれば、電気についてもう少し良く考えるようになりそうな?そんな気がしますね。北朝鮮の場合は、明らかに傾斜生産方式を取っているのでしょう。

 電力依存体質でないために可能なのかもしれませんが・・・石炭・鉄鋼を増産し、電力を基礎財の生産に回し、できれば化学肥料生産を行い・・・国民生活は経済再建のため当分更に窮乏・・・これを続けてきた・・・計画停電は当たり前・・・輪番停電が常態と化す・・・それも悪くないのでは?2時間なら、冷凍食品も溶けないし・・・電気が無くても困らない生活をすれば良い・・・省エネの心得ですね。私の場合は・・・太陽光発電とバッテリーシステムを使っていましたがね・・・

 しかし、電力市場を設けると・・・買えなかったら停電なのかね?このあたりが気になりますね。明日の8時から17時まで1kWをXX円で入札、買えなかった・・・電気は来ない・・・なのかね?これって電気行政の後退を意味するようにしか思えないが・・・有り余る電力が経済の活性化に不可欠と思うのだが・・・北朝鮮には有り余る電力、これが無いから貧乏している・・・

 どうやら北朝鮮にも太陽光発電があるようです。ちょっと前に1か所、らしきものがあったんですが、今度は規模が違いますね・・・座標は・・・

 42°18'01.07" N 130°23'18.35" E ここですね。右のようにリゾート施設の庭先に太陽光パネルが設置されているようです。この建物はどうやら、北朝鮮のカジノでありホテルである・・・英皇賭場とかエンペラーホテルとして知られているものだと思われます。

 外貨が稼げる場所の電気が止まるのは避けたいという事ですかね?2012年の5月から2013年の6月の間に設置されたようです。ここへ電力を供給していると思われる発電所は・・・座標・・・

 42°19'38.58" N 130°22'57.66" E ここですね。

 重油専燃のボイラーを持つ発電所ですかね?

 やはりタービンが気になりますね。大日本帝国統治下にタービン技術が朝鮮に移植されていたのか?少なくとも、タービン船は朝鮮郵船が保有する光州丸(旧定州丸)など存在しますが、こういった船のタービンの保守管理はどうしていたのか?技術の伝統ですね・・・現在を知るためには、ある程度、過去の技術系統をチェックしないとね・・・

 戦前の朝鮮での造船関連の資料は少ないのが難点です。レシプロのスーチームエンジンというわけではないでしょうが・・・気になりますね。

 北朝鮮の大量の小型艇のエンジンなど、どこから仕入れてきたものなのやら?まあ、鉄のエンジンは色々と修理できて・・・頑張れば新品同様になりますが・・・そういえば、日本では、気合を入れたエンジン整備は乗用車では殆ど行われなくなっていますね・・・

 古くなって摩耗したシリンダーなどは、ボーリング屋で削り直してオーバーサイズのピストンを組み込んで・・・そういえば、今の車にはオーバーサイズのピストンなんって指定が無いですよね?アルミニウム合金のエンジンで、シリンダースリーブの交換か?交換もしないですかね?そもそも、エンジンのオーバーホールなどもしないか・・・私も、エンジンのオーバーホールなんか20年ぐらいしていないですね・・・今のエンジンはちょっと手が出しにくい・・・ただ、リビルトエンジンは出回っているし・・・リビルトエンジンは専門工場でのオーバーホールと考えても良さそうですが・・・私も117クーペのツインカムエンジンのフルオーバーホールを自分でした事がありますが・・・専門工場でやるべきだと思いますね。リビルト品の方がリーズナブル、私がやったオーバーホールは事実上仕方なしのオーバーホールでしたから・・・カムシャフトとクランクシャフトを外す羽目になった修理・・・あの頃はリビルト品は無く、解体屋にもあまり在庫がありませんでしたからね・・・お金が無かったので、ガスケットキットとデストリビューター駆動シャフト、バルブ2本、ついでにピストンリングセット・・・そんな物の交換でしたから、チューニング目的ではない仕方なしのオーバーホールでしたね。

 まあ、乗用車の感覚で、船舶用のエンジンの信頼性を考えてはいけないのでしょう・・・北朝鮮の小型艇のディーゼルエンジンの直系の先祖は多分、ドイツの小型潜水艦用の高速機関で、ソ連の改良でしょう・・・すると、数ヶ月の航海を年に数回繰り返すから、半年ぐらいの動き続けて20年程度の耐久力がある・・・現在の運用状況だと、手入れが良ければ半世紀から丸一世紀は楽に持ちそうな?そんな気がしますね。あとはバッテリーがちゃんと供給されているか?その問題でしょう。

 堅牢な設計のエンジンは長持ちするのは良いとして・・・羅津・羅先には別にも送電系統がありそうな感じです。なんとなく、水力発電も行われている気配があります。近くのダムの標高が300m程度ありますから・・・発電してないはずは無いのですが・・・発電所と思われる建物が標高差100m程度でありますが、サージタンクは確認できないし、送電設備が不明なんでね。旧来的な装置を使っていないような感じですね・・・ただ、ここの発電所の建物と思われるやつは・・・どこかで見た気が・・・

 とにかく、琿春と羅先・羅津は道路で完全につながっていますね。そして、鉄道ではロシアと・・・満州が海とつながるという事です。世界は国境を越えた通商路が広がりつつあるという事ですね。そして、この港が中国とロシアと世界を結ぶのであれば、その時には津軽海峡の重要性が増すのか?

 そうなると・・・中国資本が青森・函館あたりに投下されるのかね?中国の対米輸出が伸びる?満州帝国の外港として企画された場所が活況を見せる前段階に入っているとすれば・・・中露関係も重要になる・・・日本は、モンゴルの石炭をロシア経由で買い付けたがってもいますから・・・ただ、ロシアルーブル圏と中国元圏、ユーロ圏、ドル圏・・・この問題ですかね?

 日本は外貨準備の運用法はどうなっているのかね?近頃ロシアとの関係を重視しようとしているから、もしかしてロシアルーブルを積み上げているとか?そのため・・・ロシアルーブルの下落で損をしたとか?

 さて、これで北朝鮮の東海岸はざっと見たことになりますね。次はやはり・・・元山から平壌ですかね・・・高速道路をざっと見て、一般道を眺めればOKでしょう。

2014.08.17

  

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