現在をうろうろ(372)

 北朝鮮の海岸防衛・・・軍事境界線から北へ・・・軍事基地と民間人との関わりと、日本の未来の国土は?・・・

 防衛は結局のところ、人口の多い所を防衛するという事になるようですね。従って、離島防衛などは後回しになる・・・ゴールドラッシュでも起これば、そこは防衛すべき価値が出てくるという事ですね。残念ながら、そういった場所が少ないし、資源調査でも真面目にしなければ分からない・・・ゲオルク・アグリコラの鉱山書デ・レ・メタリカ De re metallica・・・1550年に完成した本の中の、鉱山を開いてはいけない場所の中にも、明記されていますね。暴君の支配する場所に隣接する所・・・鉱山は、それを取り巻くインフラが結構ありますから・・・丸ごと失うと痛いのでね・・・茂山の鉄山などは、選鉱のための電力のためのダムと発電所一式、選鉱所、鉄道、城津のロータリーキルンによる直接製鋼の製鉄所という一貫した生産設備が、敗戦により失われますからね・・・僻地であっても魅力ある世界に変えることができれば、そこは僻地ではなくなる・・・しかし、戦争がその富を我が国の企業の手から奪った・・・

 さて、海岸の防衛陣地の分かりやすいものがありますね。この場所は軍事目標になりますから・・・近くに民家はありませんね。結局のところ・・・軍事目標となる基地は、平時では経済の活性化につながると思いますが・・・兵士とその家族分の経済の伸長が見込めますからね・・・

 日本も、本気の戦争をする国になりましたから・・・軍事基地の周辺の避難計画なども明確になるのではないかと・・・というより、明確にしないと、有事の際にどうなるのか?基本的には、現在の戦争に関する国際法では、民間人は戦争に巻き込まれないようになっていますが・・・我が国の軍事基地は・・・困った事に、民家に囲まれている・・・そんな場所が多いような感じですからね。

 北朝鮮の軍事基地は一応民家と混在は都市域が狭いのであまりありませんが・・・それでも気になりますね・・・ただ、雰囲気としては、準軍事化した自治会組織でしょうから・・・かつての我が国の隣組より強力な武装した組織と考えたらよいような感じですね。我が国の隣組だと・・・軍国的機密行動が中心ですね。他には消防を中心とした防空であるとか・・・消極的な防衛ですね。北朝鮮では・・・多分・・・律令型の武装民間防衛組織なのでしょう。従って・・・地域防衛意識が高い・・・兵士となるものは陣地へ、家族は山へ・・・この防衛線の抵抗力は大きいですね・・・日本もこの手で国防を行うのかね?さもなければ、莫大な防衛費が必要ですから・・・日本の防衛は現状では本土決戦型ですからね・・・海外領土を巡る戦いにはならない・・・最初から本土決戦を前提とした戦いになる・・・そこまで敗戦によって領土は縮小されていますからね・・・

 今回、奄美大島に基地が作られる事になりましたから、対中国戦の主戦場は、沖縄になり本土防衛の前線は奄美大島に決したとなるのでしょう。アメリカを巻き込むための布陣・・・アメリカは、沖縄の後方基地として沖縄の兵器を日本本土への分散を図っていますから・・・戦争の足音は近付いていると考えて良いのではないかと・・・

 さて、この海岸陣地の基本は元山付近からのものと同じものですね。対艦ミサイルを保有し、海岸には土手と湿地を交互に置いて構成した自然障壁による防衛と、その内側の塹壕による抵抗戦・・・そして、その背後の重火器・・・山に入ればそれなりの陣地・・・縦深防御陣地ですね。日本も九州あたりはこうなるんですかね?大がかりな地形改変・・・環境行政に反するもの・・・軍事は優先される、日本も先軍主義のまねをするのでしょう・・・農地収用に関する法律がやがて出てくるはずですね。その後は、民家の収用・・・戦争だから・・・

 日本の奄美大島を眺めていれば、今後どうなるのかが分かるはずですね。18年度までに550人ほどの兵士を収容する基地が作られ、対中国戦になったら真っ先に狙われる中距離の地対空・艦誘導弾部隊が奄美市と瀬戸内町に配備するとの事ですからね・・・この両市町の平野は、ほぼ民家に埋め尽くされていますから・・・特に瀬戸内町は・・・従って、民間人が避難する場所が無い・・・そうなると、大がかりな地形改変を行って軍事基地を作るのかね?ミサイル陣地ですから、辺鄙な所でもOKでしょう・・・ミサイルの散布界をどのぐらいに見積もるかの問題でしょうが・・・基地のサイズは、上の北朝鮮の基地の場合でも最寄りの集落とは500m程は離れているようですから・・・半径500mの範囲の軍事基地領域とその緩衝地帯を作るとして・・・既に国道58号線が強化されようとしているようですから・・・国道沿いの山の中に基地が作られる可能性が高いですかね?

 国道トンネルの掘削に伴って、既に基地の準備ができつつあるかも知れませんね。あまり奄美大島に興味を持つと、眺めに行きたくなりますから、深入りは避けましょう・・・何しろ貧乏ですから・・・さて、北朝鮮の方も海岸線の残りは少なくなりましたから、次の企画を考えないと・・・

 小型艇の発進台を備えた基地が洛山駅の近くにあります。座標は・・・

 42°06'41.39" N 130°10'55.16" E このあたりで、左のように2つの発進台があります。それぞれに12・13隻程が配備されていますね。

 兵装は魚雷は搭載していないような感じですし、武装は機銃と携行型の対空ミサイルや対戦車ミサイルなどを装備しているのか?そんな気がしてきますね。

 魚雷は調整を要する小型潜航艇のようなものですから、これだけの配備数からすると魚雷は高価すぎますからね。多連装のミサイルなどが、上陸部隊への制圧兵器としては有効ですかね・・・たぶん装備としては無誘導のロケット弾とかではないかと・・・配備数からするとね・・・これなら、価格的にもリーズナブル・・・貨物船なら140mm程度の炸薬量50kg程度のものでも大きなダメージを与えられるでしょう・・・2km以内に近付けば、無誘導ミサイル弾でも外洋商船サイズなら必中距離でしょうからね・・・

 海軍の兵装に関してはずいぶんと分かってきましたが・・・庶民の生活が良く見えませんね。自由市場が開設され、都市部では水道があるが、地方は川沿いの自然集落に近いものですね。家・・・戸数は基本的に耕作地の広さで規定されるようですし・・・特殊出生率は1.86と推定されているようです・・・多分、この数は現実に近いような気がしますね。一応、衛星写真から潰れ屋を見る事は無いのでね・・・産業のある地域では人口が増加している気配もありますが・・・農業生産のパターンからすると、人口増が見込めるような雰囲気ではないですね・・・多分、肥料生産の増加と、上下水道の普及が鍵になるような感じです。生産物からすると、大麦とトウモロコシ、高粱の類が主食、わずかに米・・・昔の日本と変わらない可能性がありますね。特に東岸部では米の大規模な栽培は平地の一部に限られているようですから・・・結局は窒素肥料の生産にかかっている部分でもあるのでしょう・・・日本は有機農法が叫ばれているが、これもまた後ろ向きのような?清浄野菜なんって言葉はどこへ行ったのやら?

2014.08.14

  

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